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きゃんぷ、にじゅういち

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雪兎に性器を踏まれて興奮し、浴場の床に仰向けになっていたら祖父がすれ違いざまに「キモ」と言ってきた。雪兎に「気持ち悪い」と言われたならなんだかんだ興奮するが、祖父だと「とうとうやってしまった」感が強い。

「お、おじい様、待って……ぅぐぅっ!?」

臍を強く踏みつけられ、祖父への弁解は叶うことなく浴場の扉は閉じられた。

「ポチって腹筋すごいよね、バッキバキだよ。板チョコとか、カレールーとか、そんな感じだよね」

「ありがとうございます……」

「そんなお腹、僕みたいな子供が踏んだってなんともないよね」

雪兎は先程から片足で俺の下腹を踏んでぐりぐりと踵を回しているが、苦痛はさほどない。ただ腹の圧迫感にちょっと興奮するだけだ。

「……さっきみたいに思いきり踏むとか、上で跳ぶとか」

「ここ、お風呂場だよ? 跳ぶなんて怖いよ」

雪兎は俺を踏むのをやめ、俺を踏んでいた足の裏を念入りに洗い始めた。流石にそれは傷付くかな……

「だからねポチ、ポチが鍛えられてなくて、そこ踏まれたらもうすっごい屈辱ってところ踏んであげるね」

足を洗い終えた雪兎は片足跳びで俺の頭の方へ移動してくる。何をする気かと期待に胸を弾ませていると、雪兎の小さな足に視界を塞がれた。

「ユキ、様……これは」

「目と口は閉じておきなよ、危ないから」

雪兎は俺の顔を踏んでいる。なるほど確かに、普通に考えれば踏まれて一番屈辱を感じる部位だ。

「目見開いちゃって……変なところばっかり見ないでよ、変態」

頬を踵でへこまされる屈辱を興奮に変えながら雪兎の足の付け根を凝視する。俺を踏むために雪兎は軽く足を開いており、俺の顔を踏む足はぐりぐりと動いている。つまり、雪兎の性器はぶらぶらと揺れている。

「あれ、顔踏まれるの微妙?」

「いえ……めちゃくちゃ興奮します」

「嫌がらせようと思ったんだけど」

そう言っていても雪兎は俺を楽しませようと精一杯なのも、俺が「興奮する」と言ったのを聞いて一瞬安心した顔を見せたのも分かっている。

「顔を踏まれるってのが屈辱的なのはもちろん、ユキ様がちょっとバランス崩して踏ん張りでもしたら目に指が刺さりそうなドキドキ感もいいですね」

俺の目のすぐ下に雪兎の足の指がある。

「刺激は弱いんですけど、興奮はすごいですよ」

言い終わると雪兎は満足そうに笑った。その笑顔の可愛らしさに魅了され、唇を踏むのに移った踵を舐め回す。

「わっ……もぉ! やめてよ、くすぐったい」

雪兎の足が俺から浴場の床に移動する。もう俺を踏んではくれないのだろうか。

「ユキ様……踏んでください、どこでもいいんです」

寝返りを打って雪兎の足元へ這いずり、足の甲や足の指の間を舐めしゃぶる。

「わ、ちょ、ちょっと……もう、くすぐったいんだってば……もう終わり、僕お風呂の続きする、ほら向こう行って!」

上体を起こして雪兎の太腿に頬擦りすると性器を軽く蹴られ、怯んだ隙に雪兎は俺から離れて体を洗い始めた。

「酷いじゃないですか……もっと俺で遊んでくださいよ、ユキ様」

泡でぬるぬると滑る体を後ろから抱き締め、ふにふにと柔らかい腹を撫で回す。

「やっ……ちょっ、とっ……」

泡が手に移ったら雪兎の内腿に移動する。雪兎の足を洗うため、念入りに内腿を撫で回して足の付け根に指を滑らせる。

「ひゃっ……! もぉっ、ポチ……洗い方が変態!」

太腿を撫で回される擽ったさで足を滑らせ、俺に抱きとめられて頬を膨らませる。

「お可愛らしいですよ、ユキ様」

俺にもたれかかった身体をぎゅっと抱き締めながら太腿を揉みしだく。相変わらず筋肉も脂肪もほとんどないが、不思議と触っていて楽しい。

「もぉ……お風呂出たらお仕置きだからね」

「本当ですか……!? 楽しみです」

罰を心待ちにする俺に雪兎は呆れた目を向けていたが、俺はその視線すら心地よくて期待に胸を膨らませた。
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