830 / 1,060
ep9
ep9『ナイト・オブ・ファイヤー』 Saturday Knight Fever その②
しおりを挟む
「……!?」
何だそれは?
どういう意味だ?
話が見えてこないんだが……
俺と概史がフリーズし、リアクション出来ないのを見て察したからか────────佑ニーサンがこう提案する。
「あ~。そういえばごめんね~。急に押し掛けて~」
大事なリフレッシュの時間だったんでしょう~?という佑ニーサンの言葉に対し、鈴木先輩もハッとしたような表情を浮かべた。
「おお、そうじゃったのう。スマンスマン!」
夕飯までには帰るけぇの、と言い残し────────財布を取ってきた鈴木先輩は車に乗り込んだ。
なるほど。
奥さんの方も服を縫ったり写真を撮ったり、色々とやりたい作業があるんだろう。
俺達は人妻美少女に軽く会釈をしながら後部座席に乗る。
ふわふわの可愛い服を着たまま、小さく手を振る人妻美少女の姿が窓越しに見えた。
車はゆっくりと走り出し、家から離れたところで概史が口を開いた。
「てか、鈴木先輩wwめっちゃ奥さん美人っスねwwwww」
どうやってGETしたんスかwwwと、俺も聞きたかったことを豪速球で投げ掛ける概史が頼もしい。
こういう質問ってのはある程度空域読めないフリが出来ないと難しいよな。
『子ども』である武器を自覚した上で効果的に使いこなしまくってるのがコイツなんだ。
全くもって最強なやつだよ。
そうですね、と俺もドサクサに紛れてその尻馬に敢えて乗っかってみる。
「あんな超絶美少女、流石の鈴木先輩と言えども倍率めっちゃ高かったんじゃないですか?」
俺もその話聞きたいです、と言うと─────────笑い出したのは佑ニーサンの方だった。
あ~ゴメンゴメン、と吹き出すのを堪えるような佑ニーサンの様子に、鈴木先輩も困ったような表情を浮かべた。
「なんじゃお前ら……揃いも揃って」
俺は佑ニーサンの表情をチラリと盗み見る。
「ん~。まあ、教えてあげなよ~。この子達だって将来の参考にしたいんだろうし~」
まあ、参考も何も概史に至っては結婚相手が確定してるじゃねぇか。
てか、佑ニーサンは俺らをダシにして鈴木先輩のこと揶揄ってるだけじゃね?
鈴木先輩はやや顔を赤らめながらこう口を開いた。
「いや、参考にはならんと思うぞ……なんといってもワシらはデキ婚じゃけぇの」
『……!?』
デキ婚!???
俺と概史は思わず顔を見合わせる。
どいうこと!?
デキ婚てアレだよな、妊娠したって事だよな!?
てことは何か?
鈴木先輩はあの超絶美少女をうっかり妊娠させたってことで──────────
あの豪快な鈴木先輩が照れまくって顔を真っ赤にしているのがルームミラー越しにも見えた。
それが逆に、生々しさを加速させているかのようで─────────俺もなんだかメチャクチャ恥ずかしくなってきてしまう。
何だそれは?
どういう意味だ?
話が見えてこないんだが……
俺と概史がフリーズし、リアクション出来ないのを見て察したからか────────佑ニーサンがこう提案する。
「あ~。そういえばごめんね~。急に押し掛けて~」
大事なリフレッシュの時間だったんでしょう~?という佑ニーサンの言葉に対し、鈴木先輩もハッとしたような表情を浮かべた。
「おお、そうじゃったのう。スマンスマン!」
夕飯までには帰るけぇの、と言い残し────────財布を取ってきた鈴木先輩は車に乗り込んだ。
なるほど。
奥さんの方も服を縫ったり写真を撮ったり、色々とやりたい作業があるんだろう。
俺達は人妻美少女に軽く会釈をしながら後部座席に乗る。
ふわふわの可愛い服を着たまま、小さく手を振る人妻美少女の姿が窓越しに見えた。
車はゆっくりと走り出し、家から離れたところで概史が口を開いた。
「てか、鈴木先輩wwめっちゃ奥さん美人っスねwwwww」
どうやってGETしたんスかwwwと、俺も聞きたかったことを豪速球で投げ掛ける概史が頼もしい。
こういう質問ってのはある程度空域読めないフリが出来ないと難しいよな。
『子ども』である武器を自覚した上で効果的に使いこなしまくってるのがコイツなんだ。
全くもって最強なやつだよ。
そうですね、と俺もドサクサに紛れてその尻馬に敢えて乗っかってみる。
「あんな超絶美少女、流石の鈴木先輩と言えども倍率めっちゃ高かったんじゃないですか?」
俺もその話聞きたいです、と言うと─────────笑い出したのは佑ニーサンの方だった。
あ~ゴメンゴメン、と吹き出すのを堪えるような佑ニーサンの様子に、鈴木先輩も困ったような表情を浮かべた。
「なんじゃお前ら……揃いも揃って」
俺は佑ニーサンの表情をチラリと盗み見る。
「ん~。まあ、教えてあげなよ~。この子達だって将来の参考にしたいんだろうし~」
まあ、参考も何も概史に至っては結婚相手が確定してるじゃねぇか。
てか、佑ニーサンは俺らをダシにして鈴木先輩のこと揶揄ってるだけじゃね?
鈴木先輩はやや顔を赤らめながらこう口を開いた。
「いや、参考にはならんと思うぞ……なんといってもワシらはデキ婚じゃけぇの」
『……!?』
デキ婚!???
俺と概史は思わず顔を見合わせる。
どいうこと!?
デキ婚てアレだよな、妊娠したって事だよな!?
てことは何か?
鈴木先輩はあの超絶美少女をうっかり妊娠させたってことで──────────
あの豪快な鈴木先輩が照れまくって顔を真っ赤にしているのがルームミラー越しにも見えた。
それが逆に、生々しさを加速させているかのようで─────────俺もなんだかメチャクチャ恥ずかしくなってきてしまう。
0
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界
レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。
毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、
お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。
そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。
お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。
でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。
でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる