『犯性(反省)人生 上』

シロ

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第9話『犯性(反省)人生 中学生編 ①』

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中学生に上がり。


入学式が、終わり家に帰ると‥。


いきなり



かぁーちゃん『シロ、中学生になって、学生服と、鞄にお金が掛ったから、あんた、その服と、カバン代返しないさいよ。』


かぁーちゃん『中学生になったら、働けるから、〇〇新聞店にバイトを頼んであげたから。給料貰ったら、少しずつ返しないよ。』


シロ『えっ?中学生上がったから??働ける?バイト??』


相変わらずに家の生活は、貧乏です。
※【第3話~第4話参照】


お金は、この時、40、50万持ってたが、それを払ったら、残りも全部持ってかれると思い、黙っていた。
※【第7話参照】
  

かぁーちゃん『そうよ。中学生は、働けるのよ。ちゃんとお金が、入ったら、返しないよ。』


シロ『わかった!わかった!返すから、因みにいつからなの?』


かぁーちゃん『今からよ。今から、〇〇新聞店、社長に挨拶して、明日から、やるのよ。』


シロ『えっ?えっ?今からで、明日から?、ちょっと早すぎないか?』


かぁーちゃん『バイクで、配れば、1時間ぐらいで、配れるから。早く行きなさい。』


シロ『ん?バイク?乗れるか?もぅ、いいや。今から行ってくるよ。』


かぁーちゃん『わかればよろしい!行ってらっしゃい。』



シロ『はい。はい。行ってきます。』


自転車に乗り〇〇新聞店まで向かう。


〇〇新聞店に着きました。


シロ『こんにちは!かぁーちゃんから、聞いてきました。』


社長『はい。はい。お待ちしてました。聞いてます。聞いてますよ。』


シロ『よろしくお願いします。』


社長『はい。シロくんね。よろしくねー。あ!ちょっと待ってね。』


ゴソゴソ‥。ゴソゴソ‥。ゴソゴソ‥。


ブーン‥ブルブル‥。カチカチ‥。



シロ『ん?なんの音?』






ブルブル‥。


社長『今から、配ってもらうな‥。』


シロ『え?今から?え?しかも、バイクで?』



社長『せや?バイクぐらい乗れるやろ?』



シロ『えっと‥。えっと‥。』



社長『とりあえず乗って』



シロ『‥‥‥。はい。まだ、中学生だぞ。免許証は?バイクなんか、乗れるのか?まぁ、いいや。乗ろう。』



バイクに跨がる‥。


シロ『あれ?あれ?んーーーー!う~ん。』


社長『どうしたの?』


シロ『んーーーーーー!うーーー!』


社長『どうしたんだぁ?!』


シロ『すいません‥‥。』


社長『ん?』


シロ『足が届きません。』
※【第3話参照】


社長が、見ると‥‥。


社長『こりゃ!ダメだなぁ‥。バイクじゃなくて、自転車だなぁ‥。』


シロ『はぁー?だからまだ中学生ですよ?』


社長『せや!せや!あははは!配り順を教えるから、着いてきて!?』


シロ『なんで、今からなんだよって思う』


その日から夕刊、次の日から朝刊の新聞配達が始まった。



朝刊は、朝、4時~6時
夕刊は、夕方の16時~17時30分


この新聞配達が始まってから、学生生活が、めちゃくちゃになって行く‥。

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