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ある日、町の中心にある花屋さんに変わった花が並べられていた。
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「でも、無味無臭って…」
「まさにその通り!この花は見た目も香りも何もない、まさに無味無臭なんです!」
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「特別価格…それっていくらくらいですか?」
「それは…一万円です!」
「一万円!?まさか冗談でしょう?」
「冗談じゃないんです!この花は他の花とは違って、特別なんです!」
「うーん…でも無味無臭の花に一万円って…」
「理解できないかもしれませんが、これは新感覚の花なんです!」
「まあ、花屋さんも一つぐらい変わった花を取り扱うのもいいかもしれませんね。」
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