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ぺっとせいかつ、いち

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雪風の長期休暇が終わって数日、俺は平和なペット生活に戻っていた。雪風が居なければ俺が不用意な発言をしない限り雪兎が不機嫌になることはない。
カチューシャと手袋に靴下、尻尾飾りなどで犬に扮してもう何日も過ごしている。分厚い手袋をしたままの生活にも慣れてきたある日の夕食。

「……ユキ様、あの……まだですか?」

夕食を食べる雪兎の前、床に正座して、じっと雪兎の食事風景を眺めていた俺は痺れを切らして尋ねた。空腹もそうだが、一番は……

「……っ! ふぁ、あっ……ユキ様、もっと、強くぅ」

雪兎の足が性器を弄んでいること。コックリングが付けられて、タイツのような素材の小さめのパンツからはみ出た亀頭が足の指で器用に攻められている。

「僕まだ食べてるんだけど」

雪兎の今日の部屋着はホットパンツにシャツという中学生男子とは思えないもので、俺の目の前には太腿がある。俺の陰茎を虐めるために靴下は脱いでいるのに、無意味にガーターリングを着けている。それによって肉や脂肪が少ないはずの雪兎の太腿でも肉感が倍増している。

「ユキ様、太腿……太腿に顔埋めたい……」

「気持ち悪いよー?」

首輪の紐はベッドの足に短く結われ、頭を下げて雪兎の太腿に顔を埋めることは出来ない。絞首覚悟だろうと届かない。

「じゃあもっと強く踏んでくださいよぉっ! 俺何日我慢すればいいんですか!?」

「やっぱり休みの日にゆっくりやりたいからさ。今日もお風呂入ったら寝るし」

「そんなぁっ……休みって明後日じゃないですか、俺死んじゃいますよ! 破裂します!」

雪兎は大きめの肉の塊を口に入れ、椅子を少し引いて咀嚼しながら俺の様子を眺めた。

「……確かに、熱いし、硬いし、ぱんぱんだね?」

そして爪先で陰茎をつつく。親指でゆっくりと裏筋を撫で上げられて、俺は正座のまま上体を反らして腰を突き出した。

「出したいって言ってごらん?」

「出したい、出したいですっ! ぁ、ひぁあっ……そ、そうっ……そんな感じで、もっと体重かけて……」

「何出したいの?」

「ぅ…………せ、精液……です」

「ふーん……じゃあ、これ食べたら一回だけ出させてあげるよ」

雪兎は皿に最後まで残してあったと言うブロッコリーを指で摘み、俺に見せた。

「た、食べます! 食べますから……」

雪兎と違って俺は別にブロッコリーが嫌いではない、好きでもないけど。

「そう? じゃあ……はい、あーん」

雪兎は手で持っていたブロッコリーを足の指の間に挟み、俺の口の前まで持って来た。

「ぇ……?」

「何? 食べるって言うの、嘘なの? じゃあ出させてあげないし、嘘ついたお仕置きもするよ」

俺は雪兎の足なら舐めたっていい、むしろ……いやその話は今はいい。雪兎の足ならいいんだ、問題はさっきまで俺の性器をこねくり回していた足だということだ。

「た、食べます……よ。ちゃんと……ユキ様、ご主人様に嘘なんて言いません……」

だが、そろそろ本当に破裂してしまいそうだし、お仕置きが射精禁止延長だったとしたらもうダメだ。覚悟を決めて口を開け、ブロッコリーを押し込まれた。

「……すごぉいポチ。本当に食べちゃった……ふふ、あっはははっ! かーわいぃなぁ、本っ当に犬じゃん! すごいよポチ、可愛い可愛い!」

特に味に変わりはないし匂いも普通、気にすることはなかったのかもしれない。

「じゃあ、ブロッコリーについてたソースで汚れた足も綺麗にしてくれる? もちろん、口でね」

気にすることは……ない。大丈夫……味も匂いもしない……それだけを頭の中で繰り返し、口を開けて舌を突き出した。
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