172 / 667
わんわん! なな
しおりを挟む
予想通り、尻尾飾りの毛を掴んだ雪兎は力任せにそれを引っ張った。俺の中に入っていた歪な棒が一気に引き抜かれる。
「ゃあぁあっ! ふ……ふぅっ……ふー……」
息を整えようとするも、すぐにまた奥まで挿し込まれる。
「ひぁあぁっ!? ぁ、あ……」
「そんな大声出したらにみんなに聞かれちゃうよ?」
カチッと音がして、弱い振動が始まる。雪兎はそのまま尻尾飾りを引っ張り、押し込み、何度も出し入れした。
「ぁんっ! ゃあっ、やだっ、ん……んんっ、んんんーっ!」
誰かに聞かれているかもと考えたら、俺は自然と自分の手を噛んで声を抑えようとしていた。
「んっ、ん……あぁっ、やらぁっ!」
けれど、強い快楽はそれを許さず、俺はまた大声を出す。
「ポチは可愛いね。雪風にされた時もこんなに声出したの?」
「んっ、ぁ、ひぁっ、んんっ、ぅあっ……ぁ、ゃあんっ」
雪兎が単純な出し入れだけを行う訳もなく、角度を変えたり回転を付けたりもする。
「……ポチ、ここ自分で握って。出したらお仕置きだよ」
尻尾飾りから手を離し、雪兎は俺の右手を陰茎に誘導する。射精したら鞭打ちを増やされるのか、ぼーっとした頭では思考がまとまらない。俺は言われるがままに自分の陰茎を強く握り、精液をせき止めた。
雪兎は両方の手を俺から離すと俺にまた椅子に座るよう言った。その前に、と振動を最強にして。
「ん、はぁっ、ゆきぃっ!」
「あははっ、聞こえる? 椅子と当たってすごい音鳴ってるよ」
椅子に振動が伝わり、ヴヴヴ……と大きな音を鳴らしていた。けれど、俺にそれを気にする余裕はない。
「ゆきっ……ゆきさまぁ、ださせて、ださせてくださいっ」
「僕がいいって言ったらね」
雪兎はボディソープを継ぎ足し、泡立てずに俺の性器に塗り込んでいく。俺は必死に根元を握って、精液が溢れないように努めた。
「はやくっ、はやくぅっ! ゆきさま、はやくぅっ!」
「だーめ、ちゃんと洗わないと」
鈴口をくりくりと指の腹で抉り、裏筋を指先で撫で、陰嚢を摘み、雪兎は俺の性器を丁寧に洗っていく。
「は……ぁっ、むりっ、ゆきとぉっ! むり……」
指先に力が入らなくなってきた。押さえておくのも限界だ。
「うん、洗えた。出していいよ」
雪兎は俺の亀頭を握ったままそう言った。俺は手を離し、全身の力を抜き、快楽のままに精液を溢れさせた。溢れた精液は雪兎の手に押さえられ、少しずつ下に垂れていく。
「ゆき……と。ゆきさま……」
「…………ポチさ、一日に何回出せるの? ちょっと怖くなってきたんだけど」
「ゆきさまぁ……」
「あ、はいはい。なぁに?」
首を傾げて俺の顔を覗き込む雪兎。俺はそんな雪兎を抱き締めるため、腕を伸ばした。
「わ……な、何?」
「ゆきさま……好きです、ゆきさまぁ……」
絶頂の後はぼーっとした気分がしばらく続く。雪兎を見ても欲情することなく、純粋な好意を伝えられるはずだ。
「…………えへへ」
俺に抱き締められた雪兎は嬉しそうに笑って、俺の背に手を添えた。
「ゃあぁあっ! ふ……ふぅっ……ふー……」
息を整えようとするも、すぐにまた奥まで挿し込まれる。
「ひぁあぁっ!? ぁ、あ……」
「そんな大声出したらにみんなに聞かれちゃうよ?」
カチッと音がして、弱い振動が始まる。雪兎はそのまま尻尾飾りを引っ張り、押し込み、何度も出し入れした。
「ぁんっ! ゃあっ、やだっ、ん……んんっ、んんんーっ!」
誰かに聞かれているかもと考えたら、俺は自然と自分の手を噛んで声を抑えようとしていた。
「んっ、ん……あぁっ、やらぁっ!」
けれど、強い快楽はそれを許さず、俺はまた大声を出す。
「ポチは可愛いね。雪風にされた時もこんなに声出したの?」
「んっ、ぁ、ひぁっ、んんっ、ぅあっ……ぁ、ゃあんっ」
雪兎が単純な出し入れだけを行う訳もなく、角度を変えたり回転を付けたりもする。
「……ポチ、ここ自分で握って。出したらお仕置きだよ」
尻尾飾りから手を離し、雪兎は俺の右手を陰茎に誘導する。射精したら鞭打ちを増やされるのか、ぼーっとした頭では思考がまとまらない。俺は言われるがままに自分の陰茎を強く握り、精液をせき止めた。
雪兎は両方の手を俺から離すと俺にまた椅子に座るよう言った。その前に、と振動を最強にして。
「ん、はぁっ、ゆきぃっ!」
「あははっ、聞こえる? 椅子と当たってすごい音鳴ってるよ」
椅子に振動が伝わり、ヴヴヴ……と大きな音を鳴らしていた。けれど、俺にそれを気にする余裕はない。
「ゆきっ……ゆきさまぁ、ださせて、ださせてくださいっ」
「僕がいいって言ったらね」
雪兎はボディソープを継ぎ足し、泡立てずに俺の性器に塗り込んでいく。俺は必死に根元を握って、精液が溢れないように努めた。
「はやくっ、はやくぅっ! ゆきさま、はやくぅっ!」
「だーめ、ちゃんと洗わないと」
鈴口をくりくりと指の腹で抉り、裏筋を指先で撫で、陰嚢を摘み、雪兎は俺の性器を丁寧に洗っていく。
「は……ぁっ、むりっ、ゆきとぉっ! むり……」
指先に力が入らなくなってきた。押さえておくのも限界だ。
「うん、洗えた。出していいよ」
雪兎は俺の亀頭を握ったままそう言った。俺は手を離し、全身の力を抜き、快楽のままに精液を溢れさせた。溢れた精液は雪兎の手に押さえられ、少しずつ下に垂れていく。
「ゆき……と。ゆきさま……」
「…………ポチさ、一日に何回出せるの? ちょっと怖くなってきたんだけど」
「ゆきさまぁ……」
「あ、はいはい。なぁに?」
首を傾げて俺の顔を覗き込む雪兎。俺はそんな雪兎を抱き締めるため、腕を伸ばした。
「わ……な、何?」
「ゆきさま……好きです、ゆきさまぁ……」
絶頂の後はぼーっとした気分がしばらく続く。雪兎を見ても欲情することなく、純粋な好意を伝えられるはずだ。
「…………えへへ」
俺に抱き締められた雪兎は嬉しそうに笑って、俺の背に手を添えた。
0
お気に入りに追加
1,425
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる