284 / 909
第十九章 植物の国と奴隷商
ゲームの勝者
しおりを挟む男の正体に予想を立ててよく観察すれば他の共通点も見つかる。
僕の国ではほとんど見なかった浅黒い肌だとか、くるくると巻いた黒檀のような髪だとか。全てを見透かして嘲笑う深淵のような黒い瞳だとか。
「……質問、あなたは神様ですか」
『……っふふ、はははっ、そんなこと誰に聞いたの? ボクが言ったのかな? それ知ってるとは知らなかったね。ふぅん……うん、そうだよ。ボクは神様、優しい、良い神様だよ』
「じゃあ、あなたはどんな神様ですか」
『どんなって?』
「人となりって言うか……何をしてるのか、みたいな」
『面接みたいだねぇ! はははっ、弊社……あ、いや、御社? まぁどっちでもいいや!』
この質問は解答にはあまり関係ない、純粋な疑問だ。
何故僕に関わってくるのか、何故こんな回りくどくくだらない事をするのか、それが少しでも分かればいい、もう名前は分かっているから。
『そうだねぇ、暇潰し……うん、慰めてるんだよ』
「……何を?」
『お父様、かな?』
「…………親とか、いるんだ」
『あっははははははは!』
お父様、そう言った直後から肩が震えていた。そしてとうとう耐えられなくなって、間欠泉が噴き上がるように笑いだした。
『そう! そう……ふははっ! あの何も考えられない奴等のために駆けずり回って、仕組んで! 騙って! っははは! 結構大変なんだよぉ? あはははっ!』
それは愚痴なのか、自慢なのか、どちらにしてもどちらでもないにしても、彼は聞いて欲しくてたまらないというふうだった。
『尽くして、尽くして、尽くしまくって! だからどうなるって訳でもないのにねぇ! っはははは!』
何がおかしいのか、誰を笑っているのか、僕には分からない。いや、分かりたくもないし、きっと理解は出来ない。
けれど僕はその嘲笑から一つの感情を汲み取った。勘違いか真実かは僕が判断するものではない、とりあえず口に出す。
「…………寂しいの?」
『……………………はぁ?』
「何しても、褒められたりしないんでしょ? それ、虚しくない? 寂しく……ないの? それが親なら……僕なら、もう……」
『寂しい……そう、かな。うん、寂しい……寂しい……』
ピタリと動きを止め、じっと目を伏せる。
当たっていたのか?
男はクスッと優しく微笑むと、しゃがみこんで僕に目を合わせた。
『……なーんてね。寂しいなんて……んなわけねぇだろバァーカ。くっくく、ははははっ! ここまでとは思わなかったよ!? いや、ううん、分かってた! 分かってたよ、キミがズレたお人好しだって、すぐに同情する馬鹿だって! いや、同情じゃないのかな? 自分より下を探したいだけなのかなぁ! 自分が最底辺だなんて認めたくないんだよねぇ!』
「べ、別に! 同情なんて……してない」
外れていたのか。この男に僕と同じような感情があると考えた僕が馬鹿だった。
『ふぅーん? ふぅん、そう……まぁ、うん。いいよ? それで。そう思い込みたいならそう思い込むといい。そしたら、それをまた……ふふっ』
「…………もう、答えていいですか」
『ん? ああ、忘れてた。あーいや、覚えてたよ、うんうん。ふふ……馬鹿にされるのは嫌いなのかな?』
「馬鹿にされるのが好きな奴なんていませんよ」
拒絶するために、閉じこもる為に、わざとらしく冷たい敬語を使う。
「…………ナイ君、だよね」
『せぇーいーかぁーくぅーにぃ!』
「え? あ……ナイ……えっと、ナイなんとか」
『キミ正確って言葉の意味知ってる? 辞書持ってきてあげようか?』
一度ベルゼブブに聞いたはずだ。だが、まずい、思い出せない。そもそもあの時だって言えていなかった、ちゃんと聞き取っていなかった。
「ナイ……る? ぷ?」
『惜しいような違うような、あーもうボクまで自分の名前忘れそう』
「ナイアー……?」
『不正解でいい?』
「ま、待ってよ! 思い出すから……!」
そうだ、思い出せ。ベルゼブブの言葉を、あの時の風景ごと脳裏で再生しろ。
──名は……そうですね、ナイアルラトホテップ、これでいいでしょう。あまり呼びたくはありませんがね──
嫌そうに歪んだベルゼブブの顔とともに、あの時の情景が浮かび上がった。
「ナイアりゅりゃっ……もう一回」
『あ、はい』
「にゃりゅりゃりゅ……もう一回」
『そんなに噛む? え、何、キミ乳児? ボク改名した方がいい? にゃりゅりゃりょりゃりゃぴゅとか? やだ可愛い、ただでさえ可愛いボクが更に可愛くなっちゃう困る』
「ナイアルラトホテップ!」
『はーい、おめでとう! ハズレ!』
そんな馬鹿な。ちゃんと言えたはずだ、多分。
ならベルゼブブが間違っていたということになる、そうだベルゼブブのせいだ、罰ゲームはベルゼブブに……何を考えているんだ僕は。これだから最低だって言うんだ。
「ちゃんと言ったよ……長い上に言いにくい名前、ちゃんと……言ったもん」
『まぁそう拗ねないでよ。最初からこの問題は正解させる気ないからさぁ』
「…………は? 何、それ。どういうこと」
『正確に、って言ったろ? ボクの名前さぁ、人間じゃ発音出来ないと思うなぁー、聞き取るのも無理じゃない? 正確にって言ってなかったらナイとかニャルとかでも正解にしてたよ? 他にも通名は適当に作ってるしぃー、ま、あんま覚えてないけど』
「は!? な、なんだよそれ! 問題になってないじゃないか!」
全三問で僕が正解したのは一問だけ、僕の負け。
駄目だ、このままでは罰ゲームの名を騙る非人道的行為の餌食になってしまう。
『うんうん、だからね。別の名前でもよかったんだよ。最近手に入れた名前でも。ふふっ……キミの恋人からもらった名前、あーいや、前世だから元恋人? まぁどうでもいいかな。そっちなら短いし言いやすいよ』
「そっ、そもそも名前なんか! 問題にしちゃダメだろ! 初対面で知ってるわけないのに……酷いよ! ナシだよナシ! このゲームナシ!」
『負けたからってゴネないでよねー。確かに負かす気だったけど、抜け道はちゃんと用意したじゃないか。それを通らなかったのはキミの怠慢。恋人の名前なんだから分かるだろ? 何? もしかして忘れたの? 結婚するとか言ってたくせにー! やだ最低! クズ男!』
前世の記憶なんてある訳がない、前世があるということさえ半信半疑なのに。
いや、今は前世がどうかなどどうでもいい、どうにかして罰ゲームを逃れなければ。
「き、棄権する! このゲームやめる!」
『終わったんだよ? キミの負けで。さー罰ゲーム罰ゲーム』
「…………分かったよ、やればいいんだろやれば!」
『あっはは、物分りのいい子は好きだよ。それでも抗う子も好きだけど』
僕が諦めて従順になったと信じたようで、ナイはズボンのポケットを漁る。
それからあの缶詰の中身──脳をぐちゃぐちゃとペンで抉る。ペン先に付着した薄桃色の肉片をポケットから取り出した小瓶の液体に浸ける。透明だった液体はみるみるうちに青黒く変色した。
僕は薬を調合しているらしいナイの背後に回り込み、髪をかきあげ右眼を露出させる。
『これくらいでいいかなー、キツすぎて壊してもつまらないしぃー……あの狼でしょ、あの子だけならもっと強くした方がいいかな。でもこの国キマイラ多いしなぁ』
「…………ベルゼブブ! 来 て ! 」
紫に近くなる液体に怯えながら僕は叫んだ、僕の声に振り返ったナイは満面の笑みを浮かべていた。
『隙狙ってたの? イイね、そういうの大好きだ!』
直後、破壊される壁、倒れる棚。
壁を破って入って来たのはベルゼブブだろう、僅かに見えた翅と声でそう判断したところで、僕の意識は視界を埋めつくした缶詰に奪われた。
僕の国ではほとんど見なかった浅黒い肌だとか、くるくると巻いた黒檀のような髪だとか。全てを見透かして嘲笑う深淵のような黒い瞳だとか。
「……質問、あなたは神様ですか」
『……っふふ、はははっ、そんなこと誰に聞いたの? ボクが言ったのかな? それ知ってるとは知らなかったね。ふぅん……うん、そうだよ。ボクは神様、優しい、良い神様だよ』
「じゃあ、あなたはどんな神様ですか」
『どんなって?』
「人となりって言うか……何をしてるのか、みたいな」
『面接みたいだねぇ! はははっ、弊社……あ、いや、御社? まぁどっちでもいいや!』
この質問は解答にはあまり関係ない、純粋な疑問だ。
何故僕に関わってくるのか、何故こんな回りくどくくだらない事をするのか、それが少しでも分かればいい、もう名前は分かっているから。
『そうだねぇ、暇潰し……うん、慰めてるんだよ』
「……何を?」
『お父様、かな?』
「…………親とか、いるんだ」
『あっははははははは!』
お父様、そう言った直後から肩が震えていた。そしてとうとう耐えられなくなって、間欠泉が噴き上がるように笑いだした。
『そう! そう……ふははっ! あの何も考えられない奴等のために駆けずり回って、仕組んで! 騙って! っははは! 結構大変なんだよぉ? あはははっ!』
それは愚痴なのか、自慢なのか、どちらにしてもどちらでもないにしても、彼は聞いて欲しくてたまらないというふうだった。
『尽くして、尽くして、尽くしまくって! だからどうなるって訳でもないのにねぇ! っはははは!』
何がおかしいのか、誰を笑っているのか、僕には分からない。いや、分かりたくもないし、きっと理解は出来ない。
けれど僕はその嘲笑から一つの感情を汲み取った。勘違いか真実かは僕が判断するものではない、とりあえず口に出す。
「…………寂しいの?」
『……………………はぁ?』
「何しても、褒められたりしないんでしょ? それ、虚しくない? 寂しく……ないの? それが親なら……僕なら、もう……」
『寂しい……そう、かな。うん、寂しい……寂しい……』
ピタリと動きを止め、じっと目を伏せる。
当たっていたのか?
男はクスッと優しく微笑むと、しゃがみこんで僕に目を合わせた。
『……なーんてね。寂しいなんて……んなわけねぇだろバァーカ。くっくく、ははははっ! ここまでとは思わなかったよ!? いや、ううん、分かってた! 分かってたよ、キミがズレたお人好しだって、すぐに同情する馬鹿だって! いや、同情じゃないのかな? 自分より下を探したいだけなのかなぁ! 自分が最底辺だなんて認めたくないんだよねぇ!』
「べ、別に! 同情なんて……してない」
外れていたのか。この男に僕と同じような感情があると考えた僕が馬鹿だった。
『ふぅーん? ふぅん、そう……まぁ、うん。いいよ? それで。そう思い込みたいならそう思い込むといい。そしたら、それをまた……ふふっ』
「…………もう、答えていいですか」
『ん? ああ、忘れてた。あーいや、覚えてたよ、うんうん。ふふ……馬鹿にされるのは嫌いなのかな?』
「馬鹿にされるのが好きな奴なんていませんよ」
拒絶するために、閉じこもる為に、わざとらしく冷たい敬語を使う。
「…………ナイ君、だよね」
『せぇーいーかぁーくぅーにぃ!』
「え? あ……ナイ……えっと、ナイなんとか」
『キミ正確って言葉の意味知ってる? 辞書持ってきてあげようか?』
一度ベルゼブブに聞いたはずだ。だが、まずい、思い出せない。そもそもあの時だって言えていなかった、ちゃんと聞き取っていなかった。
「ナイ……る? ぷ?」
『惜しいような違うような、あーもうボクまで自分の名前忘れそう』
「ナイアー……?」
『不正解でいい?』
「ま、待ってよ! 思い出すから……!」
そうだ、思い出せ。ベルゼブブの言葉を、あの時の風景ごと脳裏で再生しろ。
──名は……そうですね、ナイアルラトホテップ、これでいいでしょう。あまり呼びたくはありませんがね──
嫌そうに歪んだベルゼブブの顔とともに、あの時の情景が浮かび上がった。
「ナイアりゅりゃっ……もう一回」
『あ、はい』
「にゃりゅりゃりゅ……もう一回」
『そんなに噛む? え、何、キミ乳児? ボク改名した方がいい? にゃりゅりゃりょりゃりゃぴゅとか? やだ可愛い、ただでさえ可愛いボクが更に可愛くなっちゃう困る』
「ナイアルラトホテップ!」
『はーい、おめでとう! ハズレ!』
そんな馬鹿な。ちゃんと言えたはずだ、多分。
ならベルゼブブが間違っていたということになる、そうだベルゼブブのせいだ、罰ゲームはベルゼブブに……何を考えているんだ僕は。これだから最低だって言うんだ。
「ちゃんと言ったよ……長い上に言いにくい名前、ちゃんと……言ったもん」
『まぁそう拗ねないでよ。最初からこの問題は正解させる気ないからさぁ』
「…………は? 何、それ。どういうこと」
『正確に、って言ったろ? ボクの名前さぁ、人間じゃ発音出来ないと思うなぁー、聞き取るのも無理じゃない? 正確にって言ってなかったらナイとかニャルとかでも正解にしてたよ? 他にも通名は適当に作ってるしぃー、ま、あんま覚えてないけど』
「は!? な、なんだよそれ! 問題になってないじゃないか!」
全三問で僕が正解したのは一問だけ、僕の負け。
駄目だ、このままでは罰ゲームの名を騙る非人道的行為の餌食になってしまう。
『うんうん、だからね。別の名前でもよかったんだよ。最近手に入れた名前でも。ふふっ……キミの恋人からもらった名前、あーいや、前世だから元恋人? まぁどうでもいいかな。そっちなら短いし言いやすいよ』
「そっ、そもそも名前なんか! 問題にしちゃダメだろ! 初対面で知ってるわけないのに……酷いよ! ナシだよナシ! このゲームナシ!」
『負けたからってゴネないでよねー。確かに負かす気だったけど、抜け道はちゃんと用意したじゃないか。それを通らなかったのはキミの怠慢。恋人の名前なんだから分かるだろ? 何? もしかして忘れたの? 結婚するとか言ってたくせにー! やだ最低! クズ男!』
前世の記憶なんてある訳がない、前世があるということさえ半信半疑なのに。
いや、今は前世がどうかなどどうでもいい、どうにかして罰ゲームを逃れなければ。
「き、棄権する! このゲームやめる!」
『終わったんだよ? キミの負けで。さー罰ゲーム罰ゲーム』
「…………分かったよ、やればいいんだろやれば!」
『あっはは、物分りのいい子は好きだよ。それでも抗う子も好きだけど』
僕が諦めて従順になったと信じたようで、ナイはズボンのポケットを漁る。
それからあの缶詰の中身──脳をぐちゃぐちゃとペンで抉る。ペン先に付着した薄桃色の肉片をポケットから取り出した小瓶の液体に浸ける。透明だった液体はみるみるうちに青黒く変色した。
僕は薬を調合しているらしいナイの背後に回り込み、髪をかきあげ右眼を露出させる。
『これくらいでいいかなー、キツすぎて壊してもつまらないしぃー……あの狼でしょ、あの子だけならもっと強くした方がいいかな。でもこの国キマイラ多いしなぁ』
「…………ベルゼブブ! 来 て ! 」
紫に近くなる液体に怯えながら僕は叫んだ、僕の声に振り返ったナイは満面の笑みを浮かべていた。
『隙狙ってたの? イイね、そういうの大好きだ!』
直後、破壊される壁、倒れる棚。
壁を破って入って来たのはベルゼブブだろう、僅かに見えた翅と声でそう判断したところで、僕の意識は視界を埋めつくした缶詰に奪われた。
0
お気に入りに追加
438
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。


異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる