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1.出会い
この人は大丈夫だろうか
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色々考えて異世界にきたと確信した自分は船長に見られていることに気づいた。なんか野生のクマっぽい感じで適当に素性を隠してもバレるような予感がした。
そしてこういう予感がよく当たるから今でも生きてしまっている。
「多分自分はここではない世界からきました。」
周りがすごいざわめいているのを感じる。それはどういうことだ。別の世界からそもそも来れるものなのか?
そう言うクルーの声が聞こえる。
この世界には神隠しというのがないのだろうか?神とは名ばかりの世界の波と波がぶつかり合った時に生まれる小さな穴。すぐに塞がるがそこに落ちたものは別の世界に行くか次元の狭間をさ迷うかはわからない。
「申し訳ないのですがしばらくここでこの世界について教えていただくことはできませんか?
難しいようでしたらどこかの島に適当に下ろしていただければ大丈夫ですので。」
もし今自分が嘘を言っていると思って殺されるなら適当に逃げればいい。もしいていいと言われるなら取り敢えずこの世界を知って恩返しして別れれば大丈夫だらう。そう思っていたらヴィルターが
「お、俺の船に、い、いればいい。お、お前1人ぐらいな、なんてことない。」
なんか吃ってる。コワモテだか人見知りなのか?
「ありがとうございます。これからお世話になる日菜といいます。掃除、洗濯など自分にできることをお手伝いさせて頂きます。よろしくお願いします。」
そう頭を下がると周りからむさ苦しいところに女きたぞ!!と叫ぶクルーが見える。これは貞操の危機か?と思ったら
「お前ら!こいつに手を出すなよ!こいつは迷子の一般人だ、怪我させるのもだめだ!ザック!色々世話焼いてやれ。」
「了解っす!頭。」
こうして自分と海賊の生活が始まった。
そしてこういう予感がよく当たるから今でも生きてしまっている。
「多分自分はここではない世界からきました。」
周りがすごいざわめいているのを感じる。それはどういうことだ。別の世界からそもそも来れるものなのか?
そう言うクルーの声が聞こえる。
この世界には神隠しというのがないのだろうか?神とは名ばかりの世界の波と波がぶつかり合った時に生まれる小さな穴。すぐに塞がるがそこに落ちたものは別の世界に行くか次元の狭間をさ迷うかはわからない。
「申し訳ないのですがしばらくここでこの世界について教えていただくことはできませんか?
難しいようでしたらどこかの島に適当に下ろしていただければ大丈夫ですので。」
もし今自分が嘘を言っていると思って殺されるなら適当に逃げればいい。もしいていいと言われるなら取り敢えずこの世界を知って恩返しして別れれば大丈夫だらう。そう思っていたらヴィルターが
「お、俺の船に、い、いればいい。お、お前1人ぐらいな、なんてことない。」
なんか吃ってる。コワモテだか人見知りなのか?
「ありがとうございます。これからお世話になる日菜といいます。掃除、洗濯など自分にできることをお手伝いさせて頂きます。よろしくお願いします。」
そう頭を下がると周りからむさ苦しいところに女きたぞ!!と叫ぶクルーが見える。これは貞操の危機か?と思ったら
「お前ら!こいつに手を出すなよ!こいつは迷子の一般人だ、怪我させるのもだめだ!ザック!色々世話焼いてやれ。」
「了解っす!頭。」
こうして自分と海賊の生活が始まった。
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