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くすりづけ、さん
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腹に電流を流されたり、一晩中玩具に犯されたり、引き取られてからずっと雪兎に弄ばれてきた俺はもう新たに覚える快楽なんてないと思っていた。快楽そのものが大きくなることはあっても、種類が増えることはないと思っていた。
「もうだいぶ限界っぽいけど、ダメ押しだ、真尋。動かすぞ」
尿道責めをされたこともあったからこの玩具を入れられるまでは甘く見ていた。だが、今までは尿道壁を擦ったり射精感を覚えさせたりするのだったのに対し、今回のは尿道を遡った先の、最奥を責めるのに重点を置いている。全く新しい快楽だ。
「ひぁああぁあっ!? なにっ、なにぃっ! ぶるぶるしてるぅうっ!」
「見せただろ? これバイブ機能付きなんだ、こういうの入れたことなかったか? 気持ちいいだろー」
陰茎の外側にローターを貼り付けられるのとは違う、内側から振動を送られて、本当に陰茎が蕩けて崩れて消えてしまいそうな快楽があった。
「曲がり具合も調節できるから、ほら、奥しっかり当たるだろ?」
体内まで伸びた棒の曲がりが変わり、前立腺に押し付けられる。ぐぐっと押し付けられる細い棒は激しく震えていて、俺は再び棒に埋め尽くされた鈴口から透明の液を噴き出した。
「……っと、また潮吹きか? 本当に感じやすいな」
「イってるっ、イっでるぅうっ! 雪風っ、止めてぇっ! ゆきかぜぇえっ! ひぃっ、うぅうっ……死ぬっ、こんなの、死ぬぅっ!」
「分かった分かった。こっちからも、だよな」
雪風は軽く棒の持ち手を軽く摘んで支え、もう片方の手を俺の臍の下辺りに添えた。雪風の狙いを察した俺は首を激しく横に振ったが、無駄だった。
「イぐぅうゔぅううっ! イっ、ぐ、ぅっ、ん、んんんーっ! ぁああああっ! イぎゅぅううっ! イった、イっだぁあっ! イったかりゃああっ! どめでぇえっ!」
「わ……やばいな、これ」
快感が強過ぎて声が甘えを孕めない。大して高くもないし、本当に可愛げのない嬌声だ。雄叫びと呼ぶ方が近い。
「……この媚薬効くまで三十分くらいかかるんだよな。まだ効いてないよな、これ……うわぁ、効いてきたらどうなんだこれ」
「ああぁあぁあああっ! あぁっ、ぁーっ! ゔあぁああぁーっ!」
「…………止めた方がいいかな」
振動が止まり、快楽が一気に弱まる。しかし雪風の手は相変わらず下腹を押さえていて、棒の先端を前立腺に強く押し付けさせている。
「ひ、ひっ……ん、んんっ、ぅゔぅぅっ……!」
「……落ち着いたか? ユキには固定するよう言われてんだ、ちょっと待てよ」
ようやく下腹の上から手がどかされたかと思えば雪風は細い縄を取り出し、亀頭の真下にぐるっと巻き付けた。そして真上に縄の両端を引っ張り、今度は棒の持ち手に巻き付けた。
「ぅ、ううっ……雪風っ、それ……動かして放置して帰れとか、言われてないよな」
「……流石、ご主人様と犬。以心伝心だな」
「し……死ぬ、そんなの、絶対死ぬ」
「大丈夫大丈夫、バイタルサインに異常出たら医者飛んでくるから」
本当に死への対処をしておくな、死ぬなんてありえないと言ってくれ。
「それにさ、後ろにも太め長めのバイブねじ込んで動かして、腰にローター付きのベルト巻いてひたすら前立腺責めろって言われるんだぞ? これだけで心配してるようじゃダメだな」
「マジでショック死するって……! やめろよ、分かるだろ、シャレにならないって」
「ぁー、大丈夫大丈夫、似たようなことやったことあるけど気絶もしなかったから」
これだから抱かれる側責められる側も経験豊富な色情狂は!
「まずは後ろにバイブねじ込んで……あれ、違うな、バイブじゃねぇ。これビーズだ、バイブ機能付いてないの、間違えてた」
新たに鞄から取り出されたのは大小様々な玉が連なった数珠状の玩具だ。通常のディルドなら穴は拡がりっぱなしになるが、球状の物を幾つも入れるのなら少なくとも穴の入り口は締まるだろう。そうなったら出す時も苦しい。
「これにも媚薬塗って……面倒だなこれ」
ディルドなら引っ張るだけで出てくる、自身の腸壁の吸い付きとの格闘は要るが。だが、こちらは出すように気張らなければ引っ張るだけでは厳しいだろう、いつも以上の排泄感が与えられるだろう。
「よし、濡れた。入れるぞ」
「ぁ……」
こんな物を入れられるなんて、その上尿道の玩具を動かされて放置されるなんて、そんなの。
「ぁ、んっ! ひっ……んん…………大丈夫、大丈夫……もっと、押し込んで」
考えるだけでイきそうなくらい、楽しみだ。
「もうだいぶ限界っぽいけど、ダメ押しだ、真尋。動かすぞ」
尿道責めをされたこともあったからこの玩具を入れられるまでは甘く見ていた。だが、今までは尿道壁を擦ったり射精感を覚えさせたりするのだったのに対し、今回のは尿道を遡った先の、最奥を責めるのに重点を置いている。全く新しい快楽だ。
「ひぁああぁあっ!? なにっ、なにぃっ! ぶるぶるしてるぅうっ!」
「見せただろ? これバイブ機能付きなんだ、こういうの入れたことなかったか? 気持ちいいだろー」
陰茎の外側にローターを貼り付けられるのとは違う、内側から振動を送られて、本当に陰茎が蕩けて崩れて消えてしまいそうな快楽があった。
「曲がり具合も調節できるから、ほら、奥しっかり当たるだろ?」
体内まで伸びた棒の曲がりが変わり、前立腺に押し付けられる。ぐぐっと押し付けられる細い棒は激しく震えていて、俺は再び棒に埋め尽くされた鈴口から透明の液を噴き出した。
「……っと、また潮吹きか? 本当に感じやすいな」
「イってるっ、イっでるぅうっ! 雪風っ、止めてぇっ! ゆきかぜぇえっ! ひぃっ、うぅうっ……死ぬっ、こんなの、死ぬぅっ!」
「分かった分かった。こっちからも、だよな」
雪風は軽く棒の持ち手を軽く摘んで支え、もう片方の手を俺の臍の下辺りに添えた。雪風の狙いを察した俺は首を激しく横に振ったが、無駄だった。
「イぐぅうゔぅううっ! イっ、ぐ、ぅっ、ん、んんんーっ! ぁああああっ! イぎゅぅううっ! イった、イっだぁあっ! イったかりゃああっ! どめでぇえっ!」
「わ……やばいな、これ」
快感が強過ぎて声が甘えを孕めない。大して高くもないし、本当に可愛げのない嬌声だ。雄叫びと呼ぶ方が近い。
「……この媚薬効くまで三十分くらいかかるんだよな。まだ効いてないよな、これ……うわぁ、効いてきたらどうなんだこれ」
「ああぁあぁあああっ! あぁっ、ぁーっ! ゔあぁああぁーっ!」
「…………止めた方がいいかな」
振動が止まり、快楽が一気に弱まる。しかし雪風の手は相変わらず下腹を押さえていて、棒の先端を前立腺に強く押し付けさせている。
「ひ、ひっ……ん、んんっ、ぅゔぅぅっ……!」
「……落ち着いたか? ユキには固定するよう言われてんだ、ちょっと待てよ」
ようやく下腹の上から手がどかされたかと思えば雪風は細い縄を取り出し、亀頭の真下にぐるっと巻き付けた。そして真上に縄の両端を引っ張り、今度は棒の持ち手に巻き付けた。
「ぅ、ううっ……雪風っ、それ……動かして放置して帰れとか、言われてないよな」
「……流石、ご主人様と犬。以心伝心だな」
「し……死ぬ、そんなの、絶対死ぬ」
「大丈夫大丈夫、バイタルサインに異常出たら医者飛んでくるから」
本当に死への対処をしておくな、死ぬなんてありえないと言ってくれ。
「それにさ、後ろにも太め長めのバイブねじ込んで動かして、腰にローター付きのベルト巻いてひたすら前立腺責めろって言われるんだぞ? これだけで心配してるようじゃダメだな」
「マジでショック死するって……! やめろよ、分かるだろ、シャレにならないって」
「ぁー、大丈夫大丈夫、似たようなことやったことあるけど気絶もしなかったから」
これだから抱かれる側責められる側も経験豊富な色情狂は!
「まずは後ろにバイブねじ込んで……あれ、違うな、バイブじゃねぇ。これビーズだ、バイブ機能付いてないの、間違えてた」
新たに鞄から取り出されたのは大小様々な玉が連なった数珠状の玩具だ。通常のディルドなら穴は拡がりっぱなしになるが、球状の物を幾つも入れるのなら少なくとも穴の入り口は締まるだろう。そうなったら出す時も苦しい。
「これにも媚薬塗って……面倒だなこれ」
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「よし、濡れた。入れるぞ」
「ぁ……」
こんな物を入れられるなんて、その上尿道の玩具を動かされて放置されるなんて、そんなの。
「ぁ、んっ! ひっ……んん…………大丈夫、大丈夫……もっと、押し込んで」
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