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魔王 降臨
魔王と唯と唯の幼なじみ
しおりを挟むナナミは唯を連れて転移である地に着いた。
関東から離れた地である。日本の古い都があり景色もよく
代表的の観光地も数多くあって、観光客が沢山の人が訪れます。
ナナミは唯に言った。
『唯さん。着いたわ。』
ナナミの声で唯は、あたりをキョロキョロした。
『え!ここは何処ですか?』
これを聞いたナナミは薄笑いし意地悪そうに言った。
『フフフ。ここは何処と思う?』
『えー!私の大学だ』
自分の大学をピンポイントに来た事に驚く唯。
『正解❗人気がない屋上に行くわよ』
ナナミは唯を連れて転移で移動した。
『着いたわ』
『屋上だ❗いい天気だわ』
ナナミと唯は屋上に着いた。
空は雲一つもないいい天気
『早速だけど唯さんにはカードを引いてもらうわ』
『え!カード❔』
『そうよ。今からこの中にあるカードを1枚引いてもらうわ』
ナナミは、カードをだした。
全部で10枚あるかないかである。
『1枚を引く?』
『そうよ。唯さんは、カードを1枚を引いてかわるのよ』
『え!かわるって』
『唯さん。貴女は私の配下の魔物になるだよ。』
『魔物は嫌だよ。私は逃げるわ』
唯は突然逃げ出した。
唯はドアの前に着いた。
ドアロブを回しても何もかわらない。
『開かない。なんで開かないの 』
しかし屋上のドアは閉まって開けれない
『開かないよ。魔王から逃げれないよ』
『えぇ!』
逃げ場がなくなり、唯は追い込まれた。
『諦めなさい❗唯さん。貴女は王手です』
唯は逃げ場はなく逃げることはできない。
しかも武器になる物は何もない。
相手は悪魔であり翼もあるし魔力ある。
スタイル抜群で美貌のデビル・ナナミ
勝てる可能性はゼロ
唯は考えた。
少し間をあけた。
『わかりました。ナナミさん』
唯は諦める事にした。
『唯さん。ここからカードを選びなさい。』
ナナミはカードを出した。
『いったいカードは、何があるですか?』
唯は何があるかナナミに聞いた
『私とレイはデビルだけど唯さんは、バストが小さいからサキュパスや牛娘になったら小さいバスト大きくなるよ。どうします。』
『バストが‥バストが大きくなる』
バストが大きくなるという夢が膨らむ唯。
唯は自分のバストが小さいから悔やんでいた。
バストサプリ飲んだりバストクリームを塗ったりネットで調べたりして自分の健康な身体のケアをやっていた。
『美しいスタイルなら人魚。あとラミアや蜘蛛女やウルフやバンパイアもあるわ。獣が嫌ならスライムもあるわ』
『え!人間はないですか?』
唯は人間でいたいという主張した。
『わかったわ。特別に認めるわ。唯さんがこの人間のカードを引いたら人間のままでいいわ。』
『え!本当ですか?』
ナナミは人間のカードを魔物カードの中に入れた。
『私は唯さんにサービスしてあげるわ。魔物カードをこの6枚だけにするわ。人間のカードを入れて7枚にするわ』
ナナミは持っていた魔物カードを6枚にし人間のカードと合わして7枚にした。
『ナナミさん』
『唯さん。何か私にあるかしら』
『第三者の人にカード持ってもらえないですか?』
唯は考えた。ナナミは魔力でカードをかえることが
できる。それなら第三者の人に頼めば何とかなる。
『いいわ』
『ありがとうございます』
『唯さんと仲がいい。この女の子にするわ。召喚』
ナナミは女の子を召喚した。
煙が出て女子大学生があらわれた。
『ええぇ!』
唯は女子大学生を見て驚いた。
『歌ちゃん』
『え!唯っち。ここは?』
キョロキョロする宇高歌
『私の学校よ。京都にある大学だよ』
『えぇ❗唯っちの大学』
驚く宇高歌
『宇高歌ちゃん。阿久唯さんの幼なじみであり親友である。
中学生の時に同じ関東の千葉県に転校して
今は船橋の学校に通う女子大学生。』
『え!合っている』
ナナミの解説が合っているのを驚く宇高歌
『ナナミさん。貴女は何者なの?』
唯はナナミに改めて聞いた。
『魔王ナナミよ』
自己紹介したナナミ
『魔王って、いったい何なの』
困惑する宇高歌
『唯さん。歌さん。二人はこの7枚のカードを引いて下さいね』
『えぇ❗二人でカードを引くの』
驚く唯
『いいよ。引くわ』
カードを引くと言った宇高歌
『歌ちゃん。カードを引くのはよして』
『唯っち。カード引くのが怖い?』
『私は怖いわ』
まさかの回答を唯が出したので宇高歌は困惑した。
『私はカード好きだよ』
宇高歌はカード好きのを聞いた唯は( ; ゜Д゜)
ナナミは薄笑いした。
ナナミの思惑通りになっていると感じとった。
『唯さん。カードをはじめるわ』
『わかりました』
素直に認めた唯
『まず宇高歌さんから引いてもらうわ 』
ナナミはカードを唯に渡した。
唯は7枚のカードを手にしたが黒で見えない。
『歌ちゃん。カードを』
『私から!やった❗』
何も知らずに喜ぶ宇高歌
『歌ちゃん。』
唯の呼びかけに宇高歌は頷いた
宇高歌が唯が持っている7枚のカードを手でさしのべた。
『これにするわ』
カードを引いた。
『はい。歌ちゃん』
唯は6枚のカードを宇高歌に渡した。
『唯っち』
宇高歌の呼びかけに唯は頷いた。
唯は宇高歌が持っている6枚のカードを手でさしのべて
『私はこれにするわ❗』
唯はカードを手にした。
『二人とも覚悟を決めましたか?儀式をはじめるわ』
ナナミは唯と宇高歌に問いだした。
『決めたわ』
『はい。決めたわ』
唯と宇高歌とも覚悟を決めたと応えた。
『二人の覚悟わかりました。
唯さん。宇高歌さん。カードを私に渡してください。』
『はい。』
二人はカードをナナミに渡した。
『私の部下を呼ぶわ。』
『はい。ハルカさんですか?』
唯は先ほどハルカに会っていたのでその人だと思った。
『ハルカさん?』
宇高歌は聞いたことのない名前だったので頭に❔が出た。
『そうよ。呼ぶのはハルカ。悪本博士に任せれば、抜けてこちらに来るはずだわ。』
ナナミは心のそこからハルカの名を連呼した。
『ハルカ』
『ハルカ』
青い空が暗くなってきた。
雷がなっている。雷鳴も聞こえる。
⚡⚡⚡⚡⚡
屋上に雷が落ち地響きが聞こえる。
そこから黒い煙が出てきた。
人影が見えた。
『魔王ナナミ様。お呼びですか?』
ハルカがあらわれた。
『ハルカ。 よく来てくれました。』
『ナナミ様。私は何をすればよろしいですか?』
『今なら二人の儀式をはじめるわ。私が宇高歌さんするのでハルカは唯さん。お願いね』
『ナナミ様。わかりました』
ハルカは唯と宇高歌に会釈した。
『ハルカさん』
『唯さん。私はこの日を待っていましたわ』
『ハルカさん』
ハルカは唯のもとへ寄った。
『唯さん。はじめるわ』
ハルカの尻尾が唯の尻に入った。
『私の魔のエネルギーを贈るわ』
ハルカの魔のエネルギーが、唯にわたった。
『あ。ああ。ああ』
『ああ。ああ。私に何かはいってくるー❗』
ナナミは二人を見て頷いた。
『宇高歌さん』
『魔王ナナミさん』
ナナミは宇高歌のもとへ
『はじめるわ』
ナナミの尻尾が宇高歌の尻に入った。
『贈るわ。魔物化のエネルギーをいれるわ』
ナナミの魔のエネルギーを宇高歌にわたった。
『あああ。何か入ってくるわ』
『ああ。ああ。凄いわ❗』
宇高歌かはナナミが離れた。
唯からハルカが離れた。
『二人は今から魔物にかわるわ』
『はい。ナナミ様。私たちの仲魔が増えて私は嬉しいです』
二人の下からある紋章があらわれた。
その紋章から煙が出て二人を隠した。
煙のもやから二人のシルエットが見えるぐらい。
ナナミはその様子を見て微笑んだ。
『二人の姿は私も楽しみ』
『はい。ナナミ様』
二人の悪魔は二人の新しき仲魔の誕生を待っている。
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