サキュバスクエスト

６魔王集結

河内陽菜改造

ブラックカメムシ女エリナが誕生して悪本らは次の改造に入ろうとしていた。

次のターゲットは、今は売り出し中の女優河内陽菜。
美しいスタイルをもち、何よりも彼女の笑顔がいい印象をあたえ老若男女が彼女を知っている人気があります。

河内陽菜は、今カプセルの中にいられていた。
  
『博士。これをお願いします』
マリは悪本に何かを渡した。
『マリ君。ナイスだ』
『ありがとうございます』

『河内陽菜の改造手術をはじめる。阿久比君』
『悪本君。準備OKだ』
『マリ君』
『博士。準備OKですわ』
『エリナ君』
『博士。OKよ』
『スイッチオン』
悪本の掛け声でスイッチがオンになり機械が動きだした。
ブラックカメムシ女の改造とは何か違う改造手術である。
悪本は真剣な顔で作業していた。
『仕上げだ！』

河内陽菜の改造手術は終わった。
『成功した』
悪本は成功したと言った。
美しいスタイルを残した改造人間だが今までと何か違う。
今までは昆虫タイプが多い。
いや蜂とカメムシしかまだやってなかった。
なんと彼女のお尻から尻尾が生えていた。
両手の爪が鋭くなっていた。
彼女は、獣型改造人間になっていた。
『なかなかいい改造人間だ』
悪本は、河内陽菜を見て語った。

『ここは？』
陽菜が目をさました。
『恵里菜さんはどこ？』
陽菜は、キョロキョロし恵里菜を探した。

『私はここだよ』
河内陽菜の前にブラックカメムシ女エリナがあらわれた。
『化け物』
河内陽菜は、エリナの変貌に怖がる
『私だよ。エリナだよ。』
『え！恵里菜さん』
『そうだよ。陽菜さんも改造人間になったんだよ。』
『ま‥また。冗談でしょう』
『陽菜ちゃん。自分の身体やお尻をさわってみて』
エリナに言われて河内陽菜は自分の手で身体やお尻を触った。
『え？』
普通にはないのを感じた。
『尻尾が生えている。毛が生えている。』
さらに頭を触ると耳が獣の耳みたいになっていた。

『あなた様いや河内陽菜君は、わが魔王軍の獣型改造人間だよ。そろそろだな』

『ええ！』

すると着信音が聞こえた。
『博士。みえましたわ』
マリが悪本に報告した。

『悪本博士』
『関西の魔王様。ようこそきてくれました。』
悪本は、到着した関西の魔王を迎えいれた。
『関西の魔王様。あそこにいる陽菜があなた様の配下になるものです。』
関西の魔王が河内陽菜を見て
『気にいったよ。この者をもらっていくよ！』
『わかった』
悪本が返事をした。
『え！何？』
河内陽菜には拒否権はなかった。
関西の魔王は、河内陽菜の腕を持ち
『また。会おう！』
この場から去った。

『博士。関西の魔王様に気に入ってもらって私エリナは嬉しく思います。彼女にとって良かったと思いますわ』
『エリナ君。そうだな』

しかし、エリナの目は悲しい目をしていた。