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第三十六章 怠惰の悪魔と鬼喰らいの神虫
繰り返される悪夢
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シュピネ族の集会所であるツリーハウスには誰も居ない。僕は今起きたばかりで、今まで見ていたものは夢。仲間が次々と殺されたのも、その夢から覚めてクラールが僕の子ではないというのも夢で、今はその夢から覚めて──これは現実?
『クラール、お父さん……誰?』
『……おとーた? おとぉたん!』
クラールは僕の太腿に擦り寄る。夢の中では僕の手の中で暴れた、クラールに似た白い狼に擦り寄られて大人しくなった。あれは……あの夢は、アルが浮気していたということだろうか。ありえないけれど、それが僕の深層心理? 人間と狼で子供が作れるなんてありえない、そう思っていたから見た夢なのか? アルを信用していないのか?
『おとぉしゃ、おとーたぁん! わうっ!』
自己嫌悪に浸っているとクラールの声が遠くなっていくのに気が付く。顔を上げ、クラールが開きっぱなしの扉に向かっていくのに気が付く。
『わぅわうっ! おとーしゃん!』
外に行こうと僕を呼んでいるのだろう。一瞬振り返り、僅かな段差を乗り越える。
『クラールっ! 動くな! 今行くから、お父さんと一緒に……!』
クラールは空を飛べない、滑空すら出来ない。ツリーハウスから落ちれば一溜りもない。魔物使いの力は効くはずなのに手応えはなく、純白の小さな体は見えなくなった。
『クラール! クラールっ……大丈夫? クラール……』
飛び降りながら伸ばした手は届かなくて、拾い上げた体は動かなくて、返事はなくて──!
『嫌、嫌っ、そんなっ、こんなの……嘘、やだっ……嫌ぁぁあぁあっ!』
クラールの死を悟り、叫んだ。次の瞬間にはまたツリーハウスの天井が目に飛び込んできた。
『え……? ぁ、夢……か。そっ……か』
今度はクラールの目覚ましがない。今度こそ本当に目が覚めたのだろうか。上体を起こして辺りを見回せばアルだけが見つかった、他には誰も居ない。
『……アル! おはよ、みんなどこ行ったの?』
アルが居る位置は僕が指示した部屋の隅だ。ツヅラは居ないけれど、僕は彼の前で倒れたから対角に居るのも合っている。今度こそ現実だ。
目が覚めた時から鳴っていたくちゃくちゃという水音はアルに声をかけた瞬間から止まっていて、立ち上がって近付いていくとまた鳴り出した。
『これ何の音? なんか気持ち悪いね』
アルは角に鼻先を押し付け、微かに揺らしている。
『…………アル?』
翼を引っ張るとアルは振り返った。その口元は真っ赤に濡れていた。
『……っ!? ぁ、食事中……? ごめん……ね』
アルは翼をたたみ、腰を下ろした。するとアルの体に隠れていたアルが食べていたものが、痙攣する赤いものが、何なのか分かってしまった。
『…………クラール?』
純白の毛皮はほとんど剥がれてしまっていたけれど、足は四本とも半分もなかったけれど、僕には分かった。
『何してんだよアルっ! カルコスは!? 兄さんっ、兄さん早く!』
アルを押しのけ、抱き上げようとして、触れていいものかと悩んで寸前で指先を揺らす。
『……ぉ、と…………しゃ……?』
『ぁ……良かった! まだ話せる? 待って、今治すからね!』
カルコスかライアーを探そうと視線を逸らしたその一瞬の隙を突いてアルが動いた。肉が潰れた音が、骨が砕けた音が、血が跳ねる音が、小さな断末魔が、何も出来なかった僕を責めるように鼓膜を揺らした。
『…………な、ん……で?』
ごくんっ、とアルの喉が一瞬膨らみ、部屋の隅に赤いシミが残るだけとなった。クラールはもう一片も残っていない。アルを責める気力も絶望に叫ぶ気力もなくて、ただ涙を流して目を閉じた。目を開けば、また誰も居ないツリーハウス。
『おとーたん! おちょ、おとぉた……おとーしゃ! あぅう……?』
空っぽの部屋の中心で一人跳ね回るクラール。
『…………クラール、これも、夢かな。君……また、死ぬのかな』
上体を起こすとクラールは駆け寄ってきた。クラールを抱き締めてもう一度仰向けになり、ぎゅっと目を閉ざした。
『……もう、嫌だ。いつから夢だったの? ねぇ……クラール、君は実在してるの?』
ツヅラに夢を見せられているという認識すら夢だったのではないだろうか。人間と狼の間に子供が生まれるなんてありえない。植物の国に来たのすら夢かもしれない。もしかしたらアルに出会ったのだって、これまでの旅だって、兄に嬲り殺される寸前の僕が見ている夢なのかもしれない。
本当は兄も居なくて、僕は人間ですらないのかもしれない。けれど僕の存在だけは僕が僕について考えることで証明され続けている。
『…………でも、今度こそ現実かもしれないし……全力で君を守るからね』
『わぅー……』
『動けないのは嫌? ダメだよ、誰か帰ってくるまでここから出ない、動かない……絶対、死なせないから……』
『わぅわうっ! わうぅっ!』
『怒ってるの? だーめ……ふふ』
また起き上がり、部屋の隅に蹲る。身動きをほとんど封じられたクラールは不満げに鳴いている。頭を撫でて宥めていると、クラールは突然咳のような呼吸をするようになった。
『クラール!? クラール、どうしたの、今度は何!』
僕が起きる前に木片でも呑み込んでしまったかと小さな牙の隙間に指を差し込んで口を開くと、喉の奥から吸盤のある触腕が飛び出した。
『なっ、何これっ……クラール、吐いて! とりあえず吐いてっ……ぺっして、ぺっ!』
触腕はぬるぬると動き回り、そのうち二本に増え、三本に増え……どんどんとクラールの奥から伸びてくる。腹を撫でればパンパンに膨らんでいた。引っ張り出しても全容が見えることはなく、焦りだけを貯めていると、唐突に終わりは訪れた。パンっと軽い音を鳴らしてクラールは破裂し、僕の手の中にはタコに似たどんどんと膨らんでいく化け物だけが残った。
そんなことが何度もあった。ツリーハウスに僕とクラール以外の者が居るのは五回に一回程度で、現れた者は大抵クラールを喰うか壁に叩きつけるかしていた。破裂したり、ツリーハウスが崩れるなんてこともあった。抱き上げた時に砂のように崩れたのはキツかったな。
『…………クラール』
何十回か、何百回か、悪夢は覚め続け、次の悪夢に送り出した。
『………………あはっ』
目を覚まして上体を起こして、真っ二つになった小さな体を隣に見つけて、思わず笑いが漏れた。ほとんど無意識だったがこの夢を仕組んでいる誰かへの狂人アピールだった。
『あははっ、はは……あはははっ…………面白いよ、うん、いい考え、これなら楽に僕を壊せるね。ね、壊れたよ? もう無駄、もう終わりだって、これ以上は無駄だって』
瞬きをすれば僕は再び仰向けになっていて、クラールが胸の上に乗っていた。恐る恐る撫でようと手を伸ばせば、触れた途端に皮が剥がれ、悲痛な鳴き声を上げ、のたうち回って死んでしまった。
『無駄だって、無駄、ねぇ、もう、無理。もうこれ以上、無駄だって。もうこれ以上僕壊れないって、もうっ……』
目を閉じて、今度は開けなかった。腕にクラールの前足の感触があったけれど、開けなかった。きゃんっと鳴いていたけれど、開けなかった。お父さんと泣き叫んでいたけれど、開けられなかった。
『もう……もうっ、無駄なんだってばぁ……やめてよっ、もう……やめて……何が楽しいの? こんな小さい子殺してっ、そんな夢作って! 何が楽しいんだよっ!』
怒りに飛び起きて目を開け、僕を見上げて尻尾を振るクラールを見つける。
『……クラールぅ…………お父さん、もうやだぁ……どうして? 嫌だ……君、死んじゃう…………やだよぉ……嫌ぁ……』
めきっと音が鳴ったと思えば天井の板が一枚剥がれて落ちてきて、クラールを潰した。はみ出た前足がぴくぴく動いて、甲高い鳴き声が小さくなっていく。
『………………そっか、目、潰せばいいんだ』
クラールが死んでしまう姿を見られないように、目を抉り出した。痛覚を消すことも忘れていて、クラールの断末魔が聞こえて、目の痛みに叫びながら耳の奥に指を突っ込んだ。ぶつっと音が途切れて、たしたしと触れる前足の感触があって、生温い液体を頭から浴びて──
『………………お父さんが死ねばいいの? どうやって? 僕、どうやったら死ねるの?』
視覚と聴覚以外から与えられる我が子の死の情報に耐え切れず、喉を掻き毟った。
それでも僕の意識が途切れることはなかった。
『クラール、お父さん……誰?』
『……おとーた? おとぉたん!』
クラールは僕の太腿に擦り寄る。夢の中では僕の手の中で暴れた、クラールに似た白い狼に擦り寄られて大人しくなった。あれは……あの夢は、アルが浮気していたということだろうか。ありえないけれど、それが僕の深層心理? 人間と狼で子供が作れるなんてありえない、そう思っていたから見た夢なのか? アルを信用していないのか?
『おとぉしゃ、おとーたぁん! わうっ!』
自己嫌悪に浸っているとクラールの声が遠くなっていくのに気が付く。顔を上げ、クラールが開きっぱなしの扉に向かっていくのに気が付く。
『わぅわうっ! おとーしゃん!』
外に行こうと僕を呼んでいるのだろう。一瞬振り返り、僅かな段差を乗り越える。
『クラールっ! 動くな! 今行くから、お父さんと一緒に……!』
クラールは空を飛べない、滑空すら出来ない。ツリーハウスから落ちれば一溜りもない。魔物使いの力は効くはずなのに手応えはなく、純白の小さな体は見えなくなった。
『クラール! クラールっ……大丈夫? クラール……』
飛び降りながら伸ばした手は届かなくて、拾い上げた体は動かなくて、返事はなくて──!
『嫌、嫌っ、そんなっ、こんなの……嘘、やだっ……嫌ぁぁあぁあっ!』
クラールの死を悟り、叫んだ。次の瞬間にはまたツリーハウスの天井が目に飛び込んできた。
『え……? ぁ、夢……か。そっ……か』
今度はクラールの目覚ましがない。今度こそ本当に目が覚めたのだろうか。上体を起こして辺りを見回せばアルだけが見つかった、他には誰も居ない。
『……アル! おはよ、みんなどこ行ったの?』
アルが居る位置は僕が指示した部屋の隅だ。ツヅラは居ないけれど、僕は彼の前で倒れたから対角に居るのも合っている。今度こそ現実だ。
目が覚めた時から鳴っていたくちゃくちゃという水音はアルに声をかけた瞬間から止まっていて、立ち上がって近付いていくとまた鳴り出した。
『これ何の音? なんか気持ち悪いね』
アルは角に鼻先を押し付け、微かに揺らしている。
『…………アル?』
翼を引っ張るとアルは振り返った。その口元は真っ赤に濡れていた。
『……っ!? ぁ、食事中……? ごめん……ね』
アルは翼をたたみ、腰を下ろした。するとアルの体に隠れていたアルが食べていたものが、痙攣する赤いものが、何なのか分かってしまった。
『…………クラール?』
純白の毛皮はほとんど剥がれてしまっていたけれど、足は四本とも半分もなかったけれど、僕には分かった。
『何してんだよアルっ! カルコスは!? 兄さんっ、兄さん早く!』
アルを押しのけ、抱き上げようとして、触れていいものかと悩んで寸前で指先を揺らす。
『……ぉ、と…………しゃ……?』
『ぁ……良かった! まだ話せる? 待って、今治すからね!』
カルコスかライアーを探そうと視線を逸らしたその一瞬の隙を突いてアルが動いた。肉が潰れた音が、骨が砕けた音が、血が跳ねる音が、小さな断末魔が、何も出来なかった僕を責めるように鼓膜を揺らした。
『…………な、ん……で?』
ごくんっ、とアルの喉が一瞬膨らみ、部屋の隅に赤いシミが残るだけとなった。クラールはもう一片も残っていない。アルを責める気力も絶望に叫ぶ気力もなくて、ただ涙を流して目を閉じた。目を開けば、また誰も居ないツリーハウス。
『おとーたん! おちょ、おとぉた……おとーしゃ! あぅう……?』
空っぽの部屋の中心で一人跳ね回るクラール。
『…………クラール、これも、夢かな。君……また、死ぬのかな』
上体を起こすとクラールは駆け寄ってきた。クラールを抱き締めてもう一度仰向けになり、ぎゅっと目を閉ざした。
『……もう、嫌だ。いつから夢だったの? ねぇ……クラール、君は実在してるの?』
ツヅラに夢を見せられているという認識すら夢だったのではないだろうか。人間と狼の間に子供が生まれるなんてありえない。植物の国に来たのすら夢かもしれない。もしかしたらアルに出会ったのだって、これまでの旅だって、兄に嬲り殺される寸前の僕が見ている夢なのかもしれない。
本当は兄も居なくて、僕は人間ですらないのかもしれない。けれど僕の存在だけは僕が僕について考えることで証明され続けている。
『…………でも、今度こそ現実かもしれないし……全力で君を守るからね』
『わぅー……』
『動けないのは嫌? ダメだよ、誰か帰ってくるまでここから出ない、動かない……絶対、死なせないから……』
『わぅわうっ! わうぅっ!』
『怒ってるの? だーめ……ふふ』
また起き上がり、部屋の隅に蹲る。身動きをほとんど封じられたクラールは不満げに鳴いている。頭を撫でて宥めていると、クラールは突然咳のような呼吸をするようになった。
『クラール!? クラール、どうしたの、今度は何!』
僕が起きる前に木片でも呑み込んでしまったかと小さな牙の隙間に指を差し込んで口を開くと、喉の奥から吸盤のある触腕が飛び出した。
『なっ、何これっ……クラール、吐いて! とりあえず吐いてっ……ぺっして、ぺっ!』
触腕はぬるぬると動き回り、そのうち二本に増え、三本に増え……どんどんとクラールの奥から伸びてくる。腹を撫でればパンパンに膨らんでいた。引っ張り出しても全容が見えることはなく、焦りだけを貯めていると、唐突に終わりは訪れた。パンっと軽い音を鳴らしてクラールは破裂し、僕の手の中にはタコに似たどんどんと膨らんでいく化け物だけが残った。
そんなことが何度もあった。ツリーハウスに僕とクラール以外の者が居るのは五回に一回程度で、現れた者は大抵クラールを喰うか壁に叩きつけるかしていた。破裂したり、ツリーハウスが崩れるなんてこともあった。抱き上げた時に砂のように崩れたのはキツかったな。
『…………クラール』
何十回か、何百回か、悪夢は覚め続け、次の悪夢に送り出した。
『………………あはっ』
目を覚まして上体を起こして、真っ二つになった小さな体を隣に見つけて、思わず笑いが漏れた。ほとんど無意識だったがこの夢を仕組んでいる誰かへの狂人アピールだった。
『あははっ、はは……あはははっ…………面白いよ、うん、いい考え、これなら楽に僕を壊せるね。ね、壊れたよ? もう無駄、もう終わりだって、これ以上は無駄だって』
瞬きをすれば僕は再び仰向けになっていて、クラールが胸の上に乗っていた。恐る恐る撫でようと手を伸ばせば、触れた途端に皮が剥がれ、悲痛な鳴き声を上げ、のたうち回って死んでしまった。
『無駄だって、無駄、ねぇ、もう、無理。もうこれ以上、無駄だって。もうこれ以上僕壊れないって、もうっ……』
目を閉じて、今度は開けなかった。腕にクラールの前足の感触があったけれど、開けなかった。きゃんっと鳴いていたけれど、開けなかった。お父さんと泣き叫んでいたけれど、開けられなかった。
『もう……もうっ、無駄なんだってばぁ……やめてよっ、もう……やめて……何が楽しいの? こんな小さい子殺してっ、そんな夢作って! 何が楽しいんだよっ!』
怒りに飛び起きて目を開け、僕を見上げて尻尾を振るクラールを見つける。
『……クラールぅ…………お父さん、もうやだぁ……どうして? 嫌だ……君、死んじゃう…………やだよぉ……嫌ぁ……』
めきっと音が鳴ったと思えば天井の板が一枚剥がれて落ちてきて、クラールを潰した。はみ出た前足がぴくぴく動いて、甲高い鳴き声が小さくなっていく。
『………………そっか、目、潰せばいいんだ』
クラールが死んでしまう姿を見られないように、目を抉り出した。痛覚を消すことも忘れていて、クラールの断末魔が聞こえて、目の痛みに叫びながら耳の奥に指を突っ込んだ。ぶつっと音が途切れて、たしたしと触れる前足の感触があって、生温い液体を頭から浴びて──
『………………お父さんが死ねばいいの? どうやって? 僕、どうやったら死ねるの?』
視覚と聴覚以外から与えられる我が子の死の情報に耐え切れず、喉を掻き毟った。
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