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しろわんぴ

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数分後戻って来た雪兎はローターを止め、縄を解いた。どうして眠っている間縛る必要があったんだ、そう聞くと雪兎は──

「縛る練習したかったんだ」

──と答えた。練習なら仕方ないなぁ、そう言える大人になりたい。
縄をまとめる白ワンピースの美少……何だこれは、美少年だけれど、どう見ても美少女だし、なんならもう性別なんてものは存在しない、天使だ。
その白い肢体を穢したい、そう思っても俺の身体は動かない。

「ポチ?  解いたよ、起きたら?」

「…………動きません」

「え……縛り方悪かったかな」

悪かったのはローターの稼働時間だ。

「とりあえず、先に脱がすね」

そう言うと雪兎は俺の服を脱がしていく。汗で引っ付いた上に全身の力を抜いた体格の良い男の服を脱がすのは重労働だ。上の服は腹まで捲り上げて諦めた。

「ちょっと体起こせない?」

「無理ですよ……」

「じゃあ、動けるようになったら自分で脱いでね。僕こっちやるから」

天使……ではあるけどそうではなくて、美少女……でもなくて、美少年……だけども違う…………そんな美しい生き物かどうかすら怪しい彼は俺のベルトに手をかけた。このカチャカチャという音がなんとも扇情的だ。

「……ね、ポチ。小さくしてよ、脱がせらんないじゃん」

「ぁんっ!  ぁ、やめてくださいよ……」

「ファスナーのところがさぁ、盛り上がっちゃって下げらんないの。何とかしてよ」

雪兎はズボンの上から俺の性器をぐいぐいと押し、ズボンのファスナーを下ろすため奮闘している。
愚息はその刺激でさらに大きく膨らむし、そもそもワンピースを着た雪兎が目の前にいるのに萎える訳がない。

雪兎は結局ズボンを脱がすのも諦め、俺は体力が回復してから自分で服を脱いだ。性感帯に布が擦れるのにはもちろん反応するけれど、予想出来なかったのはズボンにローターの紐が引っ張られることだ。

雪兎は全裸になった俺に縛られていた時と同じポーズを要求した。膝の裏を手で抑えろと。
言われた通りにすると雪兎は太腿に巻いたベルトを外し、陰茎に付けていた四つのローターを外した。

「次、中に入れてるやつだけど、一気に行く?  ゆっくり行く?」

「……ゆ、ゆっくりお願いします」

「分かった、ゆっくりだね」

どうせ言った方と反対を選ぶのだろう。一気の方が直ぐに済む、まだマシだ。
そんな俺の考えは甘かった。雪兎は最奥に入れたローターの紐だけを引っ張り、全部をゆっくり出そうとしていた。

「ひっ、ぅ……ぅうっ、ぁ、あぁんっ……」

左右に、縦横に、ぐるぐると引っ張る方向を微妙に変える。それによって俺には新たな快楽が与えられ、喘ぎ声を止めることはなかった。

「ポチ、ほら、ポチも力入れてよ。トイレ来たとか思ってさ」

大の方の想定か。気持ち良すぎて上手く力が入らないが……出したいという錯覚はある。
腰のあたりに力を貯め、ゆっくりと出ていくローター達を中の肉で押し出す。
一番外側の大きなローターが出たらしく、チェアにコロンと音を立てた。入れていた時よりも出した瞬間が何よりも気持ち良い。

「……卵産んだみたい」

雪兎はそうボソッと呟き、ローターを出す作業に戻った。二つ目、三つ目と出ていく毎に雪兎の紐を引く力加減は乱暴になる。
とうとう残りの一つになった時、雪兎は残った一つを素早く引き抜いた。
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