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第1話『純不倫(潤婦淋)出会い』
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私の名前は、前田 あずさ。通称【アズ】
32歳、結婚して6年。
3歳の子供が一人。
旦那も32歳で、某大手の企業に勤めていて、市内で分譲マンションを買いました。
大手と言っても給料はそんなに多くないので、共働きしないといけない生活であった。
私の仕事は、保険外交員のパート勤務で、月給は7万~8万ぐらい。
お金が苦しくても家族は仲良しでした。
若いうちから今の旦那と付き合っていたので、私は男性経験が少なく、旦那を入れて2、3人しかない。
もちろん旦那のことが好きだから、付き合っていた時から、他の男性との浮気願望はなく、逆に自分から遠ざけていたのでしょうね。
因みに旦那との夜の生活は、月1回ぐらいですが、自分では満足していた。
今思えば無知だったのかも。
平日は昼過ぎに終わる仕事なので、その後の時間は持て余していた。
家に帰ってきて、テレビやDVDを見たり、ゲームをして、時間を潰し、子供を迎えに行き、旦那が帰ってくるまでにご飯を作る。
その毎日のエンドレス。
32歳でも美容には気を遣っていて、比較的キレイにはしていたと思うが、出産した私を見るのは旦那以外誰もいないと、体型なんかは諦めていた。
仕事も頑張るが、なかなかうまくいかず、厄年ということもあり、不安がよぎる。
ある休みの日‥。その不安が的中した。
旦那『アズ、話がある。今の会社、人間関係が辛くて、辞めたいって考えてる。ストレスが半端ないんだよ。』
アズ『えっ?どうしたの?そんなに辛いの?すぐは…困るよ!?』
アズ『私だって派遣パートだから、更新時期に、切られるかもしれないし。』
旦那『‥‥。』
アズ『あなたが辞めたら、生活出来なくなるから、もし、やめたいなら、違う仕事に就職してから、やめてほしい、それまでは、頑張ってほしい。』
旦那『わかった。考え直してみるな。頑張れるようにするな‥。』
アズ『よかった。そんなストレス溜まってるの?』
旦那『うん。ストレス発散したいから、行ってきていい?』
旦那が、行ってきていい?って聞くのは、『パチンコ』の事で、昔からパチンコが大好きで、キチガイでした。
アズ▶︎『こんな時に‥。ストレス溜まってるし、行かせてあげよう。』
優しいあずさはこう言った。
アズ『うん。いいよ。でも、夕御飯までには、帰ってきてね。』
旦那『わかった。わかった。』
アズ『せっかくの休みなんだから、家族でご飯食べたいから。』
旦那『うん。ありがとう!感謝するよ。絶対に夕御飯までには、帰るからね』
夕御飯を作りながら悩む‥。
アズ▶︎『うーん。どうしようか…。旦那が仕事辞めてもいいように、私が頑張って稼がないといけないなぁ。』
夕御飯が出来‥。旦那の帰りを待つ‥。
遅い!遅い!イライラしながら待つ‥。
待っても、帰ってこない。
先にご飯を食べながら‥。
メールを打つが、既読にならない。
2時間後、返信が来る‥。
『今、出てるから、これで終わったら、帰ります。すいません。』と、メールが来た。
イライラしてたので‥。メールを、無視をする。
結局帰ってきたのは、閉店後。
一言も、話をしなかった。
私は、厄を振り払うように、家族の為に旦那を、宛にしないと決意した。
次の朝、いつものように、子供を保育園に預けて、仕事に行く。
アズ▶︎『よし!営業しまくって頑張ろー!!今日は〇〇地区を回ろう!』
あずは、何件か回るが‥。
なかなかそんなに上手くいかない‥‥。
私は焦っていたし、エンドレスの日々にストレスが溜まっていた。
ある時‥‥。ある会社に訪問した時…。
アズ『こんにちは~?!〇〇保険です。』
意外にも社長に会わせてもらえた。
でも社長は、全く相手にしておらず、世間話を始めてしまった。
ここの会社は建築関係の会社だが、保険の代理店もやっていて、歩合制でそこそこの給料を払えるという。
社長は私のことを気に入ってくれたのか不明だが、私の仕事を細かく聞いてきた。
旦那の転職で不安でいっぱいだったので、思わず
アズ『ここで、雇ってもらえませんか??』
と、言ってしまった。
社長はとりあえずやってみろと即答してくれた。
社長『営業の先輩になる奴を紹介するから、来週もう一回来れるか??』
アズ『はい!大丈夫です!よろしくお願いします!』
新しい職場ができた。
ちょっとワクワクしながら、家に帰った。
そして、次の週。
改めて新しい職場となる会社を訪問した。
社長『おー、来たか。みんな、この子再来月から入るから、見たってな。先輩は神田くんやから、あとよろしく。』
そして、人生を変えてしまう、男と出会ってしまった…。
32歳、結婚して6年。
3歳の子供が一人。
旦那も32歳で、某大手の企業に勤めていて、市内で分譲マンションを買いました。
大手と言っても給料はそんなに多くないので、共働きしないといけない生活であった。
私の仕事は、保険外交員のパート勤務で、月給は7万~8万ぐらい。
お金が苦しくても家族は仲良しでした。
若いうちから今の旦那と付き合っていたので、私は男性経験が少なく、旦那を入れて2、3人しかない。
もちろん旦那のことが好きだから、付き合っていた時から、他の男性との浮気願望はなく、逆に自分から遠ざけていたのでしょうね。
因みに旦那との夜の生活は、月1回ぐらいですが、自分では満足していた。
今思えば無知だったのかも。
平日は昼過ぎに終わる仕事なので、その後の時間は持て余していた。
家に帰ってきて、テレビやDVDを見たり、ゲームをして、時間を潰し、子供を迎えに行き、旦那が帰ってくるまでにご飯を作る。
その毎日のエンドレス。
32歳でも美容には気を遣っていて、比較的キレイにはしていたと思うが、出産した私を見るのは旦那以外誰もいないと、体型なんかは諦めていた。
仕事も頑張るが、なかなかうまくいかず、厄年ということもあり、不安がよぎる。
ある休みの日‥。その不安が的中した。
旦那『アズ、話がある。今の会社、人間関係が辛くて、辞めたいって考えてる。ストレスが半端ないんだよ。』
アズ『えっ?どうしたの?そんなに辛いの?すぐは…困るよ!?』
アズ『私だって派遣パートだから、更新時期に、切られるかもしれないし。』
旦那『‥‥。』
アズ『あなたが辞めたら、生活出来なくなるから、もし、やめたいなら、違う仕事に就職してから、やめてほしい、それまでは、頑張ってほしい。』
旦那『わかった。考え直してみるな。頑張れるようにするな‥。』
アズ『よかった。そんなストレス溜まってるの?』
旦那『うん。ストレス発散したいから、行ってきていい?』
旦那が、行ってきていい?って聞くのは、『パチンコ』の事で、昔からパチンコが大好きで、キチガイでした。
アズ▶︎『こんな時に‥。ストレス溜まってるし、行かせてあげよう。』
優しいあずさはこう言った。
アズ『うん。いいよ。でも、夕御飯までには、帰ってきてね。』
旦那『わかった。わかった。』
アズ『せっかくの休みなんだから、家族でご飯食べたいから。』
旦那『うん。ありがとう!感謝するよ。絶対に夕御飯までには、帰るからね』
夕御飯を作りながら悩む‥。
アズ▶︎『うーん。どうしようか…。旦那が仕事辞めてもいいように、私が頑張って稼がないといけないなぁ。』
夕御飯が出来‥。旦那の帰りを待つ‥。
遅い!遅い!イライラしながら待つ‥。
待っても、帰ってこない。
先にご飯を食べながら‥。
メールを打つが、既読にならない。
2時間後、返信が来る‥。
『今、出てるから、これで終わったら、帰ります。すいません。』と、メールが来た。
イライラしてたので‥。メールを、無視をする。
結局帰ってきたのは、閉店後。
一言も、話をしなかった。
私は、厄を振り払うように、家族の為に旦那を、宛にしないと決意した。
次の朝、いつものように、子供を保育園に預けて、仕事に行く。
アズ▶︎『よし!営業しまくって頑張ろー!!今日は〇〇地区を回ろう!』
あずは、何件か回るが‥。
なかなかそんなに上手くいかない‥‥。
私は焦っていたし、エンドレスの日々にストレスが溜まっていた。
ある時‥‥。ある会社に訪問した時…。
アズ『こんにちは~?!〇〇保険です。』
意外にも社長に会わせてもらえた。
でも社長は、全く相手にしておらず、世間話を始めてしまった。
ここの会社は建築関係の会社だが、保険の代理店もやっていて、歩合制でそこそこの給料を払えるという。
社長は私のことを気に入ってくれたのか不明だが、私の仕事を細かく聞いてきた。
旦那の転職で不安でいっぱいだったので、思わず
アズ『ここで、雇ってもらえませんか??』
と、言ってしまった。
社長はとりあえずやってみろと即答してくれた。
社長『営業の先輩になる奴を紹介するから、来週もう一回来れるか??』
アズ『はい!大丈夫です!よろしくお願いします!』
新しい職場ができた。
ちょっとワクワクしながら、家に帰った。
そして、次の週。
改めて新しい職場となる会社を訪問した。
社長『おー、来たか。みんな、この子再来月から入るから、見たってな。先輩は神田くんやから、あとよろしく。』
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