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第十一章 混沌と遊ぶ希少鉱石の国
ホムンクルス
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呼び鈴を鳴らしたのは『黒』だった。少女が浜辺からこの家まで僕を引きずった跡を辿り、やって来たのだと言う。
『ま、無事で良かったよ』
『黒』は僕の安否を確認すると立ち上がる。少女には聞こえないように小さな声で囁いた。
『僕は調べ物があるから、ここでお世話になりなよ。上手く宿代を浮かせて』
「え、ちょっと。それは……困るよ」
『賢者の石探しは僕がやるから、君はしばらく休んでなよ。それじゃ』
「あ、『黒』! 待ってよ!」
『黒』が部屋から出てすぐに玄関の扉が開き閉まる音が聞こえた。何故そんな行動が取れるのか教えて欲しい。
「……知り合いじゃなかったの?」
嘘くさい笑顔の表情しか持っていないという僕の勝手な印象を否定するように少女は困惑していた。あの『黒』を見れば当然の反応なのだろうが、それでも僕には意外な反応だった。
「知り合い……なんですけど、なんか置いていかれちゃいました」
ここは一つ、『黒』に従うか。そうしなければ僕はこの国で生きていけないだろう、財布は流されてしまったのだから。
「それで……その、お願いがあるんです。僕、行くところがないんです。できるだけ急ぎますから、少しの間だけ泊めてくれませんか?」
あくまでも短期間だと主張し、他に手がないと印象付ける。断れば三日は罪悪感に苛まれるだろう。
「ああ、好きなだけいるといいよ」
僕の覚悟も演技も気にとめず、当然のように言ってのける。きっと何も言わずとも僕を止めてくれただろう。
──やはりただの良い人なのでは? 僕の考えも揺らぎ始めた。
朝、今日は珍しくも早起きだ。昨晩の少女の言葉を思い出す。
「朝食が出来たら起こしてあげるから、それまでゆっくり寝ているといい」
昼まで眠り続けることの多い僕にはありがたい言葉なのだが、今日ばかりは違っていた。妙に冴えた目を擦り、カチャカチャと石のぶつかる音の聞こえるリビングへ向かった。
「あ、もう起きてしまったんだね」
少女は前髪を撫でつけ俯いた。机の上には見たこともない工具が並べられ、少女の手には赤く丸い石が握られていた。
「最近調子が悪くなってきたから、ちょっと調整しようと思ってね」
僕の目から逃れるように顔を背ける。
「なんですか? その石」
「ん……そうだね、この国の石に魔力が宿っていることは知ってるね?」
石が微かな光を放つ。中心に細い針を刺し、細かな紋章を描いていく。
「こうやって特定の模様を入れると、魔術みたいな効果が出るんだ。……よし、出来た。ほら、ご覧。模様が見えるだろう?」
「あー……なんか見えます」
少女は削った石粉を拭い落とし、石を水で清めた。
「何に使うんですか?」
「目、だよ」
体ごと背を向けて、次に振り返った少女の目には赤い石がはめられていた。昨日感じた違和感は間違いではなかった。
「昔、大怪我をして体をそっくり作り替えたんだよ。中でも目は気に入っているんだ、前より良く見えるようになったからね」
「へぇ……なんか、凄いですね」
「そう? ありがとう」
この感想は嘘ではなかった、少女への不信感は大分和らいでいたし、タネが分かればあの瞳にも美を感じる。比喩ではなくて本物の宝石なんて、素敵じゃないか。
「食事にしようか。お腹が空いただろう? 育ち盛りなんだから」
少女の言葉にはどことなく違和感を覚えた、特に年齢とのズレに。作り替えたと言っていたし、見た目よりも年をとっているのかもしれない。
「あの、名前を……その」
「え? ああ、言っていなかったね。失念していた。刹那だよ、よろしく」
「あ、僕はヘルです。ヘルシャフト・ルーラー。よろしくお願いします」
セツナとの会話は弾み、楽しい時間が過ぎ去っていく。そういえば、セツナという名はどこかで聞いたことがあるような──気のせいかな。まぁ、そう珍しい名でもないか。
「おっ……と、もうこんな時間か。そろそろ仕事をしないとね」
「仕事って何をされてるんですか?」
「石の調整が主だね。この国の機械には魔石を使うから細かな調整が必要なんだ」
「へぇ……あ、そういえば人形って?」
「そっちは趣味」
机の上に散らばった工具を集めながら、刹那は人形について語る。
「人の体液で作る生き人形……外に出すと数分で死んでしまうから、眺めるだけの儚い物さ」
「へ…ぇ?」
思っていた物とかなり違う、特に材料が。萎んだ不信感が再び膨らむ。
「あ、もしかして興味ある? 作る? ねぇ作る?」
「え、あ、はい……その」
「ホント!? やった、すぐに仕事終わらせるからね! 待ってて!」
セツナは工具を抱きしめて走り去る。断るつもりだったのがつい「はい」と言ってしまった。肯定の意ではなく沈黙を避けるための相槌が裏目に出た。
好奇心はある、確かにある。だが不安の方が遥かに大きい。
今のうちに逃げてしまおうかという考えを持ちながら、食後の珈琲を飲んでセツナを待った。人形が異常な物と感じたらその時に逃げよう、珈琲は人を楽観的にする。
呑気な僕を嘲るかのように時は過ぎ去り、仕事を終えたセツナが帰ってきた。
「ただいま!」
「あ、お、おかえりなさい……?」
本人の家で家族でもないのに「おかえりなさい」はおかしいだろうか。過ぎた会話を惜しむのは僕の悪い癖だ、治す気にもなれないほどに厄介な。
セツナは僕の手を引いて地下室へ向かう、胡散臭い気持ち悪いと疑っていたのが恥ずかしいほどに澄んだ笑顔だ。
「これが僕の人形だよ、愛しい僕の子供達」
壁一面に並んだ培養槽。科学の国で見たものとは毛色が違う。中には半透明の人間がいた、僕の背丈の半分ほどの大きさの──それでも僕と同じ等身の人間が。
『マスター、その子は?』
「ヘル君だよ。起きていたんだね、アリア」
アリア、そう呼ばれた瓶の中の人はセツナによく似ていた。他の瓶の人も似ている。髪型は皆違うけれど。
「さぁ! 君の人形も作ろうか、名前は何がいいかな? ロンドの次になるのかな?」
ロンドと名付けられた者は瓶の中で眠っていた。嬉嬉として僕の手を握るセツナ、僕は今どんな顔をしているのだろうか。笑顔でないことだけは確かだ。
「さて、材料を貰おうか」
「材料……って?」
目や皮膚や骨だとか、そんな考えばかりが頭に浮かぶ。
「体液だよ。ほら早く出して」
「え? えっと、体液って……え?」
先程聞いた時もそうだったが何度聞いても理解出来ない。僕の頭が悪いのが、セツナがおかしいのか。
「もしかして精通まだ?」
「はぁ!? な、何言ってるんですか!」
「生憎とこの家にはそういう本はないからね、人体解剖図とかで大丈夫?」
「何の話か分かりたくもないですけど、多分大丈夫じゃないです!」
瓶の裏の本棚から取り出された本を突き返す、グロテスクな表紙が見えた。吐き気を抑えつつ、セツナに触れられないように後ずさる。
「じゃあ唾液でいいよ。出して」
「い、いや、あの」
「出来れば血と涙も欲しいな、その他体液が出せたらちょうだい」
「そんなに色々出ませんよ!」
「だよね。じゃあほら、唾液出して」
「…………はい」
顔に押し付けられるビーカーに負け、承諾してしまう。人形と呼ばれるこの半透明の人間達は一体何のために造られたのだろうか。
趣味、ただそれだけの理由なら。生命を造り出す趣味があるというのなら。僕は協力すべきではないのかもしれない。
だが、この半透明の人間に生命があるのか? 生命体かどうかはまだ分からない。声を発した、眠っていた、だからといって生き物とは限らない。
別の仕掛けがある人形ならば、例えば機械のようなものならば、発展のために協力すべきだろう。
結論は出ないが時間は過ぎる。僕の弱い心はこれ以上の圧力に耐えていられない。
『ま、無事で良かったよ』
『黒』は僕の安否を確認すると立ち上がる。少女には聞こえないように小さな声で囁いた。
『僕は調べ物があるから、ここでお世話になりなよ。上手く宿代を浮かせて』
「え、ちょっと。それは……困るよ」
『賢者の石探しは僕がやるから、君はしばらく休んでなよ。それじゃ』
「あ、『黒』! 待ってよ!」
『黒』が部屋から出てすぐに玄関の扉が開き閉まる音が聞こえた。何故そんな行動が取れるのか教えて欲しい。
「……知り合いじゃなかったの?」
嘘くさい笑顔の表情しか持っていないという僕の勝手な印象を否定するように少女は困惑していた。あの『黒』を見れば当然の反応なのだろうが、それでも僕には意外な反応だった。
「知り合い……なんですけど、なんか置いていかれちゃいました」
ここは一つ、『黒』に従うか。そうしなければ僕はこの国で生きていけないだろう、財布は流されてしまったのだから。
「それで……その、お願いがあるんです。僕、行くところがないんです。できるだけ急ぎますから、少しの間だけ泊めてくれませんか?」
あくまでも短期間だと主張し、他に手がないと印象付ける。断れば三日は罪悪感に苛まれるだろう。
「ああ、好きなだけいるといいよ」
僕の覚悟も演技も気にとめず、当然のように言ってのける。きっと何も言わずとも僕を止めてくれただろう。
──やはりただの良い人なのでは? 僕の考えも揺らぎ始めた。
朝、今日は珍しくも早起きだ。昨晩の少女の言葉を思い出す。
「朝食が出来たら起こしてあげるから、それまでゆっくり寝ているといい」
昼まで眠り続けることの多い僕にはありがたい言葉なのだが、今日ばかりは違っていた。妙に冴えた目を擦り、カチャカチャと石のぶつかる音の聞こえるリビングへ向かった。
「あ、もう起きてしまったんだね」
少女は前髪を撫でつけ俯いた。机の上には見たこともない工具が並べられ、少女の手には赤く丸い石が握られていた。
「最近調子が悪くなってきたから、ちょっと調整しようと思ってね」
僕の目から逃れるように顔を背ける。
「なんですか? その石」
「ん……そうだね、この国の石に魔力が宿っていることは知ってるね?」
石が微かな光を放つ。中心に細い針を刺し、細かな紋章を描いていく。
「こうやって特定の模様を入れると、魔術みたいな効果が出るんだ。……よし、出来た。ほら、ご覧。模様が見えるだろう?」
「あー……なんか見えます」
少女は削った石粉を拭い落とし、石を水で清めた。
「何に使うんですか?」
「目、だよ」
体ごと背を向けて、次に振り返った少女の目には赤い石がはめられていた。昨日感じた違和感は間違いではなかった。
「昔、大怪我をして体をそっくり作り替えたんだよ。中でも目は気に入っているんだ、前より良く見えるようになったからね」
「へぇ……なんか、凄いですね」
「そう? ありがとう」
この感想は嘘ではなかった、少女への不信感は大分和らいでいたし、タネが分かればあの瞳にも美を感じる。比喩ではなくて本物の宝石なんて、素敵じゃないか。
「食事にしようか。お腹が空いただろう? 育ち盛りなんだから」
少女の言葉にはどことなく違和感を覚えた、特に年齢とのズレに。作り替えたと言っていたし、見た目よりも年をとっているのかもしれない。
「あの、名前を……その」
「え? ああ、言っていなかったね。失念していた。刹那だよ、よろしく」
「あ、僕はヘルです。ヘルシャフト・ルーラー。よろしくお願いします」
セツナとの会話は弾み、楽しい時間が過ぎ去っていく。そういえば、セツナという名はどこかで聞いたことがあるような──気のせいかな。まぁ、そう珍しい名でもないか。
「おっ……と、もうこんな時間か。そろそろ仕事をしないとね」
「仕事って何をされてるんですか?」
「石の調整が主だね。この国の機械には魔石を使うから細かな調整が必要なんだ」
「へぇ……あ、そういえば人形って?」
「そっちは趣味」
机の上に散らばった工具を集めながら、刹那は人形について語る。
「人の体液で作る生き人形……外に出すと数分で死んでしまうから、眺めるだけの儚い物さ」
「へ…ぇ?」
思っていた物とかなり違う、特に材料が。萎んだ不信感が再び膨らむ。
「あ、もしかして興味ある? 作る? ねぇ作る?」
「え、あ、はい……その」
「ホント!? やった、すぐに仕事終わらせるからね! 待ってて!」
セツナは工具を抱きしめて走り去る。断るつもりだったのがつい「はい」と言ってしまった。肯定の意ではなく沈黙を避けるための相槌が裏目に出た。
好奇心はある、確かにある。だが不安の方が遥かに大きい。
今のうちに逃げてしまおうかという考えを持ちながら、食後の珈琲を飲んでセツナを待った。人形が異常な物と感じたらその時に逃げよう、珈琲は人を楽観的にする。
呑気な僕を嘲るかのように時は過ぎ去り、仕事を終えたセツナが帰ってきた。
「ただいま!」
「あ、お、おかえりなさい……?」
本人の家で家族でもないのに「おかえりなさい」はおかしいだろうか。過ぎた会話を惜しむのは僕の悪い癖だ、治す気にもなれないほどに厄介な。
セツナは僕の手を引いて地下室へ向かう、胡散臭い気持ち悪いと疑っていたのが恥ずかしいほどに澄んだ笑顔だ。
「これが僕の人形だよ、愛しい僕の子供達」
壁一面に並んだ培養槽。科学の国で見たものとは毛色が違う。中には半透明の人間がいた、僕の背丈の半分ほどの大きさの──それでも僕と同じ等身の人間が。
『マスター、その子は?』
「ヘル君だよ。起きていたんだね、アリア」
アリア、そう呼ばれた瓶の中の人はセツナによく似ていた。他の瓶の人も似ている。髪型は皆違うけれど。
「さぁ! 君の人形も作ろうか、名前は何がいいかな? ロンドの次になるのかな?」
ロンドと名付けられた者は瓶の中で眠っていた。嬉嬉として僕の手を握るセツナ、僕は今どんな顔をしているのだろうか。笑顔でないことだけは確かだ。
「さて、材料を貰おうか」
「材料……って?」
目や皮膚や骨だとか、そんな考えばかりが頭に浮かぶ。
「体液だよ。ほら早く出して」
「え? えっと、体液って……え?」
先程聞いた時もそうだったが何度聞いても理解出来ない。僕の頭が悪いのが、セツナがおかしいのか。
「もしかして精通まだ?」
「はぁ!? な、何言ってるんですか!」
「生憎とこの家にはそういう本はないからね、人体解剖図とかで大丈夫?」
「何の話か分かりたくもないですけど、多分大丈夫じゃないです!」
瓶の裏の本棚から取り出された本を突き返す、グロテスクな表紙が見えた。吐き気を抑えつつ、セツナに触れられないように後ずさる。
「じゃあ唾液でいいよ。出して」
「い、いや、あの」
「出来れば血と涙も欲しいな、その他体液が出せたらちょうだい」
「そんなに色々出ませんよ!」
「だよね。じゃあほら、唾液出して」
「…………はい」
顔に押し付けられるビーカーに負け、承諾してしまう。人形と呼ばれるこの半透明の人間達は一体何のために造られたのだろうか。
趣味、ただそれだけの理由なら。生命を造り出す趣味があるというのなら。僕は協力すべきではないのかもしれない。
だが、この半透明の人間に生命があるのか? 生命体かどうかはまだ分からない。声を発した、眠っていた、だからといって生き物とは限らない。
別の仕掛けがある人形ならば、例えば機械のようなものならば、発展のために協力すべきだろう。
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