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ぺっとせいかつ、なな
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髪を撫でられながら、乳首を弄られながら、口淫をさせられても眠っているフリをする。難易度は高いし、出来ているとは思えないのに、雪兎は何故か俺が起きていることに気付かない様子だ。結構抜けているらしい。
「はぁ……そろそろ、かな」
その吐息混じりの呟きに心の準備を整えると、喉の奥に粘っこく熱いものが放たれた。口内に残ったものを飲み、柔らかくなる雪兎の性器を吸う。
「ふぅ……さ、寝ててもご奉仕してくれる可愛いポチにご褒美あげないと」
ご褒美、その言葉に俺の身体は急激に熱くなる。口内から陰茎が出て行って感じた寂しさをすぐに忘れた。
ベッドから降りた雪兎は俺の肩を押してうつ伏せにさせると、またベッドに乗った。俺の腰の横辺りだ。
「あ、腰振ってる。いつものことだけど可愛いなぁ」
うつ伏せになると勃起した陰茎が体と布団の間に挟まれて押し潰すようになってしまう。だから俺は寝たフリだというにも関わらず腰を浮かせ、亀頭をシーツに擦り付けた。そんな行為をしていてもまだ雪兎は俺が起きていることに気付かない、心配になってきた。
「……んっ!? ふ、ぅ、ぅんんんっ!」
声を我慢しようとすることすら出来ず、枕に顔を埋めて叫ぶ。息が続かなくなるとヴヴヴとバイブ音が聞こえた。どうやら振動機能はない尻尾飾りに別のオモチャを押し付けているようだ。太さはないが激しい凹凸が細かく震えて俺の弱点を攻める、声を我慢なんて不可能だ。
「んーっ、んっ! ふっ、ふっ、ふ……ゃああぁっ!」
コックリングを付けられて射精できない陰茎をシーツに押し付け、顔を枕から上げて仰け反り、爪先までぴんと伸ばした足を震わせて絶頂した。すると振動は止まり、雪兎の体重がベッドから消えた。
「……ねぇ、ポチ。気付いてないと思った?」
何のことだ。寝たフリか? まさか雪風との……いやいやありえない。まぁ、どちらにしても返事をするのは愚策だ、寝たフリを続けよう。
「僕さ、結構前から眠ってるポチで遊んでみたいなーって思ってたんだよね。でも、ポチ僕より大っきいし力強いし、無意識で嫌がられたら一溜りもないんだよね。だから、ちょうど下手くそな寝たフリしようとしてるポチに独り言っぽく要望言ってみたんだ」
バレていたのは寝たフリの方だった。
「っていうか逆に気付かないの? 僕、あんなに独り言言わないよ」
眠っている人や喋らない人形に話しかけることはあるだろう。アレだと思っていた。
「……すいません、ユキ様。嘘……ついて」
嘘は雪兎は嫌いだったなと思い出し、取り敢えず謝った。雪兎は楽しそうに笑って俺の顔を覗きこんだ。
「いいよ、僕の計算通りだし、僕の願い通りの可愛い嘘だしね」
その言葉に胸を撫で下ろしたのも束の間。
「でも、嘘にはお仕置が必要だよね。大丈夫、減刑はしてあげるよ」
俺は全身の血が抜けるような感覚と同時に、全身の血が性器周辺に集まっていくような感覚も味わった。
「はぁ……そろそろ、かな」
その吐息混じりの呟きに心の準備を整えると、喉の奥に粘っこく熱いものが放たれた。口内に残ったものを飲み、柔らかくなる雪兎の性器を吸う。
「ふぅ……さ、寝ててもご奉仕してくれる可愛いポチにご褒美あげないと」
ご褒美、その言葉に俺の身体は急激に熱くなる。口内から陰茎が出て行って感じた寂しさをすぐに忘れた。
ベッドから降りた雪兎は俺の肩を押してうつ伏せにさせると、またベッドに乗った。俺の腰の横辺りだ。
「あ、腰振ってる。いつものことだけど可愛いなぁ」
うつ伏せになると勃起した陰茎が体と布団の間に挟まれて押し潰すようになってしまう。だから俺は寝たフリだというにも関わらず腰を浮かせ、亀頭をシーツに擦り付けた。そんな行為をしていてもまだ雪兎は俺が起きていることに気付かない、心配になってきた。
「……んっ!? ふ、ぅ、ぅんんんっ!」
声を我慢しようとすることすら出来ず、枕に顔を埋めて叫ぶ。息が続かなくなるとヴヴヴとバイブ音が聞こえた。どうやら振動機能はない尻尾飾りに別のオモチャを押し付けているようだ。太さはないが激しい凹凸が細かく震えて俺の弱点を攻める、声を我慢なんて不可能だ。
「んーっ、んっ! ふっ、ふっ、ふ……ゃああぁっ!」
コックリングを付けられて射精できない陰茎をシーツに押し付け、顔を枕から上げて仰け反り、爪先までぴんと伸ばした足を震わせて絶頂した。すると振動は止まり、雪兎の体重がベッドから消えた。
「……ねぇ、ポチ。気付いてないと思った?」
何のことだ。寝たフリか? まさか雪風との……いやいやありえない。まぁ、どちらにしても返事をするのは愚策だ、寝たフリを続けよう。
「僕さ、結構前から眠ってるポチで遊んでみたいなーって思ってたんだよね。でも、ポチ僕より大っきいし力強いし、無意識で嫌がられたら一溜りもないんだよね。だから、ちょうど下手くそな寝たフリしようとしてるポチに独り言っぽく要望言ってみたんだ」
バレていたのは寝たフリの方だった。
「っていうか逆に気付かないの? 僕、あんなに独り言言わないよ」
眠っている人や喋らない人形に話しかけることはあるだろう。アレだと思っていた。
「……すいません、ユキ様。嘘……ついて」
嘘は雪兎は嫌いだったなと思い出し、取り敢えず謝った。雪兎は楽しそうに笑って俺の顔を覗きこんだ。
「いいよ、僕の計算通りだし、僕の願い通りの可愛い嘘だしね」
その言葉に胸を撫で下ろしたのも束の間。
「でも、嘘にはお仕置が必要だよね。大丈夫、減刑はしてあげるよ」
俺は全身の血が抜けるような感覚と同時に、全身の血が性器周辺に集まっていくような感覚も味わった。
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