147 / 909
第十三章 異界にて神々を讃えよ
貴方を愛せるのは私だけ
しおりを挟む
部屋に戻るとアルはすっかり拗ねた様子でベッドに寝転がっていた。
僕は薄く皮膚の裂けた腕を隠してベッドに腰掛ける。
何も言わずに着いてきた魔物は僕に倣ってベッドに乗ってきた。
『ん……ヘル、帰ったのか』
「うん、さっきはごめんね」
『構わな……貴様、何故ここにいる』
振り返ったアルは魔物を見て威嚇を始め、警戒態勢をとった。
「アル? どうしたのさ、落ち着いてよ。この子はさっき知り合った子で悪い子じゃないから」
『ヘル、此奴は……いや、何でもない。そうか、さっき知り合った……なら、良い』
「アル、この子のこと知ってるの?」
『人違い……いや魔物違いだ、気にするな』
そっぽを向きながらの言葉、アルはまた嘘をついている。
やはりこの魔物には何かあるのではないか、そう勘ぐった僕は探りを入れることにした。
「あ、そうだアル。見てよこの子の目、にいさまに似てない?」
『あ、ああ、そうか? 貴方の兄の目はよく知らないが……そうなのか』
「ちょっと気難しいとこも似てるっていうか……あ、ねぇアル、この子の名前なに? 分かる?」
『い、いや、知らん。適当に呼べばいいだろう』
たどたどしい、怪しい。
アルへの不信感が大きくなっていく。
嘘をついているアルも、そう疑っている僕も、何もかも嫌いになる。
兄に関係はないかもしれない、アルは嘘をついていないかもしれない、全ては僕の妄想に過ぎないのかもしれない。
可能性だけが募っていく。
「……じゃあ、エアでいいかな」
『それ……は、貴方の兄の名だろう? やめておけ』
「いいじゃん、僕はにいさまのこと名前で呼んでないし……君もいいよね?」
魔物にも探りを入れるか、そう思って少し目付きを鋭くした。
だが魔物は僕の肩に頬を擦り寄せて嬉しそうに鳴いていた、毒気を抜かれてしまうな。
「気に入ったんだね。じゃあエア、よろしく」
『……魔物に自分の名をつけたと知ったら、貴方の兄はどう思うだろうな』
脅すような口調だ、僕が兄を恐れていると知っていながらこんなことを言ってくる。
アルにも僕と似た思いがある、それを不信感と言っていいのかは分からないが、良い感情ではないということは確かだ。
「にいさまは……きっと、喜ぶよ。こんなに綺麗な子に自分の名前をつけたんだって」
魔物はさらに機嫌を良くして僕の胸に頭を寄せた。
アルを見る魔物の目はどこか嘲っているようにも思えた。
『ヘル……其奴から離れろ、早く!』
「どうしたのさいきなり、この子は大人しいよ、危ないことなんてない。アルも見習ったら?」
ああ、また、嫌なことを言う。
自分が自分で嫌になる、元々僕は自分が嫌いだったが、今回は本当に愛想を尽かしてしまう勢いだ。
『……もう、いい。強硬手段だ』
その言葉に嫌な未来を思い描き、翼を広げたアルの前に手を出した。
だがその行動は全くの無意味で、僕の視界は赤く染まった。
血塗れの手で、目を擦る。
何とか元通りに見えるようになった僕の目に飛び込んできたのは、予想通りの赤い光景。
魔物はアルに飛びかかられ、本来の巨大な口でアルの前足を食いちぎった。
アルはすれ違いに魔物の首と胴を爪で切り裂き、尾の黒蛇で片目を潰した。
再生も終わらぬままに二体は再び爪と牙を振りかざす。
「やめて、やめてってば! 聞いてよ……ねぇ、やめてっ!」
魔物使いとして命令すれば止められるだろうに、僕は焦りと混乱で力を上手く使えずにいた。
兄の言っていた通りだ、僕は出来損ないのダメな奴だ。
どうにもできずにただ泣き喚いて……赤子よりも弱々しい。
『ああ、済まない。ヘル、泣かないでくれ』
アルは争いを中断し、僕に駆け寄る。
再生途中の傷が目に入る、それがまた僕を泣き止ませてくれない。
柔らかい銀色の毛は赤く汚れている、たとえ傷が治ったとしても流れた血が消えることはないからだ。
アルは前よりも傷の治りが早くなった気がする、本物の賢者の石の力だろうか。
魔物の方は……あちらも酷い怪我だ、再生し始めているとはいえ痛々しい。
「……僕も、さぁ、嫌なこと言っちゃったけど、そんなケンカすることないじゃないか。なんで……こんなに、酷い怪我するのさ」
『私が悪かった、だからもう泣かないでくれないか。頼むから、ヘル』
「……仲良くしてくれる?」
アルは僕に擦り寄りながら、目線だけを魔物に向けた。
再生を終えた魔物はじっと僕を見つめている、その瞳は恍惚に歪んでいた。
『それは……向こう次第だ』
「そっ……か。僕は、二人には仲良くして欲しいんだけどな」
『貴方が言うのなら善処はしよう、だが向こうにその気がないのなら実現は不可能だ』
「その気は……ない、のかな」
『そうだな、皆無だ』
ようやく涙も引いて、そっとアルを抱き締めた。
優しい温度は僕を落ち着かせてくれる。
深い呼吸を繰り返して目を閉じる、そうすると自然に体の力が抜けていく。
ゆっくりと気分も落ち着き、冷静さを取り戻す。
アルを抱き締めたまま魔物を呼んだ、ケガが全て癒えたか見るため、仲良くするように頼むため、理由はいくつかある。
何度か呼んだが、魔物は冷たい目を返すだけだった。
そのうちに魔物は器用に尾で扉をひらき、部屋を出ていった。
僕に向けられた瞳も、出ていく時の仕草も、どちらも僕を見捨てていた。
「……行っちゃった、ね」
『ああ』
「気に入らなかったのかな、僕のこと」
『さぁな』
「寂しい、なぁ」
気がつけば、僕はまた泣いていた。
はらはらと静かに落ちる涙はズボンにシミを作っていく。
『私が居るだろう?』
「そう、だけどさ」
『私では不満か』
「違う! 違う……よ、そうじゃなくて、ただ……誰かに置いていかれるのが、嫌で、怖くて、たまらないんだよ」
置いていかれた、見捨てられた。
『黒』にも、兄にも、あの魔物にも。
気まぐれで優しくしては、また気まぐれに手酷く捨てる。
いつだったか兄は言っていた、僕を愛する奴は皆ペット気分だと。
僕はそうは思わない。
ペットなら最期まで愛してもらえるはずだろう、飽きたら捨てるなど生き物の扱いには程遠い。
いや、息すらしない物ですら、僕よりも良い扱いを受けるだろう。
「……ねぇ、アル、僕ってそんなに要らないの?」
『いきなり何を言い出すんだヘル、そんな訳ないだろう』
「そう言うのはアルだけだよ」
それはそれで幸せか、本心であるならば。
疑惑は晴れない。
僕は薄く皮膚の裂けた腕を隠してベッドに腰掛ける。
何も言わずに着いてきた魔物は僕に倣ってベッドに乗ってきた。
『ん……ヘル、帰ったのか』
「うん、さっきはごめんね」
『構わな……貴様、何故ここにいる』
振り返ったアルは魔物を見て威嚇を始め、警戒態勢をとった。
「アル? どうしたのさ、落ち着いてよ。この子はさっき知り合った子で悪い子じゃないから」
『ヘル、此奴は……いや、何でもない。そうか、さっき知り合った……なら、良い』
「アル、この子のこと知ってるの?」
『人違い……いや魔物違いだ、気にするな』
そっぽを向きながらの言葉、アルはまた嘘をついている。
やはりこの魔物には何かあるのではないか、そう勘ぐった僕は探りを入れることにした。
「あ、そうだアル。見てよこの子の目、にいさまに似てない?」
『あ、ああ、そうか? 貴方の兄の目はよく知らないが……そうなのか』
「ちょっと気難しいとこも似てるっていうか……あ、ねぇアル、この子の名前なに? 分かる?」
『い、いや、知らん。適当に呼べばいいだろう』
たどたどしい、怪しい。
アルへの不信感が大きくなっていく。
嘘をついているアルも、そう疑っている僕も、何もかも嫌いになる。
兄に関係はないかもしれない、アルは嘘をついていないかもしれない、全ては僕の妄想に過ぎないのかもしれない。
可能性だけが募っていく。
「……じゃあ、エアでいいかな」
『それ……は、貴方の兄の名だろう? やめておけ』
「いいじゃん、僕はにいさまのこと名前で呼んでないし……君もいいよね?」
魔物にも探りを入れるか、そう思って少し目付きを鋭くした。
だが魔物は僕の肩に頬を擦り寄せて嬉しそうに鳴いていた、毒気を抜かれてしまうな。
「気に入ったんだね。じゃあエア、よろしく」
『……魔物に自分の名をつけたと知ったら、貴方の兄はどう思うだろうな』
脅すような口調だ、僕が兄を恐れていると知っていながらこんなことを言ってくる。
アルにも僕と似た思いがある、それを不信感と言っていいのかは分からないが、良い感情ではないということは確かだ。
「にいさまは……きっと、喜ぶよ。こんなに綺麗な子に自分の名前をつけたんだって」
魔物はさらに機嫌を良くして僕の胸に頭を寄せた。
アルを見る魔物の目はどこか嘲っているようにも思えた。
『ヘル……其奴から離れろ、早く!』
「どうしたのさいきなり、この子は大人しいよ、危ないことなんてない。アルも見習ったら?」
ああ、また、嫌なことを言う。
自分が自分で嫌になる、元々僕は自分が嫌いだったが、今回は本当に愛想を尽かしてしまう勢いだ。
『……もう、いい。強硬手段だ』
その言葉に嫌な未来を思い描き、翼を広げたアルの前に手を出した。
だがその行動は全くの無意味で、僕の視界は赤く染まった。
血塗れの手で、目を擦る。
何とか元通りに見えるようになった僕の目に飛び込んできたのは、予想通りの赤い光景。
魔物はアルに飛びかかられ、本来の巨大な口でアルの前足を食いちぎった。
アルはすれ違いに魔物の首と胴を爪で切り裂き、尾の黒蛇で片目を潰した。
再生も終わらぬままに二体は再び爪と牙を振りかざす。
「やめて、やめてってば! 聞いてよ……ねぇ、やめてっ!」
魔物使いとして命令すれば止められるだろうに、僕は焦りと混乱で力を上手く使えずにいた。
兄の言っていた通りだ、僕は出来損ないのダメな奴だ。
どうにもできずにただ泣き喚いて……赤子よりも弱々しい。
『ああ、済まない。ヘル、泣かないでくれ』
アルは争いを中断し、僕に駆け寄る。
再生途中の傷が目に入る、それがまた僕を泣き止ませてくれない。
柔らかい銀色の毛は赤く汚れている、たとえ傷が治ったとしても流れた血が消えることはないからだ。
アルは前よりも傷の治りが早くなった気がする、本物の賢者の石の力だろうか。
魔物の方は……あちらも酷い怪我だ、再生し始めているとはいえ痛々しい。
「……僕も、さぁ、嫌なこと言っちゃったけど、そんなケンカすることないじゃないか。なんで……こんなに、酷い怪我するのさ」
『私が悪かった、だからもう泣かないでくれないか。頼むから、ヘル』
「……仲良くしてくれる?」
アルは僕に擦り寄りながら、目線だけを魔物に向けた。
再生を終えた魔物はじっと僕を見つめている、その瞳は恍惚に歪んでいた。
『それは……向こう次第だ』
「そっ……か。僕は、二人には仲良くして欲しいんだけどな」
『貴方が言うのなら善処はしよう、だが向こうにその気がないのなら実現は不可能だ』
「その気は……ない、のかな」
『そうだな、皆無だ』
ようやく涙も引いて、そっとアルを抱き締めた。
優しい温度は僕を落ち着かせてくれる。
深い呼吸を繰り返して目を閉じる、そうすると自然に体の力が抜けていく。
ゆっくりと気分も落ち着き、冷静さを取り戻す。
アルを抱き締めたまま魔物を呼んだ、ケガが全て癒えたか見るため、仲良くするように頼むため、理由はいくつかある。
何度か呼んだが、魔物は冷たい目を返すだけだった。
そのうちに魔物は器用に尾で扉をひらき、部屋を出ていった。
僕に向けられた瞳も、出ていく時の仕草も、どちらも僕を見捨てていた。
「……行っちゃった、ね」
『ああ』
「気に入らなかったのかな、僕のこと」
『さぁな』
「寂しい、なぁ」
気がつけば、僕はまた泣いていた。
はらはらと静かに落ちる涙はズボンにシミを作っていく。
『私が居るだろう?』
「そう、だけどさ」
『私では不満か』
「違う! 違う……よ、そうじゃなくて、ただ……誰かに置いていかれるのが、嫌で、怖くて、たまらないんだよ」
置いていかれた、見捨てられた。
『黒』にも、兄にも、あの魔物にも。
気まぐれで優しくしては、また気まぐれに手酷く捨てる。
いつだったか兄は言っていた、僕を愛する奴は皆ペット気分だと。
僕はそうは思わない。
ペットなら最期まで愛してもらえるはずだろう、飽きたら捨てるなど生き物の扱いには程遠い。
いや、息すらしない物ですら、僕よりも良い扱いを受けるだろう。
「……ねぇ、アル、僕ってそんなに要らないの?」
『いきなり何を言い出すんだヘル、そんな訳ないだろう』
「そう言うのはアルだけだよ」
それはそれで幸せか、本心であるならば。
疑惑は晴れない。
0
お気に入りに追加
435
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
御機嫌ようそしてさようなら ~王太子妃の選んだ最悪の結末
Hinaki
恋愛
令嬢の名はエリザベス。
生まれた瞬間より両親達が創る公爵邸と言う名の箱庭の中で生きていた。
全てがその箱庭の中でなされ、そして彼女は箱庭より外へは出される事はなかった。
ただ一つ月に一度彼女を訪ねる5歳年上の少年を除いては……。
時は流れエリザベスが15歳の乙女へと成長し未来の王太子妃として半年後の結婚を控えたある日に彼女を包み込んでいた世界は崩壊していく。
ゆるふわ設定の短編です。
完結済みなので予約投稿しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる