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第三十五章 幾重もの偽物と閑話休題
鈍重な統合
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メルとセネカと買い物を楽しみ、帰ってからの夕飯も楽しみ、浮かれた気分のまま風呂に入った僕は姿見に映った自分を見て絶句した。
『……僕、なの? これ』
僕の肢体は哀れになるほどみすぼらしいものだったはずだ。手足は骨や筋が浮いて、腰骨や肋骨も普通に立っているだけで形が分かって、凹んだ腹や濃いクマが痛々しいくらいだった。
だが、今は違う。肌は健康的に白く滑らかでハリがある。手足にも細身ではあるが筋肉と脂肪が程よく付いている。肋骨は反らなければ目立たないし腹もそこまで凹んではいない、平均以下ではあるが痛々しくも哀れでもない。
『…………フェルのおかげかなぁ、いや……違うか』
健康的な食生活の賜物、ではないだろう。フェルの料理の効果にしては今更だし急過ぎる。
それにしても……僕はこんなにくびれていたか。この腰のラインは骨格からのもので、肉付きが良くなったからとそう変わるものではない。いや、違和感があるのはくびれだけではない。身体のあらゆる部位で骨や筋が目立たなくなっている、肉付きがどうとかいう問題ではなく、痩身ではあるのに全体的に……こう、ぷにぷにしている。太腿や臀の肉付きが良すぎる、妙に丸みがある。
『……なんか、女の子っぽい』
胸が膨らんだ訳でもないし、足の間のものもしっかりある。自分でしっかりだとか立派だとか言いたくないけれど、まぁ一応あるにはある。女体になった訳ではない、だが確実に男体からは離れている。
『無性化してるってこと? 嘘……』
僕に声変わりは訪れないのだろうか。髭は……まぁ、生えなくてもいいや。
『……か、顔良くなってるのかな。天使ってみんな美形だし……僕も、格好良くなってるかな』
自分ではよく分からないし、分かってもそんな思考が出来るほど自分に自信はない。だが「青白い」から「色白」になったし、その肌のハリもいい。頬も前より柔らかい、唇も血色がいい。
『…………ナンパされても仕方ない、かな……え? 僕……美少女じゃんこれ……』
心なしか顔が優しくなったような、表情が柔らかくなったような、これはまさしく美少女の雰囲気。
「何言ってんだ王様」
『ぁああっ!? うわっ……ぁ、アザゼル……?』
「前隠せよ、俺美幼女だぞ」
入浴中に後ろから忍び寄って「俺美幼女だぞ」なんて言う奴は美幼女ではない、美幼女って何だ。
「……確かに最近王様は無性別化が進んでる、けどだからって僕美少女じゃんはヤバいぞおい」
『そっ……か、アザゼルこういうのに詳しいよね』
「前隠せってば」
『…………止める方法ないかな、これ以上男らしさ失ったらアルに鼻で笑われる……』
「んなことにゃならねぇと思うけど……あと前隠せよもうそういう性癖だって受け止めるぞ」
露出趣味がある訳ではないので、不名誉な噂の流布阻止のためタオルを腰に巻く。一人で伸び伸びと入るつもりだったのにと恨み言を呟きながら。
『……君、服着て入るの?』
「いきなり王様に裸見せたら襲われかねないからな……百戦錬磨なのは魂であって身体は生娘な幼女だからよ、流石に負担が大きい。どうやって風呂に乱入するか迷ってたんだが、今日いつの間にかクローゼットに入ってた水着を見つけてな」
『あぁ、水着なんだそれ。あとね、僕子供に興味無いから』
アザゼルの見た目年齢なら裸を見ても僕はどうにもならないと思う。だからといって水着を脱げとは言わないし、不名誉な噂の流布阻止のために着ておいてもらいたいけれど。
「…………まぁ本音は水着でも着ないとあの狼に見つかったら喰い殺されそうだからなんだけどな……」
『アルはそんなに乱暴じゃないよ』
「王様髪洗うの大変そうだな、先っちょはやってやるよ、先っちょだけな」
『意外と優しいとこあるね』
「意外は余計なんだよ、王様俺にだけちょくちょく辛辣だよな」
アザゼルに洗髪を手伝ってもらい、普段の三分の二程度の時間で終わった。長い髪をキャップに押し込めば次は身体だ。
「前流してやろうか? 腰周りを重点的に」
『……酒場で嫌われるおじさんみたいなこと言うよね君。それ以上僕に近寄ったらアザゼルに襲われたってアルと兄さんに泣きつくよ』
「なんだよウブなねんねじゃあるまいし。ってかその人選はマジで死ぬくない?」
『…………グロルちゃんと身体共有してなかったら君はとっくに浴槽に沈んでるからね』
堕天使だからといってここまで下品にならなくてもいいだろうに。他の堕天使を知らないからこれがアザゼルだけの問題なのかは分からないけれど──他の堕天使? 他の、堕天使……あの堕天使っ……!
「……っ!? な、なんだよ王様……悪かったって。ただの冗談だろ……? そんな怒るなよ」
『………………怒る?』
ふと見上げれば目の前にあったはずの鏡に蜘蛛の巣のようなヒビが入っており、右手の甲から血が流れていた。
『……僕、今何したの?』
「は? いきなり鏡殴ったじゃん……怖いって。やめろよその覚えてなさそうな言い方」
『覚えてないんだよ』
「…………気持ち悪い奴だな」
傷はもう塞がり始めていた。手の甲の血を流し身体中の泡を流し、湯船に浸かると隣に恐る恐るアザゼルが入ってきた。そこまで気持ち悪がって怯えるなら近寄らなければいいのに。
『……ねぇアザゼル、君の夢って何?』
「なんだよいきなり……まぁ、王様の嫁だな」
『…………どうして? 僕、気持ち悪いんだろ?』
「だってお前そのうち魔王様になるんだろ? だったら次に良い立場は王妃だよなー? 玉の輿玉の輿ぃ」
本当にただそれだけの理由で僕と結婚したいなんてほざいているのか。
『良い立場になってやりたいことでもあるの?』
「権力があればなんでも出来る! やりたいことはいくらでもあるぜー? いいもん食いたいしぃ、女孕ませたいしぃ、男椅子にしたいしぃ」
『……その権力やるから遠く離れた場所に住めって言われたら?』
「この広い世界を管理するには分担が重要だよな。領主的なのになるんだよな? それで王妃並の権力あるなら大歓迎だぜ」
美味しい物を食べたいのは構わないが、人間を手酷く扱うのは看過できない。そこを禁止しても不満を漏らさないのなら、補佐兼監視付きで遠くに追いやってしまおうか。
『じゃあ、魔王になれたとしたら、世界征服する気はないけどできちゃったとしたら、そうするね』
「えっ俺マジで追い出されんの? 待って待ってその前に子供作ってくれよ、もっと魔力耐性高い器欲しいんだよ」
『……君も僕のことは嫌いなんだろ? そのうちグロルちゃんと統合されるなら君はただの堕天使だし、構う意味は無い』
「情とかないのかよお前。俺別に王様が嫌いって訳じゃないぜ? むしろ好きだって、マジで。そりゃ気持ち悪いし怖いけどよ」
気持ち悪くて怖い奴をどうすれば好きになれるのか問い詰めてやりたい。
『僕だって別に君が嫌いな訳じゃないし情はあるよ? でもさ、この先悪魔従えて天使と争って、その過程で人間もたくさん殺して、まともでいられるとは思えないんだよ、今もかなりヤバいんでしょ? 僕。多分、そのうち君のこと殺すよ?』
「……王様が精神面でヤバいってのは分かるんだけどさ、なんで俺が殺されるわけ?」
『堕天使だから』
輝く光輪に黒い翼の組み合わせを見て僕がどれだけ理性を保てるかは分からない。少し考えただけで無意識に目の前の物を壊すのだ、アザゼルに危害を加える可能性は高い。
「…………だからの意味が分かんねぇよ」
『……うるさいな。仕方ないだろ!? 僕は悪くない、お前が悪いんじゃないか! 僕は助けてやったのに、やめろって言ったのに、お前がアルを殺すから! 僕は今でもあの時の夢見て飛び起きるんだよ!』
「は? お、おい……待てよ、俺は何も」
『うるさいうるさいうるさい黙れ黙れ黙れっ! ちくしょうっ……あんなところ、行かなきゃ……アル、は……』
「…………王様?」
『………………うん、大丈夫、落ち着いた。ごめんね、ちょっと幻覚見てたかも。同じ堕天使でも全然似てないのにね。でも分かっただろ? 君は僕から離れた方がいいよ。のぼせそうだから先に上がるね』
僕は今何を言った、何を話していたんだ。アザゼルは何も関係ない、ただちょっと鬱陶しくて下品なだけの明るい良い奴だ。なのに僕は彼女を毛嫌いし続けている。最低だ。
自己嫌悪を深めたところでアザゼルへの謝罪にはならない。自己嫌悪も、幻覚も、悪夢も、堕天使に過剰反応する癖も、全て早く治さないと。
『……僕、なの? これ』
僕の肢体は哀れになるほどみすぼらしいものだったはずだ。手足は骨や筋が浮いて、腰骨や肋骨も普通に立っているだけで形が分かって、凹んだ腹や濃いクマが痛々しいくらいだった。
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『無性化してるってこと? 嘘……』
僕に声変わりは訪れないのだろうか。髭は……まぁ、生えなくてもいいや。
『……か、顔良くなってるのかな。天使ってみんな美形だし……僕も、格好良くなってるかな』
自分ではよく分からないし、分かってもそんな思考が出来るほど自分に自信はない。だが「青白い」から「色白」になったし、その肌のハリもいい。頬も前より柔らかい、唇も血色がいい。
『…………ナンパされても仕方ない、かな……え? 僕……美少女じゃんこれ……』
心なしか顔が優しくなったような、表情が柔らかくなったような、これはまさしく美少女の雰囲気。
「何言ってんだ王様」
『ぁああっ!? うわっ……ぁ、アザゼル……?』
「前隠せよ、俺美幼女だぞ」
入浴中に後ろから忍び寄って「俺美幼女だぞ」なんて言う奴は美幼女ではない、美幼女って何だ。
「……確かに最近王様は無性別化が進んでる、けどだからって僕美少女じゃんはヤバいぞおい」
『そっ……か、アザゼルこういうのに詳しいよね』
「前隠せってば」
『…………止める方法ないかな、これ以上男らしさ失ったらアルに鼻で笑われる……』
「んなことにゃならねぇと思うけど……あと前隠せよもうそういう性癖だって受け止めるぞ」
露出趣味がある訳ではないので、不名誉な噂の流布阻止のためタオルを腰に巻く。一人で伸び伸びと入るつもりだったのにと恨み言を呟きながら。
『……君、服着て入るの?』
「いきなり王様に裸見せたら襲われかねないからな……百戦錬磨なのは魂であって身体は生娘な幼女だからよ、流石に負担が大きい。どうやって風呂に乱入するか迷ってたんだが、今日いつの間にかクローゼットに入ってた水着を見つけてな」
『あぁ、水着なんだそれ。あとね、僕子供に興味無いから』
アザゼルの見た目年齢なら裸を見ても僕はどうにもならないと思う。だからといって水着を脱げとは言わないし、不名誉な噂の流布阻止のために着ておいてもらいたいけれど。
「…………まぁ本音は水着でも着ないとあの狼に見つかったら喰い殺されそうだからなんだけどな……」
『アルはそんなに乱暴じゃないよ』
「王様髪洗うの大変そうだな、先っちょはやってやるよ、先っちょだけな」
『意外と優しいとこあるね』
「意外は余計なんだよ、王様俺にだけちょくちょく辛辣だよな」
アザゼルに洗髪を手伝ってもらい、普段の三分の二程度の時間で終わった。長い髪をキャップに押し込めば次は身体だ。
「前流してやろうか? 腰周りを重点的に」
『……酒場で嫌われるおじさんみたいなこと言うよね君。それ以上僕に近寄ったらアザゼルに襲われたってアルと兄さんに泣きつくよ』
「なんだよウブなねんねじゃあるまいし。ってかその人選はマジで死ぬくない?」
『…………グロルちゃんと身体共有してなかったら君はとっくに浴槽に沈んでるからね』
堕天使だからといってここまで下品にならなくてもいいだろうに。他の堕天使を知らないからこれがアザゼルだけの問題なのかは分からないけれど──他の堕天使? 他の、堕天使……あの堕天使っ……!
「……っ!? な、なんだよ王様……悪かったって。ただの冗談だろ……? そんな怒るなよ」
『………………怒る?』
ふと見上げれば目の前にあったはずの鏡に蜘蛛の巣のようなヒビが入っており、右手の甲から血が流れていた。
『……僕、今何したの?』
「は? いきなり鏡殴ったじゃん……怖いって。やめろよその覚えてなさそうな言い方」
『覚えてないんだよ』
「…………気持ち悪い奴だな」
傷はもう塞がり始めていた。手の甲の血を流し身体中の泡を流し、湯船に浸かると隣に恐る恐るアザゼルが入ってきた。そこまで気持ち悪がって怯えるなら近寄らなければいいのに。
『……ねぇアザゼル、君の夢って何?』
「なんだよいきなり……まぁ、王様の嫁だな」
『…………どうして? 僕、気持ち悪いんだろ?』
「だってお前そのうち魔王様になるんだろ? だったら次に良い立場は王妃だよなー? 玉の輿玉の輿ぃ」
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『……その権力やるから遠く離れた場所に住めって言われたら?』
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『……君も僕のことは嫌いなんだろ? そのうちグロルちゃんと統合されるなら君はただの堕天使だし、構う意味は無い』
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気持ち悪くて怖い奴をどうすれば好きになれるのか問い詰めてやりたい。
『僕だって別に君が嫌いな訳じゃないし情はあるよ? でもさ、この先悪魔従えて天使と争って、その過程で人間もたくさん殺して、まともでいられるとは思えないんだよ、今もかなりヤバいんでしょ? 僕。多分、そのうち君のこと殺すよ?』
「……王様が精神面でヤバいってのは分かるんだけどさ、なんで俺が殺されるわけ?」
『堕天使だから』
輝く光輪に黒い翼の組み合わせを見て僕がどれだけ理性を保てるかは分からない。少し考えただけで無意識に目の前の物を壊すのだ、アザゼルに危害を加える可能性は高い。
「…………だからの意味が分かんねぇよ」
『……うるさいな。仕方ないだろ!? 僕は悪くない、お前が悪いんじゃないか! 僕は助けてやったのに、やめろって言ったのに、お前がアルを殺すから! 僕は今でもあの時の夢見て飛び起きるんだよ!』
「は? お、おい……待てよ、俺は何も」
『うるさいうるさいうるさい黙れ黙れ黙れっ! ちくしょうっ……あんなところ、行かなきゃ……アル、は……』
「…………王様?」
『………………うん、大丈夫、落ち着いた。ごめんね、ちょっと幻覚見てたかも。同じ堕天使でも全然似てないのにね。でも分かっただろ? 君は僕から離れた方がいいよ。のぼせそうだから先に上がるね』
僕は今何を言った、何を話していたんだ。アザゼルは何も関係ない、ただちょっと鬱陶しくて下品なだけの明るい良い奴だ。なのに僕は彼女を毛嫌いし続けている。最低だ。
自己嫌悪を深めたところでアザゼルへの謝罪にはならない。自己嫌悪も、幻覚も、悪夢も、堕天使に過剰反応する癖も、全て早く治さないと。
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