鮮明な月

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間章 狂宴・成田了の事象

6.

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大学生になって環境が変わっても、了の内面が変わるわけではない。了は男女問わず相手に出来ることは早々に新人歓迎のサークルの飲み会でカミングアウトしたが、大学生の自由感からなのかそれほど問題にもされなかった。それどころかそれを聞いて興味津々で、サークルの飲み会の真っ最中に男子トイレに連れ込まれやろうと言ってくる男がいる始末だ。飲み屋の男子トイレで鼻息を荒くしたゴツい男に詰め寄られて、了が気分が良いわけがない。

確かに自分はお前よりは細いが、男なら誰でも言い訳じゃねぇし。

ゴツい男っていうのは自尊心もプライドも高いのか自分が言えば、当然のように華奢な了が喜んで尻を差し出してどうぞ入れてくださいと強請ると思うようだ。呆れもするがだからと言って、一回りゴツい相手を叩きのめす能力もない。

……直ぐ仕込むなって、宏太に言われてるからなぁ、ま、興味がある程度なら。

一先ずは自分が最初にされた時の右京のように、口と手だけでいかせてやる事にして個室の中で屈むと男は当然のようにガチャガチャとベルトを外し始める。その音を耳にした瞬間屈んだ了の胸の中に、工藤英輔にした時のような暗いどす黒い怒りが沸き起こった。

「うおっ!おおっ!」

咥え込んだだけで獣のような咆哮を上げて呻く男を上目遣いに見上げながら、音をたてて早速怒張に変わった肉棒を奥まで飲み込んで刺激してやる。グポグポと音をたてて頭を振ってやると、ほんの数十秒の刺激程度で男は腰を震わせて了が口の中に吐き出した。吐き出されたものを便器の中に吐き出してから、呆然と壁に持たれてゼェゼェと息をあげている男を見上げる。

「す、すげ……。」
「先輩、男同士の時ってこっからだってわかってます?」
「は?」

了は迷わず男の亀頭を咥えこむと、そこだけを丹念に愛撫して鈴口を責め始めた。達したばかりの亀頭への刺激は、慣れないと拷問に近い。そう分かっていてわざとネットリと音をたてて舐め回し、手で相手の腰をしっかり固定しながら責め立てる。

「うううっ!ああっ!すげぇ!こんなっ!ああ!」

男が呻きながらガクガクと足を震えさせるのを、なんだよと呆れて目を細めながら見上げて二度目の絶頂を口で受け止めた。ヘニャリと力を失った亀頭を強く最後に吸い上げてやって、出されたものを当然のように便器に向かって吐き出す。そうして便所の床にだらしない逸物を出したまま座り込んだ男を、立ち上がった了が冷ややかな視線で見下ろして洗面台で口を濯ぐ。

「な、成田……。」
「俺とセックスしたいなら、これっくらいで萎えられちゃ困るんですけどね、先輩。」

掠れた声に了は当然のように言い放つ。勿論そんなこと経験なしの野郎に出来るわけもないし、知るはずもないのは解っていて言っている。それでも、興味本意の男を黙らせるには、まあ効果的だったようだ。
その後も何人か同じように誘いかけてくる女も男もいたが、女は兎も角、男の方はどいつもこいつも興味があるだけでやりたいだけの猿みたいなもんだ。同じようにしてやると二度もいかせてやれば腰が砕けるし、またこの間のをやってくれないかと言い寄る男にはもう一度位は亀頭責め位はしてやった。

「馬鹿じゃねぇの?ほんとにさぁ、さっさとやりまくってドライで女になれってんだ、どいつもこいつも同じように腰抜かしやがって。」
「はは、宏太と僕仕込みのテクだもんねぇ了は。」
「腰抜けるくらいいかせてもらって天国だな。」

了は相変わらず《random face》にはマメに通い、右京や宏太とは親しくしている。と言うより、了にしてみれば二人といる時の方が、一番気が楽だし会話だって楽しい。工藤英輔とは向こうが女にされているのが嫌になったのか、いつの間にか出会わなくなった。連絡をとっても反応がないし、まあ引き留めたい程でもないから気にもしないが、あの後は宏太に仕込む前に相手をちゃんと調べろと説教されたので新しく仕込んだりはしていない。

「しっかし、文学部だからか?随分ゲイに寛容だな。」
「は、学部じゃねぇよ。ヤリサーだもん、こんなもんだろ?」

不貞腐れたようにそう言って頬を膨らませカウンターに肘をつく了に、横の右京が可笑しそうに笑う。男や女漁りを止める代わりに、サークルでその系統を選ぶ辺りが了らしいといえばらしい。

「宏太と右京としてる方がずっといい、全然。」

そんなことを当たり前のように了が言うから、時々気が向いた宏太に組み敷かれ喘がされたり右京と宏太に前後を挟まれて死ぬかと思うほど狂わされていく。
既に大学一年後半になって了自身も慣れ始めた大学生活では刺激的なこともあまりないし、未だに迫ってくる中でも同級生一人が余りにも執念深くて辟易していた。
一度口でやってやったらもう一度と追い縋り、終いには抱かせてくれ俺のものになってくれと言い出した。正直了にはそいつが好きだという感情もなければ、抱かれたいとも思えない。仕方がないからそいつには《random face》までお出でいただいて、賑やかな笑顔で了が台に拘束してやった。松下というそいつに、了は自分がされたフルコースを一気に全力で仕込んでやる。ところが、最後には極太のディルドを捩じ込まれて潮吹きしながら痙攣したかと思うと、箍が外れたみたいに「もっと抉って下さい!もっとして下さい!」と懇願し始める始末だ。極太のディルドがスッカリ根本まで埋まってしまうほど捩じ込まれて歓喜するようじゃ、しつこく絡んでくるわけだよなと冷ややかに了は考えていた。ゴリゴリと押し込んだ玩具のそこをこじ入れながら、呆れたように口を開く。

「なんだよ、お前別に玩具でも良いんじゃん?その玩具咥えてろよ、満足するまでさぁ。」
「ああ!そんなぁ!こんなの凄すぎるぅ!」
「は、やられたかっただけかよ、変態。」

呆れた了の言葉に逆に相手は痙攣しながら歓喜の声を上げて、腰をくねらせ激しく振り続ける。雄叫びめいた男の咆哮に欠伸混じりに裸のままソファーに了が腰かけると、顔を出した宏太が呆れたように目を細めた。

「なんだよ、やってやるんじゃなかったのか?」 
「だって、一人で玩具で楽しんでるからさぁ。飽きた。」
「ノンケだったんじゃねぇのか?グズグズじゃねぇかよ。」

歩み寄りグイと何気なくディルドをこじいれる動きにすら歓喜の咆哮が上がるのに、ソファーの上の了が自分のものを撫でながら上目遣いに宏太を眺める。その視線と仕草に微かに欲情の兆しを見せた宏太に、了がニヤリと笑って見せその足元に膝まづく。布の上から頬擦りしながら舌を這わせる姿は、淫らで宏太の欲情を煽るには充分だ。

「俺は仕事中だぞ?ん?」
「嘘ばっか、こっちに顔出したんならcloseにしてきたんだろ?折角だから一回犯してよ。俺欲求不満なんだよ、あいつのせいでさぁ。」

妖艶にも見える視線で振り返った了はまるで良いことを考え付いたというように、固定され身動きもできずに悶える同級生の顔を跨ぐ。目の前に揺れる了の怒張に向けて食らいつこうと舌を伸ばす男を無視して、両手で差し出した尻を左右に開き宏太に挿入を強請って見せる。

「こいつに見えるとこで、あんたの太いの根本まで俺に突っ込んで。宏太。」

その光景に興が乗ったのか宏太は微かに口角を上げると、服を脱ぎもせずに肉棒を取り出す。慣らしもしない菊門に押し当てられる宏太の怒張に了は妖艶に舌舐めずりしながら、下を見下ろして自分の亀頭に向けて必死に舌を伸ばす男を嘲笑う。

「俺がタップリ犯されるの特等席で見せてやるよ、嬉しいだろ?松下。」

宏太と了の狂った宴を見せつけられた男の目が狂気に堕ちて行くのを、了は興味がないと言いたげな顔で見下ろす。万事がそんな様子だったから了はこのまま何も変化のないまま過ごすのだと、宏太も右京もスッカリ思い込んでいた。



※※※



初めて了が榊恭平を大学のキャンパスで目にしたのは、青葉の香る二年目の春の事だった。
馬鹿馬鹿しいほどの活気の最中に、そこだけが別な空気。華美でもなくかざりっけのないシンプルなシャツに薄いジャケットを羽織り、まるで喧騒が目に入らないような様子で木立の中のベンチに腰掛けて文庫本を読んでいる姿。しなやかな肢体、艶やかな長めの黒髪、遠目にも分かる白く透き通るようなキメの細かそうな肌。整った顔立ちをして伏せられた視線に長い睫毛。服装とそのベンチの高さに余るような長い足がなければ、女性と見紛うばかりの美形。

美人だな……。

ひっそりと座り本を読む姿は余りにも空気が違いすぎて、まるで一枚の絵画のようだった。

「何ボーっとしてんのぉ?」

唐突にかけられた甘ったるく響く声に我に返る。自分の肩にしな垂れかかる様に甘える可愛い仕草を見下ろしながら、その視線が自分の見ていたのと同じ方向に向けられるのを意識した。

「あ、榊君。」
「さかき?」

入学直後から美貌で王子様と有名人なのだというその青年。一応同じ文学部だが、専攻の科が違うから気がつかなかったと言うことらしい。
榊恭平。
一目見たその時から何故か酷く自分の心を惹きつけた。見ていると何故か人とは一線を引いているように、彼は何時も静かな空気を周りに漂わせている。話しかけられれば穏やかに微笑んで返事もするし、彼女とは顔を寄せて会話をする姿も見た。それなのに何故か自分には、何時も彼は静かで独りきりのイメージが拭えない。そうしない相手が何処かに居るのだろうか、誰かにはそんなことないのだろうか。そんなつまらないことが気になって、自分の目が始終彼を追うようになったのが分かる。

これってなんだ?なんで、こんなに気になる?

そんな風に戸惑っている了が聞いた、普段とは全く別な榊恭平の氷のような凍てつくような一面。

「迷惑なんです、そういうの。」

モデルのスカウトらしい男に投げつけられた一瞬の声。鮮烈で鋭い刃物を思わせる声に、自分はハッとして吸い寄せられる。普段の人の良さそうな顔とは全く別な相手を拒絶する視線と態度。そんなアンバランスな人間を、了は今まで見たことがない。自分も宏太も歪だが、それなりにバランスをとっている。だけど、目にした榊恭平はまるで同じ顔をした別人のように見えたのだ。

もし…榊を仕込んだら、榊は墜ちるんだろうか?

人間は誰しも快楽に弱く、それに引き摺られるものだ。榊は快楽に落としても、そんな風に相手を拒絶するのだろうか?それとも全く違う一面を更に見せるのだろうか。そう考えたらなんだか無性に榊を知りたくなった。
今まで一度も誰かに話しかけるために段取りなんて考えたことのなかった成田了が、興味もない文学のサークルなんかに足を向けさせるほどに、その存在は酷く彼の心を惹きつけてしまっていた。

「榊って彼女いるの?」

唐突な言葉にふっと視線を上げたその瞳が、初めて了から声をかけた姿の中に潜む緊張を見透かしているように真っ直ぐに見上げる。サークルの宴席だというのに榊には全く酔いの気配も感じられない。どうやら後数ヵ月で二十歳になる彼は、律儀に法律を守って密かにお茶を飲んでいるのに気がつく。

誰もそんなこと気にやしないのに、今年二十歳だぞ?馬鹿正直なやつ……。

彼を気にするようになって二ヶ月、目で追い始めると次第に彼の噂も耳に入ってくるようになる。判断ができた結果は秀麗な容姿に持ち合わせたイメージとはあまり大差が無い。

「……今はいないけど…それが何?」

気にもしていないという風に静かに答える口調は、まるで柳の枝が風を受け流すように穏やかにすら聞こえ気にかけないという風に榊は視線を返す。色恋沙汰は自分は興味がないと言いたげなその仕草が酷く癇に障った。綺麗な顔をして真っ直ぐな見透かすような瞳で自分を射抜くように見たくせに、一瞬で興味を失ったとでも言いたげに視線を逸らす榊。隣の古くからの友人に視線を向けたその仕草は、ハッとするほど洗練されて酔いを一瞬で消し飛ばすほど鮮やかな仕草に映っていた。見下ろす白く透き通った肌の項が酷く艶かしく見えるのは、色恋に興味のない榊が乱れるのを想像したからだろうか。思ったよりも間近で見るとその項は細く華奢にすら見えて、一瞬その全身も同じ色なのだろうと想像の中で裸身を考える。

裸にして組み敷いて、中に突っ込まれてもそんな涼しい顔してられんのかな、それとも綺麗な顔を歪ませて泣くか?それとも快感に乱れて喘ぐか?
自分よりも華奢で細い身体。人に対する反応を見ていると敏感そうにも見えるし、案外彼女と上手くいかないのはそっちの方が体にあってるかもしれない。そんな勝手な想像の中では、既に自分の怒張に貫かれて綺麗な顔で快感に喘ぐ姿がありありと想像できる。
そんな機会があったら程度と考えていたのに、酔いに任せてただ触れてみたくなった。今までは何かしら快感が欲しくて人の肌に触れて来たのに、そうではなくただその存在に手を触れてみたかったのだ。思わず伸ばした手が背後からその体を腕の中におさめた瞬間、酷く甘いような香りがその項から立ち上った気がした。背後から突然抱き締められて項に口づけられ腰の前を探られた瞬間に、榊がその肌にブワッと鳥肌を立てたのが分かる。なんだ案外敏感だと思ったけど、同時にこれは男に抱かれるような人間じゃないなぁとも思う。酔っているとはいえ、鳥肌ってところが明確な答えだ。

「なっ…酔ってるのか?!ふざけんな!!」

抱きつかれたことに面食らいながら酔いに掠れた声が、批難の言葉を放つ。思っていたのと違って腕の中の体は、きちんと均整のとれてしなやかな筋肉のついた肢体だった。それでもまるで力をこめたら折れてしまいそうなほど華奢で、酷く甘い香りを漂わせる魅惑的な体温。今まで触れた肌に中で格段の感触を持つその体を思わずもう少し引き寄せようとした瞬間、予想外にその体が身を翻したのが分かった。
自分が自分に何が起こったのか気がついた時には、周囲も思わず息を呑んだのがわかる。抱きつき冗談めかして物陰にでも引き込もうとした風にしか見えない自分の体は、まるでボールでも投げるかのようにフワリと宙を舞って地面に叩きつけられていた。



※※※



「それで肋二本?!」

渋い顔をした了を横に話を聞いた右京が目を丸くしてから、声を上げて笑いだす。カウンターの向こうの宏太も、珍しく驚いたように目を丸くしている。榊恭平にアスファルトに投げつけられた了は、酔っていて受け身も取れずに無防備に落とされて肋にヒビが入ってしまったのだ。投げた方の榊が友人の村瀬と大慌てで、了は病院に連れていかれ、実は榊は以前合気道をやっていたと聞かされた。

「美人で腕っぷしも良いんじゃ、完全な王子様だな?はは、勉強になったろ?了。」
「まあ、了も酔って絡んだわけだしね。」

不貞腐れた顔をする了の頭を撫でながらそれぞれから言われて、了は余計に不満そうに頬を膨らませる。ヒビとはいえ骨折は骨折なので、大人しく帰途についた了を眺めながら宏太は微かに目を細めた。

「何?宏太、なんか気になる?」
「……ん、まあ、ちっとな。」

グラスに透明な氷を落とし込み、琥珀色の酒を注ぎながら宏太が低く呟く。手渡されたそれを受け取りながら右京は、珍しいものを見たと思いながら薄暗い照明の中の宏太を眺める。
了がここに連れ込んだ松下という男は、他の友人を数人連れて《random face》に女を連れ込んでくるようになった。別にそれは気にするものでもないが、松下は女を犯してはいるが自分の後ろは差し出していない。恐らくはあの時散々了に喘がされたのを、まだ受容していないのだと思う。兎も角若い常連客を増やす結果に繋がりはしたので、気にも止めていない。
宏太が気になるのは、その美人の王子様の方だ。

「了がそんな絡み方するっての、初めて聞いたもんね?」

右京の何気ないその言葉に、ほんの少しその理由が分かりかけた気がしていた。
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