俺の名前は今日からポチです

ムーン

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さんかん、じゅうに

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バスケの後、体育倉庫の片付けを指示された不良は跳び箱に押し付けられ、顔も見ていない相手に犯され、快楽に堕ちて自らを犬だと認めた。
俺の妄想を種にそんなシナリオを作った雪兎は上機嫌に演じ、俺の腹の奥深くに精液を流し込んだ。

「……ふぅ、どう? ポチ。知らない人に中出しされちゃった気分は」

「ぁ、は、ぁっ……お腹、あっつい……」

「嫌? 嬉しい?」

これは俺としてではなくロールプレイをするべきか。しかし雪兎のシナリオでは不良君はもう堕ちている。

「うれしい……」

「なんで? 初めてだったのに無理矢理乱暴にされちゃったんだよ? 僕のこと知らないんだよ?」

「きもち、よかったからぁ……知らなく、ても……俺、犬なんでしょ……? ご主人様……ご主人様の、せーえき……うれしいです……」

「ふーん、気持ちよかったら知らない人でもいいんだ」

挿入されたままだった陰茎が抜かれ、跳び箱の横に三枚ほど重ねられているマットの上に仰向けになるよう言われた。

「分かり、ました……」

言われた通りに寝転がり、条件反射で開脚する。

「……犯人は僕でした。どうかな、話したこともないクラスメイトに、不良の君と気が合うわけない優等生に、犬にされちゃった気分は」

マットに登った雪兎は俺の太腿の裏に手を添え、腹に太腿を押し付けさせた。

「僕は君のこと好きだった……なんて、そんなわけないよね? 勉強でストレスと性欲溜まって誰でもいいからヤりたくて、たまたま君だっただけ。どう? そんな軽い理由で犯されちゃった気分は」

俺は手で尻肉を掴み、白濁液で満たされているだろう穴を拡げた。

「もっかい、して……? 俺を……ストレスと、性欲の、はけ口に……して?」

「…………下手くそ。不良が「はけ口」なんて言葉知ってるわけないだろ」

「いやそれは偏見っ……!? ゃ、あっ、今入れっ……ひぁあっ!」

反り返った陰茎は先程は背中側を擦っていたが、仰向けになった今は腹側を小突いている。雪兎が動かなくても俺が痙攣してコツコツと叩かれている。

「そ、そこっ、そこだめ……」

「……改めて聞くけど、ポチ。はけ口でいいんだね? 溜まった時にトイレとか倉庫とかで適当に犯すけど、それでいいんだね?」

「はっ、はい……いいです……んゃあっ!? ゃ、いきなりっ、はげしっ、ひぁんっ! 深いっ、しょこっ、しょこ突いちゃ、すぐイっちゃうぅっ!」

太腿の裏を押さえる手に体重をかけ、叩きつけるように腰を振る雪兎の顔は紅潮しており、興奮していると分かりやすい。
学校で、それも備品の上で、性行為に及んでいるという背徳感は雪兎の方が強く感じているだろう。

「ふふ……可愛い、たまにはこんなのもいいね、役に入ってさ。さっきのイってるのにイってないって言い張ってるのとか最高だったよ。でもっ……うん、やっぱり……いつものポチが一番かな」

「んひっ、ひぃっ……ぁ、ありがとぉっ、ごじゃいますぅっ……」

「うん、うん……ちょっと待ってね」

まだ雪兎は射精していないのに抜かれ、困惑していると顔に何か布が落ちた。それを確認しようと手を伸ばす最中に挿入され、腹の上に薄まった精液が零れた。

「んぅうっ! んっ、ひ、ゔぅうっ! ぅあっ、ぁあっ……そこっ、ごつごつしゅるのっ、さいこぉっ……!」

「ポチ、それちゃんと見てよ」

顔に乗っている布を震える手で持ち上げて見てみれば、それが雪兎の下着だと分かった。先走りの汁を滲ませていたのかシミもある。

「ぁっ……ゆきしゃまのぉっ!」

「そ、僕の。嬉しい?」

「ひゃいっ、うれしいれしゅっ、ありがとうございましゅぅっ、ゆきさまぁっ!」

雪兎の性器を包んでいただろう部分で鼻と口を覆い、荒い呼吸を下着を通して行う。雪兎の匂いを嗅ぐと自然と下腹が疼き、更に雪兎の性器を締め付ける。

「ん……締まりよくなった。下着に喜んで締めるなんて、本当に変態……最高だよ、ポチ」

褒められたのに気を良くして意識的に腸壁をくねらせると腰振りは激しくなり、肉のぶつかる音が早く大きくなり、堪えきれない嬌声が甲高く甘く変えられていく。ほどなくして再び精液を注がれ、流し込まれる熱い感覚に俺も射精を促され、腹の上にトロトロと白濁液を溢れさせた。
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