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どらいぶ
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車の揺れや流れていく景色、俺はそういったものがトラウマになっていた。特に山道では。
だが、今はどうだ。焦れた身体にどうにか刺激を与えようと必死で、車内だということも考えられないでいる。
「ん……っ、はぁ……んんっ…………ぅ」
雪兎が眠っている、前の席に顔見知りの使用人がいる。そんな状況で嬌声を上げられるほど厚かましくはない。
しかし、大人しく家に着くのを待つことも出来ない。
俺は雪風がはだけさせた着物の中に手を入れる。腹筋の溝を指でなぞり、脇腹に手をすべらせる。
「ふっ……ぅ…………もっと……」
揉むものもないくせに、胸に手を添えて優しく指を動かした。思っていたよりも胸筋が付いていて、硬さはともかく辛うじて揉めるものはあった。
「んっ……ん、ぁ、あっ……」
高い声が漏れて、思わず口を押さえる。そうすると呼吸がさらに苦しくなって、また別の興奮を俺に与えた。
俺はそっと手を動かして、鼻の方も塞いだ。ぎゅっと押さえると必死に息を吸っても少しも入ってこない。
「……っ……ん…………っはぁっ、ぁ、あぁっ!」
と言っても気絶するまで押さえておくことは自分では出来ない。苦しくなって手を離せば、口を押さえる前よりも大きな声が出てしまう。
「ぁ、ん……ゃ…………あっ……」
胸筋を揉むのなんてすぐに飽きる。手への感触も胸への快楽も、つまらなさ過ぎる。指先は自然と先端に進み、その周囲を爪でなぞって焦らす。
「はっ……ぁ、あぁ、や…………もっと……」
俺は飽き性なのか、乳輪で焦らすのにもすぐに飽きた。乳首を親指と人差し指で挟んで、くりくりと転がす。
「ゃあんっ! ぁ……んんっ……」
大きな声を出してしまって、反射的に口を塞ぐ。けれど反対の手は少しも休まず乳首を弄んでいる。
もうほとんど意識していない。鼻も塞いでしまうのも、刺激に強弱を付けてしまうのも、本能のままに手が動く。
「んっ、んっ、んん……ぅ、んっ」
乳首を摘んだまま引っ張って、その先でも変わらず転がして、自分ではどんな刺激が来るか分からないように指が滑るまで離さない。
自然と指が滑ったら、今度は指の腹で押し潰す。
「ぁ、んっ、ゃあ……んんっ、ぅあっ……」
刺激を与え過ぎて痺れてきたら、手を交代して反対の乳首で同じことをする。
「ひっ、ゃあんっ! ぁ……んんんっ!」
慣れた手でまだ慣れていないところを弄って、抑えきれない声を息ごと塞ぐ。
全く同じことでも、左右を変えれば全く別の刺激になる。
もう眠っている雪兎も前の座席の使用人達も意識出来ていない。腰は揺れてしまっているし、着物は肩まで露出して声も抑えられていない。
けれど、俺はそれでいい。雪兎の犬なのだから、人間のように周囲を気にする必要などない。俺はとうとう開き直って、家に着くまでその遊びを続けた。
だが、今はどうだ。焦れた身体にどうにか刺激を与えようと必死で、車内だということも考えられないでいる。
「ん……っ、はぁ……んんっ…………ぅ」
雪兎が眠っている、前の席に顔見知りの使用人がいる。そんな状況で嬌声を上げられるほど厚かましくはない。
しかし、大人しく家に着くのを待つことも出来ない。
俺は雪風がはだけさせた着物の中に手を入れる。腹筋の溝を指でなぞり、脇腹に手をすべらせる。
「ふっ……ぅ…………もっと……」
揉むものもないくせに、胸に手を添えて優しく指を動かした。思っていたよりも胸筋が付いていて、硬さはともかく辛うじて揉めるものはあった。
「んっ……ん、ぁ、あっ……」
高い声が漏れて、思わず口を押さえる。そうすると呼吸がさらに苦しくなって、また別の興奮を俺に与えた。
俺はそっと手を動かして、鼻の方も塞いだ。ぎゅっと押さえると必死に息を吸っても少しも入ってこない。
「……っ……ん…………っはぁっ、ぁ、あぁっ!」
と言っても気絶するまで押さえておくことは自分では出来ない。苦しくなって手を離せば、口を押さえる前よりも大きな声が出てしまう。
「ぁ、ん……ゃ…………あっ……」
胸筋を揉むのなんてすぐに飽きる。手への感触も胸への快楽も、つまらなさ過ぎる。指先は自然と先端に進み、その周囲を爪でなぞって焦らす。
「はっ……ぁ、あぁ、や…………もっと……」
俺は飽き性なのか、乳輪で焦らすのにもすぐに飽きた。乳首を親指と人差し指で挟んで、くりくりと転がす。
「ゃあんっ! ぁ……んんっ……」
大きな声を出してしまって、反射的に口を塞ぐ。けれど反対の手は少しも休まず乳首を弄んでいる。
もうほとんど意識していない。鼻も塞いでしまうのも、刺激に強弱を付けてしまうのも、本能のままに手が動く。
「んっ、んっ、んん……ぅ、んっ」
乳首を摘んだまま引っ張って、その先でも変わらず転がして、自分ではどんな刺激が来るか分からないように指が滑るまで離さない。
自然と指が滑ったら、今度は指の腹で押し潰す。
「ぁ、んっ、ゃあ……んんっ、ぅあっ……」
刺激を与え過ぎて痺れてきたら、手を交代して反対の乳首で同じことをする。
「ひっ、ゃあんっ! ぁ……んんんっ!」
慣れた手でまだ慣れていないところを弄って、抑えきれない声を息ごと塞ぐ。
全く同じことでも、左右を変えれば全く別の刺激になる。
もう眠っている雪兎も前の座席の使用人達も意識出来ていない。腰は揺れてしまっているし、着物は肩まで露出して声も抑えられていない。
けれど、俺はそれでいい。雪兎の犬なのだから、人間のように周囲を気にする必要などない。俺はとうとう開き直って、家に着くまでその遊びを続けた。
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