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第二十二章 鬼の義肢と襲いくる災難
浄化作戦
しおりを挟む僕の視界は奪われたままだったが、天井から飛び込んだ者が馬鹿正直にも名乗ってくれたおかげで、それが誰だか、何故来たのかが全て分かった。
『魔物が侵入したとの報告を受け、事態収拾に参ったカマエルだ! 力量差を理解し投降せよ!』
この国の監視の目の数は恐ろしく多く、情報伝達の速さも他に類を見ない。
神の使いを騙って警察の捜査を妨害させることは出来ても、それ以前に送られた天使への報告は撤回させられなかったし、僕は天使に伝わっているかなど考えもしなかった。
カマエルは国に侵入した魔物、つまり鬼達への対処を求められたのだろう。けれど、僕を見つけた彼女が求められた事以外の仕事をするかどうかは分かり切っている。
『貴様も名乗りを上げんか! 天使たるもの真正面から捩じ伏せなくては神の威光を示せん!』
『お前、それやって何回撃退されたんだよ』
『うるさい! 名乗れ!』
カマエルはもう一人の天使に向かって怒鳴っている。声からして男性型の天使らしい。
『はいはい…………あー、魔物共! 面倒臭いから早く投降してくれ、俺は今日休暇だったんだよ……なのにお前らのせいで……』
『名乗れと言っている! 誰が弱音を吐けと言った! 貴様にはやはり再教育が……』
『あー、もう、ザフィエルだザフィエル! これでいいんだろ?』
ザフィエル……希少鉱石の国で出会った天使だ。レインコートを着ていて、傘を武器にしていて、雨を降らせる力を持っていた。そう記憶している。
カマエルには恩赦を期待出来ないが、彼になら期待してもいいかもしれない。
『酒呑様! 指示を!』
『さっきの光線小出しにして牽制せぇ!』
機械音が響き、幾度となく小さな光が煙の向こうに瞬いた。
『ふむ、まずは様子見……という訳か。悪くない。魔物使い? 貴様の指示は? 無いのか? この程度の戦は傍観を決め込むほどに尊大になっていたのか?』
「え……指示? 僕が?」
『貴様は魔物を統べる者だ、魔物に指示を出さなくてどうする』
指示を出せ、なんて、そんな。
前線で戦うことも後方支援も出来ない僕に出来る事と言えば、確かにそれなのかもしれないけれど。
戦いの勘なんてないし、頭の回転は遅いし、魔物や天使の特徴は把握していないし、そんな僕が指示を出すより個々の判断で戦った方が断然良い。
「……あなた、は、僕の指示に従ってくれるんですか?」
『ここに居る余は分身、人間並みの力しかない。余のことは兵ではなく、参謀と思え』
「さ、さんぼー……?」
『知恵を出してやる。これは訓練だ。さぁ、天使にどう対抗する? 今は天使の出方が分からない鬼共が牽制を続けているが……いつまでもそうしている訳にもいかないし、天使もいつまでも牽制されてはいないだろう。相手が手を整える前に手を打つのだ』
僕の様子を見に来た、というのはそういう事か。僕がどれだけ役に立つのか、それを見極めに来たのか。
約立たずだとバレてはいけない。悪魔にまで命を狙われるようになったら身が持たない。
『まず戦力を教えよう。貴様の兵は鬼二匹にキマイラ一匹、それに呪物が一つ。そこな只人は……囮にでもするか? いや、相手は天使だ、只の人間は良い人質になるやもしれん』
煙が少しずつ収まっていく、天使達の姿が見えた。
『敵は天使二匹。毒蠍と驟雨だ。カマエルの戦闘力はかなりのものだが、猪突猛進だ。ザフィエルは戦闘力そのものは低いが搦手から来るぞ』
ザフィが傘を差す。工場の中に急速に黒雲が発生し、視界を遮る雨を降らした。
『……っ!? 急に狙いが……』
茨木が撃ち出した小さな光の玉はあらぬ方向へ飛んでいく。
『…………リン、雨に軽銀片が混じっているようだ』
「えっ……イバラキさん! チャフだ! レーダーに頼らないで!」
『無茶言いなや!』
白銀の甲冑と黒いレインコート、天使達の服装はこの工場によく溶け込む。その上滝のような雨が降っているのだ、天使達を肉眼で捉えることは難しい。
『ほう……そんな雨も降らせるとはな。さぁ、どうする魔物使い。貴様の兵達は天使の位置を把握出来ない。魔物というのは魔力には敏感だが神力には今一つ……近くに居る、という気配しか掴めないものだからな。無論、余のような上級悪魔はそれには当てはまらんがな』
サタンはそう言いながら背広を脱ぎ、僕に頭から被せた。
「あなたには……見えるんですか?」
『本体なら、の話だ。今の余は人と同じ、兵力にはならんと言ったろう』
僕達は今、圧倒的に不利だ。天使達も雨の影響を受けると都合よく仮定しても、最初からほとんど動いていない僕達の位置は把握されている。
ザフィは知らないがカマエルは毒針を飛ばす遠距離攻撃が可能だ。狙撃されれば反撃すら狙えない。
『相も変わらず小賢しい手を使う奴だ!』
『あーうるさい、なら一人で突っ込めよ。カウンターくらって死ねばいい。それが嫌だから俺連れて来たんだろ、自分も毒使うくせに他人にあんまり鬱陶しい事言うな。っていうか早く針撃てよ』
天使達の結束が弱いのは幸運だ。
僕は天使達が普遍的な人間の味方であることに望みをかけ、一つの作戦を実行する。
「すいませんリンさん、こっちに……」
「なになに?」
「酒呑、ちょっと腕を……」
『あぁ?』
リンの服の裾を引っ張り、酒呑の横に移動させる。酒呑の腕をリンの首に回せば準備完了だ。
「二人とも、そのまま動かないでね…………聞け天使! 君達が攻撃をやめなかったら、この人間を殺す!」
息を大きく吸って、叫んだ。
「えっ……へ、ヘル君?」
「すいません、大人しくしててください」
「…………え、演技? だよね? じゃなきゃ泣くよ? 泣き叫ぶよ? 三十路手前の男がみっともなく泣きわめくよ?」
困惑するリンを宥め、茨木の袖を引く。
「お願いがあるんだ。勝敗は君にかかってる。あのね……」
茨木にのみ作戦を伝え、天使達の反応を待つ。
狙い通り雨は次第に弱まり、やがて雲も消えた。天使達は僕達のそばの巨大な機械の上に立って、僕を睨んでいた。
『あれただの人間だぞ。この工場の職員か? ともかく、俺達があの脅迫を聞かない訳にはいかない、あの人間を解放させないと……』
ザフィの反応は理想通りのものだ。やる気のないザフィであれなら、やる気に満ち溢れたカマエルは完璧に僕の作戦に乗ってくれるだろう。
『…………人間! 貴様、神を信じているか!』
解放を迫るでもなく、そう叫んだ。想定外ではあったが、意図は察する事が出来る。神を信じていない者なら人間でも助けなくていい、それがカマエルの考え方なのだろう。
「……リンさん、はいって言ってください」
カマエルに聞かれないよう、小声でリンに伝える。
「なんなの…………は、はい! 信じてます! 週七で教会に通ってますぅ!」
作戦を伝えていないにも関わらず、リンは僕の作戦通りに動いてくれる。
『ほら、カマエル。熱心な教徒みたいだしあの人間は助けないと。さっき撃ってきてた銃っぽいのも持ってないし、多分交渉を狙ってるんだと思う。ひとまずそれに乗ろう』
カマエルは背後に現していた魔法陣らしきものを消し、毒針を収める。
そして──
『そうか、ならば分かるな? 殉教は名誉ある事だ。天国行きが決定された、おめでとう』
『はっ!? おい、カマエル!』
腰に下げた剣を抜き、高さを利用した突撃を行う。
「ちょっ……天使様!?」
『おい頭領、人質効いてへんぞ!』
リンと酒呑は焦り、アルは翼で僕を庇う。そして僕の作戦通り、茨木がカマエルの着地点に仁王立つ。右腕が素早く変形し、カマエルの剣先が銃口に触れる直前に発射された。
眩い光がアルの翼の隙間から見える、それが収まってから、僕は翼をかき分け作戦の成否を見た。
『……っふー、無茶なこと言いよって。ギリギリの接射せぇとか……』
不満を漏らす茨木の足元には蠢く手足が散らばっていた。偽の人質での時間稼ぎが上手く行き、最大蓄電での近距離射撃が実行出来た。僕の作戦は成功と言えるだろう。
『魔物が侵入したとの報告を受け、事態収拾に参ったカマエルだ! 力量差を理解し投降せよ!』
この国の監視の目の数は恐ろしく多く、情報伝達の速さも他に類を見ない。
神の使いを騙って警察の捜査を妨害させることは出来ても、それ以前に送られた天使への報告は撤回させられなかったし、僕は天使に伝わっているかなど考えもしなかった。
カマエルは国に侵入した魔物、つまり鬼達への対処を求められたのだろう。けれど、僕を見つけた彼女が求められた事以外の仕事をするかどうかは分かり切っている。
『貴様も名乗りを上げんか! 天使たるもの真正面から捩じ伏せなくては神の威光を示せん!』
『お前、それやって何回撃退されたんだよ』
『うるさい! 名乗れ!』
カマエルはもう一人の天使に向かって怒鳴っている。声からして男性型の天使らしい。
『はいはい…………あー、魔物共! 面倒臭いから早く投降してくれ、俺は今日休暇だったんだよ……なのにお前らのせいで……』
『名乗れと言っている! 誰が弱音を吐けと言った! 貴様にはやはり再教育が……』
『あー、もう、ザフィエルだザフィエル! これでいいんだろ?』
ザフィエル……希少鉱石の国で出会った天使だ。レインコートを着ていて、傘を武器にしていて、雨を降らせる力を持っていた。そう記憶している。
カマエルには恩赦を期待出来ないが、彼になら期待してもいいかもしれない。
『酒呑様! 指示を!』
『さっきの光線小出しにして牽制せぇ!』
機械音が響き、幾度となく小さな光が煙の向こうに瞬いた。
『ふむ、まずは様子見……という訳か。悪くない。魔物使い? 貴様の指示は? 無いのか? この程度の戦は傍観を決め込むほどに尊大になっていたのか?』
「え……指示? 僕が?」
『貴様は魔物を統べる者だ、魔物に指示を出さなくてどうする』
指示を出せ、なんて、そんな。
前線で戦うことも後方支援も出来ない僕に出来る事と言えば、確かにそれなのかもしれないけれど。
戦いの勘なんてないし、頭の回転は遅いし、魔物や天使の特徴は把握していないし、そんな僕が指示を出すより個々の判断で戦った方が断然良い。
「……あなた、は、僕の指示に従ってくれるんですか?」
『ここに居る余は分身、人間並みの力しかない。余のことは兵ではなく、参謀と思え』
「さ、さんぼー……?」
『知恵を出してやる。これは訓練だ。さぁ、天使にどう対抗する? 今は天使の出方が分からない鬼共が牽制を続けているが……いつまでもそうしている訳にもいかないし、天使もいつまでも牽制されてはいないだろう。相手が手を整える前に手を打つのだ』
僕の様子を見に来た、というのはそういう事か。僕がどれだけ役に立つのか、それを見極めに来たのか。
約立たずだとバレてはいけない。悪魔にまで命を狙われるようになったら身が持たない。
『まず戦力を教えよう。貴様の兵は鬼二匹にキマイラ一匹、それに呪物が一つ。そこな只人は……囮にでもするか? いや、相手は天使だ、只の人間は良い人質になるやもしれん』
煙が少しずつ収まっていく、天使達の姿が見えた。
『敵は天使二匹。毒蠍と驟雨だ。カマエルの戦闘力はかなりのものだが、猪突猛進だ。ザフィエルは戦闘力そのものは低いが搦手から来るぞ』
ザフィが傘を差す。工場の中に急速に黒雲が発生し、視界を遮る雨を降らした。
『……っ!? 急に狙いが……』
茨木が撃ち出した小さな光の玉はあらぬ方向へ飛んでいく。
『…………リン、雨に軽銀片が混じっているようだ』
「えっ……イバラキさん! チャフだ! レーダーに頼らないで!」
『無茶言いなや!』
白銀の甲冑と黒いレインコート、天使達の服装はこの工場によく溶け込む。その上滝のような雨が降っているのだ、天使達を肉眼で捉えることは難しい。
『ほう……そんな雨も降らせるとはな。さぁ、どうする魔物使い。貴様の兵達は天使の位置を把握出来ない。魔物というのは魔力には敏感だが神力には今一つ……近くに居る、という気配しか掴めないものだからな。無論、余のような上級悪魔はそれには当てはまらんがな』
サタンはそう言いながら背広を脱ぎ、僕に頭から被せた。
「あなたには……見えるんですか?」
『本体なら、の話だ。今の余は人と同じ、兵力にはならんと言ったろう』
僕達は今、圧倒的に不利だ。天使達も雨の影響を受けると都合よく仮定しても、最初からほとんど動いていない僕達の位置は把握されている。
ザフィは知らないがカマエルは毒針を飛ばす遠距離攻撃が可能だ。狙撃されれば反撃すら狙えない。
『相も変わらず小賢しい手を使う奴だ!』
『あーうるさい、なら一人で突っ込めよ。カウンターくらって死ねばいい。それが嫌だから俺連れて来たんだろ、自分も毒使うくせに他人にあんまり鬱陶しい事言うな。っていうか早く針撃てよ』
天使達の結束が弱いのは幸運だ。
僕は天使達が普遍的な人間の味方であることに望みをかけ、一つの作戦を実行する。
「すいませんリンさん、こっちに……」
「なになに?」
「酒呑、ちょっと腕を……」
『あぁ?』
リンの服の裾を引っ張り、酒呑の横に移動させる。酒呑の腕をリンの首に回せば準備完了だ。
「二人とも、そのまま動かないでね…………聞け天使! 君達が攻撃をやめなかったら、この人間を殺す!」
息を大きく吸って、叫んだ。
「えっ……へ、ヘル君?」
「すいません、大人しくしててください」
「…………え、演技? だよね? じゃなきゃ泣くよ? 泣き叫ぶよ? 三十路手前の男がみっともなく泣きわめくよ?」
困惑するリンを宥め、茨木の袖を引く。
「お願いがあるんだ。勝敗は君にかかってる。あのね……」
茨木にのみ作戦を伝え、天使達の反応を待つ。
狙い通り雨は次第に弱まり、やがて雲も消えた。天使達は僕達のそばの巨大な機械の上に立って、僕を睨んでいた。
『あれただの人間だぞ。この工場の職員か? ともかく、俺達があの脅迫を聞かない訳にはいかない、あの人間を解放させないと……』
ザフィの反応は理想通りのものだ。やる気のないザフィであれなら、やる気に満ち溢れたカマエルは完璧に僕の作戦に乗ってくれるだろう。
『…………人間! 貴様、神を信じているか!』
解放を迫るでもなく、そう叫んだ。想定外ではあったが、意図は察する事が出来る。神を信じていない者なら人間でも助けなくていい、それがカマエルの考え方なのだろう。
「……リンさん、はいって言ってください」
カマエルに聞かれないよう、小声でリンに伝える。
「なんなの…………は、はい! 信じてます! 週七で教会に通ってますぅ!」
作戦を伝えていないにも関わらず、リンは僕の作戦通りに動いてくれる。
『ほら、カマエル。熱心な教徒みたいだしあの人間は助けないと。さっき撃ってきてた銃っぽいのも持ってないし、多分交渉を狙ってるんだと思う。ひとまずそれに乗ろう』
カマエルは背後に現していた魔法陣らしきものを消し、毒針を収める。
そして──
『そうか、ならば分かるな? 殉教は名誉ある事だ。天国行きが決定された、おめでとう』
『はっ!? おい、カマエル!』
腰に下げた剣を抜き、高さを利用した突撃を行う。
「ちょっ……天使様!?」
『おい頭領、人質効いてへんぞ!』
リンと酒呑は焦り、アルは翼で僕を庇う。そして僕の作戦通り、茨木がカマエルの着地点に仁王立つ。右腕が素早く変形し、カマエルの剣先が銃口に触れる直前に発射された。
眩い光がアルの翼の隙間から見える、それが収まってから、僕は翼をかき分け作戦の成否を見た。
『……っふー、無茶なこと言いよって。ギリギリの接射せぇとか……』
不満を漏らす茨木の足元には蠢く手足が散らばっていた。偽の人質での時間稼ぎが上手く行き、最大蓄電での近距離射撃が実行出来た。僕の作戦は成功と言えるだろう。
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