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学生の本分は

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ベッドに押し倒したシンヤの鎖骨に吸い付く、相変わらずの肺活量不足でキスマークはつけられなかったけれど。

「は……すごいね、シンヤくんもうビンビンじゃん」

爽やかな夏の印象があるストライプの下着。一緒に買いに行った思い出が蘇るブラを上にズラし、シンヤの胸を露出させてまずは視覚で愛でた。次は触覚か、味覚か、迷うな。

「僕、たまには柔らかい乳首をふにふにしたいんだけどな。シンヤくんったらえっちで困るよ」

硬く尖った乳首をピンッと指先で弾いてやる。ぷるるんっと揺れる薄紅色の突起が僕を狂わせる。

「ひゃんっ!? ヒ、ヒロくんが弄るから……」

「乳首勃ちやすいのは僕のせい?」

真面目で優しいシンヤのことだ、僕の責任だと口にするのは嫌なのだろう。シンヤへの言葉責めは慎重にしなければ、素直な彼は本気にしてしまう。

「そう、僕のせいだよ。男の子なのにブラ着けなきゃ生活できないくらいの敏感乳首になっちゃったのも、ちょっと興奮しただけでビンビンに勃っちゃうのも、勉強の予定だったのに今からイきまくるのも、ぜーんぶ僕のせい」

「……ひどい♡ ヒロくんは、ヒーローなのに。ヒーローはそんなことしちゃダメなのに」

「顔も身体もエロエロで男の劣情を煽る悪い君を管理下に置いてるんだよ。ヒーローは無闇な殺生はしないんだ、正義堕ちする敵幹部ってヒーローモノの王道だろ?」

「俺、そんな……え、えろえろ? じゃない……俺に興奮するのはヒロくんだけだよ、ヒロくん好みにしたんだから……♡」

シンヤは僕の手を取り、黒と金色のツートンカラーの髪に触れさせた。僕の好みに合わせた不良風ファッションの中でも髪は彼の一番の自慢らしい。

「前痴漢されたくせに何言ってんの。君によく似た子が主人公のエロラノベが売れてるんだから、僕の好みはそんな特殊じゃないよ」

「俺、そういうのは……ヒロくんにだけ……」

「分かってるよ。君は僕のものだ、僕は君のもの」

ブラに隠れていた素肌に触れる。乳輪にはギリギリ触れない位置を責め、ゾクゾクとした快感を味わうシンヤの顔を見る。快楽に溺れ切れない悩ましげな表情はたまらない。

「ぁ……♡ はっ……♡ ぁ、あ……♡ ヒロくんっ……♡ ヒロくん……♡ 乳首、して……♡」

「どうしようかな~?」

人差し指と中指を乳輪の外側に置き、乳首を拡げるように外側に皮を引っ張ったり、乳首を挟むように皮ごとつまんでやる。

「んっ♡ ゃあっ♡ 乳首っ、乳首がいいのにぃっ♡」

「シンヤくん、皮膚よく伸びるね。すべすべだし……触って欲しそうに吸い付いてくる」

乳輪すら避けたまま皮をつまんで間接的に乳首を揺らす。ぷるぷると震える桃色の先端の光景はもちろん、僕ののために手入れされた肌の触り心地もたまらない。

「あぁ……本っ当に、幸せ……!」

健気な美少年に跨り、彼の身体を弄びながら下卑た笑顔を浮かべた。そんな僕を見上げてシンヤは「俺も♡」と可愛く微笑んだ。
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