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恋人編ー3年生前期
和真のためならコスプレだってやってやる③
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「よー、和真」
『り、りっ、璃央!? なにこの写真!?』
「ちょっと待ってろよ」
ビデオ通話に切り替え、画面にめるちゃんの姿をした自分を映す。その瞬間、和真の奇声が聞こえて、後に続いて何かがドタンと倒れる音がした。たぶんイスから落ちたな。
「おい、おーい、かずまー。返事しろ」
『っ……!?、???』
「めっちゃ喜んでるじゃん」颯太の小声に頷く。
しばらく謎のうめきが電話の奥で聞こえたあと、震えた声が戻ってきた。
『え、と、ほんとに璃央? 俺めるちゃんと話してる?』
「どうだ見ろ。マジでめるちゃんだろ。オレだってびっくりしてんだ」
『え、全く状況が理解できない、え、璃央、めるちゃん?』
「まあいろいろあってな。颯太の友達にやってもらった。なんかレイヤーってやつらしい」
『レイヤー!? すご!? え、で、璃央がめるちゃんのコスをしてるってこと……!? ちょ、めるちゃんすぎない? 最高レベルのクオリティなんだけど!? え!?やばい』
電話ごしでもすげえ興奮が伝わってくる。これは相当和真に効いているみたいだ。
「和真、嬉しい?」
『え、まさかこれも俺のため……?』
「そーだよ、お前のためならオレはめるちゃんにだってなる」
『んえ……そんなの嬉しいに決まってんだろ……めちゃくちゃかわいい……ちょっとマジでおかしくなりそうなぐらい』
喜んでくれた。やべえ、こっちまで嬉しい……やってよかった……
「猫耳見つけたよー!」
沙羽の声とともに、頭に猫耳がつけられたのが画面に映ってわかる。電話の向こうではまた奇声が聞こえて、床に倒れる音がした。
「やべー! 似合いすぎだろ!」
「猫耳やばいね! ほかの耳も探しちゃお!」
大晴は無言でいろんな角度からバシャバシャと写真を撮っている。
「璃央猫ちゃん、ポーズも頼む」
「んでお前にしなきゃいけねぇんだよ」
「俺の猫フォルダを潤沢にするため」
「それお前ん家の猫ばっかのフォルダだろ! 混ぜんな!」
颯太がオレのスマホを持ち、画面をオレに向けている。和真の声は聞こえないが、なんか待たれてる気がする……和真のためなら、サービスしてやる!
猫の手を作り、顔の近くに構えた。
「にゃん」
スマホからは何度目かわからない奇声が聞こえたし、颯太と沙羽は拍手だし、大晴は膝から崩れ落ちた。
……なんだこれ。
『あの、璃央、そこにいるの璃央だけじゃないんだ……くそはしゃいで恥ず……』
しばらくして、復活した和真の声が聞こえた。
「あー、こっちも言ってなくてごめん。そのレイヤーの家でやってんだ」
『どうりで璃央の部屋じゃないと思った』
オレのスマホを持っていた颯太は画面をひっくり返し、自分の方に向けた。
「どーも、木山くん! 俺が颯太だよ!」
『わ、ど、どうも。璃央と俺の友達から話は聞いてるよ』
「お前が仕切るな、親しげに喋るな」
颯太からスマホを奪い返し、大晴を映す。
「あとのメンツは……そこに倒れてるのは大晴な。オレが猫ポーズ決めたら死んだ」
「猫不足に効く……」
「どんだけ不足してんだよ。んで、クローゼット漁ってるのがレイヤーの沙羽」
名前を呼ばれて、沙羽が振り返る。
「こんにちは~! サーニャって名前でレイヤーやってる沙羽だよ!」
『えっ、サーニャってあの!?』
「お、ボクのこと知ってる?」
『クオリティ高いってSNSで有名ですし……すごい、璃央、サーニャさんにメイクしてもらったんだ……サーニャさんってオフの日でもこんなかわ……』
「オレ以外にかわいいって言うな!」
沙羽を映すのをやめて、画面いっぱいにオレを映す。
『うわっ、ちょ、急にめるちゃん映るの心臓に悪い!』
「オレの方がかわいいだろ!」
『かわいいよ!マジでかわいいから! わ~~睨むのかわいいからやめて! つらい!』
和真がオレに悶えてるのが嬉しいし、すげえ優越感。あれこれポーズをキメてさらに困らせていると、腕を掴まれた。
「璃央くん、ちょっとこっちの服も着てみて!」
「え、待っ、和真……」
「その間スマホ貸して! もっと木山くんと喋りたい!」
「あ"ーー! コラ颯太てめー!」
オレは動けるようになった大晴にガッチリ捕まり、沙羽によって着せ替えが始まった。
「離せっ、大晴~!」
「璃央猫は元気だな。暴れたら服破いちゃうだろ」
「お前、オレの猫扱いに拍車かかってんだろ!」
「璃央吸いできそうなレベル」
「いや~璃央くんが着れそうなメイド服あってよかった~!」
バタバタしている間に颯太が和真に話しかけている。
「璃央に聞いたんだけど、木山くんって好きなキャラわかりやすいよね」
『はは……それよく言われる』
和真びびってんだろ! 何言う気だ!
「んで俺、気づいたことがあって、単刀直入に言うけど、だいたい璃央に似てるよな!」
『えっ!?』
「木山くん、けっこう見た目で好きになるタイプっしょ? 昔っから璃央の顔見すぎて目が肥えたのと、そもそも璃央の顔が好きで、無意識で璃央に似た顔の子に惹かれてるんじゃない?」
は?? マジ?? そんなこと、ある、のか??
『え、ええ……?? えーと……そりゃ璃央の顔は好きだけど……え、無意識で……?』
あるかも!!
「和真!」
ちょうど着替えが終わって解放された。颯太を押し退けてスマホに飛びつく。
「ま、マジで、そんなオレの顔好きなのか!?」
『わっ、猫耳メイドになってる!? かわいっ! いやでも言われてみれば、俺の推し、全体的に璃央に似てる気がするし、めるちゃんのコスした璃央はめるちゃんそのものだし……間違ってはないのかも……』
「和真……好き……!」
『その格好で言われると、璃央なのかめるちゃんなのか分かんなくなる!』
「それどっちにときめいてんだよ! オレだよな!」
『うわ~~っ、頰膨らますな! 表情コロコロ変えられたら心臓爆発する~~!!』
「てかオレに似たキャラ好きになるなら、オレだけでいいだろーが!」
『それとこれとは違うんだって! うわ、かわ、なん、かわ……あとで写真いっぱい送ってください!』
「「「バカップル……」」」
*
和真との電話を終えてからは撮影タイムだった。どんどん小物や動物の耳が出てくるし、服もあれこれ着せられて、大量の写真を撮った。もちろん和真とのトークにアルバム作って全部送っといた。陽が落ちる頃になり、メイクを落としていつもの自分に戻った。モデルの仕事よりハードだった……
「は~、楽しかった。璃央くんほんとありがとね」
「こちらこそありがとな。和真が喜んでくれて嬉しかった」
「提案した俺のおかげでもあるな!」
「まあ、そうだな」
広がった小物や服を片付けている沙羽のもとへ、立ち上がった大晴が向かう。あ、ついに覚悟決めたか。
「沙羽ちゃん……」
「ん?」
「俺、かわいい沙羽ちゃんに一目惚れしました。ずっとそばでかわいいって言い続けるから、俺と……」
「ごめん、ボクまだ恋愛する気にはなれないんだよね。今はコスに全力出したいから」
大晴はまたしても崩れ落ちた。どんまい。
「でも、よければお友達として仲良くしたいな。かわいいって言われるのは好きなんだ」
「!」
すばやく起き上がった大晴は沙羽の手を取り、ひざまづいた。
「よろしくお願いします!」
「まだチャンスはあるぞ大晴!」
「10年後に実ることもあるからな」
にこっと微笑んだ沙羽は大晴の手を解き、こっちに来てオレの隣に座った。グッと身を乗り出してくる。
「でさあ、璃央くん。今度合わせしない?」
「合わせ?」
「同じ作品の衣装着て一緒にイベント行くの! 和真くんも呼ぼうよ! 反応見たいでしょ?」
「!」
そりゃ、見たい。テンパって恥ずかしがる和真を、めるちゃんの姿で揶揄ってやりたい。かわいいに決まってる。
「璃央くんがめるちゃんで、ボクもライルセのキャラで。璃央くんの分の衣装も作るから、お願い! 和真くんきっと喜ぶよ!」
「和真が喜ぶ……」
「絶対喜ぶ!」
「よし、乗った!」
「デジャブ……」
「俺も行きたいな。沙羽ちゃんと璃央の写真撮りたいし」
「恋は盲目を乗せるのは簡単だね」
こうなったらいくらでもやってやる。和真のために!
『り、りっ、璃央!? なにこの写真!?』
「ちょっと待ってろよ」
ビデオ通話に切り替え、画面にめるちゃんの姿をした自分を映す。その瞬間、和真の奇声が聞こえて、後に続いて何かがドタンと倒れる音がした。たぶんイスから落ちたな。
「おい、おーい、かずまー。返事しろ」
『っ……!?、???』
「めっちゃ喜んでるじゃん」颯太の小声に頷く。
しばらく謎のうめきが電話の奥で聞こえたあと、震えた声が戻ってきた。
『え、と、ほんとに璃央? 俺めるちゃんと話してる?』
「どうだ見ろ。マジでめるちゃんだろ。オレだってびっくりしてんだ」
『え、全く状況が理解できない、え、璃央、めるちゃん?』
「まあいろいろあってな。颯太の友達にやってもらった。なんかレイヤーってやつらしい」
『レイヤー!? すご!? え、で、璃央がめるちゃんのコスをしてるってこと……!? ちょ、めるちゃんすぎない? 最高レベルのクオリティなんだけど!? え!?やばい』
電話ごしでもすげえ興奮が伝わってくる。これは相当和真に効いているみたいだ。
「和真、嬉しい?」
『え、まさかこれも俺のため……?』
「そーだよ、お前のためならオレはめるちゃんにだってなる」
『んえ……そんなの嬉しいに決まってんだろ……めちゃくちゃかわいい……ちょっとマジでおかしくなりそうなぐらい』
喜んでくれた。やべえ、こっちまで嬉しい……やってよかった……
「猫耳見つけたよー!」
沙羽の声とともに、頭に猫耳がつけられたのが画面に映ってわかる。電話の向こうではまた奇声が聞こえて、床に倒れる音がした。
「やべー! 似合いすぎだろ!」
「猫耳やばいね! ほかの耳も探しちゃお!」
大晴は無言でいろんな角度からバシャバシャと写真を撮っている。
「璃央猫ちゃん、ポーズも頼む」
「んでお前にしなきゃいけねぇんだよ」
「俺の猫フォルダを潤沢にするため」
「それお前ん家の猫ばっかのフォルダだろ! 混ぜんな!」
颯太がオレのスマホを持ち、画面をオレに向けている。和真の声は聞こえないが、なんか待たれてる気がする……和真のためなら、サービスしてやる!
猫の手を作り、顔の近くに構えた。
「にゃん」
スマホからは何度目かわからない奇声が聞こえたし、颯太と沙羽は拍手だし、大晴は膝から崩れ落ちた。
……なんだこれ。
『あの、璃央、そこにいるの璃央だけじゃないんだ……くそはしゃいで恥ず……』
しばらくして、復活した和真の声が聞こえた。
「あー、こっちも言ってなくてごめん。そのレイヤーの家でやってんだ」
『どうりで璃央の部屋じゃないと思った』
オレのスマホを持っていた颯太は画面をひっくり返し、自分の方に向けた。
「どーも、木山くん! 俺が颯太だよ!」
『わ、ど、どうも。璃央と俺の友達から話は聞いてるよ』
「お前が仕切るな、親しげに喋るな」
颯太からスマホを奪い返し、大晴を映す。
「あとのメンツは……そこに倒れてるのは大晴な。オレが猫ポーズ決めたら死んだ」
「猫不足に効く……」
「どんだけ不足してんだよ。んで、クローゼット漁ってるのがレイヤーの沙羽」
名前を呼ばれて、沙羽が振り返る。
「こんにちは~! サーニャって名前でレイヤーやってる沙羽だよ!」
『えっ、サーニャってあの!?』
「お、ボクのこと知ってる?」
『クオリティ高いってSNSで有名ですし……すごい、璃央、サーニャさんにメイクしてもらったんだ……サーニャさんってオフの日でもこんなかわ……』
「オレ以外にかわいいって言うな!」
沙羽を映すのをやめて、画面いっぱいにオレを映す。
『うわっ、ちょ、急にめるちゃん映るの心臓に悪い!』
「オレの方がかわいいだろ!」
『かわいいよ!マジでかわいいから! わ~~睨むのかわいいからやめて! つらい!』
和真がオレに悶えてるのが嬉しいし、すげえ優越感。あれこれポーズをキメてさらに困らせていると、腕を掴まれた。
「璃央くん、ちょっとこっちの服も着てみて!」
「え、待っ、和真……」
「その間スマホ貸して! もっと木山くんと喋りたい!」
「あ"ーー! コラ颯太てめー!」
オレは動けるようになった大晴にガッチリ捕まり、沙羽によって着せ替えが始まった。
「離せっ、大晴~!」
「璃央猫は元気だな。暴れたら服破いちゃうだろ」
「お前、オレの猫扱いに拍車かかってんだろ!」
「璃央吸いできそうなレベル」
「いや~璃央くんが着れそうなメイド服あってよかった~!」
バタバタしている間に颯太が和真に話しかけている。
「璃央に聞いたんだけど、木山くんって好きなキャラわかりやすいよね」
『はは……それよく言われる』
和真びびってんだろ! 何言う気だ!
「んで俺、気づいたことがあって、単刀直入に言うけど、だいたい璃央に似てるよな!」
『えっ!?』
「木山くん、けっこう見た目で好きになるタイプっしょ? 昔っから璃央の顔見すぎて目が肥えたのと、そもそも璃央の顔が好きで、無意識で璃央に似た顔の子に惹かれてるんじゃない?」
は?? マジ?? そんなこと、ある、のか??
『え、ええ……?? えーと……そりゃ璃央の顔は好きだけど……え、無意識で……?』
あるかも!!
「和真!」
ちょうど着替えが終わって解放された。颯太を押し退けてスマホに飛びつく。
「ま、マジで、そんなオレの顔好きなのか!?」
『わっ、猫耳メイドになってる!? かわいっ! いやでも言われてみれば、俺の推し、全体的に璃央に似てる気がするし、めるちゃんのコスした璃央はめるちゃんそのものだし……間違ってはないのかも……』
「和真……好き……!」
『その格好で言われると、璃央なのかめるちゃんなのか分かんなくなる!』
「それどっちにときめいてんだよ! オレだよな!」
『うわ~~っ、頰膨らますな! 表情コロコロ変えられたら心臓爆発する~~!!』
「てかオレに似たキャラ好きになるなら、オレだけでいいだろーが!」
『それとこれとは違うんだって! うわ、かわ、なん、かわ……あとで写真いっぱい送ってください!』
「「「バカップル……」」」
*
和真との電話を終えてからは撮影タイムだった。どんどん小物や動物の耳が出てくるし、服もあれこれ着せられて、大量の写真を撮った。もちろん和真とのトークにアルバム作って全部送っといた。陽が落ちる頃になり、メイクを落としていつもの自分に戻った。モデルの仕事よりハードだった……
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「まあ、そうだな」
広がった小物や服を片付けている沙羽のもとへ、立ち上がった大晴が向かう。あ、ついに覚悟決めたか。
「沙羽ちゃん……」
「ん?」
「俺、かわいい沙羽ちゃんに一目惚れしました。ずっとそばでかわいいって言い続けるから、俺と……」
「ごめん、ボクまだ恋愛する気にはなれないんだよね。今はコスに全力出したいから」
大晴はまたしても崩れ落ちた。どんまい。
「でも、よければお友達として仲良くしたいな。かわいいって言われるのは好きなんだ」
「!」
すばやく起き上がった大晴は沙羽の手を取り、ひざまづいた。
「よろしくお願いします!」
「まだチャンスはあるぞ大晴!」
「10年後に実ることもあるからな」
にこっと微笑んだ沙羽は大晴の手を解き、こっちに来てオレの隣に座った。グッと身を乗り出してくる。
「でさあ、璃央くん。今度合わせしない?」
「合わせ?」
「同じ作品の衣装着て一緒にイベント行くの! 和真くんも呼ぼうよ! 反応見たいでしょ?」
「!」
そりゃ、見たい。テンパって恥ずかしがる和真を、めるちゃんの姿で揶揄ってやりたい。かわいいに決まってる。
「璃央くんがめるちゃんで、ボクもライルセのキャラで。璃央くんの分の衣装も作るから、お願い! 和真くんきっと喜ぶよ!」
「和真が喜ぶ……」
「絶対喜ぶ!」
「よし、乗った!」
「デジャブ……」
「俺も行きたいな。沙羽ちゃんと璃央の写真撮りたいし」
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