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排泄
しおりを挟む「今日からここに住んでもらう」
そう言われて僕はスーツを着た男にこの家に連れてこられた。
僕を買ったのはこの男なのだろうか?
すごく大きい家だ。
僕みたいな庶民が暮らすには分不相応だ…。
男に連れられて屋内を歩いていると目的の部屋についたのかここに入れと言ってくる。
僕は素直に従い入ると男も続いて入ってきた。
そこはトイレだった。
ただ、僕の家のトイレとは違い凄く広くつくられていて大人2人で入っても全然余裕があった。
なんでトイレ?僕は嫌な予感を感じつつも逃げ場もなく男を見ていることしかできなかった。
男は慣れた手付きで近くの戸棚から何かの液体とシリンジを取り出し僕にこう言った。
「今からお前の尻にこれを入れて洗浄する。まぁ、所謂、 浣腸だ」
「嘘だっ、いやだ!そんなことしたくないッッ来るなっ」
僕は逃げようと必死にドアノブをガチャガチャ回すが一向に開く気配がない。
くっそ、なんで開かないんだ!
「はぁ、大体逃げようとするからなぁ…。鍵かけておいたんだよ。どうせこの家に入った時点で逃げれないから諦めろ。お前のご主人様の指示だ。文句ならご主人様に言うんだな。」
男は淡々と言うと暴れる僕を壁に押し付けズボンと下着を慣れた手付きでおろされあっという間に僕の下半身は露出してしまった。
「あぁ、嫌だっっやめてッ!他のことだったら何でもするからぁっ」
僕は涙声になりながらも抵抗した。
男は無慈悲に
「諦めろ、ほら、そこの壁に両手ついて尻突き出してろ。お前、親の借金のカタに買われたんだろ?いいのか?家族がどうなっても。」
と言ってきた。
浣腸なんて絶対嫌だっ、でもここで逆らったりしたら家族が…。
僕は家族のことをだされたら従うしかなかった。
「ッッう、うっ、うー」
僕は泣きながら男が指示してきた通り壁に手をつけ尻を突き出した。僕の体は震えていた。
少し経ち浣腸液の準備が終わったのか何かの容器と液体の入ったシリンジを持ちながら男が近づいてくる。
嫌だッッっ!嫌だ嫌だ嫌だ…
ツプッ…
シリンジの先が後孔に入ってくる。
お尻に違和感を感じ逃げようとする。
ッッッッ!入れられてる…イヤダ。イヤダ。イヤダ。
「こら、逃げるな。今から液体入れてやるからそのままでいろよ」
男はシリンジを押し液体を中にそそぐ
「アッっ!入ってきてるぅッ、きもちわるい、やめてぇ」
「まだ入るだろ?」
中身がなくなるとまた持ってきた容器に入っている液体を吸い取り入るギリギリまで僕の中に入れられる。
僕は泣き叫んだ
「それ以上はいんないッッ!もう入ってるからぁ」
「ほんとに無理ぃ、!やめてぇぇえっ!」
それでも男はまだ入れてくる。
「よし、このぐらいか、10分耐えろ。そしたらトイレで出させてやる。」
そんな…今でもきついのにあと10分もなんで無理だ。
「ぐるジィッ、アッでるっ、でるっ、出したいっ」
僕は尿意と便意になんとか耐えていた。
男は僕が悶え苦しんでる姿をただみているだけで出させてと頼んでも無視され相手にしてくれなかった。
それでも僕は出したくて悲願する。
「ムリィ、無理!我慢できないッ!でちゃうッッ!!」
「はぁ、しょうがない。あと2分残ってるがまぁいいだろ。ほらトイレに跨がれ。」
僕は男に寄りかかりながらもなんとか歩き便座にまたがる。
お腹痛い。やっと出せる。
ホッとしたのも束の間
「もう少し足広げろ。そうしないと見えない。」
「早く出せよ?一回じゃ終わらないんだからな?」
という男の声で嫌な汗が流れる。
なんでいるの?出ていってくれるんじゃないの?
疑問に思っていると男に伝わったのか「俺に見ながらお前はクソを捻り出すんだよ。屈辱的だよなぁ。かわいそうに」と他人事のように言ってきた。
「やだっ、むりっできない!出したくないッッ!」
「さっきは出したいって言ってただろ、ほらっ、早くしろ」
男は僕のお腹を思いっきり押してきた。
グギュグルル
「ああああああああアアアアアアアア」
「でるっっつ!?みられながらおしっことうんこでちゃうッッ!ああああああ…」
ブリュ…ジヨボー
排泄音が響き渡る。
「すげー、音。」
「でてるっ、みないでぇっッッ!とまんないよぉッッ」
「おー、凄い勢いででてるぞ。笑」
僕は屈辱感と羞恥心でパニックになってしまい泣き出した。
「見ないでっ、みないでって…うっ、うっ」
ボトッ。ボトッ…。
「泣くぐらいよかったのか?すげー勢いでてたぞ。出せてよかったな。」
「ほら尻を早く拭け。これだけじゃおわんねぇんだから。」
こんな男に見られながらなんて…
もうやだっぁッッ、うっつううッ…。
僕は泣きながらも男の指示通りにする。
尻を拭いたところを見た男はトイレのレバーを引いて流し
「2回目やるぞー」
と僕に追い討ちをかけたのだった。
「アッアア。でるッッ、見られながらでちゃう!!」
僕は4回目でやっと男から
「きれいになったから大丈夫だろ」
と浣腸の終わりを言い渡された。
ホッと一息つくも次の男の言動により僕は凍りつく。
「あ、そうだ、毛!お前のちんこの毛剃んないとだった」
と言いながら男は嫌がる僕を無視して戸を開け次は剃刀を持ってきてめんどくせぇからここで剃ると僕の下半身の毛を剃っていく。
「なんでっッ、そんなことするのッ?やめてぇッッ」
「あー、お前のご主人様様に言われたからだな。っと動くなよ。違うところ切っちまうぞ?」
僕の陰毛はどんどんなくなっていく。
「お、こんなところにも生えてる。ちょっとチンコ持ち上げるぞ?」
触られ僕のものはボッキしてしまった。
恥ずかしさで逃げ出そうとしたが男に抑えられて逃げられない。
「あんなんで立つとか笑あ、俺はイカす許可貰ってないからご主人様きたら頼めよ笑」
と言われ羞恥心で下を向くもそこには勃起はしているものの男の象徴を奪われたツルツルのソコが見えさらに屈辱を味わい僕は唇を強く噛んだのだった。
剃り終わり男が器具を片付けてる間うっうう、なんで僕がこんな目にあわないといけないんだ。とずっと思っていた僕はつい「もう、やだっ。逃げようこんなところ。」と呟いてしまう。
男が聞いていたのも知らずに…。
片付け終わった男が近づいてくる。
「お前服脱げ。」
端的に一言そう言った。
「な、なんでっ?いやっ!いやっァ」
抵抗虚しく僕は何も着ていない状態になった。
「一応、逃げないようにな、」
僕は逃げないからっ、服来させてと頼み込んだがそれが叶えられることはなかった。
僕の頭の中はここから逃げて家に帰りたい気持ちでいっぱいだった。どうやって逃げようかかんがえていると
「お待ちかねのお前のご主人様が到着したようだ。行くぞ。」
と腕を突然引かれる。全裸のまま移動させられ奥の部屋の前で男がノックをする。男は返事を待たずに入り、「連れてきたぞ」と言い僕を置いてささくさと部屋から出ていってしまった。
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