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岩手県には「地割」という住所表記がある
しおりを挟む学生時代から一人旅行が趣味で、日本中様々な場所に行きました。
一人でも旅先には出会いがあり、行く度に大切な思い出が増えていきます。
そんな素敵な一人旅行ですが、行くようになったきっかけは「友達がいない」事でした。
本当に一人も友達がいなかった訳ではありません。
厳密には、「同じ熱量で趣味を楽しめる友達」がいませんでした。
と言いますのも、私は中学生の頃から音楽が好きで、ロックとバンドを愛してきました。
日本全国で行われるフェスや東京でしか見れないライブに行く為、高校生の頃から夜行バスで全国を巡っていました。
一緒にバンドをする仲間や近くのライブを見にいく友人はいましたが、夜行バスまで乗って遠征してくれる物好きはいませんでした。
その結果、国内であれば一人でどこまでも行ける精神力が手に入りました。
そして大学生の頃からは、ライブがなくても行きたい場所があれば一人旅行するようになり、社会人になった後も結婚するまで続けていました。
…ここまで書いて本題に進もうと思ったのですが、我慢できなくなったので完全な余談を書かせてください。
蛇足とわかりつつ…悪い癖です。
最近、ライブやフェスを見にいく事を「参戦」と呼ぶ若者が多いのですが、何が「戦」なのか理解できません。
若者の言葉を否定する嫌な大人になったと自覚していますが、どうしても違和感があります…
演者側がフェスに出演する事を「参戦」と呼ぶのはまだ理解できます。
ミュージシャンにとって、他のバンドと比較をされるフェスや対バンはある意味では「戦」です。
アーティスト同士の切磋琢磨、それを参戦と呼ぶ事は納得できます。
しかし、オーディエンス側は楽しむ為だけに行く訳であって、そこに戦いはありません。
「参戦」と聞く度に(スマブラじゃないんだから…)と冷めた気持ちになってしまいます。
言いたい事を言えてスッキリしました。ノーポイズンです。
…さて、若者文化を否定する嫌な大人の戯言はお終いです。
よし、本題ですね。
先日、仕事で岩手県のとある住所に郵送物を送りました。
日本全国を旅行したと豪語した私ですが、岩手県は行った事がありません。
いつか機会があれば行ってみたいな…と思いながら住所を確認していたところ…
岩手県〇〇町△地割△-△(△は数字です。)
住所は書き慣れない字が多いし間違えないように何度も見直しが必要です。
…
?
地割?
はて?
始めて見る住所表記です。
間違えがあってはいけないのでGoogleで検索をします。
「岩手県 住所 地割」検索。
ヒットしました。
地割とは、確かに岩手県の住所に使われている言葉のようです。
そして、地割の読み方も地域によって「ちわり」と「じわり」がの2パターンがあり、統一されていないとの事です。
…うーん。
…ただ、ですね。
この地割の事を調べれば調べるほど奥が深過ぎまして…
岩手県で使われている理由や、その歴史を理解する事ができませんでした。
頭が悪くて申し訳ありません。
住所の歴史について調べると、専門用語が多く読み進めるのも大変です…
また変わった住所について調べてみると、
・「字」と「大字」の違いや歴史
・札幌市の住所に使われる「条」の話
・大阪府堺市は「丁目」ではなくて「丁」の話
・石川県に存在するという「街区」という住所表記の話…
等々、情報が多すぎて岩手県どころじゃなくなってしまいました。
朝の通勤途中、歯に詰まった食べカスを気にしながら書くエッセイには重過ぎるテーマでした。
恐縮ですが、これ以上気になる方はご自身でGoogle様に質問していただけると幸いです。
どうせ、このエッセイは読んで賢くなるようなものではありません。(言い訳)
元々の目的は私の備忘録です。(ひどい言い訳)
「岩手県の住所には地割という言葉が使われる。」
「へぇー!そうなんだ!」くらいのテンションで終わらせようと思います。
今回の記事、私の文字を書くモチベーションは若者言葉に対する批判で尽き果てていました。
とは言え、この全国の住所表記については面白いテーマだと感じました。
頭の片隅に置いておいて、頭の調子が良い時に調べてみようかな。
今回は「途中で解説を諦める」というウルトラCをぶちかましましたが、次回以降はきちんと解説できる内容を記事にします。
実は割と反省しています。
すみませんでした。見捨てないでください。
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いろんな名字のかたがいるのですね。
「もたい」と知って、俳優(今は女優さんとは言わないようですね・・・)の「もたいまさこ」さんを連想しました。
ひょっとして、漢字同じ?と思いましたが、調べてみたら、「罇」のようでした。
「もたい」でも、色々漢字があるようで、でも、ひょっとしたら遠いご親戚かな?とか、もたいの名字にはどんな由来があるんだろう?とか、いろいろ想像が膨らみます。
今回も楽しく読ませていただきました。
コメントありがとうございます!
読んでくださっている事が実感できるので、とても励みになっています!
「もたいまさこ」さんがわからずGoogle検索してみたところ、見たことのある俳優さんでした。
「それでもボクはやってない」に出演されてましたね!
別の漢字で同じ読み方の名字を集めてみるのも面白そうですね…
このコメントを書いてる最中に後一つ難読名字を思い出したので、いつかまた記事にしたいと思います!
元バレーボール日本代表(男子)の選手に中垣内(なかがいち)という名字の選手がいたことを、ふと思い出しました。
いろんな名字のかたがいて、おもしろいですね。
コメントありがとうございます!
この記事に届いた初めてのコメントなので、心から嬉しく思います!!
にも関わらず、返信の書き方がわからず、遅くなりました…失礼いたしました…
中垣内…がいち…ち…ですか…
「かきうち」と読める字なので「がいち」も読めなくはない…かな?と感じますね!
名字は由来に歴史があったり、面白いですよね!