名無しでも拾ってくれますか?
僕は、片手にスケッチブックを持って
今日も歩いていく。親の名前どころか自分の名前まで忘れてしまった僕。
僕はひょんなことから拾われ屋を始める。僕と雇い主からなるヒューマンストーリー。
今日も歩いていく。親の名前どころか自分の名前まで忘れてしまった僕。
僕はひょんなことから拾われ屋を始める。僕と雇い主からなるヒューマンストーリー。
プロローグ
0章 お婆さんと千代
1章 おばさんじゃなくてお姉さん
2章 スケッチブックと名前
3章 捕まった駒鳥
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