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着たままの素晴らしさ

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白い肌に映える黒いレースのブラ。レース越しに肌が透けている部分が多いのに乳首だけはしっかりと守られていて、つまんだ感覚に違和感がある。

「流石に乳首はしっかり守ってあるね、ブラ越しにつまむとシンヤくんの乳首が大きくなったみたいな感じするよ」

薄いパッドごと乳首をつまみ、ちゃんと力が伝わるようにいつもより強めにつまむ。そしてそのままくりくりと弄る──ブラの内側で滑ったのか、シンヤの乳首が逃げてしまった。

「ひゃぅんっ♡♡ んん♡ ヒロくん……♡♡」

「ごめん、痛くなかった?」

「気持ちいい……♡ ヒロくん、次……直接♡」

下着の上からと直接、どちらから胸を弄るのが好きなのか判断するための愛撫。ブラと肌の隙間に手を滑り込ませ、中指で乳輪ごと乳首を押し上げる。

「んぁ……♡ ヒロくん♡ つまんで♡」

「もちろん」

「んぁあんっ♡♡♡ ぁ……♡ ヒロくんの指のあったかさ、伝わる……♡」

硬く尖った乳首のまるでグミのような感触がたまらない、ブラと肌の隙間に見える薄紅色も相まって、美味しそうに見えてしまう。

「は、ぁん……♡ 先っぽ♡ ブラに擦れる……♡」

僕がつまんでいるのはシンヤの乳首の根元だ、乳輪も巻き込むような位置だ。乳頭は指の間に隠れていないので、絞り出された乳頭はブラの内側に擦れることになる。誤算だが、イイ。

「くりくりしたらもっと擦れるかもね」

「そんなぁ……♡♡」

「……楽しんでね」

指の間でシンヤの乳首をくりくりと転がして弄り回す。ブラ越しよりも明確に反応がいい、蓄積されていたのかもしれないが直接の方がシンヤは好きそうだ。

「あっ♡ あぁんっ♡♡ ヒロくぅんっ♡♡ 指っ、きもちぃいっ♡♡♡ くりくりしゅごいっ♡ 先っぽつらいぃっ♡♡」

「やっぱりブラに擦れちゃってる? あーぁー、腰揺れちゃってるよ。可愛いね、シンヤくん」

「ぁ、あぁっ♡ はぁん♡♡ ぁんっ♡♡ ヒロくんの指紋っ、分かっちゃうかもぉ♡♡」

「それいいね、僕以外にされたら……痴漢とかにされたら、僕以外だってすぐ分かるじゃん、指紋認証だ、すごいね」

トロトロに蕩けたシンヤの顔を見れば下着越しと直接どちらがいいかは明白だ。僕はシンヤ要望のくりくりという弄り方をやめ、ブラに任せていた乳頭への愛撫を始めた。

「ぁふぅうんっ♡♡♡ らめっ♡♡ 先っぽイっちゃうぅっ♡♡」

「ブラと浮気した罰」

「しょんなぁっ♡♡ ヒロくんがくりくりしゅるからっ、先っぽブラに擦れちゃったのにぃっ♡♡」

「シンヤかんがくりくりして欲しいって言ったんだから、シンヤくんから誘ったってことだよ。罰は乳首イキ、ほら、はやく、イって」

シンヤが目を閉じて快感に集中し始めたのを確認したら、僕は指の腹で擦るのをやめて指と爪の境目の部分でカリカリと引っ掻いてやった。

「ひぁっあぁあぁんっ♡♡ イくっ♡♡ イくぅぅうっ♡♡♡」

「……っと、大丈夫? シンヤくん」

絶頂して力が抜けた身体が倒れてくる。背の高いシンヤを支えるのは僕では難しい。

「ひ、ろ……くぅん♡ 俺……直接のが、好きぃ♡」

「……そっか」

だからと言ってせっかくの下着を脱がしはしない。下着の中に手を入れて直接触るのと、裸の身体に触れるのは、全く違うのだ。甲乙つけがたいから雲泥の差という言葉は使わないでおくが、そのくらい違う。

「……昼休みはまだまだ長いよ」

「ぁ……♡」

下着の上から両胸を下から持ち上げるように揉む。そうすると平たい胸でも皮が寄って身体がブラに似合うようになる。僅かな偽の谷間に口付けると、シンヤは僕をぎゅっと抱き締めてくれた。
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