[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

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ep7.

ep7『ドッペルゲンガーと14歳の父』 秋祭り開催RTA ⑪

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給食のコッペパンにミートソーススパゲティを適当に挟み、急いで胃袋に押し込む。

紙パックの牛乳を飲みながら俺とドッペルゲンガーは再び体育館裏に急いだ。

夢野くるみの件。

マコトが自信満々に『ボクに任せておいてよ』なんて言うもんだから──────ガチで丸投げしたんだが大丈夫だろうか。

それは兎も角、同時進行しなきゃなんねぇコトが山積みになっていた。

給食前、ギリギリの時間に花園リセからの着信があった。

校舎内だったからすぐには出られなかったが────────急いで折り返す必要があるだろう。

体育館裏の周囲に誰もいない場所に着くと、俺はすぐに花園リセに電話を掛けた。

「佐藤さんですか?ゴメンなさい。変な時間に……なるべくお昼休憩の時間に、と思ったのですけど……」

そちらの中学校の時間割がよくわからなくて、と申し訳なさそうな花園リセの声がスマホ越しに聞こえた。

「あ、いや!とんでもねぇよ!こっちこそ無茶振りしちまって──────」

リセさんに来て貰えるだけで十分助かるし、と俺が告げると花園リセはいつものように優雅に笑った。

「そう言って頂けるのでしたら……わたくしも嬉しいですわ」

何かお手伝い出来ることはありますか、と花園リセは続けた。

「差し出がましいかもしれませんが─────来賓の方へのアテンドやエスコートなどの業務や役割分担の割り振りなどはお済みでしょうか?」

「あ、えぇと……」

俺は一瞬、言葉に詰まる。

てか、俺らがやろうとしてんのは身内ばっかの飲み会ノリの小規模な祭りなんだが?

なんか迎賓館で要人を招いて晩餐会でもやりそうなテンションじゃねぇか。

「そもそもゲスト全員をまだ呼べてねぇってのもあるし……」

ついさっきやっと一人どうにかなりそうってトコまで漕ぎ着けたんだけど、と俺はついさっきのマコトの件を花園リセに説明する。

まあ、と感嘆するような声を上げると花園リセは暫く考え込むような素振りを見せる。

「それは……何かわたくしにお手伝いが出来ればいいんですけれども─────────」

「あ、いや。流れでつい話しちまったけどさ、リセさんはマジで来てくれるだけで有り難いし!」

気ィ使わせて悪かったな、と俺が言うと花園リセはこう答えた。

「お祭りの食事に相応しいかわからないのですが───────手作りしたお菓子をお持ちしてもよろしいでしょうか?」

え?祭りの為にわざわざ作ってくれたのか?花園リセが?

「マジで?!リセさんの手作りなんてめっちゃレアじゃねぇか!?ぜってぇみんな喜ぶし?!」

俺がそう言うと花園リセは微笑むように柔らかく答えた。

「では、後ほどお持ち致しますわ。設営の準備などもお手伝い致しますから、何かございましたらお早めにお声掛けくださいね」

俺と花園リセは放課後に神社で落ち合う約束をすると通話を終えた。








祭り開催まで6時間を切ったが─────────さて、残り時間でどう動くべきか?
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