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したじゅんび、さん
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マネキンに跨ってそれの腹部に固定されたディルドを使って自慰をしろ、とは雪兎の命令。いいと言うまで止まるななんて言われたけれど、それは楽勝だと最初の頃は思っていたけれど、それがどんなに甘い考えだったかすぐに思い知ることになった。
「はぁ、ぁあっ……きもちぃ、ユキ様ぁ、ユキ様のもっとすごいんですよね?」
「何回か入れてるでしょ? 覚えてるのと比べてみなよ」
「んっ、ふぅっ、ぁあぁっ……! やばい、これっ……そろそろイっちゃう……」
雪兎に抱かれた時のことを思い出し、無意識にディルドを締め付ける力を強めた。当然、腸壁に擦れる力は強まって、快感は数段上がる。
腰を叩き付けるように下ろして音を鳴らし、雪兎に鞭を振るわれない程度に根元まで挿さった状態でぐりぐりと腰を回し、名残惜しさを耐えて抜けていく快感も楽しむ。
「ユキ様っ、俺、もう……」
「うん、何回でもイって。その方が抱く時楽しいから」
「はぃいっ、ユキ様が言うなら、何回でも……ぁ、あっ……はぁっ、くるっ、イくっ、ぁ、あ……ひぁあんっ! あっ……ぁ、ん……はぁ……ゆき、さま……」
マネキンの首部から肩に置いていた手に自分の精液がかかる。その温度と粘性に不快感を覚えつつ、白濁に塗れたマネキンを見て雪兎を思い描き、荒い呼吸を更に荒らげる。
「ねぇ、ポチ?」
「はぁ……はぁっ……ぁ、ユキ様……? なんでしょう……」
「止まっていいよって言ってないよ?」
「え……ぁ、待ってください、俺今イって……ゃああっ!? 痛っ、待って、待ってください! ひぃんっ! わ、分かりました! すぐ、再開して……ぁあっ……ぁ、むりぃ……ゃ、あぁ……」
太腿を叩かれ、腕を叩かれ、鞭による痛みに高揚しつつ腰振りを再開する。絶頂したばかりの身体は非常に敏感で、腰を持ち上げるだけで軽く震えた。
「はぁあんっ……! ふぁあっ、あ……ユキ様っ、ユキ様ぁ」
「もっともっと激しく腰振って、ほら」
先端が僅かに入っている状態で止めて雪兎を見上げると、今度は鎖骨の辺りに鞭が来た。
「……ちょっと待っててね、ぁ、腰は止めないで」
雪兎は鞭を持ったまま部屋を出て行った。俺は腰振りをやめてもバレないだろうと再び扉が開くまで休憩した。
「ほーら、ポチが大好きな僕のセーラー服だよー?」
腰振りを再開して喘ぎつつ眼福だと伝える。雪兎は鞭を振り上げ、微笑む。
「ねぇポチ? 僕がいない間してなかったでしょ」
「へ? な、なんで分かっ……あ」
深くなった雪兎の笑みに今のがカマかけであったことを察し、胸元に与えられた鞭に身体を跳ねさせ、締め付けたディルドで絶頂した。
「ポチったら鞭で叩かれてイっちゃう変態さんなんだ? これお仕置きにならないかなぁ」
「ひっ……ふぅ、はぁ……あぁ、ユキ様……」
先程よりも深い絶頂に身体を反らしたまま動くことが出来ず、ディルドに腹側を抉られ続ける。
「……止まってるよ?」
内側から押されている部分を叩かれ、身体を跳ねさせて自分の痙攣で自分の奥をゴンゴンと突いて、また快感に満たされる。
俺は雪兎が本当に見たかった俺の痴態が分かった気がした、
「はぁ、ぁあっ……きもちぃ、ユキ様ぁ、ユキ様のもっとすごいんですよね?」
「何回か入れてるでしょ? 覚えてるのと比べてみなよ」
「んっ、ふぅっ、ぁあぁっ……! やばい、これっ……そろそろイっちゃう……」
雪兎に抱かれた時のことを思い出し、無意識にディルドを締め付ける力を強めた。当然、腸壁に擦れる力は強まって、快感は数段上がる。
腰を叩き付けるように下ろして音を鳴らし、雪兎に鞭を振るわれない程度に根元まで挿さった状態でぐりぐりと腰を回し、名残惜しさを耐えて抜けていく快感も楽しむ。
「ユキ様っ、俺、もう……」
「うん、何回でもイって。その方が抱く時楽しいから」
「はぃいっ、ユキ様が言うなら、何回でも……ぁ、あっ……はぁっ、くるっ、イくっ、ぁ、あ……ひぁあんっ! あっ……ぁ、ん……はぁ……ゆき、さま……」
マネキンの首部から肩に置いていた手に自分の精液がかかる。その温度と粘性に不快感を覚えつつ、白濁に塗れたマネキンを見て雪兎を思い描き、荒い呼吸を更に荒らげる。
「ねぇ、ポチ?」
「はぁ……はぁっ……ぁ、ユキ様……? なんでしょう……」
「止まっていいよって言ってないよ?」
「え……ぁ、待ってください、俺今イって……ゃああっ!? 痛っ、待って、待ってください! ひぃんっ! わ、分かりました! すぐ、再開して……ぁあっ……ぁ、むりぃ……ゃ、あぁ……」
太腿を叩かれ、腕を叩かれ、鞭による痛みに高揚しつつ腰振りを再開する。絶頂したばかりの身体は非常に敏感で、腰を持ち上げるだけで軽く震えた。
「はぁあんっ……! ふぁあっ、あ……ユキ様っ、ユキ様ぁ」
「もっともっと激しく腰振って、ほら」
先端が僅かに入っている状態で止めて雪兎を見上げると、今度は鎖骨の辺りに鞭が来た。
「……ちょっと待っててね、ぁ、腰は止めないで」
雪兎は鞭を持ったまま部屋を出て行った。俺は腰振りをやめてもバレないだろうと再び扉が開くまで休憩した。
「ほーら、ポチが大好きな僕のセーラー服だよー?」
腰振りを再開して喘ぎつつ眼福だと伝える。雪兎は鞭を振り上げ、微笑む。
「ねぇポチ? 僕がいない間してなかったでしょ」
「へ? な、なんで分かっ……あ」
深くなった雪兎の笑みに今のがカマかけであったことを察し、胸元に与えられた鞭に身体を跳ねさせ、締め付けたディルドで絶頂した。
「ポチったら鞭で叩かれてイっちゃう変態さんなんだ? これお仕置きにならないかなぁ」
「ひっ……ふぅ、はぁ……あぁ、ユキ様……」
先程よりも深い絶頂に身体を反らしたまま動くことが出来ず、ディルドに腹側を抉られ続ける。
「……止まってるよ?」
内側から押されている部分を叩かれ、身体を跳ねさせて自分の痙攣で自分の奥をゴンゴンと突いて、また快感に満たされる。
俺は雪兎が本当に見たかった俺の痴態が分かった気がした、
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