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きゃんぷ、にじゅうご
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雪兎はボストンバッグの中からポーチを取り出し、その中からコックリングを探し当てた。
「ユキ様、あの……俺、それ嫌い……」
「お仕置きだって言ってるでしょ」
反論虚しくコックリングが取り付けられる。陰茎の根元が強く締められ、その圧迫感と痛みに興奮して腰をくねらせる。
「心配しないで、これ以上ここ虐めたりしないから」
コックリングがポーチから出される時に見えたローターが亀頭に固定されることはなさそうだ、最悪の未来は避けられた……なのに何故か俺は不満を覚えている。
「じゃあ何するんですか?」
「ここだけ」
左乳首に取り付けられていたクリップ型のローターが外される。白い指先が褐色の胸筋の谷間に溜まった精液を掬い、硬く膨らんだ乳首に塗りつける。
「んっ……ぁ、ああっ、ひぁっ! ああぁっ……!」
「胸だけでこんなに感じるなんてさ、もうポチは普通には戻れないよね。散々弄られて大きくなっちゃってるからみっともなくてシャツ一枚じゃ外出られないし、温泉や海にも行けないよね」
くちゅくちゅと音を鳴らされ、優しくこねくり回され続ける。決定打にはならない愛撫に焦れったさで狂いそうになる。
「ん、ふっ……んんんっ……! ユキ様っ、もっと強くぅ……」
雪兎の指が乳首から離れる。刺激すらなくなるなんて耐えられなくて必死に体を反らし、胸を突き出す。
「おーぉー反っちゃって、そんなに胸触って欲しいのかよ真尋。っていうかさユキぃ、胸に白いのついてると母乳っぽくて興奮しない?」
「雪風の精液だろ」
胸を突き出して体をくねらせると右乳首を挟んだままのクリップ型のローターが揺れ、右乳首には刺激が与えられる。
「ユキ様っ、ユキ様ぁっ! お願いです、右もぉっ!」
「右? 何の右? しっかり言ってくれないと分からないよ、どこを、誰に、どうされたいの?」
「ぁ、う……ち、乳首を、ユキ様にっ……いじめて、欲しい」
顔が熱くなるのを感じながら白状すると雪兎は満足そうに笑った。
「どんなふうに虐められるのが好き?」
「ぅ……つ、爪、で。弾いたり、引っ掻いたり、抓ったり……めちゃくちゃに、痛いのが……好きです」
「ふぅん……じゃあ、こうかな」
桜貝のような爪が乳頭を押し潰す。虫刺されの腫れにするように、突起が無理矢理胸の中に入れられる。
「ぁあああっ!? 痛いっ、痛いぃっ、痛い痛い痛いぃいっ! ひぃっ、ィ、ぁあっ!」
「それで、こうでしょ」
爪で陥没させられた乳頭が爪によってぐりぐりと掻き回される。その爪は人差し指のものなのだが、親指の爪が乳輪を抑えて挟まれるともう突起がえぐれてしまいそうな痛みを覚え、興奮した。
「イぐぅぅうっ! ぃああっ! 痛いぃっ、ひ、ィくっ、ぐりぐりっ、痛っ、ぁあああっ……イくっ、イぐぅっ!」
「好き?」
「ぅうぅぅっ……しゅきっ、しゅきぃいっ! もっと、もっとぉっ、ちぎって、もぉちぎってぇっ!」
「それは流石にドン引きだよ? ふふ、可愛い……本当にちぎってやっても嫌がらないんだろうね」
雪兎の指が離れ、痛みと快感が引くのに合わせて乳頭が飛び出していく。一見すると元の形に戻っているが、よく見ると先端が爪の形にへこんでいる。
「こんなふうにさ」
人差し指と親指の爪で乳首が挟まれる。本当にちぎろうとしているかのような動きに俺は腰を跳ねさせて喜んだ。
「ひぁああああっ!? あぁっ、あぁあーっ!」
「もちろん、ちぎれるまではやらないけど」
パッと手が離れる。乳首には爪の形のへこみが増えていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ぁああ……ユキ様ぁ、最高ですぅ、ユキ様……」
「こーんなドマゾ犬のくせに雪風抱く時だけは「僕は本能に従うケダモノだわん、失神するまで種付けしてやるわん」みたいな顔してさー?」
どんな顔だよ。
「前までならムカついてたけど……最近ちょっと面白いんだよね。暴君みたいな一匹狼が僕の前でだけ飼い犬になるの、優越感ってのがすごいよ」
話を続けるかと思われた雪兎は不意に爪で俺の乳首を弾いた。
「ひゃんっ!?」
「ふふっ……かーわいぃ」
射精出来ないまま快感を与えられて何度も絶頂を迎え、仰け反った俺の乳首はふるふると震えていた。そこに再びクリップ型のローターが取り付けられる。
「ぁひんっ! ぁ……ユキ様、どこに……」
「晩ご飯だよ。犬は人間と一緒にご飯食べちゃダメだよね? 雪風、行こっ」
「末恐ろしいドSっぷりだな……じゃあな、真尋」
雪兎はローターの振動を「最弱」に設定して雪風と共に寝室を後にした。バイブ音と俺の呼吸音だけが響くようになった部屋にはすぐにベッドが軋む音も追加された。
「ユキ様、あの……俺、それ嫌い……」
「お仕置きだって言ってるでしょ」
反論虚しくコックリングが取り付けられる。陰茎の根元が強く締められ、その圧迫感と痛みに興奮して腰をくねらせる。
「心配しないで、これ以上ここ虐めたりしないから」
コックリングがポーチから出される時に見えたローターが亀頭に固定されることはなさそうだ、最悪の未来は避けられた……なのに何故か俺は不満を覚えている。
「じゃあ何するんですか?」
「ここだけ」
左乳首に取り付けられていたクリップ型のローターが外される。白い指先が褐色の胸筋の谷間に溜まった精液を掬い、硬く膨らんだ乳首に塗りつける。
「んっ……ぁ、ああっ、ひぁっ! ああぁっ……!」
「胸だけでこんなに感じるなんてさ、もうポチは普通には戻れないよね。散々弄られて大きくなっちゃってるからみっともなくてシャツ一枚じゃ外出られないし、温泉や海にも行けないよね」
くちゅくちゅと音を鳴らされ、優しくこねくり回され続ける。決定打にはならない愛撫に焦れったさで狂いそうになる。
「ん、ふっ……んんんっ……! ユキ様っ、もっと強くぅ……」
雪兎の指が乳首から離れる。刺激すらなくなるなんて耐えられなくて必死に体を反らし、胸を突き出す。
「おーぉー反っちゃって、そんなに胸触って欲しいのかよ真尋。っていうかさユキぃ、胸に白いのついてると母乳っぽくて興奮しない?」
「雪風の精液だろ」
胸を突き出して体をくねらせると右乳首を挟んだままのクリップ型のローターが揺れ、右乳首には刺激が与えられる。
「ユキ様っ、ユキ様ぁっ! お願いです、右もぉっ!」
「右? 何の右? しっかり言ってくれないと分からないよ、どこを、誰に、どうされたいの?」
「ぁ、う……ち、乳首を、ユキ様にっ……いじめて、欲しい」
顔が熱くなるのを感じながら白状すると雪兎は満足そうに笑った。
「どんなふうに虐められるのが好き?」
「ぅ……つ、爪、で。弾いたり、引っ掻いたり、抓ったり……めちゃくちゃに、痛いのが……好きです」
「ふぅん……じゃあ、こうかな」
桜貝のような爪が乳頭を押し潰す。虫刺されの腫れにするように、突起が無理矢理胸の中に入れられる。
「ぁあああっ!? 痛いっ、痛いぃっ、痛い痛い痛いぃいっ! ひぃっ、ィ、ぁあっ!」
「それで、こうでしょ」
爪で陥没させられた乳頭が爪によってぐりぐりと掻き回される。その爪は人差し指のものなのだが、親指の爪が乳輪を抑えて挟まれるともう突起がえぐれてしまいそうな痛みを覚え、興奮した。
「イぐぅぅうっ! ぃああっ! 痛いぃっ、ひ、ィくっ、ぐりぐりっ、痛っ、ぁあああっ……イくっ、イぐぅっ!」
「好き?」
「ぅうぅぅっ……しゅきっ、しゅきぃいっ! もっと、もっとぉっ、ちぎって、もぉちぎってぇっ!」
「それは流石にドン引きだよ? ふふ、可愛い……本当にちぎってやっても嫌がらないんだろうね」
雪兎の指が離れ、痛みと快感が引くのに合わせて乳頭が飛び出していく。一見すると元の形に戻っているが、よく見ると先端が爪の形にへこんでいる。
「こんなふうにさ」
人差し指と親指の爪で乳首が挟まれる。本当にちぎろうとしているかのような動きに俺は腰を跳ねさせて喜んだ。
「ひぁああああっ!? あぁっ、あぁあーっ!」
「もちろん、ちぎれるまではやらないけど」
パッと手が離れる。乳首には爪の形のへこみが増えていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ぁああ……ユキ様ぁ、最高ですぅ、ユキ様……」
「こーんなドマゾ犬のくせに雪風抱く時だけは「僕は本能に従うケダモノだわん、失神するまで種付けしてやるわん」みたいな顔してさー?」
どんな顔だよ。
「前までならムカついてたけど……最近ちょっと面白いんだよね。暴君みたいな一匹狼が僕の前でだけ飼い犬になるの、優越感ってのがすごいよ」
話を続けるかと思われた雪兎は不意に爪で俺の乳首を弾いた。
「ひゃんっ!?」
「ふふっ……かーわいぃ」
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「ぁひんっ! ぁ……ユキ様、どこに……」
「晩ご飯だよ。犬は人間と一緒にご飯食べちゃダメだよね? 雪風、行こっ」
「末恐ろしいドSっぷりだな……じゃあな、真尋」
雪兎はローターの振動を「最弱」に設定して雪風と共に寝室を後にした。バイブ音と俺の呼吸音だけが響くようになった部屋にはすぐにベッドが軋む音も追加された。
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