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間章 ちょっと合間の話2
間話25.可愛い君の可愛いところ
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可愛いベビードール姿のまま、四つん這いでの口淫。一生懸命明良の下折たつ肉茎に舌を這わせながら亀頭を必死に咥えこむ晴の淫らな姿が、背筋が震えるほど気持ちいい。
もう、可愛くて仕方がない。
思わず手を伸ばして姿見に映る揺れるお尻を撫でると、必死に怒張を口で愛撫している晴の可愛い唇からふぁんと甘い吐息が溢れ落ちてくる。ヌチュヌチュと淫らな音をたてて可愛いお尻の穴を弄りまくりながら、ビンビンに硬くなって下着からはみ出してしまう晴の陰茎を舌舐めずりしながら見ている自分のギラギラと欲望にまみれた視線はまさに獣だと明良は思う。
「ん、ふ、ぉ……っき、んぷっ……んくぅん。」
ジュプジュプと淫らな音をたてて、ぷぁと甘えた喘ぎと同時に溢れる蕩けた吐息。ゾクゾクする欲情に気が狂いそうな程に晴が愛しくて可愛いのに、晴には何故かそれが上手く伝わらないのがもどかしい。上目遣いに一生懸命怒張を咥えて舐めてる顔、ウルウルして泣き出しそうな瞳が気持ちよくない?どうしたらいい?と問いかけていて堪らなくなる。
「晴、も、……いい、よ。」
「んん、やぁ……も、と、するぅ……んんっ。」
「いいから、おいで。」
低い声で言う明良の言葉にフニャァと困ったように顔を歪ませてから、渋々という様子で明良のモノから口を離した晴を腕をとって引き寄せる。
晴は本当にエロい、ベビードールが似合いすぎるくらい似合ってて可愛いし、もうエロすぎ。
縁取りは黒のレースだが、それ以外は真紅の薄いシルクのような布地のベビードール。男物だが基本的な形は女性が着るベビードールとさほど代わりはない。胸の下の鳩尾辺りで黒のレースがリボンになっていて、それを解いてしまえばスリットではなく前が全て開く。でも今もレースの下の白い肌は隠せてないし、可愛く尖ったピンクの乳首がツンッと布地を押し上げていて触って欲しいと自己主張している。それと同じ布地で作られた下着。横に結ばれたリボンは上と同じ黒のレースで出来たリボンで、それ以外の布の面積なんて殆どない。それに包まれている初々しくピンクの先端をした晴の陰茎は、茎の途中からはみ出し生々しく蜜を滴らせて下着を濡らしている。
「もっとこっち、……ここを股がって。」
引き寄せられ対面で座位になるように太股の上を跨がった晴が、明良の肩に手を乗せながら戸惑うように明良の顔を見つめる。反対に見上げられながら晴は更に深まった戸惑いに小さな声で不安そうに明良の事を呼んできて、それに明良はニッコリ笑って腰に手を回すと晴の小さなお尻を両手で掴み引き寄せる。
「ふぁ?!やぁんっ!あ、きらっ!」
「このまま、晴の大好きなの、味わってみようね?晴。」
低く囁きかける明良の声に晴が目を見開き、ガッチリとお尻を捕まれて身動きもできないのに晴が可愛く身悶えた。既にベトベトになっている下着を脱がすのも一応は考えたが、ふと気がついた様子で明良がニッコリと微笑みながら掴んでいる両手の指を布の端から潜り込ませる。
「ひゃう?!あっああっ!にゃ、んれ……っぇえ?!」
朝あれ程綻ばされていた可愛いお尻の穴は左右からの指にフニフニと弄くられると柔らかく答えてきて、晴が可愛く身悶えながら喘ぐ。明良は真っ赤になって震える晴の乳首をレース越しに舐めながら、下着の布地を横に押し退けて下折たった自分のモノに引き寄せクチと音をさせて押し当ててやる。
「はぁうんっ!あぁっ!」
入り口に押し当てただけの声なのに、ヒクリと戦く可愛いお尻の穴は朝とは違ってキュッとしまっていて朝みたいに直ぐには淫らに呑み込んではくれなさそうだ。明良は腰を逃がさないように両手で固定したまま乳首を布越しに舐めたり吸ったりを続けていて、晴はモジモジと腰を揺らしながら濡れた瞳で見下ろしてくる。
「ぁ、あき、らぁ?あぅんっ、んん、な、んれぇ?んんっ!」
濡れた場所だけ深紅に変わったベビードールは尚更淫らに誘い掛けてくるが、押し当てられただけの明良の怒張の上で腰をくねらせる晴は戸惑いに喘ぎ続けている。欲しがって蕩けて自分のことしか考えられなくなるまで、敏感に感じる晴のピンクの乳首ばかりを責め立てながら明良は意地悪だなと自分でも思う。
「あん、そこ、ばっか……やぁ、あ、きら、あぁんっ!ひぅ!やらぁ……も。」
スッカリ唾液で尖った乳首は吐息で舐めるだけでも、目の前でピクピクと震える。吐息で舌で布越しに撫で回して、強く弱く噛んで吸って、それを繰り返されるだけで、触れてもいないのに晴の鈴口からは糸をひいて蜜が滴り落ちていくのが見えた。それでも未だに押し当てられるだけで挿入されないのに焦れてきたのか、晴の入り口が微かに明良のモノに吸い付く。
「こんなに、感じやすくって…………晴はエッチだね?」
「ふぁっ、ら、らってぇ……あ、きらの、当たって、てぇ……。」
「何?当たってる、俺のチンポのせいなの?晴がエロいのは。」
ガクガクし始めている膝の感触に綻んでいる入り口が、甘く明良の怒張を誘い吸い付きを強め始める。穴が人の体が欲しがって吸い付くなんて正直エロ小説だけの作り話だと思っていたのに、晴の体は確かに明良の事を欲しがって甘えてチュウッと亀頭に吸い付く。それに意地悪な事を明良から言われているのに、尚更晴はトロンと欲情した瞳で明良に縋り膝を震わせるのだ。
「い、じわるぅ……あき、ら、おれ、もぉ…………ぅんっ。」
「どう、したいの?ちゃんとお強請りしてごらん?晴。」
どうしたいかなんて晴の姿を見れば一目で分かるけれど、勿論晴が可愛いから明良だってわざと言わせている。明良が興奮に滴らせる先走りが塗りつけられヌルヌルしているのは、押し当てられている晴だって分かっているだろうし明良が入れないなんて有り得ない。それでも言わないとしてあげないのは、晴が頬を染めウルウルの瞳で明良を見つめてお強請りする姿が明良は最高に興奮してしまうからだ。
「あ、きらぁ……ほしい、よぉ……も、入れて……ぇ。」
「ふふ、じゃ自分で入れて?そのまま、腰を落としてごらん。」
ふぇぇ?と驚きに可愛い声をあげたけれど、明良が動こうとしないのに我慢しきれない晴が腰を押し付けてくる。ズプと潜り込んいく亀頭を包む熱くて心地いい滑りと、目の前では喉を仰け反らせ快感に体を強ばらせる可愛い晴。綻んでいる筈なのにキツくて熱い締め付けに、呑まれていく逸物が快感過ぎて更に質量を増して晴が可愛い悲鳴をあげる。
「ふやぁっあ、らめ、おっ、きぃ、はいん、にゃいよぉ……ふぁ。」
「何時も、もっと奥まで入ってるよ?晴、全部何時もみたいに上手に食べてごらん。」
「ふ、ふぇ……む、むりぃ……こわれちゃ……。」
何時も明良に根本までキッチリ捩じ込まれているのに、晴自身が自分で入れていくのにはそんな可愛いことを震えながら言う。興奮し過ぎて締め付けが強いのか確かにキュウと内部が締め上げているのは分かるが、明良の方も可愛い晴にそれで済む筈がなかった。布地の下でお尻を撫でていた両手がグッと力を込めて晴の腰を掴むと、下から突き上げるようにドチュッといきなり奥を抉じ開ける。
「ひゃう!!」
「ほら、入る。」
ドチュッドチュッといきなり激しく突き上げられ奥を開かれ突かれ、ガクガクしていた膝がついに折れ一気に根本まで突き入れられた晴の体が衝撃に強張り仰け反った。深々と捩じ込まれたものに完全に貫かれたみたいに、ボゥッと肌の色が薔薇色に変わって全身をピクピクさせている晴は壮絶なほどに妖艶で淫らで可愛い。全部呑み込まされて絶頂に上り詰めて、深々と奥に嵌まるような快感に息が詰まる。
「全部入ったよ、…………ん、……いっちゃった?晴。」
「ふ、はぁ……い、いっらぁ……………これぇ、らめ、しゅ、ごぃ……よぉ。」
ああ、もう何でそんなにエロくて可愛いんだ。目の焦点があわない程に絶頂に上り詰めて中空でハクハクと喘ぐように息を吸おうともがきながら、全身は快感に染まって明良を呑み込んだ穴は甘く絡み付き吸い付く。可愛くて仕方がない晴にこんな姿を見せつけられて、明良がマトモで紳士でいられる筈がない。思い切り容赦なく下から突き上げを始めると、晴が震えながら喘ぎ懇願してくる。
「や、ら、まっ、て、いま、らめぇ!」
絶頂から戻りきれていない晴を再び怒張で追い詰め、ゴツゴツと奥に当たる感触を楽しんでクポクポと奥に嵌まる感覚に息を荒らげながら明良は突き上げをやめない。
「ダメ、待たない。」
「ひぁ!やぁぅ!んはぁっ!おく、や、やらっ!ひゃううっ!こわれ、りゅぅ!!」
深く捩じ込まれる怒張に完全に酩酊して何もかも分からなくなって、晴は明良に縋りつき激しい快感に震え続ける。そんな晴を明良は、そのまま無我夢中で犯すように抱き続けていた。対面座位に後背位、背面座位に正常位、それこそ考えうる体位は全てやった気がした頃には、晴はほぼ失神して明良の腕に沈み込んだ。我に返ったら晴の体は互いの体液でグシャグシャで、お互い恐ろしい程の汗だく。しかも柔らかなベットじゃなくて、フローリングの床で散々やりまくってしまったのに明良は唖然としてしまう。
これじゃ……レイプでしょ、何やってんの、俺…………
以前の自分はこんな風に自制の効かない獣のようなことをする人間ではなかった筈なのに、晴にはまるで自制できないのに明良は頭を抱えたくなってしまう。ゼェゼェと肩で息をしながら明良に抱き止められている晴は、何処もかしこもキスマークだらけでぐったりしたまま身動ぎもできない。そんな惨憺たる有り様でハフゥと甘い吐息をつくのに、明良は心配そうにナデナデと頭を撫でながら顔を覗きこむ。
「大丈夫?晴。」
「ら、いじょ……ぶ、じゃ…………にゃい。」
呂律も回らないくらいにヘニャヘニャになっていても、ヤッパリ晴は可愛い。というか、どんな状況でも可愛くしか見えない気がしてきたのに、明良は反省するしかできない。そう気がついて、歯止めが効かないくて……と素直に晴に謝るしかないのだった。
※※※
「はーる?何か食べる?水飲む?」
寸前まで自分が乾かしてやっていたフワフワの晴の髪をナデナデと撫でながら明良が、ベットの上でクッションと枕に埋まって俯せに寝ている晴の顔を覗き込む。明良が晴を抱きかかえ二人で風呂に入ったけれど、あがっても未だにトロンとした惚けたままの晴がモソモソと顔をあげて明良を見つめてくる。
「んぅ…………ぁきら。」
「うん。」
掠れてしまった声が小さく呼び掛けて明良が顔を寄せると、晴の少し頬が赤く染まるのがまた可愛い。しかも今は明良のティーシャツ一枚を羽織っている晴。何でこんなに何でもかんでも可愛く見えるのか、正直晴に何かしてるとか理由があるのか聞いてみたい位に可愛いく見えるのだ。そんな晴が潤んだままの瞳に頬を染めて上目遣いに明良を見つめて、少し不貞腐れたように口を開く。
「なんで、あんなの…………持ってるの?」
「ベビードール?」
どうやら晴はこれを帰り際に、お土産と渡されたのは知らなかったらしい。これは口にしてもいいものなのかダメなのかが少し判断に困るのは、多分あの時外崎宏太がこれを思い出したのだろうが手渡したのは了の方なのだ。もしお土産と渡されたのにこの話で了と盛り上がられてしまうのは、正直嫌なのは嫉妬だろうか。でも、こんなものをどうやって手にいれるかと晴に聞かれて引かれるのも困るし……。
「おれ……、女の子じゃない……。」
「…………それは、分かってるよ?晴。」
撫でられながらの晴の言葉に不思議に明良が思うと同時に、なんでか突然堰を切ったように感情が溢れて目の前の晴の大きな瞳が揺れて涙がこぼれ落ちる。面食らったように明良が目を丸くしてそれを見つめるのに、晴はハッとしたようにボフッと枕に顔を埋めてしまって言葉は途切れてしまった。
「晴?」
どうしたのと問いかけても晴は顔をあげてくれなくて、明良は戸惑い頭を撫でながら覗き込む。晴が女の子じゃないのは勿論分かってて、それでも晴が可愛くて独占したくて同時に滅茶苦茶にして泣かせたくなる。明良にこんな意地悪されて泣き出して、それでも明良に触れられて溺れて訳がわからなくなる晴が好きで好きで仕方がない。正直好き過ぎてそれだけなのだけど女装してるのを知って虐められてから、晴はどうしても明良が女の子の晴がいいと思ってる気がする。そう考えたら素直に話した方が良さそうだと明良は口を開く。
「ごめんね、ベビードールは外崎さんにお土産って貰ったんだよ……?買ってきた訳じゃないし……、どこで売ってるかも知らないし、新品だからあげるって了さんが。」
ピクンと晴の頭が動くけれど、それでも顔をあげてくれない。それとも気持ちいいことは好きだと言ったけど、晴は自分との事よりヤッパリ女の子と付き合いたいのだろうかと考えもする。もしそうだとして晴が嫌だと言っても明良は晴を諦められないし、多分そんなことを言われたら…………
「晴……?」
「…………おれ、どうしよう、おかしくなった…………。」
「え?」
泣いているような震える掠れた声。そんな声で呟く晴は未だに枕に顔を埋めたままで、明良は凍りつく。おかしくなって別れたいって晴に今言われたら、多分明良は我を忘れて絶対にしてはいけないことをすると断言できる。
晴は鈍いから、明良のこの狂気じみた愛情に気がついていない
もしそんなことを言われたら明良は晴をこのままここに閉じ込めて監禁して、晴を二度と誰にも触れさせないようにして、縛りつけ晴が狂うまでひたすらに犯すに違いない。そんなことを考えているなんて晴はきっと知らないと明良は、凍るような思いで晴の言葉の続きを考える。
「おれ、あきらのせぇで……あきら、しか…………。」
ふぇと泣き声が聞こえて頭を撫でられる手の下で、晴が泣いているのが伝わった。
もう、可愛くて仕方がない。
思わず手を伸ばして姿見に映る揺れるお尻を撫でると、必死に怒張を口で愛撫している晴の可愛い唇からふぁんと甘い吐息が溢れ落ちてくる。ヌチュヌチュと淫らな音をたてて可愛いお尻の穴を弄りまくりながら、ビンビンに硬くなって下着からはみ出してしまう晴の陰茎を舌舐めずりしながら見ている自分のギラギラと欲望にまみれた視線はまさに獣だと明良は思う。
「ん、ふ、ぉ……っき、んぷっ……んくぅん。」
ジュプジュプと淫らな音をたてて、ぷぁと甘えた喘ぎと同時に溢れる蕩けた吐息。ゾクゾクする欲情に気が狂いそうな程に晴が愛しくて可愛いのに、晴には何故かそれが上手く伝わらないのがもどかしい。上目遣いに一生懸命怒張を咥えて舐めてる顔、ウルウルして泣き出しそうな瞳が気持ちよくない?どうしたらいい?と問いかけていて堪らなくなる。
「晴、も、……いい、よ。」
「んん、やぁ……も、と、するぅ……んんっ。」
「いいから、おいで。」
低い声で言う明良の言葉にフニャァと困ったように顔を歪ませてから、渋々という様子で明良のモノから口を離した晴を腕をとって引き寄せる。
晴は本当にエロい、ベビードールが似合いすぎるくらい似合ってて可愛いし、もうエロすぎ。
縁取りは黒のレースだが、それ以外は真紅の薄いシルクのような布地のベビードール。男物だが基本的な形は女性が着るベビードールとさほど代わりはない。胸の下の鳩尾辺りで黒のレースがリボンになっていて、それを解いてしまえばスリットではなく前が全て開く。でも今もレースの下の白い肌は隠せてないし、可愛く尖ったピンクの乳首がツンッと布地を押し上げていて触って欲しいと自己主張している。それと同じ布地で作られた下着。横に結ばれたリボンは上と同じ黒のレースで出来たリボンで、それ以外の布の面積なんて殆どない。それに包まれている初々しくピンクの先端をした晴の陰茎は、茎の途中からはみ出し生々しく蜜を滴らせて下着を濡らしている。
「もっとこっち、……ここを股がって。」
引き寄せられ対面で座位になるように太股の上を跨がった晴が、明良の肩に手を乗せながら戸惑うように明良の顔を見つめる。反対に見上げられながら晴は更に深まった戸惑いに小さな声で不安そうに明良の事を呼んできて、それに明良はニッコリ笑って腰に手を回すと晴の小さなお尻を両手で掴み引き寄せる。
「ふぁ?!やぁんっ!あ、きらっ!」
「このまま、晴の大好きなの、味わってみようね?晴。」
低く囁きかける明良の声に晴が目を見開き、ガッチリとお尻を捕まれて身動きもできないのに晴が可愛く身悶えた。既にベトベトになっている下着を脱がすのも一応は考えたが、ふと気がついた様子で明良がニッコリと微笑みながら掴んでいる両手の指を布の端から潜り込ませる。
「ひゃう?!あっああっ!にゃ、んれ……っぇえ?!」
朝あれ程綻ばされていた可愛いお尻の穴は左右からの指にフニフニと弄くられると柔らかく答えてきて、晴が可愛く身悶えながら喘ぐ。明良は真っ赤になって震える晴の乳首をレース越しに舐めながら、下着の布地を横に押し退けて下折たった自分のモノに引き寄せクチと音をさせて押し当ててやる。
「はぁうんっ!あぁっ!」
入り口に押し当てただけの声なのに、ヒクリと戦く可愛いお尻の穴は朝とは違ってキュッとしまっていて朝みたいに直ぐには淫らに呑み込んではくれなさそうだ。明良は腰を逃がさないように両手で固定したまま乳首を布越しに舐めたり吸ったりを続けていて、晴はモジモジと腰を揺らしながら濡れた瞳で見下ろしてくる。
「ぁ、あき、らぁ?あぅんっ、んん、な、んれぇ?んんっ!」
濡れた場所だけ深紅に変わったベビードールは尚更淫らに誘い掛けてくるが、押し当てられただけの明良の怒張の上で腰をくねらせる晴は戸惑いに喘ぎ続けている。欲しがって蕩けて自分のことしか考えられなくなるまで、敏感に感じる晴のピンクの乳首ばかりを責め立てながら明良は意地悪だなと自分でも思う。
「あん、そこ、ばっか……やぁ、あ、きら、あぁんっ!ひぅ!やらぁ……も。」
スッカリ唾液で尖った乳首は吐息で舐めるだけでも、目の前でピクピクと震える。吐息で舌で布越しに撫で回して、強く弱く噛んで吸って、それを繰り返されるだけで、触れてもいないのに晴の鈴口からは糸をひいて蜜が滴り落ちていくのが見えた。それでも未だに押し当てられるだけで挿入されないのに焦れてきたのか、晴の入り口が微かに明良のモノに吸い付く。
「こんなに、感じやすくって…………晴はエッチだね?」
「ふぁっ、ら、らってぇ……あ、きらの、当たって、てぇ……。」
「何?当たってる、俺のチンポのせいなの?晴がエロいのは。」
ガクガクし始めている膝の感触に綻んでいる入り口が、甘く明良の怒張を誘い吸い付きを強め始める。穴が人の体が欲しがって吸い付くなんて正直エロ小説だけの作り話だと思っていたのに、晴の体は確かに明良の事を欲しがって甘えてチュウッと亀頭に吸い付く。それに意地悪な事を明良から言われているのに、尚更晴はトロンと欲情した瞳で明良に縋り膝を震わせるのだ。
「い、じわるぅ……あき、ら、おれ、もぉ…………ぅんっ。」
「どう、したいの?ちゃんとお強請りしてごらん?晴。」
どうしたいかなんて晴の姿を見れば一目で分かるけれど、勿論晴が可愛いから明良だってわざと言わせている。明良が興奮に滴らせる先走りが塗りつけられヌルヌルしているのは、押し当てられている晴だって分かっているだろうし明良が入れないなんて有り得ない。それでも言わないとしてあげないのは、晴が頬を染めウルウルの瞳で明良を見つめてお強請りする姿が明良は最高に興奮してしまうからだ。
「あ、きらぁ……ほしい、よぉ……も、入れて……ぇ。」
「ふふ、じゃ自分で入れて?そのまま、腰を落としてごらん。」
ふぇぇ?と驚きに可愛い声をあげたけれど、明良が動こうとしないのに我慢しきれない晴が腰を押し付けてくる。ズプと潜り込んいく亀頭を包む熱くて心地いい滑りと、目の前では喉を仰け反らせ快感に体を強ばらせる可愛い晴。綻んでいる筈なのにキツくて熱い締め付けに、呑まれていく逸物が快感過ぎて更に質量を増して晴が可愛い悲鳴をあげる。
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「何時も、もっと奥まで入ってるよ?晴、全部何時もみたいに上手に食べてごらん。」
「ふ、ふぇ……む、むりぃ……こわれちゃ……。」
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「ひゃう!!」
「ほら、入る。」
ドチュッドチュッといきなり激しく突き上げられ奥を開かれ突かれ、ガクガクしていた膝がついに折れ一気に根本まで突き入れられた晴の体が衝撃に強張り仰け反った。深々と捩じ込まれたものに完全に貫かれたみたいに、ボゥッと肌の色が薔薇色に変わって全身をピクピクさせている晴は壮絶なほどに妖艶で淫らで可愛い。全部呑み込まされて絶頂に上り詰めて、深々と奥に嵌まるような快感に息が詰まる。
「全部入ったよ、…………ん、……いっちゃった?晴。」
「ふ、はぁ……い、いっらぁ……………これぇ、らめ、しゅ、ごぃ……よぉ。」
ああ、もう何でそんなにエロくて可愛いんだ。目の焦点があわない程に絶頂に上り詰めて中空でハクハクと喘ぐように息を吸おうともがきながら、全身は快感に染まって明良を呑み込んだ穴は甘く絡み付き吸い付く。可愛くて仕方がない晴にこんな姿を見せつけられて、明良がマトモで紳士でいられる筈がない。思い切り容赦なく下から突き上げを始めると、晴が震えながら喘ぎ懇願してくる。
「や、ら、まっ、て、いま、らめぇ!」
絶頂から戻りきれていない晴を再び怒張で追い詰め、ゴツゴツと奥に当たる感触を楽しんでクポクポと奥に嵌まる感覚に息を荒らげながら明良は突き上げをやめない。
「ダメ、待たない。」
「ひぁ!やぁぅ!んはぁっ!おく、や、やらっ!ひゃううっ!こわれ、りゅぅ!!」
深く捩じ込まれる怒張に完全に酩酊して何もかも分からなくなって、晴は明良に縋りつき激しい快感に震え続ける。そんな晴を明良は、そのまま無我夢中で犯すように抱き続けていた。対面座位に後背位、背面座位に正常位、それこそ考えうる体位は全てやった気がした頃には、晴はほぼ失神して明良の腕に沈み込んだ。我に返ったら晴の体は互いの体液でグシャグシャで、お互い恐ろしい程の汗だく。しかも柔らかなベットじゃなくて、フローリングの床で散々やりまくってしまったのに明良は唖然としてしまう。
これじゃ……レイプでしょ、何やってんの、俺…………
以前の自分はこんな風に自制の効かない獣のようなことをする人間ではなかった筈なのに、晴にはまるで自制できないのに明良は頭を抱えたくなってしまう。ゼェゼェと肩で息をしながら明良に抱き止められている晴は、何処もかしこもキスマークだらけでぐったりしたまま身動ぎもできない。そんな惨憺たる有り様でハフゥと甘い吐息をつくのに、明良は心配そうにナデナデと頭を撫でながら顔を覗きこむ。
「大丈夫?晴。」
「ら、いじょ……ぶ、じゃ…………にゃい。」
呂律も回らないくらいにヘニャヘニャになっていても、ヤッパリ晴は可愛い。というか、どんな状況でも可愛くしか見えない気がしてきたのに、明良は反省するしかできない。そう気がついて、歯止めが効かないくて……と素直に晴に謝るしかないのだった。
※※※
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寸前まで自分が乾かしてやっていたフワフワの晴の髪をナデナデと撫でながら明良が、ベットの上でクッションと枕に埋まって俯せに寝ている晴の顔を覗き込む。明良が晴を抱きかかえ二人で風呂に入ったけれど、あがっても未だにトロンとした惚けたままの晴がモソモソと顔をあげて明良を見つめてくる。
「んぅ…………ぁきら。」
「うん。」
掠れてしまった声が小さく呼び掛けて明良が顔を寄せると、晴の少し頬が赤く染まるのがまた可愛い。しかも今は明良のティーシャツ一枚を羽織っている晴。何でこんなに何でもかんでも可愛く見えるのか、正直晴に何かしてるとか理由があるのか聞いてみたい位に可愛いく見えるのだ。そんな晴が潤んだままの瞳に頬を染めて上目遣いに明良を見つめて、少し不貞腐れたように口を開く。
「なんで、あんなの…………持ってるの?」
「ベビードール?」
どうやら晴はこれを帰り際に、お土産と渡されたのは知らなかったらしい。これは口にしてもいいものなのかダメなのかが少し判断に困るのは、多分あの時外崎宏太がこれを思い出したのだろうが手渡したのは了の方なのだ。もしお土産と渡されたのにこの話で了と盛り上がられてしまうのは、正直嫌なのは嫉妬だろうか。でも、こんなものをどうやって手にいれるかと晴に聞かれて引かれるのも困るし……。
「おれ……、女の子じゃない……。」
「…………それは、分かってるよ?晴。」
撫でられながらの晴の言葉に不思議に明良が思うと同時に、なんでか突然堰を切ったように感情が溢れて目の前の晴の大きな瞳が揺れて涙がこぼれ落ちる。面食らったように明良が目を丸くしてそれを見つめるのに、晴はハッとしたようにボフッと枕に顔を埋めてしまって言葉は途切れてしまった。
「晴?」
どうしたのと問いかけても晴は顔をあげてくれなくて、明良は戸惑い頭を撫でながら覗き込む。晴が女の子じゃないのは勿論分かってて、それでも晴が可愛くて独占したくて同時に滅茶苦茶にして泣かせたくなる。明良にこんな意地悪されて泣き出して、それでも明良に触れられて溺れて訳がわからなくなる晴が好きで好きで仕方がない。正直好き過ぎてそれだけなのだけど女装してるのを知って虐められてから、晴はどうしても明良が女の子の晴がいいと思ってる気がする。そう考えたら素直に話した方が良さそうだと明良は口を開く。
「ごめんね、ベビードールは外崎さんにお土産って貰ったんだよ……?買ってきた訳じゃないし……、どこで売ってるかも知らないし、新品だからあげるって了さんが。」
ピクンと晴の頭が動くけれど、それでも顔をあげてくれない。それとも気持ちいいことは好きだと言ったけど、晴は自分との事よりヤッパリ女の子と付き合いたいのだろうかと考えもする。もしそうだとして晴が嫌だと言っても明良は晴を諦められないし、多分そんなことを言われたら…………
「晴……?」
「…………おれ、どうしよう、おかしくなった…………。」
「え?」
泣いているような震える掠れた声。そんな声で呟く晴は未だに枕に顔を埋めたままで、明良は凍りつく。おかしくなって別れたいって晴に今言われたら、多分明良は我を忘れて絶対にしてはいけないことをすると断言できる。
晴は鈍いから、明良のこの狂気じみた愛情に気がついていない
もしそんなことを言われたら明良は晴をこのままここに閉じ込めて監禁して、晴を二度と誰にも触れさせないようにして、縛りつけ晴が狂うまでひたすらに犯すに違いない。そんなことを考えているなんて晴はきっと知らないと明良は、凍るような思いで晴の言葉の続きを考える。
「おれ、あきらのせぇで……あきら、しか…………。」
ふぇと泣き声が聞こえて頭を撫でられる手の下で、晴が泣いているのが伝わった。
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