俺の名前は今日からポチです

ムーン

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ごじげんめ

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雪兎は俺が言葉を紡げなくなっても、足を痙攣させても亀頭をピンピンと弾き続けた。余程楽しいらしく、鏡に映る雪兎は見たこともないような嗜虐的な笑みを浮かべている。

「ゃあっ、ぅあっ、ひぁっ!  ゃ、や、ぃやあっ!  ゃんっ!」

「旅行までお預け。分かった?  分かるまでずーっとコレやるよ」

「やっ、ぁあっ!  わかっ……ぁぁんっ!」

「分かった?  お返事は?」

亀頭を乱暴に握り、捻る。俺はその刺激に一際大きな嬌声を上げて、雪兎は一段落ついたと手を離した。

「我慢できるよね?  ポチ、いい子だもんね?」

「は……い」

「そう、それなら最初っからそう言いなよ?」

「ごめん……なさ、ぃ。ユキ様にっ……あまえ、たくて」

「へぇ、そうだったの?  やっぱり可愛いねぇ。よしよし」

頭を撫でられ、その頭皮への感触と揺れる自分自身の髪先に喘ぐ。雪兎はそんな俺の様子を見て笑みを深くした。

「じゃあ、もう一つ可愛いところ教えてあげるね」

雪兎は自身の中指にたっぷりとクリームを盛る。嫌な予感がするも、その予感を行動に反映する余裕はなかった。

「もうちょっと後ろに……そう、僕に体重かけていいよ。倒れて……ふふ、ここだよ、ここ」

つぷ、と後ろの穴に中指が入る。口の周りにクリームを塗り付け、もう片方の手で尻の肉を引っ張り中を鏡に映す。

「あははっ、すごいね。指引っ張られる。きゅーって、さ。ふふ、僕の指そんなに欲しいの?」

中の肉にクリームが塗り込まれていく。この効き目が出る時の事は想像したくない。

「ほら、見て」

雪兎は携帯端末のライトを光らせ、鏡の前に置いた。指を抜いて両手で尻の肉を引っ張って、穴の中を鏡に映す。

「……ゃ、やだっ!  嫌だっ!」

「ダーメ。ちゃんと見て、ほら……中ひくひくしてる。何か欲しいのあるのかな?」

「やだぁ……ぃや、やめて、やめてください…………許してっ……」

「許してって何さ。僕怒ってないよ?  ポチが可愛いって言ってるの、泣かないでよ」

穴の中を照らされるなんて流石に耐えられない。今までとは別の理由から涙を溢れさせてしばらく、媚薬が効いてくる。

「ふふっ……ねぇ、ポチ。何か欲しいものあるんじゃないの?」

「んっ、ぅ……うぅっ…………ユキ様、ユキ様の欲しい……」

そう言うと雪兎は指を挿し入れる。

「これが欲しかったの?」

「ふぁあっ!?  ぁ、ちがっ、もっと……おっきいのっ……」

指が三本に増え、その根元まで入ってくる。

「すっごい締め付けてくる……ちょっと痛いかも」

雪兎はそのまま中で指をバラバラに動かす。中を犯されて拡げられて、指がずっと太くなったように感じた。

「ぁ、あぁ、ひぁあっ!  ゃあぁんっ!  ぁ、ふっ、ぁあんっ!」

「これが欲しかったんだよね?」

音を立ててかき混ぜられ、中から前立腺を刺激され、俺は何度も絶頂を迎える。その度に足が痙攣して、コックリングの締め付けを感じて、雪兎に絡めた腕に力が入った。
指よりももっと大きくて硬くて熱いものが欲しいのに、それを伝えられるほど口にも頭にも余裕がない。
雪兎は俺が本当に求めているものが分かっているはずなのに、口に出さない限りは与えてくれない。
俺は無意味に声を上げ、時間と体力を浪費し続けた。
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