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第五章 蛇には酒だと昔から決まっている
時間だけがかかる予感
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2015年 5月10日 日曜日 2時25分
今日は父がなかなか離してくれなかった。日付が変わってから二時間半も過ぎている、父は六時頃に起きるから僕は五時までに起きて父の朝食を作らなければならない。
「えっと……三時間だから、三十時間になるのか……一日と少し。短いなぁ」
朝食を作るのに一時間かかる訳ではない、全身に包帯を巻くのに時間がかかるのだ。僕が包帯を外していると父は不機嫌になり、僕を罵倒する。誰のせいで僕が火傷を負ったか忘れているのかな。
「おやすみなさい……」
携帯端末を枕の下に入れ、就寝。そして異世界に転移。
「うわ……重だるい」
「ユウ、おかえり」
そういえば前回は森を歩き回った末、ようやく人里に辿り着いて宿を見つけたんだったか。宿の前でセーブをして、満足して宿に入らずに終わったのか。
「足痛い……重い……え、これ今からお風呂入るの? キッツぅ……」
異世界と現実世界の体は別なのだから当然だが、異世界の体の疲れは転移した途端に感じる。この現実世界とのギャップが慣れない、左半身が自由に動くのも不思議に思えてくる。
「ふーっ……何とか眠れずに入れた。おやすみ」
「あぁ、おやすみ、ユウ」
風呂を終えてすぐに布団に飛び込む。今まで辿ってきた大陸はどこもベッドだったが、ここは布団らしい。もちろん現実世界の僕が眠っている布団よりもずっと上等なもので、僕はすぐに眠ってしまった。
「ユウ、ユウ……起きろ、朝だぞ」
「……嘘だ。今目閉じたばっかりだよ、瞬きしかしてない」
「良い睡眠だったようだな」
体の疲れは取れているし、ジャックの言う通り良い睡眠なのだろう。けれど何故か損をした気分だ。
「ふぁぁ……あと何時間?」
「二十四時間。ちょうど一日だな」
短い。攻略を進められるだろうか。
「とりあえず……えっと、魔樹探さなきゃね」
「ユウ、それなら地図がある」
ジャックは僕が寝ている間に地図を買っていたらしく、浴衣のまま布団の上に座っている僕に地図を見せてきた。
「……なんか、ぎゅってした日本みたいな形してるね」
この妖怪変化の列島は二つの細長い島で構成されている。日本を元にして言えば、関西と関東が分かれていて北海道と九州が分かれていない……この説明じゃ余計分かりにくいかな?
「異世界だからな……まぁ、多少は似ることもあるだろう」
「異世界だからって何さ」
「パラレルワールドを知っているか? ユウが生きる現実世界とこの異世界は異なる選択をした世界だ、俺達が今居るこの星も地球なんだ」
パラレルワールドという言葉は覚えておいて、現実世界に帰ったら検索してみよう。
「それで、魔樹はどこ?」
「ここだ、二つの島を繋ぐように海中に生えている」
「海に木が生えるとか意味分かんないね……」
「マングローブを知らないのか? 似たようなものだ」
マングローブという言葉も覚えておこう。
「現在地は?」
ジャックが指差したのは南西側の島の端、日本列島に当てはめていえば長崎辺りだ。
「……何日かかるの」
「歩けば……数日、ユウの体力とセーブポイントの位置による」
舗装されていない道路を何百キロも歩くなんて考えたくもない、足が棒になるなんてものではない。
「何か乗り物ないの? 馬車は?」
「山道が多いからな、馬車では幅が……いや、馬に乗れば行けるかもな」
僕に乗馬のテクニックなんてない。馬を買うのにいくらかかる。現実的ではない。
「馬に乗ってもかなりかかるし、山道で魔物や山賊に襲われる確率を考えるとコスパが悪い。ドラコ運輸に頼むのが一番だと思う」
「ドラコ運輸って……あのトカゲの化け物に運んでもらうの!? お弁当になれってこと?」
「ユウ、そんなことにはならない。安心しろ。さ、運賃を稼ぎに行くぞ」
また魔樹から樹液を採集するのか? また森に入るのか……樹液をどれだけ採集すれば運賃に足りるんだ? 今回は異世界にいられる時間が短いのに、こんな作業……
「ユウ? どうした、早く行こう」
「……リナリアさんがいた船にさ、竜いっぱい居るって聞いたよね」
空母のような移動式空中要塞の甲板には竜がいると聞いた。船を不可視にしているのは竜の術だとも。
「一匹くらい貸してくれないかな」
「ふむ……いい考えだ、聞くだけならタダだしな」
僕は早速首からかけていた伝声石を握った。服の中に入れていたせいか生温い。一度振れば青色に、もう一度振れば紫色に光る。
「もしもし……? リナリアさん?」
もしもしと言う必要はないと分かっていたが、つい言ってしまった。
『ユウか、何か用か?』
「あ……えっとね、魔神王を倒す下準備として、僕達は各大陸の魔樹に細工をしてるんだけど……その、降ろしてもらったところ魔樹まで遠くてさ、僕達貧乏だし……だから、その、竜とかに運んでもらえないかなって」
『成程、理解した。少し待て、暇をしている竜がいくらか居る、乗っても死なないモノを行かせよう』
「ありがとう……! 本当に助かる……乗っても死なない?」
『じゃあな』
リナリアは一方的に通話を切ってしまった。伝声石を服の中に入れてジャックを見つめる。
「……竜の中には体表が猛毒の粘液で覆われているモノや、非常に体温が高く鱗が鉄板焼き状態になっているモノもいる、安全なモノが来るといいな」
やって来るだろうドラゴンに不安を抱きながらも宿の外で待って十数分後、大きな影が差した。見上げればドラゴンがトンビのように旋回している。
「来たようだな、人家から離れよう」
町外れの空き地に移動すると竜は土埃を上げて着地し、爬虫類らしさを感じさせる細長い瞳孔の黄色い瞳で僕達を見つめた。
『きゃうっ、ユウ、ジャク、のる? きゃるるっ』
今、僕の名前を呼んだか? やはりドラゴンは人語を解する怪物なのだろうか。
「魔樹の近くまで乗せて欲しい」
ジャックがそう言うとドラゴンはジャックを食った。
「へっ? ジャ、ジャック! なんてことをっ……!」
鞄から拳銃を取り出そうとしたが、引っかかってなかなか出てこない。もたついている間に僕も咥えられた。
「は、離せっ……わっ!」
竜は僕を咥えたまま長い首を回し、僕を自身の背中に転がした。ジャックに受け止められ、彼が食われたのは勘違いだったと悟る。
「……びっくりした、食べられるのかと……怖かったよ」
「ユウ……少しはドラゴンを信用したらどうだ?」
ジャックは背骨に沿って生えているだろう背中のトゲを掴み、もう片方の腕で僕を支え、ドラゴンの離陸に備えた。
「わっ……ぁ、ああっ……飛んでるっ……! うぅ…………信用なんて無理だよ、見ただろ、あの爬虫類みたいな目……爬虫類と鳥類って何考えてんのか分かんない目してるから嫌なんだよ」
高度が安定すると竜の背はほぼ水平になる、しかし飛行速度は凄まじく、必死でしがみつく必要はまだまだある。
「ジャックぅ……離さないでね」
「分かっている」
僕も一応鱗に指を引っ掛けたりトゲを掴んだりしているが、今のところジャックが僕の腰に回している腕に全てを託している。
「ドラコ運輸のドラゴンなら輸送用のカゴをぶら下げているからこんな苦労はなかったんだ。良質なサービスを受けるには相応の金が必要……覚えておけよ、ユウ」
もしかしてジャックは怒っているのだろうか。確かに僕は時間も金もケチったが、今回は三十時間しか居られないのだから急いでも仕方ないだろう。
『きゅう……きゃ、きゃっ……きゃーっくしゅんっ!』
竜が突然身体を跳ねさせ、僕達の体ははふわっと浮き上がる。ジャックは何とか竜にしがみつき、僕の服も掴んでくれていたが、鉄板で成形された指はよく滑る。僕は空中に投げ出された。
「ユウーっ! おい、竜、早くっ……!」
ジャックの声はすぐに聞こえなくなる。このまま上空数百メートルから落ちて死ぬのなら苦しくはなさそうだ。
「やだ、嫌っ……いやぁあああっ!」
苦しくなくても死ぬのは嫌だ。けれど僕に翼はない。パラシュートもない。喚くしかない。
いずれ味わうだろう落下の衝撃に備えて目を閉じたその時、足を何かに掴まれた。竜が掴んでくれたのだろうかと恐る恐る目を開ければ巨大な鳥の足が僕の足を掴んでおり、大きな黒翼が太陽の光を遮っていた。
「…………落ちたかった」
鳥に喰われるのだと悟った僕は落下で心身が弱っていたのもあってか気を失ってしまった。
今日は父がなかなか離してくれなかった。日付が変わってから二時間半も過ぎている、父は六時頃に起きるから僕は五時までに起きて父の朝食を作らなければならない。
「えっと……三時間だから、三十時間になるのか……一日と少し。短いなぁ」
朝食を作るのに一時間かかる訳ではない、全身に包帯を巻くのに時間がかかるのだ。僕が包帯を外していると父は不機嫌になり、僕を罵倒する。誰のせいで僕が火傷を負ったか忘れているのかな。
「おやすみなさい……」
携帯端末を枕の下に入れ、就寝。そして異世界に転移。
「うわ……重だるい」
「ユウ、おかえり」
そういえば前回は森を歩き回った末、ようやく人里に辿り着いて宿を見つけたんだったか。宿の前でセーブをして、満足して宿に入らずに終わったのか。
「足痛い……重い……え、これ今からお風呂入るの? キッツぅ……」
異世界と現実世界の体は別なのだから当然だが、異世界の体の疲れは転移した途端に感じる。この現実世界とのギャップが慣れない、左半身が自由に動くのも不思議に思えてくる。
「ふーっ……何とか眠れずに入れた。おやすみ」
「あぁ、おやすみ、ユウ」
風呂を終えてすぐに布団に飛び込む。今まで辿ってきた大陸はどこもベッドだったが、ここは布団らしい。もちろん現実世界の僕が眠っている布団よりもずっと上等なもので、僕はすぐに眠ってしまった。
「ユウ、ユウ……起きろ、朝だぞ」
「……嘘だ。今目閉じたばっかりだよ、瞬きしかしてない」
「良い睡眠だったようだな」
体の疲れは取れているし、ジャックの言う通り良い睡眠なのだろう。けれど何故か損をした気分だ。
「ふぁぁ……あと何時間?」
「二十四時間。ちょうど一日だな」
短い。攻略を進められるだろうか。
「とりあえず……えっと、魔樹探さなきゃね」
「ユウ、それなら地図がある」
ジャックは僕が寝ている間に地図を買っていたらしく、浴衣のまま布団の上に座っている僕に地図を見せてきた。
「……なんか、ぎゅってした日本みたいな形してるね」
この妖怪変化の列島は二つの細長い島で構成されている。日本を元にして言えば、関西と関東が分かれていて北海道と九州が分かれていない……この説明じゃ余計分かりにくいかな?
「異世界だからな……まぁ、多少は似ることもあるだろう」
「異世界だからって何さ」
「パラレルワールドを知っているか? ユウが生きる現実世界とこの異世界は異なる選択をした世界だ、俺達が今居るこの星も地球なんだ」
パラレルワールドという言葉は覚えておいて、現実世界に帰ったら検索してみよう。
「それで、魔樹はどこ?」
「ここだ、二つの島を繋ぐように海中に生えている」
「海に木が生えるとか意味分かんないね……」
「マングローブを知らないのか? 似たようなものだ」
マングローブという言葉も覚えておこう。
「現在地は?」
ジャックが指差したのは南西側の島の端、日本列島に当てはめていえば長崎辺りだ。
「……何日かかるの」
「歩けば……数日、ユウの体力とセーブポイントの位置による」
舗装されていない道路を何百キロも歩くなんて考えたくもない、足が棒になるなんてものではない。
「何か乗り物ないの? 馬車は?」
「山道が多いからな、馬車では幅が……いや、馬に乗れば行けるかもな」
僕に乗馬のテクニックなんてない。馬を買うのにいくらかかる。現実的ではない。
「馬に乗ってもかなりかかるし、山道で魔物や山賊に襲われる確率を考えるとコスパが悪い。ドラコ運輸に頼むのが一番だと思う」
「ドラコ運輸って……あのトカゲの化け物に運んでもらうの!? お弁当になれってこと?」
「ユウ、そんなことにはならない。安心しろ。さ、運賃を稼ぎに行くぞ」
また魔樹から樹液を採集するのか? また森に入るのか……樹液をどれだけ採集すれば運賃に足りるんだ? 今回は異世界にいられる時間が短いのに、こんな作業……
「ユウ? どうした、早く行こう」
「……リナリアさんがいた船にさ、竜いっぱい居るって聞いたよね」
空母のような移動式空中要塞の甲板には竜がいると聞いた。船を不可視にしているのは竜の術だとも。
「一匹くらい貸してくれないかな」
「ふむ……いい考えだ、聞くだけならタダだしな」
僕は早速首からかけていた伝声石を握った。服の中に入れていたせいか生温い。一度振れば青色に、もう一度振れば紫色に光る。
「もしもし……? リナリアさん?」
もしもしと言う必要はないと分かっていたが、つい言ってしまった。
『ユウか、何か用か?』
「あ……えっとね、魔神王を倒す下準備として、僕達は各大陸の魔樹に細工をしてるんだけど……その、降ろしてもらったところ魔樹まで遠くてさ、僕達貧乏だし……だから、その、竜とかに運んでもらえないかなって」
『成程、理解した。少し待て、暇をしている竜がいくらか居る、乗っても死なないモノを行かせよう』
「ありがとう……! 本当に助かる……乗っても死なない?」
『じゃあな』
リナリアは一方的に通話を切ってしまった。伝声石を服の中に入れてジャックを見つめる。
「……竜の中には体表が猛毒の粘液で覆われているモノや、非常に体温が高く鱗が鉄板焼き状態になっているモノもいる、安全なモノが来るといいな」
やって来るだろうドラゴンに不安を抱きながらも宿の外で待って十数分後、大きな影が差した。見上げればドラゴンがトンビのように旋回している。
「来たようだな、人家から離れよう」
町外れの空き地に移動すると竜は土埃を上げて着地し、爬虫類らしさを感じさせる細長い瞳孔の黄色い瞳で僕達を見つめた。
『きゃうっ、ユウ、ジャク、のる? きゃるるっ』
今、僕の名前を呼んだか? やはりドラゴンは人語を解する怪物なのだろうか。
「魔樹の近くまで乗せて欲しい」
ジャックがそう言うとドラゴンはジャックを食った。
「へっ? ジャ、ジャック! なんてことをっ……!」
鞄から拳銃を取り出そうとしたが、引っかかってなかなか出てこない。もたついている間に僕も咥えられた。
「は、離せっ……わっ!」
竜は僕を咥えたまま長い首を回し、僕を自身の背中に転がした。ジャックに受け止められ、彼が食われたのは勘違いだったと悟る。
「……びっくりした、食べられるのかと……怖かったよ」
「ユウ……少しはドラゴンを信用したらどうだ?」
ジャックは背骨に沿って生えているだろう背中のトゲを掴み、もう片方の腕で僕を支え、ドラゴンの離陸に備えた。
「わっ……ぁ、ああっ……飛んでるっ……! うぅ…………信用なんて無理だよ、見ただろ、あの爬虫類みたいな目……爬虫類と鳥類って何考えてんのか分かんない目してるから嫌なんだよ」
高度が安定すると竜の背はほぼ水平になる、しかし飛行速度は凄まじく、必死でしがみつく必要はまだまだある。
「ジャックぅ……離さないでね」
「分かっている」
僕も一応鱗に指を引っ掛けたりトゲを掴んだりしているが、今のところジャックが僕の腰に回している腕に全てを託している。
「ドラコ運輸のドラゴンなら輸送用のカゴをぶら下げているからこんな苦労はなかったんだ。良質なサービスを受けるには相応の金が必要……覚えておけよ、ユウ」
もしかしてジャックは怒っているのだろうか。確かに僕は時間も金もケチったが、今回は三十時間しか居られないのだから急いでも仕方ないだろう。
『きゅう……きゃ、きゃっ……きゃーっくしゅんっ!』
竜が突然身体を跳ねさせ、僕達の体ははふわっと浮き上がる。ジャックは何とか竜にしがみつき、僕の服も掴んでくれていたが、鉄板で成形された指はよく滑る。僕は空中に投げ出された。
「ユウーっ! おい、竜、早くっ……!」
ジャックの声はすぐに聞こえなくなる。このまま上空数百メートルから落ちて死ぬのなら苦しくはなさそうだ。
「やだ、嫌っ……いやぁあああっ!」
苦しくなくても死ぬのは嫌だ。けれど僕に翼はない。パラシュートもない。喚くしかない。
いずれ味わうだろう落下の衝撃に備えて目を閉じたその時、足を何かに掴まれた。竜が掴んでくれたのだろうかと恐る恐る目を開ければ巨大な鳥の足が僕の足を掴んでおり、大きな黒翼が太陽の光を遮っていた。
「…………落ちたかった」
鳥に喰われるのだと悟った僕は落下で心身が弱っていたのもあってか気を失ってしまった。
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