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DHCは(D)大学(H)翻訳(C)センターの頭文字
しおりを挟む近年、「化粧をする男性が増えてきた」というニュースを耳にする機会があります。
しかし、私の身の回りで化粧男子なんて人種は見た事がありません。
素直でない私は、化粧男子は存在自体がメディアの作り出した虚像ではないかと疑っています。
男性の化粧を肯定する事で潜在的なニーズを引き出し、マスク時代で売上の下がった化粧品業界にマネーを呼び込もうという算段ではないでしょうか。
また、そのニュースでは「リモート会議で自分の顔を見る機会の増えた男性から美容の関心が高まっている。」というフレーズを聞くのですが、我々男は毎朝髭剃りで自分の顔と向き合っています。
そして何より、リモート会議で見るのは自分の顔ではありません。
会議中に自分の顔が気になって美容に目覚める様であれば、そもそも会議の内容が頭に入っておらず会議自体が時間の無駄と言えます。
美意識の低い私の戯言と思われるかもしれませんが、どうしても男性の化粧に懐疑的になってしまうのです。
そんなモテない男の話はさておき、日本の有名な化粧品メーカーにDHCという会社があります。
アルファベット3文字の社名ですので、欧米の会社かと思われがちですが日本の企業です。
このDHC、ある3つの単語の頭文字を取ったものなのですが、とても意外な単語で驚きます。
大学(D)翻訳(H)センター(C)、これでDHCです。
…翻訳?化粧品の印象が強いので戸惑いますよね。
創業当時のDHCは、大学の研究室を相手に洋書を翻訳する事業を営んでいました。
その後、事業の幅を広げて化粧品のの販売等を行うようになり、現在の業態となっていきます。
また、イメージはありませんが現在も翻訳の事業は続いているそうです。
昔から知っている会社にも知らない事があるものですね。
特に企業の名前は創業者や経営者の想いが込められているはずなので、今後はアンテナを立てて調べていきたいと思います。
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