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第十二章 兵器の国と歪みきった愛
監禁
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兵器の国。
何に使うのかは知らないが、とにかく兵器を量産している国だ。
売る訳でもなく戦争を起こす訳でもない、兵器以外の全てを削って兵器を作り続ける全く訳の分からない国。
そんな国に僕は来た、らしい。らしいというのは入国した覚えがないから、目が覚めてからずっとベッドの上にいるから。
希少鉱石の国の一件から何日経ったのかは分からない、変わらない景色は時間感覚を狂わせる。
寝ても醒めても見えるのは魔法陣の描かれた天井。
魔法に詳しくない僕には何の魔法か見当もつかないが、きっとろくでもないものだろう。
目線を上げて、頭の上で十字に重ねられた手首を見る。奇妙な色をした荒い縄が巻き付き、僕をベッドから離さない。
脱出を試みて何度も動かしたせいで皮膚が傷つき、血が滲み、そこに縄の繊維が入り込んで化膿した。
赤紫に腫れ上がった手首は自分のものではないように思えて仕方がない、だが痛みと不快感だけは自分のものだ。
「おはよう、ヘル。今日は起きていたんだね、偉いよ」
そう言って頭を撫でる兄。
音も立てずに入ってきて突然視界に割り込んでくる。時間は分からないが今は朝らしい。
昨日……おそらく昨日の朝、僕は彼が来ても眠っていた。僕を起こしたのは鳩尾への深い一撃だった。
早起きしないから悪い、兄は微笑んだままそう言った。
「お腹空いた? 空いてるよね。ご飯持ってきたよ。お兄ちゃん手作り……って訳じゃないんだ、ごめんね? お昼はちゃんと作るから許してね?」
轡だと言って詰められ巻かれた麻布が外される。食事は一番嫌いな時間だ。仰向けに寝たまま、休みなく口に硬いパンを詰め込まれる苦しみは分かるだろうか? いや、分からない方がいい。
水分がなければ飲み込めないようなパンなのに、ミルクはパンを食べ終わらないと飲ませてくれない。地獄という言葉がこれほど似合う食事はない。
朝食は量が少ない、地獄は長く続かない。問題は夕食だ、量が多い上にスープまである。今から憂鬱な気分になった。
「はい、お粗末さまでした。よく食べたね、えらいえらい」
口を拭って、頭を撫でる。ここの言動だけを切り取れば優しい兄だ。前と変わっている。
昔は優しさなんて気まぐれでしかなかったのに、僕にこんな笑顔を見せてくれたことなんてなかったのに。僕が魔物使いと分かったからだろうか。
「ヘルは偏食の少食だからねぇ、覚えてるかな? 昔はよく食べた物吐いちゃってたんだよ」
ああ、覚えている。忘れるものか。
生きたままの鼠、コウモリの干物、マンドラゴラの牙、魔法薬に使う材料の余り物を無理矢理食べさせられた。
胃が空っぽになっても吐き続けて、幻覚まで見た。
「懐かしいなぁ、あの頃のヘルは可愛かったよね。あ、もちろん今でも可愛いよ。僕にとってはいつまでも可愛い可愛い弟だからね」
彼の言葉に偽りはない、少なくとも今僕はそう感じない。恐ろしいことに心の底から言っているのだ。
国を出たあと記憶喪失にでもなったのか? どうしてそんなに嬉しそうに話せるのか、理解し難い。
「……ねぇ、にいさま。どうしてこんなことするの?」
また轡をはめられる前に震え声で尋ねた。兄は何も言わずにベッドの脇に置いてあった木の棒を持つ。
「……にいさま?」
「あのさ、いつも言ってたよね? 話す時は相手の目を見ろって!」
しっかりと両手で握りしめ、頭の上まで持ち上げた。ささくれ立った硬い木の棒は僕の頭に振り下ろされる。
何度も、何度も、何度も。
「ちゃんと声出せって、はっきり言えって、具体的に話せって、言ったよね!? どうしてお兄ちゃんの言うこと聞けないの!? 何で出来ないんだよ! ねぇ、聞いてんのこの出来損ない!」
眉の上あたりが切れて血が目に入る。痛む目を無理矢理開けて兄を見ると、憐れにも思えるほどに怒り狂っていた。前は……どう、だったかな。
痛いのは頭だけ、目の上だけ、だから話せる、声が出せる。僕の声なんて聞こえていない、聞く気もない兄に必死に謝った。
無駄だと分かっていても、それ以外に出来ることもないし、幼い頃からの癖だった。
「はーっ、はーっ、はぁ……あ、ヘル」
肩で息をしながら僕の頭を撫でた、傷口を抉るように。故意ではないのかもしれないが、額の細かい切り傷からさらに皮膚が剥がれた。
「……分かったよね、お兄ちゃんの言いたいこと、伝わったよね? ねぇ、どうなの」
兄の細い爪が裂けた皮膚を剥がして肉を抉る。これは故意だ、誰にでも分かる。
早く謝罪以外の返事をしなければ、また殴られる。
「どうして、僕を閉じ込めてるの?」
「……言っただろ」
ぐち、と嫌な音。肉を抉る爪は僕を虐げるためだけに鋭く尖っている。
「天使も悪魔も君を狙ってる、他の神族だってそうだ。今までよく一人で無事だったね」
「ひとりじゃない、僕は……独りじゃなかった。アルが、皆がいてくれた」
「……アル?」
「魔獣だけど、僕を愛してくれてる、きっと僕を見つけてくれる」
兄の表情がどんどん冷たくなっていくのも気にせずに、アルの話を続けた。
ああ、そうだ。見つけてくれる。
僕がいなくなって心配しているはずだ、探しているはずだ。
「魔獣、ねぇ。まぁ無理だよ、この家の魔法は完璧だ。この家に触れても分からないように出来てる。誰かがヘルを探していたらの話だけどね」
「探してる! アルは、アルは絶対に僕を見捨てたりしない!」
「……不愉快だ。僕がヘルに危害を加えてるって言いたいの? お兄ちゃんがヘルに何したって言うのさ。ヘルはもう少し頭を使った方がいいよ、そうすればヘルを愛する奴なんていないって分かるはずだよ、お兄ちゃん以外にはね」
それ以上口をきくなと彼は僕の口に無理矢理麻布を詰め組み、更にもう一枚の布で縛った。声どころか呼吸すら怪しい、くぐもった音は兄を悦ばせた。
「ふふ……それがお似合いだよ。ああ、似合ってる、可愛いよ。君は僕の可愛いおとーと……ふふっ」
兄はコロコロと機嫌を変える、今の彼は心の底から楽しそうに笑っていた。額の傷を抉りながら、手首の腫れを爪で裂きながら。僕が苦痛に顔を歪めるのを楽しそうに見つめていた。
「君は僕の玩具なんだよ、他の奴には遊ばせない」
一通り僕の傷を悪化させて満足したのだろうか、部屋の暗がりから本を拾い上げ、僕に見せた。
「魔物使いの力は僕のために使ってもらうよ。でも今のままじゃダメだよね、少し反抗的だ。だからまぁ、僕に逆らう気がなくなるまでは部屋から出さないよ。せいぜい足掻きなよ、出来るものなら、ね」
それはこの国の兵器の本らしい、内容はよく分からないが、嫌な感じだ。
「……馬鹿だよねぇ、僕の言うこと聞いていれば痛いことなんて何もないのにさ。ちゃーんと兄として愛してあげるのに。ヘルは本っ当に馬鹿だよ。僕の弟ならもっと僕の弟らしくしてよね」
アルが来るまで、それまでの辛抱だ。
このまま殴られ続けたとしても、兄の言いなりになったとしても、心身を壊さなければそれでいい。
アルが来れば……アルが来て、それでどうなるのだろう。どうなれば僕は救われるのだろう。
何に使うのかは知らないが、とにかく兵器を量産している国だ。
売る訳でもなく戦争を起こす訳でもない、兵器以外の全てを削って兵器を作り続ける全く訳の分からない国。
そんな国に僕は来た、らしい。らしいというのは入国した覚えがないから、目が覚めてからずっとベッドの上にいるから。
希少鉱石の国の一件から何日経ったのかは分からない、変わらない景色は時間感覚を狂わせる。
寝ても醒めても見えるのは魔法陣の描かれた天井。
魔法に詳しくない僕には何の魔法か見当もつかないが、きっとろくでもないものだろう。
目線を上げて、頭の上で十字に重ねられた手首を見る。奇妙な色をした荒い縄が巻き付き、僕をベッドから離さない。
脱出を試みて何度も動かしたせいで皮膚が傷つき、血が滲み、そこに縄の繊維が入り込んで化膿した。
赤紫に腫れ上がった手首は自分のものではないように思えて仕方がない、だが痛みと不快感だけは自分のものだ。
「おはよう、ヘル。今日は起きていたんだね、偉いよ」
そう言って頭を撫でる兄。
音も立てずに入ってきて突然視界に割り込んでくる。時間は分からないが今は朝らしい。
昨日……おそらく昨日の朝、僕は彼が来ても眠っていた。僕を起こしたのは鳩尾への深い一撃だった。
早起きしないから悪い、兄は微笑んだままそう言った。
「お腹空いた? 空いてるよね。ご飯持ってきたよ。お兄ちゃん手作り……って訳じゃないんだ、ごめんね? お昼はちゃんと作るから許してね?」
轡だと言って詰められ巻かれた麻布が外される。食事は一番嫌いな時間だ。仰向けに寝たまま、休みなく口に硬いパンを詰め込まれる苦しみは分かるだろうか? いや、分からない方がいい。
水分がなければ飲み込めないようなパンなのに、ミルクはパンを食べ終わらないと飲ませてくれない。地獄という言葉がこれほど似合う食事はない。
朝食は量が少ない、地獄は長く続かない。問題は夕食だ、量が多い上にスープまである。今から憂鬱な気分になった。
「はい、お粗末さまでした。よく食べたね、えらいえらい」
口を拭って、頭を撫でる。ここの言動だけを切り取れば優しい兄だ。前と変わっている。
昔は優しさなんて気まぐれでしかなかったのに、僕にこんな笑顔を見せてくれたことなんてなかったのに。僕が魔物使いと分かったからだろうか。
「ヘルは偏食の少食だからねぇ、覚えてるかな? 昔はよく食べた物吐いちゃってたんだよ」
ああ、覚えている。忘れるものか。
生きたままの鼠、コウモリの干物、マンドラゴラの牙、魔法薬に使う材料の余り物を無理矢理食べさせられた。
胃が空っぽになっても吐き続けて、幻覚まで見た。
「懐かしいなぁ、あの頃のヘルは可愛かったよね。あ、もちろん今でも可愛いよ。僕にとってはいつまでも可愛い可愛い弟だからね」
彼の言葉に偽りはない、少なくとも今僕はそう感じない。恐ろしいことに心の底から言っているのだ。
国を出たあと記憶喪失にでもなったのか? どうしてそんなに嬉しそうに話せるのか、理解し難い。
「……ねぇ、にいさま。どうしてこんなことするの?」
また轡をはめられる前に震え声で尋ねた。兄は何も言わずにベッドの脇に置いてあった木の棒を持つ。
「……にいさま?」
「あのさ、いつも言ってたよね? 話す時は相手の目を見ろって!」
しっかりと両手で握りしめ、頭の上まで持ち上げた。ささくれ立った硬い木の棒は僕の頭に振り下ろされる。
何度も、何度も、何度も。
「ちゃんと声出せって、はっきり言えって、具体的に話せって、言ったよね!? どうしてお兄ちゃんの言うこと聞けないの!? 何で出来ないんだよ! ねぇ、聞いてんのこの出来損ない!」
眉の上あたりが切れて血が目に入る。痛む目を無理矢理開けて兄を見ると、憐れにも思えるほどに怒り狂っていた。前は……どう、だったかな。
痛いのは頭だけ、目の上だけ、だから話せる、声が出せる。僕の声なんて聞こえていない、聞く気もない兄に必死に謝った。
無駄だと分かっていても、それ以外に出来ることもないし、幼い頃からの癖だった。
「はーっ、はーっ、はぁ……あ、ヘル」
肩で息をしながら僕の頭を撫でた、傷口を抉るように。故意ではないのかもしれないが、額の細かい切り傷からさらに皮膚が剥がれた。
「……分かったよね、お兄ちゃんの言いたいこと、伝わったよね? ねぇ、どうなの」
兄の細い爪が裂けた皮膚を剥がして肉を抉る。これは故意だ、誰にでも分かる。
早く謝罪以外の返事をしなければ、また殴られる。
「どうして、僕を閉じ込めてるの?」
「……言っただろ」
ぐち、と嫌な音。肉を抉る爪は僕を虐げるためだけに鋭く尖っている。
「天使も悪魔も君を狙ってる、他の神族だってそうだ。今までよく一人で無事だったね」
「ひとりじゃない、僕は……独りじゃなかった。アルが、皆がいてくれた」
「……アル?」
「魔獣だけど、僕を愛してくれてる、きっと僕を見つけてくれる」
兄の表情がどんどん冷たくなっていくのも気にせずに、アルの話を続けた。
ああ、そうだ。見つけてくれる。
僕がいなくなって心配しているはずだ、探しているはずだ。
「魔獣、ねぇ。まぁ無理だよ、この家の魔法は完璧だ。この家に触れても分からないように出来てる。誰かがヘルを探していたらの話だけどね」
「探してる! アルは、アルは絶対に僕を見捨てたりしない!」
「……不愉快だ。僕がヘルに危害を加えてるって言いたいの? お兄ちゃんがヘルに何したって言うのさ。ヘルはもう少し頭を使った方がいいよ、そうすればヘルを愛する奴なんていないって分かるはずだよ、お兄ちゃん以外にはね」
それ以上口をきくなと彼は僕の口に無理矢理麻布を詰め組み、更にもう一枚の布で縛った。声どころか呼吸すら怪しい、くぐもった音は兄を悦ばせた。
「ふふ……それがお似合いだよ。ああ、似合ってる、可愛いよ。君は僕の可愛いおとーと……ふふっ」
兄はコロコロと機嫌を変える、今の彼は心の底から楽しそうに笑っていた。額の傷を抉りながら、手首の腫れを爪で裂きながら。僕が苦痛に顔を歪めるのを楽しそうに見つめていた。
「君は僕の玩具なんだよ、他の奴には遊ばせない」
一通り僕の傷を悪化させて満足したのだろうか、部屋の暗がりから本を拾い上げ、僕に見せた。
「魔物使いの力は僕のために使ってもらうよ。でも今のままじゃダメだよね、少し反抗的だ。だからまぁ、僕に逆らう気がなくなるまでは部屋から出さないよ。せいぜい足掻きなよ、出来るものなら、ね」
それはこの国の兵器の本らしい、内容はよく分からないが、嫌な感じだ。
「……馬鹿だよねぇ、僕の言うこと聞いていれば痛いことなんて何もないのにさ。ちゃーんと兄として愛してあげるのに。ヘルは本っ当に馬鹿だよ。僕の弟ならもっと僕の弟らしくしてよね」
アルが来るまで、それまでの辛抱だ。
このまま殴られ続けたとしても、兄の言いなりになったとしても、心身を壊さなければそれでいい。
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