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めいどこす、なな

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頭を撫でて雪風を泣き止ませ、手に当たっているヘッドドレスに改めて興奮する。やはりメイド服はいい……アルビノ美少女メイドたまんねぇ。

「……なぁ、雪風。こっちは大丈夫なのか?」

スカートの膨らみを撫でて雪風の反応を伺う。痛そうにはしていない。

「大丈夫……うん、せんせ、そっちはあんまり触ってくれないから」

「…………違うだろ、雪風」

「大丈夫ですよ、ご主人様……?」

メイドの演技も欲しいが、今求めたものとは違う。

「大昔に立場を利用しやがったクソ野郎はクソのくせに生意気にも好みがありやがる」

「お、おぉ……やがるって、すごいなお前…………あと大昔って言うなよ俺そんな歳じゃないぞ」

「……そげなどぉくった野郎センセーなんて呼んじゃる必要は…………ぁん? っと失礼……そんなふざけた奴先生なんて呼んでやる必要ないだろ、そんなとこまで可愛げ出さなくていいぞ」

「え……何今の。素? 素なの? なぁ真尋、今の素?」

雪風は目を逸らす俺の顔を覗き込んでくる。首の可動域が限界を迎えて、観念して真正面を向く。

「…………嫁もな、方言キツくて何言ってんのかよく分からないことが結構あったんだよ」

「何言ってんだ雪風、俺は常に標準語だ」

「うん、お前は嫁より偽装上手いよ」

偽装とは失礼な、事実だぞ。

「俺のことなんてどうでもいい、こっちは大丈夫なんだな? じゃあ手と口でイかせまくってやるから、もう一回机乗れよ」

「え……い、いや、さっき出したし……大丈夫」

「勃ってるだろ?」

雪風は口では渋りながらも嬉しそうな笑顔を浮かべてすぐに机に座った。
しかし、何だ。ミニスカートを持ち上げる逞しい男根というのはなかなか不思議な光景だな。

「ふたなりと男の娘ものは避けてたからなぁー……いや、でも……これはイイな……」

「真尋……ぁ、いや、ご主人様? そんなに見られるのは恥ずかしいですよぉ……」

「…………アルビノ美少女メイドの巨根しゃぶるとか大興奮だな」

「お前頭おかしいんじゃないのか」

急に冷めないで欲しい。いや、確かに口に出すべきではない言葉だったかもしれないけれど。

「後さ、美女ならまだいいけど……美少女はちょっと無理があるだろ……」

「何言ってんだ雪風! 美少年と美少女は概念だ、年齢なんかない!」

「いや、十代だろ?」

「違う! 見た奴が美少女だと思ったら美少女だ! つまりお前は美少女!」

「これ見えないのか?」

雪風はスカートを捲り、透明の蜜を溢れさせた陰茎を晒す。先程出した精液も絡んでいる、グロテスクとも言える性器を飾る白濁液……これを舐めて掃除してやりたいと思う俺はもう堕ちきっている。

「見える。でも美少女」

「……抱いてる時ならまだ分かるけど、お前今からフェラしてくれるんだよな?」

「だから美少女のものをしゃぶるってのは大興奮だなーって」

「…………理解出来る気はしないけど、まぁ……やるなら早くやってくれ、そろそろちょっと苦しい」

そっと根元に手の甲を当て、押し上げる。黒いレースに包まれたままの陰嚢の感触が伝わってくる。その手でゆっくりと陰茎を握り、雪風の顔を見上げる。

「……っ、はや、くぅ……」

紅潮した頬に涙を溜めた瞳。焦らされたことによる可愛らしさに笑みを返し、更に焦らすために幹を触れるか触れないかも曖昧に扱く。

「ぁ、はっ、はぁっ……ぁ、まひろぉ……」

「メイドはどうした?」

「ぅ……ご、ご主人様ぁ、ちゃんとっ……ぁ、ちゃんと、してくださいぃ……」

きゅっと少し強めに握り、裏筋を指の腹で擦る。

「やぁあっ……! んぁ、んぅうっ……」

トロトロと溢れ出す透明の蜜を舐め取り、そのまま亀頭を咥え込む。

「ふぇっ……? ぁ、真尋っ、口ぃ……ひっ、真尋の口、気持ちいい……」

もう一々メイドっぽく喋れと言うのも面倒臭いな。視線を送って気付かなければこのままでいいか。

「ぇ……? あ、ご主人様ぁっ、ごめんなさい……また忘れてっ、ふぁあっ……気持ち、よくてぇ……メイドを、忘れてしまいますぅ……」

前から思っているが雪風は勘がいい。
しかしメイドを忘れるのは良くない──いや、メイドを忘れてしまう……つまり主人を誘惑するメイドの素顔を暴いているということか、その素顔が少しボーイッシュな話し方で甘えん坊だと……と、思っておけば役が外れてもロールプレイは続行される。
なんて俺が考え方を切り替えたことなど露知らず、雪風は次に忘れるまで快楽の中で必死にメイドを演じるのだ。
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