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台湾ラーメンは名古屋発祥の名古屋飯
しおりを挟む名古屋に出張へ行った時の話です。
普段私は1日の大半をパソコンの前で過ごす仕事をしていますので、たまにある出張は好きです。
また他支社の同僚とは普段から電話やチャットでやり取りをしていますが、実際に顔を合わせる機会は少ないので、関係を強くする良い機会でもあります。
しかも名古屋。
旅行先としても人気なエリアですし、仕事とはいえ出発前から少しワクワクしていました。
名古屋での業務を無事に終えた後、名古屋支社の同僚から夜ご飯のお誘いがありました。
まだまだ感染予防に気は抜けませんが、以前と比べると会社の方と食事に行く機会も増えつつあります。
お酒は弱いですが、決して嫌いではありません。
誘われたからには全力で参加します。いや、参加させていただきます!
思い返せば、転職前は飲み会で嫌な思い出ばかりでした。
アルハラ、モラハラ、セクハラ、一気飲み、幹事、宴会、出し物、女装、接待…うっ…思い出すだけで胸焼けが…
しかし、今の会社は何ハラもありません。
平和な飲み会です。
会社の飲み会は、その会社の縮図。
ブラック企業の飲み会は地獄そのものです。
食事の誘い一つでも(転職をしてよかった)と幸せを噛み締めることが出来ます。
もし、あのまま転職していなかったら…そう思うだけで目の前が真っ黒になるくらいのブラックでした‥。
…
話を戻しましょう。
名古屋の同僚はすごく人格者で、出張で来た我々に(名古屋飯を満喫して欲しい!)とお勧め店リストまで用意していました。
本場の名古屋飯を食べる機会はなかなかありません。涎が落ちないよう気をつけながらリストを眺めました。
・手羽先
・きしめん
・味噌カツ
・味噌煮込みうどん
・台湾ラーメン
・天むす
・あんかけスパゲッティ
あんかけスパゲッティ!?
そんな名古屋飯があるなんて知らなかったなぁ…
なんでも、少し酸味のある餡のかかったパスタとの事。
へぇ…美味しそうだけど夜というよりはランチかな?
ふむふむ…どれにしようかな…
?
!?
いやいや、待って。
台湾ラーメンって…
美味しいお店かもしれないけど、今夜は名古屋飯ですよね?
中華料理なら大阪でも東京でも食べれますよ。
と思っていたところ、主催者である名古屋の同僚から補足説明が。
なんと、台湾ラーメンとは名古屋に住んでいた台湾人が発明した激辛ラーメンの事で、正当な名古屋発祥の名古屋飯だそうです!
なんと…全盛期のロナウジーニョのようなフェイントです。
トリッキー過ぎて、何が起きたのか一瞬理解できませんできた。
また、台湾ラーメンには以下の進化形があるとの事。
・台湾ラーメン アメリカン→辛さ控えめな台湾ラーメン
・台湾ラーメン イタリアン→辛さを増した台湾ラーメン
・台湾ラーメン メキシカン→更に辛さを増した台湾ラーメン
…
もう何が何だか…
アメリカンもイタリアンもメキシカンも全部名古屋飯です。
台湾ラーメンの話題で大いに盛り上がりましたが、我々は手羽先を食べに行きました。
夜ご飯に激辛ラーメンはね…うん…いつかまた機会があれば!!
ちなみに、台湾では台湾ラーメンを名古屋ラーメンという名前で売り出しているとか…
なんと言いますか…ネーミングというのは言ったもの勝ちですね。
台湾ラーメンの原理を借りて、大阪出身の私が作る料理は世界中どこに行っても大阪飯だとドヤ顔で紹介しようと思います。
といっても、最近は米に梅干しを乗せるくらいしか自炊をしていませんが…
応援ありがとうございます!
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