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間章 ちょっと合間の話3
間話104.そして下着の話・再来。4
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淫らなお強請りを自ら口にした結城晴のトロリと欲情しきって快感に蕩けた顔を見つめ、全裸になった狭山明良は綻んだ晴の尻の穴にガチガチに張り詰めた怒張を押し付けていた。可愛くて淫らな顔をした晴は完全に欲情にトンで酩酊したような顔で、押し付けられた怒張に向かってクイクイと何ともはしたなく淫らな動きをして明良を煽り立てる。
「はぅ、ん、んっ」
滑る穴が自然と亀頭の先に吸い付き上手く嵌めれなくて離れていくのに伴って、チュッパチュッパとフシダラな音をたてて怒張を飲み込みたがっている。それをマザマザと見せつけられた明良の喉が、興奮で大きくゴクリと音をたてていた。
「あ、きらぁ、も、やだ、早く…………奥、きて、滅茶苦茶に、して。」
奥まで捩じ込んで掻き回して、結腸まで嵌めて精液注いで、滅茶苦茶にイカせてとフシダラな言葉満載で譫言みたいに懇願される。晴の悩殺の淫語責めに明良が堪えられる筈がなくて、明良はそれでもユックリとした動きで怒張を晴の尻穴に少しだけ突き刺す。
「んぅうう!はうん、くぅう……っ!」
それだけでビュルビュルと勢い良く晴の怒張から精液が吹き出して、晴の身体が痙攣しているのに明良は息を詰める。それでも快感に登り詰め過ぎた晴の身体はそんな程度では満たされてなくて、晴はメロメロに快感で酩酊しながら自ら激しく腰をゆすりだした。手足が動かせないままなのに晴は不自由な体勢で、ヌチュヌチュと音をたてて自らの腰を快楽を求めて上下に大きく振りだしている。
「はぅう、んん、あ、ん。」
可愛くて淫らな晴の腰振りでクプクプと浅く出し入れされている明良の怒張が、少しずつではあるが奥へ奥へと緩く飲み込まれていく。それに思わず明良が晴の腰をガッチリと両手で抱き、一気に奥まで怒張をゴツンと奥に当たる程に突き刺していた。
「あ!!!!ひぁああっんんんん!!!」
再び激しく痙攣した身体は、もう射精もないまま絶頂に身悶えている。チカチカと目の奥が瞬くような快感に、はぅんと蕩けきった声をあげて喉を反らし晴が口を閉じることも出来ずにいる。
「い?晴…………?」
「も、……ろぉ、ぁき、らぁ…………はぅうん。」
まだ怒張で深く晴と繋がったままの明良が晴の身体を抱き上げようとした瞬間、想定外に寝室に電話の着信音が響き渡っていた。それでも無視して注挿を再開しようと一度は電話が切れるのを明良も待つが、一度目の着信音が止まった直後に再びの着信音、そして更に止まった直後にもまた電話が鳴り出すのを繰り返す。
くそ、誰だよ、とる迄掛ける気か!
諦める気のない電話の着信が続いていたら、晴が我に返ってしまうかもと明良は舌打ちして、そのままの体勢でサッと手を伸ばす。
「は……。」
『晴ちゃん?!僕!!』
電話を通話にした途端、勢い良く話し出したのは言うまでもなかったが明良の甥・高城光輝。爽快な光輝の声に、思わず明良の口からはあぁ?と怒りに満ちた声が溢れ落ちる。何しろ暫くはこの電話も禁止の筈なのに、姉の高城由良が妊娠初期の悪阻で光輝に以前みたいな目が届かないのだ。
由良姉は光輝の時も悪阻が酷かったからな…………
悪阻は母・かぐら曰く遺伝する面もあるそうで、母親のお産と娘のお産は似るらしい。そのせいもあって今は由良には光輝の行動に制限が効かない、所謂無法状態になっているに違いないけれど。
『ママがね!!』
それはもう駄目になったんだと、思わず罵声が勢い良く口から出そうになる。けれど、半分意識のトンでいる状態の晴と明良は自らの怒張で一つにまだ繋がったままなのを思いだし、フゥと息をつき声を明良は息を荒げないように低く落とす。
「晴は忙しい。…………切るぞ?光輝、家には来るな。」
『っ!明良にぃに僕、話してない!』
ここに来てこの返答は、心底生意気だし苛立つ。光輝の返答に思い切り舌打ちしたくなるけれど、ここで反論しても晴は明良のものなのは変わらない。どんなに光輝が晴のことが好きだろうと、目の前で蕩けた顔で抱き締められ尻の穴に明良の怒張を埋め込まれて、可愛くよがっている晴は明良だけのものなのだ。
「なんと言おうと、晴は今忙しい。」
「ぁ、きらぁ……?」
掠れた甘い声で明良を見上げて名前を呼ぶ晴に思わず口付けると、晴はボンヤリした目で明良を見つめながら更に快楽を得ようと自ら腰を緩くゆすりだしていた。
「晴………待ってて?…………ね?」
「やぁん………ど、してぇ?」
「ほら、電話中。」
宅電話の子機を持っているのを見せるけれど、晴はまだ蕩けた瞳で見るばかりで意味が分からないでいる。そんか様子の晴だから、改めて明良は光輝に来るなとハッキリと言葉にしていた。そんな明良に晴はハッと我に返ったようだ。しかも明良のしている電話の向こうが光輝だと理解できた様子の晴なのだけど、その状況でもまだ明良のモノを深くミッチリと咥え込んでいる自分の身体の状態にも気がついてしまっている。
「っ…………!」
キュウン……と締め付けるような動きが晴の身体の中で魅惑的な蠕動と共に起こっていて、それに溢しそうになる喘ぎ声を堪える晴が必死で眉を寄せて唇を噛み締める。
色っぽ…………、エロ過ぎ…………だし、可愛い…………
何しろ手で口を押さえようにも、手足を繋ぐ枷が動きを邪魔しているから晴には出来ないのだ。それでも根本まで埋め込まれた怒張に伝わる晴の腸壁の動きは酷く淫らで、卑猥に明良の怒張を舐め回しヌクヌクと心地よく揉み込んでくる。
「だから…………言って、るだろ?」
低く抑揚のない声で電話に向かって言いながら、明良は不意に晴の奥に向かって鋭く腰をズンッと突き出していた。フルフルと頭を振り止めてと口パクで訴える晴を見下ろし、明良はギラギラと欲情に光る瞳で見下ろしていて興奮で唇を舌で湿している。電話口では一応は抑揚のないように聞こえる声で淡々と話し続けながら、同時にネットリした淫靡な動きで明良が腰を前後に揺らし始める。
「っん!!!っっ!!」
ヌグヌチョッと酷くはしたない濡れた音が、掻き回される穴から漏れて室内に響きだしていて。晴は青ざめたらいいのか赤くなったらいいのか分からず、必死に声を溢さないようにと堪える。
「っ、く、うぅ!くっ!」
堪える晴の姿が逆に明良の欲望を煽ったのか、右肩で耳の間に電話を挟みながら電話を続けている明良は晴の尻を両手で左右に鷲掴みにして激しくガンガンと腰を振りだしていた。それに必死に晴は頭を振って、口パクで止めてと繰り返す。
「言ってるだろ?……何回もっ、晴はっ…………俺のものだってっ!」
「っ!!!っ……か、はっ…………ぅく……!!」
室内に響き渡る晴と明良の肉のぶつかるバチュッバチュッという音。それがこの電話口の向こうにどれだけ響いているか分からないし、この音を電話口で聞いている光輝が何か言わないかと晴は焦りながらも激しい快感に身悶える。それでも必死になって晴が声を堪えようとしていたら、今度は明良が晴の射精後で少し柔らかめとはいえ再び芯を持った陰茎にスルリと手を伸ばしてきたのだ。
「ひっう!!!ぁ…………きら、や…………め………っ!」
「は?何も、ないよ?晴…………っは………………。」
電話口に向かって状況を誤魔化すようなことを改めて明良は口にしたのに、それでも明良はゴチュゴチュと激しく晴の穴を激しく怒張でほじくり掻き回しながら晴の陰茎まで握りしめ扱き始めていた。
うそ、うそ、やだ、やだぁ!
こんなことダメなのに、気持ち良過ぎる。大きな快感の喘ぎ悲鳴をあげそうになるのに、晴は必死でブルブル震えながら唇を噛む。こんなのは駄目だと頭ではちゃんと分かっているのに、明良に激しく腰を振られ中をゴリゴリと掻き回されながら、前も一緒に強く扱かれ刺激される。こんなのは気が狂いそうなほど気持ち良過ぎて、晴には堪えられる筈がない。
「っぅう!うっ!っく、ふっう!」
淫らな音、激しい快感。堪えようにも逃れられない快感にあっという間に晴は追い詰められ、登り詰めていく絶頂に明良のモノも強く喰い締めていく。しかも明良は抜き取る時は酷くユックリ焦らすように抜いていくのに、突き入れるのはガツンとぶつかり奥を突き破るみたいに激しくて。
どっちも…………俺が、弱い、のぉ!これ、やだぁ!!
晴が一番に好きなやり方で滅茶苦茶に快感に押し上げられ、遂に吐息なのか喘ぎなのか分からない快感の証が口から溢れる。
「や、っむ、り、も、むりっあっ!」
その言葉が溢れだした瞬間に明良は賑やかに微笑みながら、スッと電話を片手に持ち替えていた。
「晴?出る?電話。」
「ひんっ!!や、無理っ!あっああん!!!」
一瞬の意識を電話の子機に奪われてしまった間に、綻んでしまった晴の口から懇願の言葉が喘ぎと共に一気に溢れだす。
やだ、駄目、だめぇも、駄目!!
痙攣しながら晴の口から溢れだした淫らな声が、寝室の中に溢れだす。もう止めようがない喘ぎに電話をポンッと晴の横に放った明良が、なおのこと激しく腰を振りだしたのに晴は頭を振りながら悲鳴をあげていた。
「や!やら、あぁ!あぁあ!らめぇ!あきらぁ、やら!」
「ん?やじゃないよね?こんなにベショベショになるくらい気持ちいいんだよね?ほら、奥で俺の射精沢山してあげる。」
「や、ぁあ、聞かれちゃうぅう!やらぁ!はぁあん!!」
電話口は顔には当てていないけれど、顔の直ぐ傍に落ちているのが見える子機には全てが聞こえているに違いない。それなのに一度脆くも決壊してしまったら、晴には声を堪えることが出来なくなってしまっていた。晴は明良に突かれるまま、激しく淫らな喘ぎ声をあげ続けてしまっている。
「あぁ!やぁ、いく、いくぅ!も、いくぅうう!」
乱暴に強く晴の陰茎を扱きながら、明良は奥に打ち付けるように腰を振り立てて再奥に向かってドプリと熱い精液を勢い良く注ぎ込む。そのマグマのような熱さに全身を痙攣させながら仰け反る晴が、ヒィヒィと悲鳴に近い吐息を放つ。
「ん、い、ぃひぃん…………濡れ…………るぅ……あぅう……、ひっく。」
電話で聞かれてしまったのが分かっていて泣きたくなる程恥ずかしくて仕方がないのに、奥底で明良に注ぎ込まれる大量の精液の熱く濡れていく感触のもたらす快感に身体の痙攣が止まらない。
「んく、ぅ……あぅうんん…………ひん…………っ。」
締め付け痙攣しながらベソベソと泣き出した晴に、明良は楽しそうに微笑みながら身体を下ろして額や頬に口付けてくる。そりゃ明良には晴を独占してると光輝に証明するようなものだから満足だろうけれど、正直これはやり過ぎで小学一年生に聞かせていいものじゃない。セックスの声をまるごと聞かせるなんて、下手したらトラウマものじゃないかと晴は泣きじゃくってしまう。
「……はぁる?泣かないで、ね?」
「ふぇ、ひっく、う…………っく、ひろ、い…………ぃ。」
直後にヌポッと淫らな音をたてて穴から明良が怒張を抜き取ると、ひくつきポッカリと開いた晴の淫らな穴からトロトロと明良の注ぎ込んだ精液が淫靡に溢れだす。そのままカチャカチャと音をさせて手足を繋いでいた金具をやっと明良は外してくれたのだけど、それでも呂律も回らない晴がベソをかいて泣き続けているのに明良がイイコイイコと頭を撫でるのだ。
「電話なら、もうちゃんと切ってるから?ね?晴。」
「ふぇ、ひろ…………、ふぇ?」
「掛けてるフリしただけ。ほら?ね?電話、切れてるでしょ?」
宅電話の子機を晴の横から取り上げて見せられるけれど、確かにそれは通話状態ではないし耳に当てれば電話を切った後のあの独特の発信音しかない。最初から電話は切ってたよ?ともう一度繰り返されたのに、晴は目を大きく真ん丸に見開いてウルウルと目を潤ませる。
騙したっ!酷いっ!
今回にしたら心底騙されて良かった筈なのだけど、何でかそれはそれで騙されたと晴はショックを受けてしまう。そんな心情に震える晴の可愛いお尻の穴から身体の反応で締め上げたせいで、ドプリと勢い良く溢れだした明良の精液に身悶えてしまう。
「ふぅうっ!うぅ……っ、あぁ……。」
それに心底満たされて幸せそうな笑顔で明良は頬を擦り寄せて、枷のベルトを外しながら晴の頬や額に再び口付けていく。抱き上げベトベトだから身体洗ってあげると微笑み掛けられ、晴は怒っていいか泣いていいのか分からない自分に気がついてしまう。
「よしよし、晴はイイコだね?可愛くて、エッチで……ね?」
「いじわるぅ…………明良のばかぁ…………うぇえ……っ。」
結局明良にいいようにされているのに気がついて、もうこれは泣くしかないと判断した晴がピイピイと再び泣き始める。それに明良は満足げに晴を軽々と抱き上げ歩き出したのだった。
「はぅ、ん、んっ」
滑る穴が自然と亀頭の先に吸い付き上手く嵌めれなくて離れていくのに伴って、チュッパチュッパとフシダラな音をたてて怒張を飲み込みたがっている。それをマザマザと見せつけられた明良の喉が、興奮で大きくゴクリと音をたてていた。
「あ、きらぁ、も、やだ、早く…………奥、きて、滅茶苦茶に、して。」
奥まで捩じ込んで掻き回して、結腸まで嵌めて精液注いで、滅茶苦茶にイカせてとフシダラな言葉満載で譫言みたいに懇願される。晴の悩殺の淫語責めに明良が堪えられる筈がなくて、明良はそれでもユックリとした動きで怒張を晴の尻穴に少しだけ突き刺す。
「んぅうう!はうん、くぅう……っ!」
それだけでビュルビュルと勢い良く晴の怒張から精液が吹き出して、晴の身体が痙攣しているのに明良は息を詰める。それでも快感に登り詰め過ぎた晴の身体はそんな程度では満たされてなくて、晴はメロメロに快感で酩酊しながら自ら激しく腰をゆすりだした。手足が動かせないままなのに晴は不自由な体勢で、ヌチュヌチュと音をたてて自らの腰を快楽を求めて上下に大きく振りだしている。
「はぅう、んん、あ、ん。」
可愛くて淫らな晴の腰振りでクプクプと浅く出し入れされている明良の怒張が、少しずつではあるが奥へ奥へと緩く飲み込まれていく。それに思わず明良が晴の腰をガッチリと両手で抱き、一気に奥まで怒張をゴツンと奥に当たる程に突き刺していた。
「あ!!!!ひぁああっんんんん!!!」
再び激しく痙攣した身体は、もう射精もないまま絶頂に身悶えている。チカチカと目の奥が瞬くような快感に、はぅんと蕩けきった声をあげて喉を反らし晴が口を閉じることも出来ずにいる。
「い?晴…………?」
「も、……ろぉ、ぁき、らぁ…………はぅうん。」
まだ怒張で深く晴と繋がったままの明良が晴の身体を抱き上げようとした瞬間、想定外に寝室に電話の着信音が響き渡っていた。それでも無視して注挿を再開しようと一度は電話が切れるのを明良も待つが、一度目の着信音が止まった直後に再びの着信音、そして更に止まった直後にもまた電話が鳴り出すのを繰り返す。
くそ、誰だよ、とる迄掛ける気か!
諦める気のない電話の着信が続いていたら、晴が我に返ってしまうかもと明良は舌打ちして、そのままの体勢でサッと手を伸ばす。
「は……。」
『晴ちゃん?!僕!!』
電話を通話にした途端、勢い良く話し出したのは言うまでもなかったが明良の甥・高城光輝。爽快な光輝の声に、思わず明良の口からはあぁ?と怒りに満ちた声が溢れ落ちる。何しろ暫くはこの電話も禁止の筈なのに、姉の高城由良が妊娠初期の悪阻で光輝に以前みたいな目が届かないのだ。
由良姉は光輝の時も悪阻が酷かったからな…………
悪阻は母・かぐら曰く遺伝する面もあるそうで、母親のお産と娘のお産は似るらしい。そのせいもあって今は由良には光輝の行動に制限が効かない、所謂無法状態になっているに違いないけれど。
『ママがね!!』
それはもう駄目になったんだと、思わず罵声が勢い良く口から出そうになる。けれど、半分意識のトンでいる状態の晴と明良は自らの怒張で一つにまだ繋がったままなのを思いだし、フゥと息をつき声を明良は息を荒げないように低く落とす。
「晴は忙しい。…………切るぞ?光輝、家には来るな。」
『っ!明良にぃに僕、話してない!』
ここに来てこの返答は、心底生意気だし苛立つ。光輝の返答に思い切り舌打ちしたくなるけれど、ここで反論しても晴は明良のものなのは変わらない。どんなに光輝が晴のことが好きだろうと、目の前で蕩けた顔で抱き締められ尻の穴に明良の怒張を埋め込まれて、可愛くよがっている晴は明良だけのものなのだ。
「なんと言おうと、晴は今忙しい。」
「ぁ、きらぁ……?」
掠れた甘い声で明良を見上げて名前を呼ぶ晴に思わず口付けると、晴はボンヤリした目で明良を見つめながら更に快楽を得ようと自ら腰を緩くゆすりだしていた。
「晴………待ってて?…………ね?」
「やぁん………ど、してぇ?」
「ほら、電話中。」
宅電話の子機を持っているのを見せるけれど、晴はまだ蕩けた瞳で見るばかりで意味が分からないでいる。そんか様子の晴だから、改めて明良は光輝に来るなとハッキリと言葉にしていた。そんな明良に晴はハッと我に返ったようだ。しかも明良のしている電話の向こうが光輝だと理解できた様子の晴なのだけど、その状況でもまだ明良のモノを深くミッチリと咥え込んでいる自分の身体の状態にも気がついてしまっている。
「っ…………!」
キュウン……と締め付けるような動きが晴の身体の中で魅惑的な蠕動と共に起こっていて、それに溢しそうになる喘ぎ声を堪える晴が必死で眉を寄せて唇を噛み締める。
色っぽ…………、エロ過ぎ…………だし、可愛い…………
何しろ手で口を押さえようにも、手足を繋ぐ枷が動きを邪魔しているから晴には出来ないのだ。それでも根本まで埋め込まれた怒張に伝わる晴の腸壁の動きは酷く淫らで、卑猥に明良の怒張を舐め回しヌクヌクと心地よく揉み込んでくる。
「だから…………言って、るだろ?」
低く抑揚のない声で電話に向かって言いながら、明良は不意に晴の奥に向かって鋭く腰をズンッと突き出していた。フルフルと頭を振り止めてと口パクで訴える晴を見下ろし、明良はギラギラと欲情に光る瞳で見下ろしていて興奮で唇を舌で湿している。電話口では一応は抑揚のないように聞こえる声で淡々と話し続けながら、同時にネットリした淫靡な動きで明良が腰を前後に揺らし始める。
「っん!!!っっ!!」
ヌグヌチョッと酷くはしたない濡れた音が、掻き回される穴から漏れて室内に響きだしていて。晴は青ざめたらいいのか赤くなったらいいのか分からず、必死に声を溢さないようにと堪える。
「っ、く、うぅ!くっ!」
堪える晴の姿が逆に明良の欲望を煽ったのか、右肩で耳の間に電話を挟みながら電話を続けている明良は晴の尻を両手で左右に鷲掴みにして激しくガンガンと腰を振りだしていた。それに必死に晴は頭を振って、口パクで止めてと繰り返す。
「言ってるだろ?……何回もっ、晴はっ…………俺のものだってっ!」
「っ!!!っ……か、はっ…………ぅく……!!」
室内に響き渡る晴と明良の肉のぶつかるバチュッバチュッという音。それがこの電話口の向こうにどれだけ響いているか分からないし、この音を電話口で聞いている光輝が何か言わないかと晴は焦りながらも激しい快感に身悶える。それでも必死になって晴が声を堪えようとしていたら、今度は明良が晴の射精後で少し柔らかめとはいえ再び芯を持った陰茎にスルリと手を伸ばしてきたのだ。
「ひっう!!!ぁ…………きら、や…………め………っ!」
「は?何も、ないよ?晴…………っは………………。」
電話口に向かって状況を誤魔化すようなことを改めて明良は口にしたのに、それでも明良はゴチュゴチュと激しく晴の穴を激しく怒張でほじくり掻き回しながら晴の陰茎まで握りしめ扱き始めていた。
うそ、うそ、やだ、やだぁ!
こんなことダメなのに、気持ち良過ぎる。大きな快感の喘ぎ悲鳴をあげそうになるのに、晴は必死でブルブル震えながら唇を噛む。こんなのは駄目だと頭ではちゃんと分かっているのに、明良に激しく腰を振られ中をゴリゴリと掻き回されながら、前も一緒に強く扱かれ刺激される。こんなのは気が狂いそうなほど気持ち良過ぎて、晴には堪えられる筈がない。
「っぅう!うっ!っく、ふっう!」
淫らな音、激しい快感。堪えようにも逃れられない快感にあっという間に晴は追い詰められ、登り詰めていく絶頂に明良のモノも強く喰い締めていく。しかも明良は抜き取る時は酷くユックリ焦らすように抜いていくのに、突き入れるのはガツンとぶつかり奥を突き破るみたいに激しくて。
どっちも…………俺が、弱い、のぉ!これ、やだぁ!!
晴が一番に好きなやり方で滅茶苦茶に快感に押し上げられ、遂に吐息なのか喘ぎなのか分からない快感の証が口から溢れる。
「や、っむ、り、も、むりっあっ!」
その言葉が溢れだした瞬間に明良は賑やかに微笑みながら、スッと電話を片手に持ち替えていた。
「晴?出る?電話。」
「ひんっ!!や、無理っ!あっああん!!!」
一瞬の意識を電話の子機に奪われてしまった間に、綻んでしまった晴の口から懇願の言葉が喘ぎと共に一気に溢れだす。
やだ、駄目、だめぇも、駄目!!
痙攣しながら晴の口から溢れだした淫らな声が、寝室の中に溢れだす。もう止めようがない喘ぎに電話をポンッと晴の横に放った明良が、なおのこと激しく腰を振りだしたのに晴は頭を振りながら悲鳴をあげていた。
「や!やら、あぁ!あぁあ!らめぇ!あきらぁ、やら!」
「ん?やじゃないよね?こんなにベショベショになるくらい気持ちいいんだよね?ほら、奥で俺の射精沢山してあげる。」
「や、ぁあ、聞かれちゃうぅう!やらぁ!はぁあん!!」
電話口は顔には当てていないけれど、顔の直ぐ傍に落ちているのが見える子機には全てが聞こえているに違いない。それなのに一度脆くも決壊してしまったら、晴には声を堪えることが出来なくなってしまっていた。晴は明良に突かれるまま、激しく淫らな喘ぎ声をあげ続けてしまっている。
「あぁ!やぁ、いく、いくぅ!も、いくぅうう!」
乱暴に強く晴の陰茎を扱きながら、明良は奥に打ち付けるように腰を振り立てて再奥に向かってドプリと熱い精液を勢い良く注ぎ込む。そのマグマのような熱さに全身を痙攣させながら仰け反る晴が、ヒィヒィと悲鳴に近い吐息を放つ。
「ん、い、ぃひぃん…………濡れ…………るぅ……あぅう……、ひっく。」
電話で聞かれてしまったのが分かっていて泣きたくなる程恥ずかしくて仕方がないのに、奥底で明良に注ぎ込まれる大量の精液の熱く濡れていく感触のもたらす快感に身体の痙攣が止まらない。
「んく、ぅ……あぅうんん…………ひん…………っ。」
締め付け痙攣しながらベソベソと泣き出した晴に、明良は楽しそうに微笑みながら身体を下ろして額や頬に口付けてくる。そりゃ明良には晴を独占してると光輝に証明するようなものだから満足だろうけれど、正直これはやり過ぎで小学一年生に聞かせていいものじゃない。セックスの声をまるごと聞かせるなんて、下手したらトラウマものじゃないかと晴は泣きじゃくってしまう。
「……はぁる?泣かないで、ね?」
「ふぇ、ひっく、う…………っく、ひろ、い…………ぃ。」
直後にヌポッと淫らな音をたてて穴から明良が怒張を抜き取ると、ひくつきポッカリと開いた晴の淫らな穴からトロトロと明良の注ぎ込んだ精液が淫靡に溢れだす。そのままカチャカチャと音をさせて手足を繋いでいた金具をやっと明良は外してくれたのだけど、それでも呂律も回らない晴がベソをかいて泣き続けているのに明良がイイコイイコと頭を撫でるのだ。
「電話なら、もうちゃんと切ってるから?ね?晴。」
「ふぇ、ひろ…………、ふぇ?」
「掛けてるフリしただけ。ほら?ね?電話、切れてるでしょ?」
宅電話の子機を晴の横から取り上げて見せられるけれど、確かにそれは通話状態ではないし耳に当てれば電話を切った後のあの独特の発信音しかない。最初から電話は切ってたよ?ともう一度繰り返されたのに、晴は目を大きく真ん丸に見開いてウルウルと目を潤ませる。
騙したっ!酷いっ!
今回にしたら心底騙されて良かった筈なのだけど、何でかそれはそれで騙されたと晴はショックを受けてしまう。そんな心情に震える晴の可愛いお尻の穴から身体の反応で締め上げたせいで、ドプリと勢い良く溢れだした明良の精液に身悶えてしまう。
「ふぅうっ!うぅ……っ、あぁ……。」
それに心底満たされて幸せそうな笑顔で明良は頬を擦り寄せて、枷のベルトを外しながら晴の頬や額に再び口付けていく。抱き上げベトベトだから身体洗ってあげると微笑み掛けられ、晴は怒っていいか泣いていいのか分からない自分に気がついてしまう。
「よしよし、晴はイイコだね?可愛くて、エッチで……ね?」
「いじわるぅ…………明良のばかぁ…………うぇえ……っ。」
結局明良にいいようにされているのに気がついて、もうこれは泣くしかないと判断した晴がピイピイと再び泣き始める。それに明良は満足げに晴を軽々と抱き上げ歩き出したのだった。
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