13 / 24
二章
1話
しおりを挟む
北条家との食事した日から2日たって晴人はやっと森から抜けた。
晴人の身体能力と装備を着ていても約4日掛かった。
普通の冒険者だと犠牲を払って10日くらい掛かるだろう。
森を抜けたら見渡す限りの草原だった。
「まぁBランクやAランクの魔物が出てくる森の近くに街があるわけないよな、空から見たらわかるかな?」
風魔法のフライで空を飛んで雲に当たる手前で止まり周りを見渡し街が見えるか確認した。
すると、街は確認できなかったが馬車を見つけた。
しかし、馬車は止まっていて魔物に襲われていた。
「第一異世界人発見っと、魔物に襲われるな・・・助けるか」
晴人は急いで馬車に向かった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「グギャグギャ!」
「グギャギャ!」
「くそぉっ!!あいつら逃げやがってぇぇ!」
ゴブリン30体に襲われいるのを1人で戦っている男が叫んだ。
馬車に護衛対象が居るので1人では対処出来ていなかった。
一体倒すのにはそんなに時間は掛からないが30体を護衛しながら1人で倒すには無理だった。
これは流石に助からないかもと思っていたその時、空から槍が降ってきた。
槍はゴブリンの頭を貫通して消えた。
その後に空からローブを着た男が降りてきた。
そのローブを着た男は一言言った。
「助けはいるか?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
急いで馬車に行くと男が1人で馬車を守っているのが見えた。
流石に沢山のゴブリンに苦戦して怪我もしているみたいだ。
残り20体くらいだけどこのままじゃキツイだろうな。
晴人はその場から槍を投げた。
一体倒して槍が戻ってきたら空から馬車を守っていた男の前に降りて一言言った。
「助けはいるか?」
「お前今空飛んで・・・」
「そんな事どうでもいいだろ。もう一度言う、助けはいるか?」
「あ、あぁ、頼む」
「了解」
晴人は剣を取り出し男の目に映らない速さでゴブリンを全滅させた。
男はそれを、呆然と見ていた。
「終わったぞ」
「・・・・・・」
「おい、大丈夫か?」
「あ?あぁ、大丈夫だ」
「怪我もしてるみたいだしこれでも飲んどけ」
晴人は男に体力ポーションを渡し飲ませた。
「な、なんだこれ一瞬で怪我が治ったぞ!?それに疲れもなくなってるし、お前俺に何飲ませた?」
「ただの体力ポーションだが?」
「絶対違うだろ!普通の体力ポーションは徐々に傷が治っていくんだよ!それに疲れなんて取れた事ないしな」
「そうなんか?俺はこれしか知らないからわからないが」
そう話していると馬車から男が降りてきた。
晴人の身体能力と装備を着ていても約4日掛かった。
普通の冒険者だと犠牲を払って10日くらい掛かるだろう。
森を抜けたら見渡す限りの草原だった。
「まぁBランクやAランクの魔物が出てくる森の近くに街があるわけないよな、空から見たらわかるかな?」
風魔法のフライで空を飛んで雲に当たる手前で止まり周りを見渡し街が見えるか確認した。
すると、街は確認できなかったが馬車を見つけた。
しかし、馬車は止まっていて魔物に襲われていた。
「第一異世界人発見っと、魔物に襲われるな・・・助けるか」
晴人は急いで馬車に向かった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「グギャグギャ!」
「グギャギャ!」
「くそぉっ!!あいつら逃げやがってぇぇ!」
ゴブリン30体に襲われいるのを1人で戦っている男が叫んだ。
馬車に護衛対象が居るので1人では対処出来ていなかった。
一体倒すのにはそんなに時間は掛からないが30体を護衛しながら1人で倒すには無理だった。
これは流石に助からないかもと思っていたその時、空から槍が降ってきた。
槍はゴブリンの頭を貫通して消えた。
その後に空からローブを着た男が降りてきた。
そのローブを着た男は一言言った。
「助けはいるか?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
急いで馬車に行くと男が1人で馬車を守っているのが見えた。
流石に沢山のゴブリンに苦戦して怪我もしているみたいだ。
残り20体くらいだけどこのままじゃキツイだろうな。
晴人はその場から槍を投げた。
一体倒して槍が戻ってきたら空から馬車を守っていた男の前に降りて一言言った。
「助けはいるか?」
「お前今空飛んで・・・」
「そんな事どうでもいいだろ。もう一度言う、助けはいるか?」
「あ、あぁ、頼む」
「了解」
晴人は剣を取り出し男の目に映らない速さでゴブリンを全滅させた。
男はそれを、呆然と見ていた。
「終わったぞ」
「・・・・・・」
「おい、大丈夫か?」
「あ?あぁ、大丈夫だ」
「怪我もしてるみたいだしこれでも飲んどけ」
晴人は男に体力ポーションを渡し飲ませた。
「な、なんだこれ一瞬で怪我が治ったぞ!?それに疲れもなくなってるし、お前俺に何飲ませた?」
「ただの体力ポーションだが?」
「絶対違うだろ!普通の体力ポーションは徐々に傷が治っていくんだよ!それに疲れなんて取れた事ないしな」
「そうなんか?俺はこれしか知らないからわからないが」
そう話していると馬車から男が降りてきた。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
転生5回目!? こ、今世は楽しく長生きします!
実川えむ
ファンタジー
猫獣人のロジータ、10歳。
冒険者登録して初めての仕事で、ダンジョンのポーターを務めることになったのに、
なぜか同行したパーティーメンバーによって、ダンジョンの中の真っ暗闇の竪穴に落とされてしまった。
「なーんーでーっ!」
落下しながら、ロジータは前世の記憶というのを思い出した。
ただそれが……前世だけではなく、前々々々世……4回前? の記憶までも思い出してしまった。
ここから、ロジータのスローなライフを目指す、波乱万丈な冒険が始まります。
ご都合主義なので、スルーと流して読んで頂ければありがたいです。
セルフレイティングは念のため。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる