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放課後羞恥プレイ
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教室内の窓は廊下側と運動場側の二面にある。シンヤを立たせたのは運動場側、四階なので部活の様子がよく見える。
「ヒロくん……? 窓際で何するの? あのさ、俺……なんか勘違いした? ヒロくんがこういうの好きだと思って、その……自分で服めくったりしたんだけど、ヒロくんの好みと違った?」
「ん? あぁ、心配しないで。僕はシンヤくんのこと大好きなままだよ」
シンヤは目を見開き、それからため息をつきながら微笑んだ。安心してくれたようだ。僕なんかの愛情の増減を気にして不安がったり安心したり──見に余る光栄とはこういうことなんだろうな。
「ただ、さぁ……まぁ、ちょっと気に入らないこともあるんだよね」
「……っ!? な、何? すぐ直す! すぐヒロくんが気に入るようにするから教えて!」
「自分でもここまでとは思ってなかったんだけどね、僕って独占欲強いみたい」
「独占欲? 独り占めしたいってやつ? 何を?」
「……君だよ、恋人なんだから」
シンヤの顔が一気に赤く染まる。僕から目を逸らしてしまう彼は可愛過ぎて、僕の中のドロッとした愛情が零れてしまう。醜いそれはシンヤに見せたくないのに、抑えが効かなくなる。
「君のこと独り占めしたいんだ」
「う、うん……♡ 二度と他の人にレイプしてとか頼んだりしないよ?」
「カーテンとかあればまだいいけど、周りに人が居るのに可愛い声出したり、まだ先生いたのに服脱ごうとしたり、エロい顔したまま先生に返事したりさ……嫌なんだよ、シンヤくんの可愛い顔も声も裸も僕だけのものがいい」
目を丸くしているシンヤをそっと抱き締める。シンヤはすぐに僕の背に腕を回して幸せそうに頬を緩めた。
「…………ごめんね?」
「いいよ……僕が勝手なこと言ってるだけだから。シンヤくんが他の奴らにエロい顔見せて他の奴ら煽って遊びたいって言うなら、しててもいいし」
「俺はヒロくんが好きなことしかしたくないよ」
「……シンヤくんの趣味とか、シンヤくんがしたいこととか、ないの?」
腕の中のシンヤの瞳をじっと見つめる。彼は真っ直ぐな目をして首を傾げた。
「俺はヒロくんが趣味で、ヒロくんが俺にさせたいことが俺のしたいことだよ」
「…………僕にされたいこととか、ない?」
「ヒロくんの好きなようにして欲しいけど……?」
受け身なだけと思っていいのだろうか。僕を好いてくれるのはとても嬉しいけれど、彼からの要求がないのは少し寂しい。
「それで? 窓際で何するの?」
「……こうするんだよ」
僕はシンヤの肩を掴んでひっくり返し、窓の方を向かせた。肌着をめくらせて素肌を窓に密着させた。
「ひぁっ……!? 冷たっ……」
乳首が窓に押し潰されて淫猥な光景が出来上がっているのだろう。しかし、この窓を向こう側から見られる場所は存在しない、この学校は校舎が向かい合っていないのだ。運動場から見上げても角度や距離の問題でよく見えないだろう。
「シンヤくん、下見て。みんな真面目に部活してるよ。シンヤくんは何してる?」
「え……? えっと……何してるんだろう」
シンヤの肩を掴み、彼の体をゆっくりと動かす。窓に押し付けられた胸が独特な音を立てて擦れる。皮膚が擦れるほど密着させているのだから当然、突き出た乳首はより強く擦れる。
「んゃあぁああっ!? 冷たっ、ゃだっ、擦れてるっ、ヒロくん擦れてるぅっ!」
「みんな部活したり、早く家に帰って勉強したりしてるけど……シンヤくんは何してるの?」
「はぁっ、はぁっ……な、何? えっと……窓に、胸……擦り付けてる」
肩を掴んで引き、窓から少し離す。背後から手を回してシンヤの胸を揉む。
「ぁんっ♡ ん♡ んんっ♡ ヒロくぅん♡」
体を使ってシンヤを窓に近付け、指の隙間からはみ出させた乳首を窓に押し付ける。
「ひんっ!? 冷たっ♡ ぁ♡ 今揉んじゃ……♡♡ ぁ♡ んんっ♡♡」
太ってもいない鍛えてもいないシンヤの胸はぺったんこだ。揉めるものは皮しかないが、皮だけだからこそフニフニして触り心地がいい。
「みんな何かしら青春を謳歌してる放課後に、シンヤくんは何してるの?」
「ん……♡ えっちなこと、してる……♡」
「神聖な学び舎で外に向かって裸晒して胸揉まれて興奮してるんだ」
「うん……♡ 俺、悪い……?」
「シンヤくんは自分の意思で自分だけでえっちで悪いことしてる?」
僕の存在を教えるように耳に息を吹きかける。
「ひあっ♡ ヒロくん……♡ ヒロくんが、俺にえっちで悪いことしてる……♡♡」
「……みんなが色んなこと真面目にやってる時に、シンヤくんは何してるの?」
「…………恋人と、いちゃいちゃしてる♡」
「うん、何よりも大事で誰より充実した時間だよね。もっとしようか、それとも他のみんなみたいに真面目ないい子する?」
「……ヒロくんと悪いことしたい♡」
シンヤの方から求めてくれた。喜びを噛み締め、シンヤの耳元で囁く。
「……じゃあ、続けようか」
「うん……♡ ぁっ♡ ひぁ♡ ゃん♡ ヒロくん……♡♡ んんっ♡」
シンヤが自我を出してこないのはきっと僕との時間がまだ短いからだ。ふとしたことで不安にならないくらい僕を信じてくれたなら、きっと──
「ヒロくん……? 窓際で何するの? あのさ、俺……なんか勘違いした? ヒロくんがこういうの好きだと思って、その……自分で服めくったりしたんだけど、ヒロくんの好みと違った?」
「ん? あぁ、心配しないで。僕はシンヤくんのこと大好きなままだよ」
シンヤは目を見開き、それからため息をつきながら微笑んだ。安心してくれたようだ。僕なんかの愛情の増減を気にして不安がったり安心したり──見に余る光栄とはこういうことなんだろうな。
「ただ、さぁ……まぁ、ちょっと気に入らないこともあるんだよね」
「……っ!? な、何? すぐ直す! すぐヒロくんが気に入るようにするから教えて!」
「自分でもここまでとは思ってなかったんだけどね、僕って独占欲強いみたい」
「独占欲? 独り占めしたいってやつ? 何を?」
「……君だよ、恋人なんだから」
シンヤの顔が一気に赤く染まる。僕から目を逸らしてしまう彼は可愛過ぎて、僕の中のドロッとした愛情が零れてしまう。醜いそれはシンヤに見せたくないのに、抑えが効かなくなる。
「君のこと独り占めしたいんだ」
「う、うん……♡ 二度と他の人にレイプしてとか頼んだりしないよ?」
「カーテンとかあればまだいいけど、周りに人が居るのに可愛い声出したり、まだ先生いたのに服脱ごうとしたり、エロい顔したまま先生に返事したりさ……嫌なんだよ、シンヤくんの可愛い顔も声も裸も僕だけのものがいい」
目を丸くしているシンヤをそっと抱き締める。シンヤはすぐに僕の背に腕を回して幸せそうに頬を緩めた。
「…………ごめんね?」
「いいよ……僕が勝手なこと言ってるだけだから。シンヤくんが他の奴らにエロい顔見せて他の奴ら煽って遊びたいって言うなら、しててもいいし」
「俺はヒロくんが好きなことしかしたくないよ」
「……シンヤくんの趣味とか、シンヤくんがしたいこととか、ないの?」
腕の中のシンヤの瞳をじっと見つめる。彼は真っ直ぐな目をして首を傾げた。
「俺はヒロくんが趣味で、ヒロくんが俺にさせたいことが俺のしたいことだよ」
「…………僕にされたいこととか、ない?」
「ヒロくんの好きなようにして欲しいけど……?」
受け身なだけと思っていいのだろうか。僕を好いてくれるのはとても嬉しいけれど、彼からの要求がないのは少し寂しい。
「それで? 窓際で何するの?」
「……こうするんだよ」
僕はシンヤの肩を掴んでひっくり返し、窓の方を向かせた。肌着をめくらせて素肌を窓に密着させた。
「ひぁっ……!? 冷たっ……」
乳首が窓に押し潰されて淫猥な光景が出来上がっているのだろう。しかし、この窓を向こう側から見られる場所は存在しない、この学校は校舎が向かい合っていないのだ。運動場から見上げても角度や距離の問題でよく見えないだろう。
「シンヤくん、下見て。みんな真面目に部活してるよ。シンヤくんは何してる?」
「え……? えっと……何してるんだろう」
シンヤの肩を掴み、彼の体をゆっくりと動かす。窓に押し付けられた胸が独特な音を立てて擦れる。皮膚が擦れるほど密着させているのだから当然、突き出た乳首はより強く擦れる。
「んゃあぁああっ!? 冷たっ、ゃだっ、擦れてるっ、ヒロくん擦れてるぅっ!」
「みんな部活したり、早く家に帰って勉強したりしてるけど……シンヤくんは何してるの?」
「はぁっ、はぁっ……な、何? えっと……窓に、胸……擦り付けてる」
肩を掴んで引き、窓から少し離す。背後から手を回してシンヤの胸を揉む。
「ぁんっ♡ ん♡ んんっ♡ ヒロくぅん♡」
体を使ってシンヤを窓に近付け、指の隙間からはみ出させた乳首を窓に押し付ける。
「ひんっ!? 冷たっ♡ ぁ♡ 今揉んじゃ……♡♡ ぁ♡ んんっ♡♡」
太ってもいない鍛えてもいないシンヤの胸はぺったんこだ。揉めるものは皮しかないが、皮だけだからこそフニフニして触り心地がいい。
「みんな何かしら青春を謳歌してる放課後に、シンヤくんは何してるの?」
「ん……♡ えっちなこと、してる……♡」
「神聖な学び舎で外に向かって裸晒して胸揉まれて興奮してるんだ」
「うん……♡ 俺、悪い……?」
「シンヤくんは自分の意思で自分だけでえっちで悪いことしてる?」
僕の存在を教えるように耳に息を吹きかける。
「ひあっ♡ ヒロくん……♡ ヒロくんが、俺にえっちで悪いことしてる……♡♡」
「……みんなが色んなこと真面目にやってる時に、シンヤくんは何してるの?」
「…………恋人と、いちゃいちゃしてる♡」
「うん、何よりも大事で誰より充実した時間だよね。もっとしようか、それとも他のみんなみたいに真面目ないい子する?」
「……ヒロくんと悪いことしたい♡」
シンヤの方から求めてくれた。喜びを噛み締め、シンヤの耳元で囁く。
「……じゃあ、続けようか」
「うん……♡ ぁっ♡ ひぁ♡ ゃん♡ ヒロくん……♡♡ んんっ♡」
シンヤが自我を出してこないのはきっと僕との時間がまだ短いからだ。ふとしたことで不安にならないくらい僕を信じてくれたなら、きっと──
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