伊達政宗に憧れたら

慧流

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1章

あの光とは

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「あの光は人工的科学技術で作られたものだった。」



「人工的科学技術!?」


「あぁ、どの時代の誰が作ったのかはまだ定かじゃないけどな。けど、人の手で作られたのは確かだ。」
「あとね、光の成分についてなんだけど、あの光は時空を変える・移動させる能力があったのと、人の心理を変えるものがあったんだ。」
「人の心理を変える……?」
「うん、私たちはまだ、自我を持ってるでしょ?それは奇跡に近い。だから私達しか自我を持ってる人はいない。」
「じゃあ、仮に私供がクラスメイトだとわかっても、相手は分からないってことですか?」
「そういうこと。」
「戻る方法はあるの?」
「ないことはない。が、早く元の世界に戻らないと、元の世界に戻っても俺達のこと分からないままになってしまう」
………そんな。
「だから、早く見つけないと。」
    もし、分からなくなったら。今まで作ってきた大切な友達……クラスメイトはいなかったも同然になってしまうの?
    そんなの、やだよ。
「人工的科学技術、、なんだよな?」
「あぁ、まだだれが作ったのか分からないが」
「戻るにはそいつ見つけなきゃいけない。ってことないよな?」
「、、その可能性は低くない。」
「、、そんなぁ」
   ある意味もう、戻れないって言ってるのと同じだよ!
「でも、俺と月姫で、色んな武将に光について聞いてるから、、しばし、待ってほしい。」
「あぁ、わかった。月姫も龍斗も無理するなよ?俺らもできるだけ調べてみる」
「ありがとう。では、失礼します。」シュッ

私たち、大丈夫かなぁ。
でも、もし私達のことが他の武将に知られたら、異世界からの侵入者として殺されそうなんだけど、、、、。

はぁ、どうしたものか。
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