サキュバスクエスト

昇竜🐲将

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6魔王集結

北の魔王と南の魔王

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日本の北。北海道の湖は有名な観光スポットである。デートスポットと言われていた。
今日も若いカップルがこの湖に来ていた。
岡本照夫と倉田カナも湖に来ていた。二人は付き合って3ヶ月目である。
『カナちゃん。』
『照くん』
二人はあつあつ
幸い犠牲者は出なかった。隕石から煙がでてきた。
黒い煙がもくもくと出てきた。
『何だ。煙』
動揺する二人
煙は舞い上がった。
煙は湖にいた倉田カナにまとりついた。倉田カナは一瞬の出来事だったので声を発することはできなかった。黒い煙が消えると女性は前と違う女性にかわっていた。

『お前。カナちゃんか?』
岡本照夫はただ呆然と立っていた。彼女は人間の姿では無かったからだ。
『照くん』
『俺に近寄るな❗』
岡本照夫は警戒していた。
『え❗』
『自分の姿を見なよ』
岡本照夫が指で鏡の方向を指した方向をカナが見た。
カナの耳は尖り
目は紅く光っていた。
背中から蝙蝠の翼。
お尻から尻尾が生えて悪魔の姿になっていた。
『私。私。悪魔になっているわ。照くん』
『近寄るな。カナちゃん』
『なんで。なんで。近寄ったらダメなの。どうして』
カナの瞳から涙が出てきた。

すると、カナの心に何か話しかけてきた。

『フフフ。カナ。本来の力を目覚めたらどうかね』
『え❗誰なの。何で私の名前を知っているの』
『私。私だよ』
『え❗何なの』
『私はカナだよ』
『貴女はまだ人間と魔族の間のカナ。だから完全な魔族にかわるの。悪魔になるのよ』
『え!完全な魔族にかわる』
『えい!』
『ううう』

頭をおさえるカナ
それを見た照夫は逃げ出した。

『今こそ本来の姿に変わるのよ』
『うん』
カナは頷いた。
カナに黒いオーラが出てきた。
カナの肌色が青くなり
カナの爪が鋭くなり
牙もはえ
完全な悪魔にかわった。

『ウフフ。照くん逃がさないわ』
カナは翼を広げて飛んだ。


『ハァハァ。もう大丈夫だろ』
岡本照夫は必死に走り息をきらしていた。かなり走って安心感が出ていた。
『もう。鬼ごっこはおしまい?』
『え?誰』
照夫は辺りを見たけど人影はなかった。
カナは照夫の肩を叩いた。
照夫は後ろみた瞬間にカナが立っていた。
『カナちゃん。俺が悪かった』
『ウフフ。許してあげるわ』
『カナ。この格好は何なの?』
『ウフフ。私はカナ。6魔王の1人ですわ』
『え?魔王の1人』
カナは頷いた。
『照くん。今から人間やめなよ。ウフフ』
『え?カナちゃん』

『ウフフ。えい!』

カナの眼力から念波がきって岡本照夫に命中させた。岡本照夫は人間からペンダントにかわった。
カナはそれを拾い首にかけた。

『照くん。私と照くんは、ずうっと一緒だね。私が、はなさずに持っているからね。いつか出してあげるわ。照くんを魔物としてあげるね。ウフフ🎵』
カナは怪しくニヤリした。

『まだ私はかわるわ。あそこに行けばいいのね。ウフフ🎵』
カナは何かを感知をした。

カナは翼を広げて空へ飛び立った。


同じ頃、福岡博多にあるドーム球場の近くにも隕石が落下していた。既に警察や自衛隊が落下した隕石のまわりに集まっていた。
やじうまの市民も見ていた。
その中にも一人の女性が心配そうに見ていた。
その女性は、先原里奈。
彼女はアイドルをやって全国に歌を届けている。
『大丈夫かな。心配だわ』
心配する里奈。

心配している里奈に怪しき言葉が、聞こえてくる。


『汝はかわる。そして世界を滅ぼすのよ。さあ❗かわるのよ』

『え!今の何』
里奈は動揺した。

里奈は頭痛し頭をおさえて里奈は意識をなくした。
里奈のところに女が近づいた。

『フフフ。発見したわ。今から小屋に運ぶわ』
謎の女が里奈を近くの小屋へ運んでいった。

謎の女は里奈をベッドに寝かせた。そして鞄から謎のクリームを出した。
『儀式のはじまりだわ』
謎の女は里奈の服を脱がし謎のクリームを塗った。
里奈は眠っている。

『仕上げだ。リナ!てやぁあやぁやぁぁ』
謎の女は何かの呪文みたいなのを唱えた。

すると、里奈の身体から 何か変化が起きた。
頭から2本の角がはえ
髪はブラウンロング
身体の肌は肌色
爪はするどく
女性の体型はのこしている。
まるで馬の悪魔である。

『リナ目覚めたか』
謎の女はリナを声をかけた。
リナは目を覚ました。
『はい。あなた様は』
リナは謎の女を見た。
『あとでわかるわ』
『わかりました』
『リナ。私と一緒にあるところへきてくれるかな』
『わかりました』

『移動魔法』

リナは謎の女と移動魔法を使い二人は消えた。
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