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101.ヒーロー

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世の中には一見何処にでもいるマトモな人間の顔をして、迷いもなく人を傷つける人間が呆れる位に山ほどいる。更にその中には人を差別したり人を奴隷のように扱う人間もいて、そういう奴は自分の認識がおかしいことすら知らない。しかも他人からそれを指摘されるとキレて怒りだしたかと思うと、暴力に走ったり性的な乱暴を働く人間までいる。これまでの自分の経験で知ったのは、そういう人間に限って異常にプライドが高く馬鹿みたいなナルシストで、尚且怒ることで自分の立場を作るしか出来ない。その癖、自分より相手が強いと、途端に何も出来なくなる小心者だ。それでも大概はキレることで相手は怯えるし、相手が自分より弱いと見計らえば尚更暴挙に出る。

そういうのは、一番良くないのよ。

そう声が頭を過る。虐待や虐め・DVなんかは、そんな根底から引き起こされていく。自分より相手が弱いとちゃんと分かっているから、どれも繰り返し起きるんだ。

支配欲はね、人を狂わせるのよ。支配することで自分が支配されるの。

ならもし弱いと思っていた相手が、強さを隠した仮の姿ならどうなのだろう。弱かった筈の存在が突然反旗を翻し、強者だと持っていた方がコテンパンにされたとしたら。羊だと思っていたのに一皮脱いだら虎だったとしたら、虎の口に頭を突っ込んでいるのに気がついたらどんな反応をするだろう。弱い者虐めをやってた奴等は、そんな風に手痛い目を見たら心底反省するんじゃないか。そんな風に、傍目に世の中を見ていて思う。
誰も本当の自分の事を知らないし、誰も本当の自分を見もしない。
そんな世の中で弱い者虐めをしている人間を痛め付けるのは、悪いことか善いことかどちらだろうか。街並みを歩く和やかな人々を眺めながら、一人でそんなことをボンヤリと考え込む。
会社勤めの人間に、制服姿の若い学生達。食材を片手に家路に急ぐ主婦らしき姿。全て目の前にいる人間は普通に見えるのに、どうして一皮剥くとあんなにも醜い部分が溢れだすのか正直なところ不思議でならない。

誰しもキレイな人でいたいのよ。でも理解できないものは気持ち悪いし、違う人と一緒にいると安心できない。気に入らない。そうなるのはむしろ当然なの。

そう言う意味では自分は、この世の中では完全な異端児になってしまった。余りにも異端過ぎて正常が何一つ分からなくなってしまった自分。それでも理解できないものを不快だと思ったり、自分と違うものと一緒にいるのは安心できないと言うのは何となく分かる。不快なものを排除したいと感じるのは安心を求める生き物の本能なのだ。だから、弱い者を虐げる存在を排除する。そう言う行為を正義という理念のもとにするのを、ヒーローって言うんだと公園の幼い子供達が口々にいっていた。

正しいの基準は……一つじゃないの。

そう頭の中で声がいう。丁寧に何度となく繰り返し自分を真っ直ぐに見つめて、噛んで含めるように説き続ける声。

怪我したら嫌です。

人のためにそんなことを言える人間は、確かに綺麗な人間なのだ。自分とは違う、違うが、それは同時に個人というエゴだ。親切だという基準すら個人的な判断で、本当に親切なのかどうかは誰にも分からない。正しい基準が一つでないのと一緒で、親切も規準は一つではないからだ。それでも人の事を心配できる人間は幸せなんだろうと、夜風の吹き始めた駅前を眺める。この中でどのくらいの人間が、そんな幸せな綺麗な人間なのだろう。同時にどれだけの人間が醜悪な本性を抱えた人間なのだろうかと、辺りを眺め目を細める。それを知るには直接話してみないと分からないし、話してそれが醜いやつなら抹消していかないとならない。少しずつでも抹消していったら、何時かはそんな人間は少しずつでも減るのではなかろうか?それとも減るより増える方が多いだろうか。
そんなことを一人で、何かを求めてさ迷いながら考えている。



※※※



五月最後の日曜日。
天候は抜けるほどの青空の晴天で、外崎宏太のサングラス越しにも日の強さを感じられる。周囲は異様なほどの熱気でまだ五月だというのに初夏のように感じられ、手を引く了も物珍しそうに辺りを眺めた。

「あ。宏太、雪達前の方にいるぞ?行く?」
「いや。」

宇野智雪は三浦に刺された後一時は命の危険もあったが、今では元気に過ごして後少しで退院できると連絡を寄越した。あの時宏太が背後の異変に気がつかなかったら宮井麻希子と自分の息子がきっと殺されていた、だから感謝している。そう言われたが自分が間抜けに気を失いかけなかったら、一番に辿り着いたのが鳥飼信哉だった筈だ。そう言うとそれは結果論で宏太が声をあげなかったら三浦は振り向かなかったし、振り向かなければそのままナイフは麻希子の胸に刺さった筈だと雪は静かに言う。

麻希子が怪我をするくらいなら、麻希子が死んでしまうくらいなら。

大事な人を失う位なら自分の怪我なんてたいしたことじゃないと、暢気に雪は笑いながらありがとうとまた口にした。まだ退院していない筈だが、息子の運動会のために恐らく外出してきたのだろう。了の目には少し顔色が悪いように見えるというから、まだ貧血も落ち着かないのかもしれない。とはいえ近くまでいかないのは人混みが面倒なのもあるのだが、宇野智雪の様子をワザワザ小学校の父兄大集団の中にまで見に来たわけではなかった。ここに来たのは他の目的で、別に目が見えなくても構わないことなのだ。

「あ、生徒入場。はは、ちっさいなぁ、小学生って。」

父兄の話し声や音楽の音が大き過ぎて足音なんかは全く聞こえないが、手を繋いだ了が見たものを口に出してくれるお陰で何が起きているかは見なくても分かる。それに白杖片手に若い男に手を引かれている俺の様子に、周囲も親戚の子供でも出てるのかとあまり視線も刺さらない。大体にしてどの父兄も自分の子供を見るのに必死だから、俺のような異端がいるのなんて気にする暇もないのだ。

「お父さん!!こっち!!早くっ!開会式の宣言始まっちゃう!!」

遠くからそんな声が聞こえて、父親らしい男の声が時間が待つはずもないのに待って!!と叫び周囲から笑いが起こる。拡声器に入る電気の通電する音、そうして少し音量を下げた音楽の向こうで緊張に息を飲む音が響く。そうしてユックリと息を吐き出して、きっと青空を見上げるようにして緊張しているが、聞き覚えがあるのに幼い声が言葉を紡ぐ。

『初めて運動会に参加できて、とても嬉しいです。』

まだ小柄な少女は一年生だとすれば随分と大きく大人びた口調だと思うだろうが、実際は障害のために体に負担がかかって同級生と同じ成長が出来なかっただけだ。了に聞くと栗色の髪をしたお人形みたいな少女で、黒目勝ちの大きな瞳を真っ青な空に向けているという。

『今日一日皆で頑張りましょう!これから運動会の開催を宣言します!』

胸を張って宣言する少女は、生まれつきの腎臓病で今まで運動することもできず、今年やっと移植手術を受けて少しずつ他の子供達と足並みを揃えられるようになった。それでも免疫抑制剤は服用し続けるし、もしかしたら何十年かで移植された腎臓も駄目になるかもしれない。それでも今はあの体の中であいつの腎臓が必死に、娘の体を守り続けている。

「いいぞー!!杏奈!!」

さっき笑いを呼んだ父親が大興奮でカメラを向けていて、その横の母親が大号泣している。調べた限りではあの母親は病気で子供の出来ない体で、病気の子でも構わない・自分と同じだとまだ幼い杏奈を引き取ったのだという。調べた限りでは実の子供と変わらない育てられ方をしていて、幼い少女は幸せそうに両親の姿を見て笑う。

『五年二組、佐久間杏奈!』

そう小柄だが既に五年生。上原杏奈が産んで佐久間家に引き取られた上原杏奈の娘は、上原杏奈によく似た声で母親が自分から様々な思いで与えた名前を大きな声で告げる。本来なら拾われた時点で別な名前を与えられ新たな戸籍を与えられるのだが、上原杏奈は彼女を手放す時心の底から懺悔しながら彼女を助けて欲しいと願った。

この子は杏奈といいます。育ててあげられなくてごめんなさい、大事な娘なのに一緒に居られなくて本当にごめんなさい。どうかこの子を幸せにしてください。

そう必死に願う気持ちが手紙から伝わったのだろう。本当の名前は上原杏奈だけしか知らないが、それを知っているのはもうこの世にはいない。それでも育ての親の二人も杏奈が将来大きくなって、理解できる年になったら娘には全てを話すつもりだという。

娘に自分の名前を与え、そして全ての自分の命まで与えた母親。

正しいこととは言えないかもしれないが、上原杏奈が必死になって救った命は、のびのびと青空の下で微笑んでいる。了の手を引き歩き出すと宇野の子供は見なくていいのか?と問いかけてくるが、何だか少し胸が詰まった気分がしてしんどいと呟く。

「子供が欲しくなったか?」
「お前が孕むんなら欲しい。」
「ほんと馬鹿だよな、宏太。欲しきゃ養子だろうが。」

平然と了が言うが、こっちも半分は本気で言っているつもりだ。そんなことを考え道のりを戻りながら、何気なく上原杏奈のことを考える。あの時気がついた上原杏奈を殺した人間のことを、俺はこれ以上追求するのを止めた。やる気ならとことんまで追求することは可能だし、そうして喜一の疑いを晴らしてやることは可能だ。だけどそれをして一体どうなるんだ?俺には大事な了がいるから下手な行動はとれないし、相手は俺がどんなことをしているかも知っている。違法な行動をとっていた過去すらも知っているのに、反旗を翻すほどの気合いは俺にはない。
何だって?俺が変わったって?
だろうな、俺はヒーローなんかにゃちっともなりたくはないし、喜一だってそうだった。だけどあいつはそれになりたいんだ、あの時死にかけながら上原がそう言ったろう?ヒーローになりたいから、自分はあいつの傍にはいられないのだと。

「了。」
「何?何処か寄るか?」

俺は了の手を強く握りしめて考える。大事な人間と一緒にいられなくなるくらいなら、ヒーローなんか俺は真っ平ごめんだ。喜一だって死んだ後まで自分の名誉を取り戻して欲しいなんて考えてないだろうし、あいつは一課に移って三浦を追い続ける。助けを求められれば出来ることは対価を求めてやってやっても構わないが、あいつは俺が最初に出会ったあいつとは別人になった。それこそ、三浦和希のように。片方は完全なモンスターになって、片方は死すら厭わないダークヒーローに変わった訳だ。

それが当人達の望みなら、俺はただ傍観するだけだ。

卑怯だろうとなんだろうと構わない。大事なものを一番にただ守りたいだけなのだから。



※※※



「本当、綺麗だね。希だっけ?」

中年のやさぐれた男が猫なで声でそう言いながら、当然のように隣に立ち許可なく勝手に腰に手を回す。こちらが戸惑いに満ちた瞳で上目遣いに見上げると、大丈夫・優しくするからと下卑たいやらしい笑顔で覗き込んでくる。

醜いな。

心の中でそう呟きながら小首を傾げて微笑んで見せると、相手は尚更ニヤニヤと笑う。相手が自分の事を男と認識している筈なのに、迷わず腰を抱いて如何わしい街並みに向かおうとしているのには正直ウンザリもする。最近は男だろうと女だろうと快楽が得られれば問題ない世の中だから、お陰でこちらも寝床には困らない。言っておくが寝床に関しては、こんな風にその日暮らしで渡り歩く必要は実はないんだ。既に幾つかの名前で作った通帳と身分証明書はあるし、それで借りた住みかもある。釣れなきゃ帰って寝ればいいだけなんだ。
それで何故これを続けるのかって?
それは簡単なことだ、こうしているとかおるが話しかけてくるからだ。おかしい?別にどう思われてもかまわないし、そんなことはどうでもいいんだ。かおるが何と言うかが大事だから、それが何よりも自分には優先なんだ。
時折かおるに似た女に出会う内に気がついた。
顔も形も服装すら違うのに、かおるが言いたいことを当然のようにサラリと口にする女。傷つけられても真っ直ぐにこちらを見て怯むことなく話す女の中には、大概かおるに似た部分がある。それを見つけると一瞬その女がかおるなんじゃないかと、錯覚を起こすことがあるくらいなんだ。でも、よく考えるとかおるは高校生なんかじゃないし、世話好きなんかでもない。かおるをずっと探してさ迷っているのに、何故か夜の闇の中にかおるは現れてラブホテルのベットの傍に屈むと耳元に囁く。

醜い屑は消して?和希。

その通りだよな、無理やり人を組み敷いて乱暴に獣のように腰を振り犯す事しか知らない醜い屑。人をただの性欲処理のための穴扱いしたり雌奴隷扱いしたり、そんな人間の屑をあのかおるが許す筈がない。何しろ元は俺自身がそうだったから、かおるは近寄ってきて俺に制裁をくだしたのだと今はちゃんと知っているのだ。かおるが俺が虐げてしまった女の内の誰かの身内じゃないかって?そんな訳ないだろ?かおるはそんな怨恨で動くような、安易な存在ではない。

かおるは、ただ許さなかっただけだ。

人を足蹴にする・暴力で支配しようとするような男を許さない正義。きっとかおるは何かから虐げられ続けていて、自分を一つの個人としても見てもらえないできたんだ。だから真名かおるが欲しがっていたのは、自分を個人として見てもらえることだったんだと思う。何かになりたいといっていたのは、かおるはかおる自身になりたかったんだ。だから自分のように弱い者を、力で虐げるような相手をけして許さなかった。そう、俺もその一人だ。
だけど俺は生まれ変わった。俺が変わりにかおるがしたいようにしてやると知ってから、彼女はこうして枕元で俺の耳に夜の闇の中で囁く。

やって、和希。

慣れた手つきで首を切り裂き迷うことなく女を犯してきた陰茎を切り取ってやると、大概の屑は戸惑ったような顔で俺の事を見上げ鯉のように口をパクパクと動かす。既に声も出せず放っておけば、ものの数分で死んでしまうが、それだけでは反省にはならないから口を抉じ開けて自分のモノを捩じ込んでやるんだ。そうすると大概は屑も、苦痛と絶望と不快感に満ちた顔に変わる。

仕方ないよな?女の口や穴に散々突っ込んできたんだものな?自分がされても仕方ないよな?

そう俺が笑いながら血を噴き出す男を見下ろしてから、室内にかおるの姿を探す。明るくしてしまうとかおるの姿は何処にも見えないから、暗いままで辺りを見渡すと時にはかおるがまだ室内にいるのを見つけることが出来る。赤い何時ものドレスのような服を着て俺を見つめて立つ彼女に、俺は安堵に満ちた気持ちで微笑みかける。すると彼女は穏やかに微笑みながら、俺に艶然とよくやったわねと囁くのだ。

これは当然のことよ?そうでしょ?

その通りだ。散々他人を犯したんだから、最後に自分も滅茶苦茶に犯されて絶望して苦痛の中で死ねばいい。それだけの事をして来たんだから、かおるにそうされても仕方がないんだ。俺はかおるの手伝いをしているだけ、何時かかおるがかおるとして認められた時にかおるを褒美として与えて貰って一緒に消えるまで俺は手伝うだけ。
正しいことの基準なんて人それぞれで、俺やかおるにとっては人を犯すような人間は悪で、それを始末することは正しいこと。相手を支配して犯す奴を、虎になって食い殺すのは何ら悪いことじゃない。

和希がやってることは正しいの。和希はヒーローなのね。

子供のようにそう言いながら俺を見つめかおるは穏やかに笑うから、俺は永遠にこれを繰り返すしかないのだろう。そう分かっているし、俺自身戸惑いも何も感じてはいないのだ。
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