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くるーざーふたたび、さん

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性器全体に唾液を塗り付け、裏筋を舌で刺激し、膨らんできたら浅く咥えて亀頭を上顎に擦り付けさせる。

「……っ、ねぇ、ポチ? すぐに入れられるように、ポチも準備した方がいいんじゃないかな……」

ぴくんと小さく跳ねる足に自分の技術の向上を確信しつつ、膝立ちになって頭を下げ、喉まで使って根元まで咥え込む。嘔吐きつつ喉で扱き、そうしながら服を脱いで後ろに手を回す。

「思った通り……いい、ね。涙目になるくらい必死に僕のしゃぶりながら、我慢できずに自分の指でしちゃうなんてさ」

しろと言ったのは雪兎のくせに、俺が勝手に始めたようなことを言う。まぁそうイメージして興奮を促しているだけだとは思うが、本当にそう思っている可能性を考えると理不尽さに高揚してしまう。
自分の指では浅いところを拡げることしかできず、ついさっきまでバイブを入れられていた穴にほぐす必要はさほどなく、ただ指を腸液で濡らしていく。

「……もういいよ、後ろ向いて。そこの机に身体乗せて、自分で拡げておねだりしてみて」

言われた通りに雪兎に背中を向け、机に上半身を乗せる。軽く足を開き、手で後孔を拡げ、首を限界まで回して雪兎を見つめる。

「入れて、ください……ユキ様。どうか俺にお慈悲を……」

亀頭が穴の縁に触れ、くちゅっと音を立てて焦らし、俺の興奮を煽って呼吸を荒らげさせる。

「……ぃっ、れてっ、入れてぇっ! ユキ様早くぅっ! 早く入れてっ、早く抱いてぇえっ!」

「…………そんなに欲しい?」

「はいっ、欲しいですっ、欲しいですぅっ! 早くっ、早くぅっ……ぅ、んっ、ぁああっ! ぁんっ……! きたっ、きたぁっ……!」

バイブに一晩焦らされた穴をみちみちと埋め尽くされ、挿入だけで俺の思考は溶けた。

「さ、ポチ、どうして欲しいの?」

「ぅ……ぁ、はぁっ……つ、突いて……奥、してぇ……」

「んー? 聞こえなーい」

「……奥っ! がんがん突いてくださいっ!」

二人きりで羞恥からねだれなくなるような純情はもう持っていない。きっと誰かに見られていても顔から火が出そうになるだけで今のように叫ぶだろう。
俺は、ポチは、抱かれることしか考えられないペットなのだから。

「ガンガン突いて……ねぇ? じゃあ、こうかなっ! こんな感じっ……で、いいのかなっ?」

要望通りに奥を小突かれ、シーツのように爪を立てられない机の上で悶絶する。

「ねっ、ほらっ、ポチ、言って? 気持ちいいって、イくって、叫んで?」

腰を打ち付けられる度に机さら落とした陰茎が机の縁に挟まれ、根元にぎゅっぎゅっと痛みを主成分とした快楽を覚える。いつしか挟まれた後の僅かな解放の時間に精液を床に零すようになる。

「ぁんっ! あぁっ、ひぁんっ……! きもちぃっ、きもちぃいっ! ユキ様っ、イくっ……俺、もうっ、イくぅっ!」

「その前に、どこがどんなふうに気持ちいいのか、ちゃんと教えて?」

「へっ? ぁ、ゃんっ、あ、おしりっ、きもちぃっ! 奥ぅっ、ごりゅごりゅって、こすられりゅのぉっ、きもちぃいっ!」

腰を掴んでいた手が背骨の辺りを押し込み、俺の下腹を机に押し付け、奥を擦る陰茎により深く擦り付けさせる。

「んぉおっ!? ぉ、ぐっ……ふっ…………ぅ、ん……」

「……あれ、イっちゃった?」

「ん、んっ……奥っ、奥ぅっ、ごりってぇ……あんなのっ、イっちゃう……」

腸壁の特に敏感な箇所を抉られてあっけなく絶頂を迎え、その余韻に浸る。まだ奥深くまで入ったまま止まっている雪兎の性器を痙攣しながらしゃぶる腸壁にはその性器によってまだ刺激が与えられていて、更にヒクヒクと震えてしまう。

「でも、まだ欲しそうだね。自分で分かる? ポチの中、僕のをきゅうっと締めて離さないよ?」

「ぁ……らめっ、今したら……」

「ポチは嘘つきだからポチの言葉は信用しないよ? 正直な態度は信用してる。だから、もっとしてあげる」

「だめっ、らめなのっ、今突かれたら──」

ぐっと腰を押さえられ、体内の亀頭の位置の理解を深められる。自分が意識する自分の身体の中でそこが浮かんで見える。雪兎のものの形を覚え、吸い付いている腸壁を強く擦って出ていった陰茎はすぐに戻り、奥深くを強く突いた。

「──イぐぅっ!? ひっ……ぁ、らめっ、待っ……ぁああっ!? 待っ、待ってぇっ、イくっ、イってるっ! またっ、イっ……くぅううっ!」

「そうそう、可愛く媚びた声もいいけど、必死な声も大好き。もっとその声聞かせて? 気持ちいいよね? ポチ、教えて?」

「きもぢっ、ぎもちぃからぁっ、止まって、一旦止めてぇえっ! 奥っ、奥変っ、変になるぅっ!」

「何さ、もう、今まで何回もしてきたのに……でもポチがきゅうって吸い付いて離さないんだから、抜けないよ?」

別荘で散々絶頂させられ、一晩微弱な快楽に浸されて、俺の身体の感覚はいつも以上に鋭くなっていた。
机の上に唾液の、机の下に精液の水溜まりを作り、醜く喘ぐ俺を雪兎は愉しそうに突いていた。
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