サキュバスクエスト

綾ちゃん奪還

召還魔法

二人のサキュバスは、関西の魔王を倒して瞬間移動でママが経営している店に帰ってきた。

『ママ。ただいま！』

二人の声を聞いてママが出てきた。
『レナ、リサ。おかえり』
ママは二人の顔を見て喜んで、リサとレナにハグをした。

『関西の魔王。倒したよ』
 レナはママに報告した。

リサはママに内容を話した。
『関西の魔王と戦って、内容としてかなり危なかったです』

『わかったわ』
ママは納得し更に話をすすめた。
『次の魔王との戦いの前にサキュバスの仲間がほしいわね』 
ママから仲間が欲しいと聞かれたリサは口を開いた。
『私の友達をサキュバスにしたいです』

『リサの友達なら賛成だよ』
レナも賛同した。

『リサ。そのこの名前は？』

『綾ちゃんです。奴月綾です』

『わかったわ。今から召還魔法使うわ』

『召還魔法？』
二人は言った。

『そう。召還魔法は、遠く離れている人を召還する魔法で幻獣や魔物を出す人もいるわ。問題はあるわ』

『え⁉️問題は何ですか？』

『リサの友達の綾さんがこの世界にいるかいないかですかね』

『え⁉️この世界にいるかいないので何か違いあるですか？』

『この世界にいないなら召還はできない。何故なら生きてないってことになるわ』

『ってことは群神さんもですか？』
リサはママに質問した。

『…ちょっと違うわ』
ママは、一間をあけてから話した。

『違うですか？私はわからないです』
リサはママに伝えた。

『私がわかる範囲で話すわ』

『はい』
リサとレナは返事をした。

『私たちは前に言ったけど、群神さんも私も神８。だから群神さんは生きているしあなた達が現実の世界に群神さんに会ったでしょ。だから生きている』
ママは私たちが、現実の世界で群神さんに会ったことを伝えた。

『群神さんを召還できる？』
レナはママに聞いた。

『それはできないわ』
ママは答えた。

『え⁉️』
二人は驚いた。

『神８になると魔力が必要なるしかんじなのは、群神さんも望んでいないと思うわ』

二人は群神と別れる時に言われたことを思い出した。
『確かにそうだわ。』
レナは答えリサは頷いた。

『そろそろ儀式をはじめるわ』
『儀式？』
ママの言葉に二人は首を横にした。

『召還魔法の儀式だわ』
ママの言葉に二人は頷いた。

レナとリサはサキュバスの姿になった。

『召還魔法の儀式をはじめるわ』
ママの合図で私たちは頷いた。

ママが地に魔方陣を描いた。
素人のリサやレナがやるより魔方陣など魔法に詳しいママが自分から名乗り出た。
失敗のリスクがあるのは事実である。

『レナ。リサ』
ママは２人の名を呼んだ。

魔方陣の前にママが立った。

ママが何か呪文を唱えはじめた。

『（фΔ´r^＃s ёсog^чvm--∩cd￢∨∃∠⊥⊆∇dwm-fk/e☆a^aчm』

魔方陣から煙がでて何か人影らしいシルエットがみえる。

『召還魔法は、成功したわ』     
ママは、召還魔法の儀式が成功したと確信した。 

『やったね。リサ』
レナはリサに声をかけた。

『ありがとう。先輩』

リサはシルエットを見ていた。

二人のサキュバスはシルエットの人影を静かに待っていた。