神代の終わりの物語

 かつて神と人は、地上で共存していた。
 神が生きる神話の時代は既に終わりを迎え、人の世となっていた。

 舞台は未だ信仰の息付く豊葦原。
 主神<荒津比売>を信仰する王制国家であったが、今その政治は混乱を極めている。
 現王の崩御によってはじまった、現王派と元老院による主権争い。
 王族らが掲げるのは、主神を鎮め奉り、その恩恵をいただく御神鎮守。
 元老院が掲げるのは、主神をこの世へ来臨させ他国を侵略する御神来臨。
 対立する二つの派閥は、それぞれ次世代を担う国王の候補として王子を擁立した。
 現王派は第一王子、涼介を。
 元老院はその双子の弟、流之介を。

 これは、政治に翻弄される若者達の物語。

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以前別サイトにて連載していた完結済の作品です。若干手直しして再連載完了済。
日常メインでじんわりゆっくり核心に迫っていくので気長にお読みください。
途中でルビつける気力が失せました。問い合わせいただければ返答します…。

Twitterにて小ネタや立ち絵等適宜投稿してます。

※ぬるめですが性描写(近親相姦に準ずるもの、NL、BL、前戯~本行為までまちまち)あり。
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