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第12章 エピローグ
123P《完結》
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「小島さん、ちょっと!」
「はーい」
「いまの高宮さんだけどね、他の医院で下積みもあるみたいだし
採ってみようと思うんだ」
「……はい」
「さっそくだけど、彼女に正式な採用決定の通知を送って
あげて欲しいんだ。これ、履歴書」
「はい、わりました……!」
利彦は鼻歌を歌いながら、上機嫌でまた診療フロアに戻って行く。
レントゲン室で起こった一件のあと、由香里は即刻クビ、須崎大吾は
柴咲歯科医院への出入り禁止となっていた。
「先生、このところずっと元気がなかったけど、ようやく
ダメージから回復したみたいね………!?」
「回復どころか、ますます味をしめたようじゃない?」
患者の処置を終えた田辺が後から、奈々美と小島に声をかけた。
奈々美の身体はプルプルと震えている。
「……パパったら、全然懲りてないっ!?」
「そのようね……こうなったら、私たち3人で力を合わせて
魔の手から利彦先生を守り抜きましょう!」
「うん、守る!!」
「そうね、それがいいわ!」
「エイ、エイ、オーー! エイ、エイ、オーーー!!」
女たちはガッチリと手を重ねて握りあい、円陣を組んで
決意も新たに気勢をあげるのであったーーーーー
~~完~~
「はーい」
「いまの高宮さんだけどね、他の医院で下積みもあるみたいだし
採ってみようと思うんだ」
「……はい」
「さっそくだけど、彼女に正式な採用決定の通知を送って
あげて欲しいんだ。これ、履歴書」
「はい、わりました……!」
利彦は鼻歌を歌いながら、上機嫌でまた診療フロアに戻って行く。
レントゲン室で起こった一件のあと、由香里は即刻クビ、須崎大吾は
柴咲歯科医院への出入り禁止となっていた。
「先生、このところずっと元気がなかったけど、ようやく
ダメージから回復したみたいね………!?」
「回復どころか、ますます味をしめたようじゃない?」
患者の処置を終えた田辺が後から、奈々美と小島に声をかけた。
奈々美の身体はプルプルと震えている。
「……パパったら、全然懲りてないっ!?」
「そのようね……こうなったら、私たち3人で力を合わせて
魔の手から利彦先生を守り抜きましょう!」
「うん、守る!!」
「そうね、それがいいわ!」
「エイ、エイ、オーー! エイ、エイ、オーーー!!」
女たちはガッチリと手を重ねて握りあい、円陣を組んで
決意も新たに気勢をあげるのであったーーーーー
~~完~~
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