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さんにんでおんせん、はち

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強過ぎる快楽に脳が処理落ちを起こした。しかし再び雪風に叩き起こされ、今度はシャワーヘッドが後孔に押し当てられた。これから起こることを察して静止を叫ぼうとするも、遅かった。

「ゃ、やめっ……ぃやあぁああっ!? ひっ、やだっ……んあぁっ! は、入ってるっ、お湯入ってくるぅっ!」

「普通はこっちが初歩なんだけどな」

刺激を与えられて敏感になった腸内に湯が流し込まれた。腹が温まる感覚が、膨らむ感覚がある。排泄欲が湧いてきた。

「ふっ、ぅうっ、ぅうぅぅっ……ぁっ、やだっ……もぉ無理っ、もぉ入んなぃいっ!」

「もう無理? じゃあ中軽く擦って……」

湯が流し込まれるのが止まったかと思えば今度は雪兎の指が入ってきた。湯に満たされた腸内を掻き回し、じゅぶじゅぶと音を立てながら腸壁を擦り、太腿にダラダラと腸液と湯の混合物を垂らさせる。

「んっ、ひっ……ぃ、イくっ……ぅうっ!」

絶頂を迎えても俺を虐めることを目的としていない洗浄のための蹂躙は終わらなかった。

「あんまりやり過ぎてもよくないぞ、ユキ。そろそろやめろ」

「……そうだね。じゃあポチ、一回起きて、お湯全部出して」

雪兎の指が抜けて安心したのも束の間、雪風に支えられてマットの上に座る。膝を曲げて腰はつけずに足の裏で全体重を支える、和式便所でするときの体勢だ。

「ほら、ポチ、出して」

「ぅ……あっ、あぁあっ……!」

もう零れ出してはいるけれど、少し力を込めれば分かりやすく水圧が増す。湯が溢れていくことで与えられる弱い排泄感に言いようのない快楽を感じつつも、雪風と雪兎の目の前だと考えると逃げ出したくなるような羞恥を覚える。

「勢いすごいな。入れたら気持ちいいだろ、なぁユキ?」

「まぁね、でもそういうこと言うのはどうかと思うよ」

「……俺とどっちが締まりいいか試すか?」

「嫌に決まってるだろ変態!」

「タチが悪かったけどただの冗談だろ……そんなに怒るなよ、あとユキも大概変態だからな?」

雪兎はよく俺を変態と罵る。それはそれで興奮するからいいのだが、ブーメランだよなとは俺も思っていた。

「……ん、よし、もう出せたね、ポチ。じゃあ次は足洗うから腰下ろして、足上げて」

羞恥に涙目になりつつ終わったことへの安堵と寂寥を抱え、腰を下ろして足を伸ばし、軽く浮かせた。雪兎に右足を、雪風に左足を現れる。太腿を泡まみれの手で洗われたら鞭の痕に沁みる痛みに甘美な悲鳴を上げ、ふくらはぎを揉まれたらマッサージ的な気持ちよさも感じつつ足をピクピクと跳ねさせる。

「すごい筋肉だな、蹴られたら絶対骨折れるぞこれ」

「分かる。僕もいつも思ってるよ」

「んっ……そ、そんなこと、しないっ……ゃ、んっ……!」

足の裏を手のひらで撫でられ、足の指の間に細長い白い指が挟まり、擽ったさ混じりの弱い快感に呼吸を荒らげる。

「んぅうっ……! こそばいっ……てぇ、そんなっ、しないで……」

足の裏だけ必要以上に執拗なのは俺の反応を面白がっているからだろう。

「よし、洗えた。流すよ」

「はぁ…………ぁ、んぁあっ……! しみ、るぅっ……ぁあ……」

感触の違う二つの手に軽く摩られながら足に湯をかけられ、内腿の蚯蚓脹れに湯が沁みて甘えた悲鳴を上げる。
泡を流したら湯船に浸かるよう言われたが、浸かればきっと足に常に沁みる痛みが与えられることになるだろう。俺は背筋にゾクゾクと期待の寒気が走ったのを感じ、二人に支えられて湯船まで歩いた。
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