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第五章 蛇には酒だと昔から決まっている
蛇神の御神体
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酒呑の晩酌に付き合っていたが、そろそろ子供は寝なければと気遣われて部屋を追い出された。渡された提灯を持って用意してもらった客間に帰る前に僕にはやることがある。
「セーブ……できたかな?」
ジャックがいないと分からないのは不便だ。
門の脇のセーブポイントでセーブを終えた僕は酒呑に言われた裏口から出た。正門から見た景色は町外れのようだったのに、裏口から出た僕は木の上に立っていた。
「どうなってるんだろ……すごいなぁ」
和風の豪邸は木の枝の上に立っている。木の枝といっても今まで見てきた魔樹の幹より太い。上を歩いてもバランスを崩すような丸みは感じない。
「……この辺でいいかな」
幹まで歩き、物陰ではないが足元はそうそう見ないだろうと枝に寝転がって紋章を彫った。やはり攻略はこれまで来たどの島よりも楽だった。
「ん……?」
シュー……と不思議な音が聞こえる。空気が漏れるような音だが、少し違う。立ち上がって周囲を見回すも、何もいない。
「…………戻ろ」
踵を返したその時、ポタタッ……と水滴が頭に落ちた。すぐに手で拭ったそれは粘ついていて、透明に見える。
「なにこれ、精液……じゃないか、匂いが違う。でも臭い……」
提灯を持ち上げ、液体が落ちてきた方を見上げる。
「え」
大蛇だ。シュー……と音を鳴らし、舌を素早く出し入れし、その細長い瞳孔で僕を射抜き、ゆっくりと近付いてくる。
「……っ!」
声が出ない。動けない。他の島の魔樹の幹よりも太い大蛇を前にした僕の身体は硬直していた。しかし、大蛇の舌が提灯に当たった瞬間、僕の硬直は解けて豪邸の方へ走っていた。
「た、助けっ……!」
僕が出てきた裏口が内側から開けられるのを見て、生還を確信する。だが、そう甘くはなかった。大蛇はその大きな口で僕を丸呑みにしてしまった。
「え……ゃ、やだっ、やだぁっ! 出して! 吐き出せよっ!」
大蛇の食道だろうぬめった肉壁を叩く。
「助けて! 誰か……酒呑さん! フリージア……やだ、やだ、嫌だっ……」
真っ暗闇の中僕は叫び続けた。肉壁を叩き続けた。しかし体力が尽き、その場に座り込む。気付けば手の皮が剥けていた。伝声石を振って灯り代わりにしてみると服も破れていた。
「まさか……溶けてるの」
手同士を擦り合わせるとどんどん皮が剥けて肉が露出した。僕は痛む手で銀の鍵を握り、ロードした。
「戻った……? よかったぁ……はぁ、もっと早くロード思い出すんだった」
蛇に呑まれてすぐにロードしていれば時間の節約にもなったのに。あと何時間異世界にいられるだろう、ジャックがいないと分からない。
「……とりあえずもっかい行ってみよう」
裏口から出て幹に向かう。提灯を上に向けても蛇はいない。素早く彫って帰れば大丈夫なのか、彫ると出てくるのかは検証の必要がある。
硬直しなければ逃げられただろうかと考え、寝転がらずに紋章を彫った。彫り終えてすぐに踵を返し、走る。
「ぅわっ!?」
誰かにぶつかった。しかしその誰かに腕を掴まれ、転ばずに済んだ。
『……何しとるんや自分』
「え……酒呑さん? どうして……」
そういえば前回、裏口が内側から開けられる最中だった。まさか酒呑が来ていたのか。
『隠れ屋敷の結界張っとるんは俺やからな、出入りくらいは分かるわいな。で……自分は何しとるんや』
「あ、いや……本当に裏口が魔樹に繋がってるのか、気になって」
『その魔樹になんかしとったなぁ、見せてもらうで』
振り返ってすぐにぶつかったのだから、紋章を彫るところを見られていて当然だ。僕は銀の鍵を握り締め、紋章を調べる酒呑をじっと観察した。
『……なんやこれ。名前でも彫ったんか思とったけど……もっと、何か、禍々しい……自分ほんまは観光ちゃうやろ。怪しい思とってん、お嬢のためや言うても魔王について知りたがりすぎやったしなぁ』
言い逃れはできなさそうだ。もう少し情報が欲しいが……酒呑が裏口を使うのを感知できるのが分かっただけいいだろう、ロードして──
『ちょっと話聞かせてもらおか』
──酒呑に振り向きざまに顔を殴られ、よろける。すぐに銀の鍵を回そうとしたが、酒呑は僕の両腕を叩き折った。
『喚くな。さ、話しようや。この変な模様は何なん』
「痛っ、ぁ、や……痛いっ、痛いよぉっ……やだ、助けて、こーくん……」
『泣かんと答え! この模様……あ、やってもた』
グギッ……と鈍い音を最後に僕は意識を失い、気付けばセーブポイントの前に立っていた。確か頭を殴られたはずだから、首でも折れたかな。
「腕折れるってあんな感じかぁ……やだな」
無傷の腕を軽く握り、ため息をつく。僕は銀の鍵を首から外し、手首に紐を巻いてすぐに回せるようにしたまま、酒呑の元へ戻った。
『おぅ、どないしたん』
朗らかに笑っている、僕を容赦なく殺した彼とは別人に見える。
「えっと……ちょっと気になることがあって、寝付けなくて」
『なんや?』
「…………カガシさんとカガチさんって蛇巫女って言ってましたよね? 巫女は神様に仕えてる人ですよね、魔王の酒呑さんがいるのに神様っているんですか? 蛇……なんですか?」
魔樹に住む大蛇を見て、僕は蛇巫女という職名を思い出していた。関係があるに違いない。
『ふーん……細かいこと気にしやる子やな。まず、神様……神性は魔神王に下っとるもんだけが存在しとって、その二柱のうち一柱がうちにおんねん』
「……もう片方って、牧羊の大陸の?」
『せやせや、ハスターな』
ならあの大蛇を倒すのは当然無理だし、騙すのも難しい……攻略難易度が跳ね上がったな。
『んでその神性は俺の親父で、蛇で、邪神や』
「なるほど……えっ、酒呑さんって蛇なんですか?」
『鬼やけどな。ま、神性やら魔性やらの親子関係気にしたアカンで、自分人間やろ? 理解できんわ』
鬼という種族についても聞いておきたいな。
『親父は八岐大蛇……もしくは伊吹大明神、呼ばれるんやけどな、まぁえらい酒好きでなぁ』
「そこは遺伝なんですね……」
酒呑に似て酒好きなら酔わせた隙に攻略するのもアリ、だが酒呑に似て酒に強いなら酔わせるのは至難の業。神が気に入るような酒を大量に用意する金を稼ぐのに何年かかる? この手はダメだな。
「……あの、鬼ってどういう種族なんですか?」
『あー……角生えとって、人間より頑丈で、人喰う、そんだけの中堅の魔物や。神性やら悪魔やらには勝たれへんさかいな、鬼はもう俺と茨木しか残っとらへんわ。まぁ俺らの生態を元にオーガ言うのん頭領作っとったけど……そんな似てへんねんなアレ』
絶滅危惧種なのか。そこまで強くないなら倒せるかもしれないな、ジャックと合流したら相談しなければ。
「そんなに強くないのに酒呑さんは魔王なんですか?」
『自分なぁ……そら俺は縁故採用みたいなとこあるけど、茨木と違うて俺は純種の鬼やのうて邪神の申し子やさかい、悪魔やらに勝たれへん言うてもそら上の方の悪魔やで? 自分が思とるより強いわ』
機嫌を損ねてしまったな、銀の鍵を回すタイミングだけは逃さないよう気を付けなければ。
「悪魔ってなんなんですか?」
『俺らみたいな魔物と違うて、魔力だけで構成されとる奴らのことや』
「……魔力、だけ?」
実体がないということか? シネラリアの炎部分だけの存在……?
『俺らは元々血肉を持っとるけど、悪魔はまず受肉の必要があるんや』
「じゅにく」
『……霊体が肉体に……ぁー、取り憑く? でええんかな』
「霊体が、肉体に……なるほど」
よく分からない。ファンタジー世界の概念の理解なんてしようと思ったのが間違いなのか?
『…………せやな、空気とか目には見えへんけど、風船に詰めたら見えるし触れるやん? あんなん』
「なるほど……?」
分かったような分からないような。
「……神様とかも霊体? なんですか?」
『俺の親父は受肉しとらんな、せやから普段は見えへんわ。ハスターは確か受肉しとったんちゃうか? せやけどアイツしょっちゅう霊体だけんなってフラフラしとるわ』
霊体が空気という説明は間違いかもな。僕はその空気に呑まれて溶かされるところだったんだ。
『ハスター……昔は美味そうな見た目しとったんに今はもうただのガキになってもうて……』
「……あの、霊体って受肉しなくても触れるんですか?」
『ぉん? おぉ……せやな、強かったら実体化もするわ。けどそないおらんで』
「…………実体化した霊体って攻撃通ります?」
『魔力での攻撃やったら……なんでそんなこと聞くんや自分』
金眼が鋭くなった。僕は落ち着いて銀の鍵を回してロードし、セーブポイントに戻り、部屋に帰って眠った。起きる頃には現実世界に戻っているだろう。
「セーブ……できたかな?」
ジャックがいないと分からないのは不便だ。
門の脇のセーブポイントでセーブを終えた僕は酒呑に言われた裏口から出た。正門から見た景色は町外れのようだったのに、裏口から出た僕は木の上に立っていた。
「どうなってるんだろ……すごいなぁ」
和風の豪邸は木の枝の上に立っている。木の枝といっても今まで見てきた魔樹の幹より太い。上を歩いてもバランスを崩すような丸みは感じない。
「……この辺でいいかな」
幹まで歩き、物陰ではないが足元はそうそう見ないだろうと枝に寝転がって紋章を彫った。やはり攻略はこれまで来たどの島よりも楽だった。
「ん……?」
シュー……と不思議な音が聞こえる。空気が漏れるような音だが、少し違う。立ち上がって周囲を見回すも、何もいない。
「…………戻ろ」
踵を返したその時、ポタタッ……と水滴が頭に落ちた。すぐに手で拭ったそれは粘ついていて、透明に見える。
「なにこれ、精液……じゃないか、匂いが違う。でも臭い……」
提灯を持ち上げ、液体が落ちてきた方を見上げる。
「え」
大蛇だ。シュー……と音を鳴らし、舌を素早く出し入れし、その細長い瞳孔で僕を射抜き、ゆっくりと近付いてくる。
「……っ!」
声が出ない。動けない。他の島の魔樹の幹よりも太い大蛇を前にした僕の身体は硬直していた。しかし、大蛇の舌が提灯に当たった瞬間、僕の硬直は解けて豪邸の方へ走っていた。
「た、助けっ……!」
僕が出てきた裏口が内側から開けられるのを見て、生還を確信する。だが、そう甘くはなかった。大蛇はその大きな口で僕を丸呑みにしてしまった。
「え……ゃ、やだっ、やだぁっ! 出して! 吐き出せよっ!」
大蛇の食道だろうぬめった肉壁を叩く。
「助けて! 誰か……酒呑さん! フリージア……やだ、やだ、嫌だっ……」
真っ暗闇の中僕は叫び続けた。肉壁を叩き続けた。しかし体力が尽き、その場に座り込む。気付けば手の皮が剥けていた。伝声石を振って灯り代わりにしてみると服も破れていた。
「まさか……溶けてるの」
手同士を擦り合わせるとどんどん皮が剥けて肉が露出した。僕は痛む手で銀の鍵を握り、ロードした。
「戻った……? よかったぁ……はぁ、もっと早くロード思い出すんだった」
蛇に呑まれてすぐにロードしていれば時間の節約にもなったのに。あと何時間異世界にいられるだろう、ジャックがいないと分からない。
「……とりあえずもっかい行ってみよう」
裏口から出て幹に向かう。提灯を上に向けても蛇はいない。素早く彫って帰れば大丈夫なのか、彫ると出てくるのかは検証の必要がある。
硬直しなければ逃げられただろうかと考え、寝転がらずに紋章を彫った。彫り終えてすぐに踵を返し、走る。
「ぅわっ!?」
誰かにぶつかった。しかしその誰かに腕を掴まれ、転ばずに済んだ。
『……何しとるんや自分』
「え……酒呑さん? どうして……」
そういえば前回、裏口が内側から開けられる最中だった。まさか酒呑が来ていたのか。
『隠れ屋敷の結界張っとるんは俺やからな、出入りくらいは分かるわいな。で……自分は何しとるんや』
「あ、いや……本当に裏口が魔樹に繋がってるのか、気になって」
『その魔樹になんかしとったなぁ、見せてもらうで』
振り返ってすぐにぶつかったのだから、紋章を彫るところを見られていて当然だ。僕は銀の鍵を握り締め、紋章を調べる酒呑をじっと観察した。
『……なんやこれ。名前でも彫ったんか思とったけど……もっと、何か、禍々しい……自分ほんまは観光ちゃうやろ。怪しい思とってん、お嬢のためや言うても魔王について知りたがりすぎやったしなぁ』
言い逃れはできなさそうだ。もう少し情報が欲しいが……酒呑が裏口を使うのを感知できるのが分かっただけいいだろう、ロードして──
『ちょっと話聞かせてもらおか』
──酒呑に振り向きざまに顔を殴られ、よろける。すぐに銀の鍵を回そうとしたが、酒呑は僕の両腕を叩き折った。
『喚くな。さ、話しようや。この変な模様は何なん』
「痛っ、ぁ、や……痛いっ、痛いよぉっ……やだ、助けて、こーくん……」
『泣かんと答え! この模様……あ、やってもた』
グギッ……と鈍い音を最後に僕は意識を失い、気付けばセーブポイントの前に立っていた。確か頭を殴られたはずだから、首でも折れたかな。
「腕折れるってあんな感じかぁ……やだな」
無傷の腕を軽く握り、ため息をつく。僕は銀の鍵を首から外し、手首に紐を巻いてすぐに回せるようにしたまま、酒呑の元へ戻った。
『おぅ、どないしたん』
朗らかに笑っている、僕を容赦なく殺した彼とは別人に見える。
「えっと……ちょっと気になることがあって、寝付けなくて」
『なんや?』
「…………カガシさんとカガチさんって蛇巫女って言ってましたよね? 巫女は神様に仕えてる人ですよね、魔王の酒呑さんがいるのに神様っているんですか? 蛇……なんですか?」
魔樹に住む大蛇を見て、僕は蛇巫女という職名を思い出していた。関係があるに違いない。
『ふーん……細かいこと気にしやる子やな。まず、神様……神性は魔神王に下っとるもんだけが存在しとって、その二柱のうち一柱がうちにおんねん』
「……もう片方って、牧羊の大陸の?」
『せやせや、ハスターな』
ならあの大蛇を倒すのは当然無理だし、騙すのも難しい……攻略難易度が跳ね上がったな。
『んでその神性は俺の親父で、蛇で、邪神や』
「なるほど……えっ、酒呑さんって蛇なんですか?」
『鬼やけどな。ま、神性やら魔性やらの親子関係気にしたアカンで、自分人間やろ? 理解できんわ』
鬼という種族についても聞いておきたいな。
『親父は八岐大蛇……もしくは伊吹大明神、呼ばれるんやけどな、まぁえらい酒好きでなぁ』
「そこは遺伝なんですね……」
酒呑に似て酒好きなら酔わせた隙に攻略するのもアリ、だが酒呑に似て酒に強いなら酔わせるのは至難の業。神が気に入るような酒を大量に用意する金を稼ぐのに何年かかる? この手はダメだな。
「……あの、鬼ってどういう種族なんですか?」
『あー……角生えとって、人間より頑丈で、人喰う、そんだけの中堅の魔物や。神性やら悪魔やらには勝たれへんさかいな、鬼はもう俺と茨木しか残っとらへんわ。まぁ俺らの生態を元にオーガ言うのん頭領作っとったけど……そんな似てへんねんなアレ』
絶滅危惧種なのか。そこまで強くないなら倒せるかもしれないな、ジャックと合流したら相談しなければ。
「そんなに強くないのに酒呑さんは魔王なんですか?」
『自分なぁ……そら俺は縁故採用みたいなとこあるけど、茨木と違うて俺は純種の鬼やのうて邪神の申し子やさかい、悪魔やらに勝たれへん言うてもそら上の方の悪魔やで? 自分が思とるより強いわ』
機嫌を損ねてしまったな、銀の鍵を回すタイミングだけは逃さないよう気を付けなければ。
「悪魔ってなんなんですか?」
『俺らみたいな魔物と違うて、魔力だけで構成されとる奴らのことや』
「……魔力、だけ?」
実体がないということか? シネラリアの炎部分だけの存在……?
『俺らは元々血肉を持っとるけど、悪魔はまず受肉の必要があるんや』
「じゅにく」
『……霊体が肉体に……ぁー、取り憑く? でええんかな』
「霊体が、肉体に……なるほど」
よく分からない。ファンタジー世界の概念の理解なんてしようと思ったのが間違いなのか?
『…………せやな、空気とか目には見えへんけど、風船に詰めたら見えるし触れるやん? あんなん』
「なるほど……?」
分かったような分からないような。
「……神様とかも霊体? なんですか?」
『俺の親父は受肉しとらんな、せやから普段は見えへんわ。ハスターは確か受肉しとったんちゃうか? せやけどアイツしょっちゅう霊体だけんなってフラフラしとるわ』
霊体が空気という説明は間違いかもな。僕はその空気に呑まれて溶かされるところだったんだ。
『ハスター……昔は美味そうな見た目しとったんに今はもうただのガキになってもうて……』
「……あの、霊体って受肉しなくても触れるんですか?」
『ぉん? おぉ……せやな、強かったら実体化もするわ。けどそないおらんで』
「…………実体化した霊体って攻撃通ります?」
『魔力での攻撃やったら……なんでそんなこと聞くんや自分』
金眼が鋭くなった。僕は落ち着いて銀の鍵を回してロードし、セーブポイントに戻り、部屋に帰って眠った。起きる頃には現実世界に戻っているだろう。
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